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Yamareco

記録ID: 1225211
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

南ア南部縦走 - 光岳・茶臼岳・上河内岳・聖岳

2017年08月11日(金) 〜 2017年08月14日(月)
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
72:18
距離
52.3km
登り
5,471m
下り
5,280m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:18
休憩
0:33
合計
6:51
9:33
9:33
37
10:10
10:10
62
11:12
11:15
93
12:48
13:18
150
15:48
2日目
山行
9:46
休憩
0:39
合計
10:25
5:40
36
6:16
6:20
32
6:52
6:52
76
8:08
8:13
58
9:11
9:11
58
10:09
10:16
21
10:37
10:37
10
10:47
11:03
8
11:11
11:11
11
11:22
11:23
16
11:39
11:40
57
12:37
12:38
59
13:37
13:38
74
14:52
14:55
46
15:41
15:41
24
16:05
3日目
山行
8:00
休憩
1:27
合計
9:27
5:17
100
6:57
7:07
41
7:48
7:50
63
8:53
8:54
4
8:58
9:52
3
9:55
9:55
22
10:17
10:17
51
11:08
11:08
50
11:58
12:15
17
12:32
12:32
21
12:53
12:53
39
13:32
13:32
49
14:21
14:23
17
14:40
14:41
3
14:44
4日目
山行
4:16
休憩
0:07
合計
4:23
4:51
67
5:58
6:01
45
6:46
6:46
21
7:07
7:11
33
7:44
7:44
89
9:13
9:13
1
9:14
ゴール地点
<歩行データ(GPS+10mメッシュ標高)>
日程 : 水平距離、累積標高(+、-)
Day-1: 10.2km、+1,698m、-216m
Day-2: 19.6m、+1,700m、-1,705m
Day-3: 13.8km、+1,470m、-1,567m
Day-4: 9.0km、+283m、-1,358m
(合計:52.6km、+5,151m、-4,846m)
天候 11日:曇り時々晴れ、4時から土砂降り
12日:晴れ時々曇り、3時から小雨、5時から土砂降り
13日:曇りのち、午後小雨、5時から土砂降り
14日:曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
(往路)毎日アルペン号(都内・竹橋発、畑薙第一ダム先の沼平ゲート。5:15着予定がお盆の事故渋滞で9時着と大幅遅延)

(復路)静鉄ジャストラインバスで静岡駅、JRで横浜乗り換え千葉方面へ
コース状況/
危険箇所等
一般登山道で特に危険を感じる箇所はない。
以下、個人的な特記事項だけ列記します。

(茶臼岳登山口〜茶臼小屋)
・ウワサの畑薙大吊橋181m。意を決して進むが、結構揺れる。ザック17kgを背負ってるので安全のため両脇の側線に手を添えるが、湖面のマリンブルーが、海を泳いでいる錯覚に陥る。
(参考⬇)
http://www.hetima.net/blog/archives/9357
・登山道に入り少しで崩壊箇所あり。トラロープはあるが、のっけからカウンターパンチの感あり。
・ヤレヤレ峠からウソッコ沢避難小屋までは沢沿いのアップダウンが気持ちいい。
・ウソッコ沢避難小屋から急登。一部細いトラバースもあるから慎重に。緩斜面からの変化がヤラレる、笑。
・横窪沢小屋からも淡々と登る。お花畑が見えたら小屋は近い。

(茶臼小屋〜光岳ピストン)
・特記なし。ただ、ぬかるみ多し。
・光岳手前の静高平の水場は潤沢に出ている、冷たくて美味い!光岳小屋の水場往復15分は試さず。
・往復CT12時間弱だが、気持ち早めに歩けば寄り道しても10時間程度で行ける。

(茶臼小屋〜聖岳〜聖平小屋)
・上河内岳までは稜線歩きかと思いきや、一旦稜線に出てから結構下る。
・聖平小屋から小聖岳までは後半に岩場3mほどがあるがホールド多数あり、ロープもあるので慎重に行けば問題ない。
・小聖岳先のガレ場危険マークは、言われないと気づかない程度。当日、曇りだったのが良かった?のかも知れない。細い箇所があるのは確か。
・前聖岳〜奥聖岳の前半は岩場歩き。時折細いところもあるから慎重に。

(聖平小屋〜聖沢登山口)
・前半1時間半くらいは沢沿い歩き。少しアップダウンや細いところもあり、長い山行後は慎重に。
・中盤は800mほど急降下。
・聖沢吊橋に下ってからも細いトラバース続きだが、手すりが多いので危険を感じる程ではない。
その他周辺情報 白樺荘⬇に入浴。
ツルツルしたいいお湯だった。風呂上がりに自然のクーラーの風が気持ちいい。
http://www.okushizuoka.jp/100sen/spot/000132.html
更衣室は狭いですが、登山基地にもなってるようで、宿泊施設もあり、靴洗い完備、食事も上々、休憩所で仮眠と、その他は満点でした。
沼沢ゲートから歩きます。
お盆の事故連続でバスが4時間近く遅れ。
今日は茶臼小屋まで6時間なんで、ノンビリのつもりが余裕ゼロになりましたが計画に変更はありません。
2017年08月11日 08:57撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/11 8:57
沼沢ゲートから歩きます。
お盆の事故連続でバスが4時間近く遅れ。
今日は茶臼小屋まで6時間なんで、ノンビリのつもりが余裕ゼロになりましたが計画に変更はありません。
畑薙大吊橋が見えてきました。
畑薙第一ダムの湖面がコバルトブルーです。
2017年08月11日 09:27撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5
8/11 9:27
畑薙大吊橋が見えてきました。
畑薙第一ダムの湖面がコバルトブルーです。
さて、いよいよ畑薙大吊橋、行きます!
2017年08月11日 09:32撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/11 9:32
さて、いよいよ畑薙大吊橋、行きます!
途中はこんな感じ。
珊瑚礁の海を泳いでいるかのような不思議な錯覚。
2017年08月11日 09:34撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8
8/11 9:34
途中はこんな感じ。
珊瑚礁の海を泳いでいるかのような不思議な錯覚。
下はこんな感じ。
30m下の湖面が丸見え。転けても隙間から落ちることはないのですが、横木が斜めってたり錆びてると微妙です、笑。
2017年08月11日 09:34撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
8/11 9:34
下はこんな感じ。
30m下の湖面が丸見え。転けても隙間から落ちることはないのですが、横木が斜めってたり錆びてると微妙です、笑。
登山道に入ってすぐに崩壊地あり。
トラロープありますが慎重に。
2017年08月11日 10:02撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/11 10:02
登山道に入ってすぐに崩壊地あり。
トラロープありますが慎重に。
ヤレヤレ峠に到着。
登山口から時間経ってないので先へ進みます。
2017年08月11日 10:10撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
3
8/11 10:10
ヤレヤレ峠に到着。
登山口から時間経ってないので先へ進みます。
その先も短いですが吊橋がいくつもあります。ここは足場が半分しかない箇所あり。
2017年08月11日 10:35撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
8/11 10:35
その先も短いですが吊橋がいくつもあります。ここは足場が半分しかない箇所あり。
短いです。慣れてきました。
2017年08月11日 10:42撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/11 10:42
短いです。慣れてきました。
青空が広がってきました。
雨マークでしたがマシのようです。
2017年08月11日 10:44撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
8/11 10:44
青空が広がってきました。
雨マークでしたがマシのようです。
階段が出てきます。
2017年08月11日 10:52撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/11 10:52
階段が出てきます。
橋の揺れに合わせて歩く技をマスターしました、笑。
2017年08月11日 11:08撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/11 11:08
橋の揺れに合わせて歩く技をマスターしました、笑。
ウソッコ沢避難小屋
2017年08月11日 11:16撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
8/11 11:16
ウソッコ沢避難小屋
中はこんな感じ。
一緒に到着した男性は、昨年8月は貸し切りだったとおっしゃってました。
2017年08月11日 11:16撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/11 11:16
中はこんな感じ。
一緒に到着した男性は、昨年8月は貸し切りだったとおっしゃってました。
少し古い階段もありますが問題ありません。
2017年08月11日 11:17撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
8/11 11:17
少し古い階段もありますが問題ありません。
この斜めってるハシゴ階段は、右足は土のところを使えます。
2017年08月11日 11:22撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
8/11 11:22
この斜めってるハシゴ階段は、右足は土のところを使えます。
ここまでが、特に急登でした。
細いトラバースや、岩を両手でかわすシーンあり慎重に。
2017年08月11日 12:11撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/11 12:11
ここまでが、特に急登でした。
細いトラバースや、岩を両手でかわすシーンあり慎重に。
キノコその1
2017年08月11日 12:43撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
8/11 12:43
キノコその1
キノコその2
2017年08月11日 12:43撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
8/11 12:43
キノコその2
キノコその3
2017年08月11日 12:44撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
8/11 12:44
キノコその3
横窪沢小屋に到着。
頭から水浴びして生き返りました、笑。
2017年08月11日 12:55撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
3
8/11 12:55
横窪沢小屋に到着。
頭から水浴びして生き返りました、笑。
ここのテン場も良さげです。
前後した男性は明日は聖平小屋なのでここで張るとおっしゃってました。
2017年08月11日 13:14撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/11 13:14
ここのテン場も良さげです。
前後した男性は明日は聖平小屋なのでここで張るとおっしゃってました。
よく見る休憩ベンチ。
2017年08月11日 14:26撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/11 14:26
よく見る休憩ベンチ。
その上の水場。
細いけど出ていました。
2017年08月11日 14:33撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/11 14:33
その上の水場。
細いけど出ていました。
樺段。ここでも休憩します。
ここからは緩斜面です。
2017年08月11日 14:56撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/11 14:56
樺段。ここでも休憩します。
ここからは緩斜面です。
キリンソウ
2017年08月11日 15:36撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
8/11 15:36
キリンソウ
マルバダケブキ
2017年08月11日 15:38撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
8/11 15:38
マルバダケブキ
オトギリソウ
2017年08月11日 15:39撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
3
8/11 15:39
オトギリソウ
ハクサンフウロ
2017年08月11日 15:46撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4
8/11 15:46
ハクサンフウロ
小屋が見えてきました。
テント張ろうとした直後、土砂降り。
ペグ間に合わずフライ掛けて中に荷物ごと逃げ込み間一髪でした。
2017年08月11日 15:48撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
8/11 15:48
小屋が見えてきました。
テント張ろうとした直後、土砂降り。
ペグ間に合わずフライ掛けて中に荷物ごと逃げ込み間一髪でした。
《2日目》
どんよりしてますが、朝一は富士山も見えていました。
2017年08月12日 05:50撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
8/12 5:50
《2日目》
どんよりしてますが、朝一は富士山も見えていました。
富士山アップで!
2017年08月12日 05:50撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
8/12 5:50
富士山アップで!
稜線に上がると
2017年08月12日 06:04撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
3
8/12 6:04
稜線に上がると
上河内岳の向こうに聖岳も見えています。
2017年08月12日 06:04撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4
8/12 6:04
上河内岳の向こうに聖岳も見えています。
かすんで来ましたが、まだ富士山も見えています。
2017年08月12日 06:04撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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8/12 6:04
かすんで来ましたが、まだ富士山も見えています。
少し引いて。
2017年08月12日 06:04撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
8/12 6:04
少し引いて。
茶臼岳
2017年08月12日 06:06撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
8/12 6:06
茶臼岳
双似峰は笊ヶ岳。
2017年08月12日 06:06撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
8/12 6:06
双似峰は笊ヶ岳。
左奥は聖岳。
2017年08月12日 06:06撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
8/12 6:06
左奥は聖岳。
眩しい朝の景色ですね。
2017年08月12日 06:21撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
8/12 6:21
眩しい朝の景色ですね。
茶臼岳に到着。
赤石や荒川岳もクッキリ。
塩見?も山頂だけ見えました。
2017年08月12日 06:22撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9
8/12 6:22
茶臼岳に到着。
赤石や荒川岳もクッキリ。
塩見?も山頂だけ見えました。
いく手の光岳方面。
真ん中奥が光岳かな?
2017年08月12日 06:22撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4
8/12 6:22
いく手の光岳方面。
真ん中奥が光岳かな?
深南部の山々。
2017年08月12日 06:22撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
8/12 6:22
深南部の山々。
しばらく木道歩きです。
2017年08月12日 06:38撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
8/12 6:38
しばらく木道歩きです。
振り返って。
聖岳(真ん中)までスッキリ見えています。
左は赤石?
2017年08月12日 06:51撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6
8/12 6:51
振り返って。
聖岳(真ん中)までスッキリ見えています。
左は赤石?
希望峰
2017年08月12日 06:54撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/12 6:54
希望峰
オトギリソウの実、かな。
2017年08月12日 07:47撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
3
8/12 7:47
オトギリソウの実、かな。
易老岳
2017年08月12日 08:09撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/12 8:09
易老岳
深南部の樹林帯は味がありますね。
2017年08月12日 08:34撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/12 8:34
深南部の樹林帯は味がありますね。
しーんとした林が神秘的です。
2017年08月12日 08:56撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
8/12 8:56
しーんとした林が神秘的です。
樹皮にも苔が生えています。
2017年08月12日 09:10撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/12 9:10
樹皮にも苔が生えています。
辺り一面 苔蒸してます。
2017年08月12日 09:11撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
8/12 9:11
辺り一面 苔蒸してます。
杉の子供(実生)
2017年08月12日 09:11撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
8/12 9:11
杉の子供(実生)
光岳への最後の登り。
涸沢で少し歩きにくい箇所あり。
2017年08月12日 09:38撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/12 9:38
光岳への最後の登り。
涸沢で少し歩きにくい箇所あり。
水場その1
潤沢に出てます。
冷たくて美味い!
2017年08月12日 09:55撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/12 9:55
水場その1
潤沢に出てます。
冷たくて美味い!
その上すぐに、その2
2017年08月12日 09:56撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
8/12 9:56
その上すぐに、その2
光岳小屋の手前は木道歩きです。
2017年08月12日 10:02撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/12 10:02
光岳小屋の手前は木道歩きです。
小屋のテン場その1
平らに整地されています。
小屋の中上のテン場も。
2017年08月12日 10:09撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/12 10:09
小屋のテン場その1
平らに整地されています。
小屋の中上のテン場も。
小屋の水場はこの急坂を下るようですが、かなりの斜面です。
2017年08月12日 10:11撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/12 10:11
小屋の水場はこの急坂を下るようですが、かなりの斜面です。
光岳小屋
2017年08月12日 10:11撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
8/12 10:11
光岳小屋
光岳の山頂。
丘みたいで、標識が無かったら素通りしてしまいそう。
2017年08月12日 10:38撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/12 10:38
光岳の山頂。
丘みたいで、標識が無かったら素通りしてしまいそう。
光岳に到着!
2017年08月12日 10:39撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
7
8/12 10:39
光岳に到着!
ダンゴ標識も。
2017年08月12日 10:39撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
3
8/12 10:39
ダンゴ標識も。
光石まで7分と書かれています。
行ってみましょう。
2017年08月12日 10:39撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/12 10:39
光石まで7分と書かれています。
行ってみましょう。
光石は白いですね。
2017年08月12日 10:46撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
8/12 10:46
光石は白いですね。
上から下を見たところ。
少しでも視界があって良かった。
前後した単独女性は京都の丹後から6日間で荒川岳まで行くそうです。
さて戻りましょう。
2017年08月12日 10:47撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4
8/12 10:47
上から下を見たところ。
少しでも視界があって良かった。
前後した単独女性は京都の丹後から6日間で荒川岳まで行くそうです。
さて戻りましょう。
光岳を振り返って。
2017年08月12日 11:24撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/12 11:24
光岳を振り返って。
木道の右前はイザルヶ岳。
時間あるから寄り道します。
2017年08月12日 11:31撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
8/12 11:31
木道の右前はイザルヶ岳。
時間あるから寄り道します。
イザルヶ岳。
タイミング悪くガスで真っ白。
2017年08月12日 11:40撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
8/12 11:40
イザルヶ岳。
タイミング悪くガスで真っ白。
静高平の周辺はお花畑。
ハクサンフウロ
2017年08月12日 12:05撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
8/12 12:05
静高平の周辺はお花畑。
ハクサンフウロ
トリカブトがもう立派に咲いています。
2017年08月12日 12:05撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
3
8/12 12:05
トリカブトがもう立派に咲いています。
茶臼岳に戻ってきました。手前から小雨です。
2017年08月12日 15:41撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/12 15:41
茶臼岳に戻ってきました。手前から小雨です。
《3日目》
稜線に上がると聖岳も見えていましたが、すぐガスに包まれました。
2017年08月13日 05:38撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/13 5:38
《3日目》
稜線に上がると聖岳も見えていましたが、すぐガスに包まれました。
亀甲状土の平原です。
2017年08月13日 05:56撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/13 5:56
亀甲状土の平原です。
タカネヒコダイ?
2017年08月13日 06:34撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
8/13 6:34
タカネヒコダイ?
上河内岳の肩に到着。
急にガスが取れてきました。
2017年08月13日 06:51撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/13 6:51
上河内岳の肩に到着。
急にガスが取れてきました。
山頂直下で。
聖岳、赤石岳、荒川岳が雲の上にクッキリ。
2017年08月13日 06:59撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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8/13 6:59
山頂直下で。
聖岳、赤石岳、荒川岳が雲の上にクッキリ。
聖岳の台形をアップ!
2017年08月13日 06:59撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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8/13 6:59
聖岳の台形をアップ!
さらにアップ‼
いやぁ〜、最高ですね‼
2017年08月13日 06:59撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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8/13 6:59
さらにアップ‼
いやぁ〜、最高ですね‼
山頂から北方向だけ晴れています。
2017年08月13日 07:01撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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8/13 7:01
山頂から北方向だけ晴れています。
笊ヶ岳。
富士山は雲隠れ。
2017年08月13日 07:03撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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8/13 7:03
笊ヶ岳。
富士山は雲隠れ。
下の縦走路も見えています。
2017年08月13日 07:03撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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8/13 7:03
下の縦走路も見えています。
ブロッケン。
2017年08月13日 07:11撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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8/13 7:11
ブロッケン。
聖岳の途中はお花畑が点在。
ミヤマキンバイ?
2017年08月13日 07:18撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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8/13 7:18
聖岳の途中はお花畑が点在。
ミヤマキンバイ?
ハクサンチドリ
2017年08月13日 07:27撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/13 7:27
ハクサンチドリ
キノコその4
2017年08月13日 07:29撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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キノコその4
ウメバチソウ
2017年08月13日 07:31撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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8/13 7:31
ウメバチソウ
2017年08月13日 07:31撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/13 7:31
チングルマ
2017年08月13日 07:36撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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チングルマ
イワカガミ
2017年08月13日 07:36撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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8/13 7:36
イワカガミ
チングルマの群生
2017年08月13日 07:37撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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8/13 7:37
チングルマの群生
アオノツガザクラ
2017年08月13日 07:37撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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8/13 7:37
アオノツガザクラ
タカネマツムシソウ。
2017年08月13日 07:40撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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8/13 7:40
タカネマツムシソウ。
ウメバチソウと、左は何かな?初めて見た気がします。
2017年08月13日 07:41撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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8/13 7:41
ウメバチソウと、左は何かな?初めて見た気がします。
シナノキンバイ、かな。
2017年08月13日 07:44撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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8/13 7:44
シナノキンバイ、かな。
ちょっと引いて葉っぱも入れてみます。
2017年08月13日 07:44撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/13 7:44
ちょっと引いて葉っぱも入れてみます。
タカネマツムシソウがこんなに沢山咲いてるのは初めて見ました。
2017年08月13日 07:46撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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8/13 7:46
タカネマツムシソウがこんなに沢山咲いてるのは初めて見ました。
聖平小屋のテン場。
この時間はまだ空いていました。
さて、聖岳ピストンに向かいましょう。
2017年08月13日 09:53撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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8/13 9:53
聖平小屋のテン場。
この時間はまだ空いていました。
さて、聖岳ピストンに向かいましょう。
小聖岳。ガスで真っ白です。
2017年08月13日 11:04撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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8/13 11:04
小聖岳。ガスで真っ白です。
少し先の細尾根。
2017年08月13日 11:10撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/13 11:10
少し先の細尾根。
危険は感じませんが、慎重に。
2017年08月13日 11:23撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/13 11:23
危険は感じませんが、慎重に。
最後、急登に息をきらして聖岳に到着‼
約10名が休憩中。
百名山完登(20年前に)、99、98の方々がいらっしゃいました。
赤石から縦走組も何人も来られてました。
2017年08月13日 11:59撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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8/13 11:59
最後、急登に息をきらして聖岳に到着‼
約10名が休憩中。
百名山完登(20年前に)、99、98の方々がいらっしゃいました。
赤石から縦走組も何人も来られてました。
ダンゴ標識。
さて、奥聖岳までピストンします。
2017年08月13日 11:59撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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8/13 11:59
ダンゴ標識。
さて、奥聖岳までピストンします。
前半は岩の稜線歩き。細尾根もありますが慎重に行けば問題ないです。
2017年08月13日 12:22撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/13 12:22
前半は岩の稜線歩き。細尾根もありますが慎重に行けば問題ないです。
奥聖岳に到着!
2017年08月13日 12:32撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/13 12:32
奥聖岳に到着!
その先の三角点まで行ってみます。
この先は冬季ルートだそうですが、かなりの急斜面でした。
2017年08月13日 12:33撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/13 12:33
その先の三角点まで行ってみます。
この先は冬季ルートだそうですが、かなりの急斜面でした。
戻りの岩場。
2017年08月13日 12:45撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/13 12:45
戻りの岩場。
イワツメクサ。
可憐でいい感じです。
2017年08月13日 13:14撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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8/13 13:14
イワツメクサ。
可憐でいい感じです。
タカネコウリンカみたいですね。
2017年08月13日 14:09撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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8/13 14:09
タカネコウリンカみたいですね。
リンドウ。
もう咲いているのですね、蕾かもしれませんが。
2017年08月13日 14:09撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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8/13 14:09
リンドウ。
もう咲いているのですね、蕾かもしれませんが。
ヤマハハコ
2017年08月13日 14:12撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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8/13 14:12
ヤマハハコ
マルバダケブキの群生があちこちに。
2017年08月13日 14:12撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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8/13 14:12
マルバダケブキの群生があちこちに。
タカネナデシコ、かな。
雨でグっちゃリしています。
2017年08月13日 14:14撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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8/13 14:14
タカネナデシコ、かな。
雨でグっちゃリしています。
ん?ミネウスユキソウ、かな。
白が薄いですが。。。
2017年08月13日 14:14撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/13 14:14
ん?ミネウスユキソウ、かな。
白が薄いですが。。。
花弁がテカってるからミヤマキンポウゲ?
2017年08月13日 14:16撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/13 14:16
花弁がテカってるからミヤマキンポウゲ?
マルバダケブキが最盛期です!
2017年08月13日 14:17撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/13 14:17
マルバダケブキが最盛期です!
キリンソウ?くらいしか分かりません。
2017年08月13日 14:17撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/13 14:17
キリンソウ?くらいしか分かりません。
これは見つけもの!
イブキジャコウソウですね。
2017年08月13日 14:20撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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8/13 14:20
これは見つけもの!
イブキジャコウソウですね。
シオガマギク。花弁が多いです。
2017年08月13日 14:21撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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8/13 14:21
シオガマギク。花弁が多いです。
イブキトラノオの群生地。フェンスで保護されていました。
2017年08月13日 14:28撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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8/13 14:28
イブキトラノオの群生地。フェンスで保護されていました。
2017年08月13日 14:33撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/13 14:33
これもキリンソウの仲間。
2017年08月13日 14:36撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/13 14:36
これもキリンソウの仲間。
2017年08月13日 14:36撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/13 14:36
テン場に帰還。
かなり増えました。
2017年08月13日 14:44撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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8/13 14:44
テン場に帰還。
かなり増えました。
《4日目、最終日》
朝の聖平小屋。
聖沢登山口まで下ります。
2017年08月14日 04:51撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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8/14 4:51
《4日目、最終日》
朝の聖平小屋。
聖沢登山口まで下ります。
渡渉地点。
水量は問題ないです。
2017年08月14日 05:34撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/14 5:34
渡渉地点。
水量は問題ないです。
横木に足を引っかければ滑りませんでした。
2017年08月14日 05:55撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/14 5:55
横木に足を引っかければ滑りませんでした。
沢を横切るシーン何度かあり。
2017年08月14日 06:21撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/14 6:21
沢を横切るシーン何度かあり。
こちらにも吊橋。
2017年08月14日 06:32撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/14 6:32
こちらにも吊橋。
聖沢吊橋。
慣れてくると、多少の揺れが楽しくすらあります。
2017年08月14日 07:46撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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8/14 7:46
聖沢吊橋。
慣れてくると、多少の揺れが楽しくすらあります。
ちょっとイヤラシイトラバース。
ルートが少し斜めってます。
2017年08月14日 07:49撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/14 7:49
ちょっとイヤラシイトラバース。
ルートが少し斜めってます。
最後は鉄製トラバースが連続。
安定してますが、見た目はよくないかも。
落石の仕業なんでしょうね、ヤラレたらひとたまりもありません。
2017年08月14日 07:51撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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8/14 7:51
最後は鉄製トラバースが連続。
安定してますが、見た目はよくないかも。
落石の仕業なんでしょうね、ヤラレたらひとたまりもありません。
ん?タマゴ?
2017年08月14日 08:23撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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8/14 8:23
ん?タマゴ?
タマゴタケ。
まさに!ですね。
2017年08月14日 08:23撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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8/14 8:23
タマゴタケ。
まさに!ですね。
最後の樹林帯は、奥多摩を歩いてる感じ。
2017年08月14日 08:31撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/14 8:31
最後の樹林帯は、奥多摩を歩いてる感じ。
聖沢登山口に到着!
2017年08月14日 09:14撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/14 9:14
聖沢登山口に到着!
50m程上に水場あり。
サッパリします。
帰り、白樺荘のヌルヌル湯で温まり、静岡駅経由帰りました。
2017年08月14日 09:27撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/14 9:27
50m程上に水場あり。
サッパリします。
帰り、白樺荘のヌルヌル湯で温まり、静岡駅経由帰りました。
撮影機器:

感想

4年前から計画していた山域をやっと歩いてきました。

事前の予報で晴れマークだった3日目に聖岳とし、晴れマークの代わりに雨マークの2日目は光岳ピストンで、時計周りコースとしました。

結果、夕方は毎晩土砂降りで、聖岳はガスの中でしたが、初日、2日目の日中は想定よりいい天候で歩くことができました。

以下、自分の記録兼ねてるので長文ご容赦。

前夜、都内から毎日アルペン号で行くが、お盆で事故渋滞2連発のため現地到着は4時間近く遅れの9時前。
初日は茶臼小屋まで6時間だけとはいえ、テン場の場所取りや翌日の体力回復を考えると痛い。

《1日目》
畑薙大吊橋は、床面スカスカで下を見ると少々気持ち悪いが、揺れは思ったより少なく、後半揺れに合わせて歩く技まで習得してしまった、笑。
湖面のマリンブルーが、なぜか珊瑚礁を泳いでいるような錯覚におちいる不思議な感じ。

その先、ヤレヤレ峠までは楽勝かと思いきや、崩壊箇所(新しいトラロープあり、足場悪し)の先制パンチで息が抜けない。

ウソッコ沢避難小屋までは、沢沿いのアップダウンのコースで、夏場は気持ちいい。

避難小屋からはイキナリの急登。細いトラバースや、岩角を掴んでかわすシーンあり、慎重に。中ノ段までが特にキツイ。

横窪沢小屋が見えたら一旦下がって登り返す感じで到着。
水場で頭から水浴びさせてもらう。これが夏は最高に気持ちいい。私のマイブーム、笑。

その先も急登だが先程よりはマシ。
最近、山歩き初日に眠くなるが、今日も変化のない歩きになると睡魔が襲ってくる。
気合いで淡々と進めば、お花畑。小屋はすぐだ。

受付を済ますと、やはり傾斜地しか空いていない。
それでも、頭上がりに張れる最後の一角をゲット。
設営、と思って全荷物を外に出した途端、ザザッと土砂降り。
とりあえず、テント+ポールに取り急ぎフライを乗せ、ペグは後にして荷物と一緒に中に滑り込む。シャワーというかバケツをひっくり返したような豪雨。
風が無いから助かった。

1時間ほどで小雨になったので、ペグダウンと食事などしてるとまた強雨。
夜半まで降り続いたが、10時間睡眠で寝不足一気に解消し、朝は眠気スッキリ。でも風邪で頭が少し痛いから、ロキソニンを一錠。山にはいつも持参していたが服用は初めて。

《2日目》
茶臼岳に登るとグルリ快晴の絶景。
北は聖岳から赤石岳、荒川岳。富士山や笊ヶ岳の影も大きく見えている。
南は、光岳までの稜線がクッキリ。

その先、希望峰、易老岳と越えていく。
深南部だけあって、苔むした場所が多く、杉の子供(実生)、樹皮の感じと、独特の風情がある。

光岳のガレた涸沢を登ると光岳は近い。
静高平の水場は潤沢に出ている。冷たくて美味い!往復ともガブ飲みし、もちろん頭ザブも、笑。

光岳山頂は、光岳小屋から15分と表示あり。
実際にはそんなに掛からない。
山頂は、小さな丘のような感じで、標識がないと山頂とは気づかないだろう。
光石は山頂から7分と書いてある。

しばらく下ると、正面に白い光石。
簡単な岩登りで上がると、下界のガスが取れ綺麗に見えている。
途中前後した単独女性と少し話しさせてもらうと、京都丹後から来られ、6連休で赤石、荒川岳まて行くという。流石、山岳会所属だけあって半端ない。

さて戻りましょう。
小屋周辺は木道も整備され、ノンビリしたいい雰囲気。
時間があったらゆったり一泊したいところ。

折角なのでイザルヶ岳に寄り道。往復15分との表示。
下からは山頂が見えてたのに、山頂では生憎ガスで真っ白。下り始めると、京都の方が登って来られる。またどこかで、と声を掛けあう。

静高平はお花も各種咲いていてマッタリした時間を堪能する。

途中、時間の関係で仁田岳はまた次とし、空模様が怪しいので先を急ぐ。
急ぐと言っても終盤だけに希望峰の200m、茶臼岳の300mの登りはスローペース、泣。
途中、行きの茶臼岳で声掛けし、光岳でも見かけた20代単独男性が、ゆっくり歩いている。歩き方が少し気になったので、大丈夫か声掛けするが問題ない、とのこと。まあ長いから疲れ気味なのかな。
茶臼岳手前から本格的な雨になってしまい、最後 雨で急いで来たという京都の方と一緒に4時過ぎテントに帰還。

この日も5時頃から土砂降り。
6時過ぎに、小屋到着が遅れた方を小屋の方が迎えに行ってたみたいだが無事到着されたようで一安心。

《3日目》
予報では好天だったのに朝から曇り。
一旦稜線に上がり北に進むが、聖岳も見えてはいるが、ガスに巻かれそう。
稜線通しかと思いきや、稜線の西側を一旦かなり下る。

その先で、今日は聖平までの休息日という京都の方が休憩中。挨拶をして先を進む。
上河内岳までの最後は少し岩場チックだか慎重に行けば問題ない。

上河内岳の肩に到達すると、急にガスが晴れてくる。これはいけるかも!?山頂まで往復15分。
急ぎ必要な物だけ持って登る。
山頂直下から振り向くと、なんと雲の上に、聖岳だけでなく、赤石、荒川も姿を見せてくれている。素晴らしい!

山頂に上がると360度の絶景!
かと期待したが特に南は雲の中。
それでも、聖、赤石、荒川の三山は更にクッキリ。
富士山は雲隠れながら、笊ヶ岳のシルエットが美しい。
絶景を堪能したら下ります。
と、ブロッケン!
山頂にいた子供達に声を掛けると、ひとしきり喜んでいた。
昨日の京都の方もタイミングよく到着されていた。

肩まで下る間にまたガスが上がってしまった。
ものの15分くらい晴れてただろうか?タイミングがよくラッキーだった。

聖平小屋までもガスの中だが、途中 お花畑が点在しておりなかなか楽しめる。

聖平小屋で急ぎテントを張って聖岳ピストンに向かう。急ぎという割にはランチに半時間余計にかかった。
テン場の隣は昨日まで同じコースの30代単独男性。8日間で北沢峠まで行くという。この辺はアクセスよくないからロングの方が多いのかな。京都の方も無事到着。まだ10時前だが1日ゆっくりするという。

さて行きましょう。
分岐まで徒歩5分で登りほとんど無し。
分岐にはイブキトラノオが綺麗に咲いている。
犬を連れた若いカップルが休憩中。

分岐を右折し、登っていくと次第に斜度が上がるが、お花畑の盛りで癒される。

便ヶ島への分岐にはデポした荷物が沢山転がっている。
易老渡への道は崩壊してるらしいが徒歩1時間までは車やタクシーで行けるそうです。(来た方の弁)

しばらく登ると、3m位の岩場。下りの方5名の通過待ち。見られると緊張するかな、と思い、滑ったら私が受け止めてあげますよ!と伝える。まあ、本当に来たら私もろとも転がるはめになるだろう、笑。

さて、無事通過したので登りましょう。ホールドは沢山あるからロープは補助的に握るだけで行ける。

しばらくで小聖岳の看板。約10名が休憩中。
見ると、上河内岳でブロッケンを教えてあげた小学生くらいの男の子二人とお父さん。やっぱりガスですね、などと慰めあう。

この先、細尾根があり、おそらく山と高原地図の『危』マークと思うが、危険な感じは全くしなかった。ガスで下が見えなかったからだけかもしれないが。

最後の高度差約200mが少々きついが、息を整えて淡々と歩けば山頂に到着!
先ほどの親子も無事着いている。
遅れて到着された79歳の方は20年前に百名山達成とのこと。年老いても山に登れるとは凄いこと。と、50後半の方々か、99、98だと言う。皆さんすごいなあ、と感心。

少し休憩したら、奥聖岳ピストンにむかいます。前半は岩場の稜線歩きで、細尾根の露出度満点の箇所もあるが慎重に行けば問題ない。

後半幅広の歩きやすいルートで少し登って奥聖岳。ガスて眺望ゼロだが達成感はある。
三角点はその先らしいので寄ってみる。この先は冬季ルートらしきが見た目かなりの急斜面であった。

さて戻りましょう。
下りのザレ場も滑りにくい岩質なのか比較的歩きやすい。小雨がきたので雨具上下を着込むが、15分くらいでパラパラになったので上は脱ぐことに。私は汗かきで、ゴアでも蒸れるのが嫌なので。

便ヶ島分岐下のお花畑で、丁度晴れてきたので撮影大会。色んな花が咲いている。夏の花からもう秋の花まで沢山。若いカップルにお花をバックに写真撮影を頼まれる。私もどうか?と聞かれるが、男一人てお花畑も何なので丁重にお断りすることに。

テン場に14時半に帰還すると人の渦。
テントも見る限り一杯になっていた。
連休最終日といえお盆のシーズンだからな。

小屋でビールを仕入れ、百名山93座に一人祝杯を上げる。
この日も17時頃から土砂降り。早飯食って明日は下山のみ。長いと思った4日間もあっという間だったな。とはいえ、まだ下りがあるから気持ちを引き締める。

睡眠過多のため22時まで眠れず、ひたすら雨音と妄想で時間が経過。

《4日目、最終日》
5時間くらい寝ただろうか、ここ2日睡眠過多なので3時の目覚まし一発で難なく起きる。

撤収の準備して周囲が明るくなった4:50頃出発。
CT=4:45なので10時前には到着できるだろう。

最初沢沿いのルートを下る。
一か所水たまりの先で左折なんだが、直進の踏み跡に釣られて進んでしまう。
後ろからきたオジサンと捜索。と水たまり直後に左折だった。
水たまりに気を取られて気づきにくかったようだ。小さな看板が葉っぱに隠れていたので見やすく出しておいた。

沢沿いのルートがしばらく続く。
面倒になってきたので、どんどんスピードアップ。
最後、小走りで小刻みにステップワークで水たまりや岩を飛び越えていく。
少し幅広になったので、後続のオジサンに先を勧めるが、先に行ってくれ、というのでそのまま進む。

と、その先で木の根っこを飛び越えた先に更に根っこがあり、右足のつま先がひっかかって、左肩から浅瀬にダウン。左後ろからコケタのでザックが多少緩衝してくれたようで、怪我は全くなく痛いところも無かった、これ幸い。あまり飛ばし過ぎず、慎重に下ります。<反省

沢沿いで一か所渡渉があるが水量は問題ない。
沢沿いから高巻にうつり、ガレ場の沢(滝)を渡るシーン2,3度あり。
山と高原地図には『危』と書かれているあたり。でも危険を感じるほどではない。
この辺はお花畑らしく沢山咲いている。

最初沢沿いで降下が少ない分、中盤は2時間で800m下る。
足に来そうになるが、歩きながら膝を伸ばしつつ(そんなことできる?前に出す際に脱力して振り出す感じ<自己流)歩く。

聖沢吊橋にくればほぼ終盤。
この時点で3時間歩きだから、9時半頃には下山できるだろう。
この辺からノンビリ歩き。
最後、標高差200mも急下りだが、無事登山口に到着。

少し北の水場(沢)でまた頭ザブして、白樺荘に向かう。

ヌルヌルした気持ちいいお湯でゆっくりできた。
静鉄ジャストラインのバスまで3時間あるので、濡れたテント乾かしたり、昼飯食ってビール飲んで昼寝して時間つぶした。

静岡駅まではジャストラインのバスで3時間少し。
駅で降車すると、行の毎日アルペン号で、遅着のためルート相談を受けた30代の若者がいた。声をかけると、茶臼小屋から百間洞山の家まで15時間かかり、足の皮がめくれたので赤石から椹島に撤退した、とのこと。リベンジはまた来年!と元気よくおっしゃっていたのが印象的だった。

静岡からJR在来線、横浜から京急一本で千葉の自宅まで帰宅。
9時半に下山して、帰宅が22時半とは、南ア南部はやはりアクセスが遠いけど、
いい歩きが楽しめるエリアと再確認。
今度は聖〜荒川までの縦走をしてみたい。

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コメント

はじめまして
ShuMaeさん、こんにちは!
コメントありがとうございます。
同じような行程(3日目以降全然違いますが)で近くにいらっしゃったようで、驚いてます(*^^*)
本当は1日目で茶臼小屋まで行きたかったのですが、寝不足で途中挫折してたんです。
2日目の光岳では、イザルヶ岳に登られてるソロの方が見えてたんで、それがShuMaeさんだったんですね!寄ってたらお会いできてたかと思うと残念です。
3日目も同じ行程で進む予定でしたが、軟弱で途中撤退しちゃいました(^^;;
レポ参考にさせて頂いて、続きはまた頑張りますねー
ちなみに、私はこてこての愛媛人で、嫁さんが生粋の関東人ですよ(^-^)/
2017/8/19 12:28
Re: はじめまして
kimsanさん、こんにちは!

コメントありがとうございます。
1日目、2日目の比較的天気のいい時間に歩かれて、よかったですね
しかし、2日目の夕方の結構な雨の中 歩かれたとはなかなか大変だったことと思います。

特に初日は、旦那さんはしんどいですよね、
平日の仕事疲れ+長距離ドライブでクタクタ。
私はバスにしてても睡魔が襲ってきてましたよ

3日目は、私は偶然 上河内岳で晴れましたが、それ以外はガスガスの日だったので撤退が正解だったかも。
今レコ拝見すると荒島岳まで足を延ばされて、スバラシイです

あ、愛媛さんでしたか。いやレコの文面が微妙に関西かな、と勘違いでした。

またどこかでお会いしましょう
がんばってください
2017/8/19 15:57
93座おめでとうございます
百名山達成までいよいよカウントダウンですね〜
来年はきっと椹島から荒川三山〜赤石縦走ですね
それにしても、東京の天気はイマイチでしたが、そこそこの天気で流石、ShuMaeさんの人徳かと
ブロッケンは自分は経験ありませんので羨ましい限りです。
最終日に転けたと書かれていたので一瞬どきっとしましたが怪我がなくて何よりでした。
2017/8/24 8:03
Re: 93座おめでとうございます
momohiro先輩、コメントありがとうございます😊

天気は晴れ予報の3日目がガスガスでしたが、初日、2日目は予報に反して晴れ間も出てラッキーでした え?人徳と言われると、こそばゆいですが、まあそうなのかな と妙に納得 したりして。。。

荒川三山〜赤石〜聖の縦走は是非行きたいですね
南アの王道ですね
ただ南アの百がコンプリートなので、少し先になるかもしれませんが、近いうちに是非

ブロッケンは先輩でも未体験でしたか
私は4、5回になるかな。でも、今回のが一番ハッキリしてたように思います
山頂にいた子供たちに声をかけると、やたら喜んでましたが、こういうのは子供向きなのかもしれませんね

あの転倒は結構派手にやってしまったので、後続の二人もビックリして、大丈夫か?と暫く居てくれました。ザックが少し干渉材になってくれたのと、頭の位置に岩がなくてホント幸いでした。調子に乗るとロクな事がないと反省して以後慎重に歩きました

まだまだ遠くが残ってるし、極め付けは御嶽山。まだ終われる目処がたちませんがボチボチと
2017/8/24 20:30
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未入力 塩見・赤石・聖 [4日]
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 塩見・赤石・聖 [2日]
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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