富士山 須走口より
- GPS
- 28:24
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 1,887m
- 下り
- 1,882m
コースタイム
- 山行
- 2:50
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 3:43
- 山行
- 6:47
- 休憩
- 2:05
- 合計
- 8:52
天候 | 霧、雨、一時晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
21時35分:なんばOCAT発(富士急と近鉄の共同運行「金太郎号」) 13日 7時5分:御殿場駅着 7時35分:御殿場駅発(富士急登山バス) 8時35分:須走口5合目着 14日 14時45分:須走口五合目発(富士急登山バス) 15時45分:御殿場駅着 21時30分:御殿場駅発(金太郎号) 15日 6時52分:なんばOCAT着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
須走ルート下山時、砂走りのところで霧が濃く、目印の白いロープを見失わないよう注意が必要でした。私だけ?(^^;) |
その他周辺情報 | 人参湯:銭湯です。御殿場駅から徒歩5分。入浴料大人400円。火曜日定休。 0550-83-7337 御殿場市新橋2036-1 シャンプーやボディソープは1回分サイズが買えます。番台の方が親切。夏期は12時から営業してるそうです。無料駐車場もありました。 |
写真
感想
まだ山に興味なかった10年ほど前に、家族で吉田口五合目から六合目まで歩いたことがありました。その時は、こんな荒涼とした砂の上を延々と歩いて何が面白いのかな?と思い、登山が趣味となってからも富士山には全く興味が湧きませんでした。
ところが、去年テレビで須走ルートが紹介されているのを見て「こんな所もあるのか!」と。そこから私の「富士山に行ってみたい」が始まりました。
ルートは、混んでるのはイヤ、急で高山病になりそうなのは心配、長いのは歩ききる自信ないってことで、やっぱり私を富士山へと導いてくれた須走口から。
3000mを越えたことがないので、自分が高山病になりやすいかどうかもわかりません。とりあえず、泊りは7合目で。ご来光は山頂でなくていいっかと。無理せずをモットーに計画しました。
直前になって天気予報が全然良くないので、荷物を詰めてても気分が全く上がりません。行って、天候が悪かったら無理せずあきらめようと心に決めて出発しました。
五合目で霧雨だった雨も、しだいに小雨に。それでも風がないのが幸いで、高山病対策も意識して、ゆっくりゆっくり歩きました。思った以上に順調に七合目の小屋についてしまったので、これなら八合目で宿を取ればよかったかなとも思いました。でも、無理は禁物。これでいいのだ。
夜行バスではあまり眠れなかったので、夕食のあと、隣りの埼玉から来られたソロの女性とお話してから8時前には寝てしまいました。2時頃目が覚めた時には、準備してる人も。でも外は雨音が。4時すぎに起きた時には、もう出発した人も多かったです。雨は止んだもののご来光を期待できるような空模様ではなかったですが、ひょっとして奇跡が起きたりして…と、小屋の前で東の空を見つめてました。御殿場駅までのバスが、平日のため14時45分のを逃すと次は17時45分までないので、あまりゆっくりもしてられません。5時になったら準備をして、ぼちぼち出発しました。
噂には聞いてましたが、本当にインターナショナルで驚きました。屋久島以上に日本人率が低いかも。また、日本人も「別に登山が趣味ってわけではありません」ってファミリーや若者が多いのも驚きです。それでいいとか褒めているわけではありませんが、服装や装備があまり適切でないのに、どうにかこうにか登頂し無事下山されるのは大したもんだなと感心しました。下はぴったりしたジーンズ、上は綿の上着、雨具はポンチョ。私、あれではよう登りません。
また、よく見かけたのが、何度か富士山に登ってる親御さんやおじいちゃんおばあちゃんが子どもを連れてきてるパターン。私なんか自分のことに必死だから、ぐずぐず言う子どもを連れて登るなんて、ほんま尊敬します。
登りではもう雨は降ることがなく、ガスがかかったり切れたりの繰り返しでした。大雨や強風にならなければ、どうにか登頂はできるな、山頂で青空が見られるかどうかはもう運しだいってことで、マイペースで歩きました。あんな天気のせいか、山頂でのご来光を予定してなかったおかげか、世の中お盆休みなのに渋滞になることなく無事登頂。
他の高い山には登ったことないのですが、3700mもある山の上で、繁華街のように賑わってるのが面白かったです。神社があって、お土産物を売ってて。そりゃ富士山だものと言われればそれまでですが、富士山って面白いな~そんなとこに今いてるんだ、私!って。
お鉢巡りの間はずっと晴れ。飛行機からきれいに見えるあの大きな火口のぐるりを歩いてるんだなーとしみじみ。そしてついに剣ヶ峰登頂。来ちゃったよー、えらいこっちゃー。こんな私が一人でバス乗って、雨の中てくてく登って来ちゃったよー\(^o^)/
さて下山しよかと須走下山口についたとたん雨が。山頂は晴れ間を歩かせてくれたから満足です。
砂走りでは、少し砂が湿ってるおかげで滑らないのをいいことに、調子に乗ってドンドン下ってたら急に足が疲れてきました。最後までケガのないよう気をつけねば、もうバスにも充分間に合いそうだしと、またゆっくりペースに。
吉野屋さんのムサシくんにご挨拶して、雨でいっそう緑が鮮やかになった道を歩き、途中、古御嶽神社でお礼を申し上げて五合目ゴール。
自分の汗臭さにむせこみそうだったので、御殿場駅に着いたら、銭湯「人参湯」へ直行。ふーっ、極楽極楽。
夜9時半のバスまで時間を持て余しましたが、餃子とレバニラ炒めで一人祝杯(とことんオッサンな私)をあげ、駅前のベンチでぼんやり余韻に浸ってました。
さ、帰ったら大洗濯ですよ~
わ、コースタイム、0.7〜0.8ってむっちゃ、早いやん!それにレポートの早さも素晴らしいわね。
お鉢周りがずっと晴れてたなんて、ラッキーだったね。富士山、ツアーはしんどいし、一人ではよういかんしって思ってたけど、papi-leoさんの記録読んでたら、私でもいけるかもしれへんなぁっと思えてきました。
ただいま〜
コースタイムはどうなんでしょ? 少し歩いては立ち止まって深呼吸、の繰り返しでしたよ。木が生えてないから対象物がなくてパッと見はわからないけど、やっぱり8合目以上って急だと思う。それに、明らかに登山慣れしてない人が圧倒的に多いから、その中では「私って歩くの速い!」って勘違いしがちです
夜行バスが苦にならない人なら、このアクセスは問題なく行けますよ。
今日はまだ仕事も休みだったので、1日余韻に浸りながらレコ作成してました
やったね。それもお一人で、値打ちありです。
行きも帰りも夜行バスでお疲れ様です。
富士は遠くから眺めるものと、私は登ったことないです。
もし登る気になれば行かれた方法参考にさせて頂きます。
ありがとうございます、silverboyさん。
夜行バス、そんなにしっかり眠れませんが、なんとなく好きなんです。
富士山山頂は標高3700m超える山の上で、老若男女・国籍もいろいろで賑わっている不思議な空間でした。
御来光はかなわずで残念でしたが、高山病にもならずお鉢巡りもできたので大満足です
一人で行かれたのですか。凄い行動力ですね。2年前に所属する山会で計画が有って楽しみにして居たのですが直前になって台風で行けませんでした。
私は未だ一度も富士山に登って居ないので参考にさせて頂きます。
komanezumiさん、ありがとうございます。
富士山って間違いなく人が多いので、一人で行くことに不安はそんなになかったです。
強風など天候が悪ければ潔くあきらめようと思ってましたし。
御来光を見て晴天のもとでお鉢巡り なんて、かなり幸運だったり富士山と縁がないと叶わないのかな
こんなので参考になるかどうかわかりませんが、komanezumiさんもぜひ行ってみてください
お帰りなさいお疲れ様でした!
屋久島の時も今回も、なんだかんだ言いながらひとりで
いやいや、小学生のムスメちゃん連れて二人で行く方が、はるかに大変なはずよ。
気の合う山友ちゃんと行くのも楽しくて大好きやけど、一人で長距離バスに乗るワクワク感もクセになるわ(^o^)
papi-leoさん、日本一登頂おめでとうございます
ツアーでもなくソロでの登頂ですか! 凄いですねぇ
本当におめでとうございます
yamaotocoさん、ありがとうございます。
私は長距離の運転が苦手でアルプスとか遠征には行ったことないのですが、
今回のアクセスだと、なんばからバスに乗ってしまえば朝は御殿場駅に着きます。
それにルートも間違いようがありません。(たぶん )
体質もあると思いますが、高山病対策を考えてルートも吟味して、それでも天気が悪ければ撤退するつもりで出発しました。
運もあるでしょうね。
yamaotocoさんの再チャレンジのレコ、楽しみにしてますよ
papiさん、こんにちは〜。
ひとりで富士山なんて
凄い!凄過ぎる〜ヽ(^o^)丿
カッコイイよ〜パピさん
ちは、furufuruさん
全然すごくないですよ。
アクセスも、難波からバスに乗れば御殿場まで行けるし。
あとは体調(高山病)とお天気しだい。
私にとってアルプスよりもハードルが低いような気がして、えいっと行ってしまいました。
意識してゆっくり登ってちょいちょい深呼吸して、あまり高くない七合目で泊まったのが功を奏したのか、もともと平気な体質なのかわかりませんが、高山病らしき症状は感じられませんでした。
しんどさで言えば、トンネル西口から弥山までのピストンくらいに感じたかなぁ。
furufuruさんもぜひ!
おひとりでも、おふたりでも
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