花縦走！！朝日・雪倉・白馬岳 イブリ尾根↑清水尾根↓宇奈月温泉からの周回

2017年08月05日(土) 〜 2017年08月07日(月)

• GPS: 56:00
• 距離: 33.9km
• 登り: 3,369m
• 下り: 3,419m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:53
• 休憩: 0:45
• 合計: 6:38

6:05 北又小屋
6:10 6:10 つり橋
6:34 6:34 一合目
6:34 6:34 二合目
6:54 6:54 三合目（曲り谷）
7:39 7:45 四合目
7:56 7:57 五合目（ブナ平）
8:26 8:26 六合目
8:41 8:48 七合目（白樺坂）
9:12 9:12 八合目
9:45 10:09 イブリ山
11:13 11:19 夕陽が原
12:42 12:43 朝日小屋
12:43 朝日小屋テント場

2日目

• 山行: 9:05
• 休憩: 1:15
• 合計: 10:20

4:10 朝日小屋テント場
5:10 5:34 朝日岳
6:28 6:28 水平道合流点
6:55 7:02 小桜ヶ原
9:56 10:35 雪倉岳
11:07 11:10 雪倉岳避難小屋
13:08 13:10 鉱山道分岐
13:54 13:54 白馬岳
14:13 14:13 白馬岳頂上宿舎
14:21 14:21 白馬村営頂上宿舎
14:30 白馬岳テント場

3日目

• 山行: 9:38
• 休憩: 2:04
• 合計: 11:42

5:00 白馬岳テント場
7:17 7:18 清水平
7:46 7:46 清水岳
9:41 10:45 不帰岳避難小屋
15:13 16:09 祖母谷温泉
16:31 16:31 名剣温泉
16:39 16:42 欅平駅
16:42 ゴール地点

歩くペースがゆっくりと出てますが、手書きと併用したため違っていると思います。早くは無いけど、そこそこのスピードで歩いていると思います。

歩数　一日目　19609
　　　二日目　31704
　　　三日目　39572

天候

おおむね晴れ
二日目の夕方のみ雷雨あり。

アクセス

利用交通機関：

電車 タクシー 自家用車

宇奈月温泉駅P利用
予約しておいた黒東タクシーにて北又へ（小川温泉より先マイカー進入禁止）
定額、片道14000円（ただし朝日町より一人千円の補助有り。タクシーの運転手さんが持っている用紙に住所氏名を書けばその場で割引かれる）
※ここに入れるのは黒東タクシー一社のみです。
http://www.asahigoya.net/info/taxi.html

今回は前夜に「一人相乗りさせてもらえませんか？」とタクシー会社から電話がかかってきました。もちろんOKしました。（乗ってきた本人にあとで聞いたら「相乗り出来ないなら行かない」と言って交渉したそうでー笑ー）
とても感じの良いタクシー会社だったので、単独で行きたいけど一万四千円は払えない・・・と思われてる方は、ダメもとで聞いてみるともしかしたら乗せてくれるかもしれません。タクシー会社は全く儲からないのでどうだかわかりませんけどね。
今回はおかげで私たちも助かりました。補助が3千円に相乗りの方が4千円払ってくれたので7千円で済みました♪

コース状況／危険箇所等

イブリ尾根
標高660mから登り始める一本調子の急登です。
標高が低いだけに、めっちゃ暑い！！
自分の汗で溺死しそうなレベルです。
イブリ山まで10等分の合目表示あり。
励みになりますが、10合目でゴールじゃない所がミソ。
だいたいイブリ山でコースの三分の二です。
イブリ山からもうしばらく急登を頑張ると夕日が原に出ます。
ほとんど人のいない天国のような場所です。
夕日が原からもう少し登って行くと朝日ヶ原の朝日小屋前に出ます。
お花畑の中の素敵なテント場です。

朝日から雪倉〜白馬まで。
ゴールデンルートなので説明は簡素にしておきます。
朝日岳を巻く水平道なるものがありますが、これは使わないほうが良いです。
過去に通ったことがありますが、水平とは名ばかりの強烈なアップダウンのある道で、朝日に登るのと累計標高差は同じくらいじゃないかと思います。
ガツンと登ってスタスタ下るほうが精神衛生上も体力上も楽かと思います。

朝日から白馬はなかなかハードに長いですので頑張ってください。
水場は雪倉手前に2〜3カ所
雪倉を過ぎてからの雪渓下に一か所あります。
トイレは雪倉避難小屋にあり。

清水尾根
白馬から旭岳を巻いて清水岳に向かいます。
この部分所々雪田になっています。
陽があたるとザクザクになりますが、朝一番はツルツルの氷でしたので気を付けて。
スプーンカットになってきていましたが、足が完璧に乗る感じではなく所々傾斜のきつい所もあるますので、不安な方はチェーンか4本爪あれば安心して歩けそうです。
道は明瞭でしたが、歩く人が少ないため固まってはおらず、登山道上の石は動くものと思って歩いてください。
今回3週間前に手入れが入ったとのことで樹林帯の笹などは刈ってありました。
刈ってないと所々藪漕ぎを強いられるかもしれません。
道は明瞭でした。
水場は避難小屋の下に数か所、沢がありたくさん流れていました。
百貫の大下り下部は大きな沢と何度も交わるので水の心配はいりません。
このあたりから道が悪くなりました。路肩の弱い細いトラバースだったり大きな岩ゴロゴロだったり、巨大な倒木が何本も倒れていたり、けっこう体力使います。
沢を左手に見下ろすようになったらもう少し。
沢に出て徒渉ししばらく進むと林道です。
林道を進むと祖母谷温泉に出ます。

この時期のこのルートは、北アルプスで見られるありとあらゆるお花が咲いている感じでした。
シロウマアサツキは雪倉岳周辺。イワショウブは雪倉岳あたりのみ。
コマクサは雪倉岳から清水岳にかけて。
ウルップ草はほぼ終わっていましたが、頂上宿舎前のみまだ盛りでした。

その他周辺情報

朝日小屋テント場　一人1000円
トイレ　水場（蛇口より沢から引いている水が出ます）あり。
ご飯が美味しいことで有名なので食事たのんでおきました。
http://www.asahigoya.net/info/syokuji.html
テント泊者でも予約しておけば食べられます。
ひとり2200円　噂通りとても美味しかったです。
夕食後に翌日のお弁当の代わりに冷凍の笹寿司を販売。
一個250円で鱒とクルミの二種類あり。
予約なしで好きな数だけ買うことが出来ます。
自然解凍で翌日昼ごろに丁度いい感じになるそうです。
翌日夕までは品質を保障しますとのことでした。

雪倉岳避難小屋　トイレあり、常水の水場は無し（下に沢がありますが枯れていました）緊急時のみの使用に限り、計画的宿泊はご遠慮くださいとのことでした。
寝具などはありません。

白馬岳テント場
頂上宿舎下にある広いテント場です。
ひとり1000円
トイレ、水（タンク）あり。
頂上宿舎の晩御飯
バイキングです。予約不要で当日4時までに申し込めば食べられます。
2500円でした。

不帰岳避難小屋
しっかりした作りの小屋で寝袋、マット、食料など管理者が置いてくれている様子でした。ちょっとかび臭かったです。トイレなし。水場は近くにあります。

祖母谷温泉小屋
お風呂のみ利用　500円

黒部峡谷トロッコ電車
http://www.kurotetu.co.jp/timeTable/timeTable4/
欅平〜宇奈月　1710円
約1時間かかります。

写真

8/5 4:53

朝5時に予約しておいたタクシーが10分前に宇奈月温泉駅に現れた。

8/5 5:54

タクシー料金はこんな感じ。

8/5 5:52

そして北又小屋へ。
小川温泉の先に有るゲートの鍵はタクシーの運ちゃんが持ってます。歩く人はゲートの横をすり抜けられますが、自転車やバイクはゲートの上を越さなければならないので無理なんじゃない？と運転手さん。

8/5 6:10

一旦少し下って、標高660mの吊り橋を渡るところから始まる。

8/5 6:36

急登です。暑いです。サルの鳴き声が響いています。

8/5 7:39

登っても登っても急登。

8/5 10:00

やっと十合目のイブリ山に到着。
でもここがゴールじゃない。

8/5 10:24

まだまだ続く急登。

8/5 10:34

一旦下ってまた登る。

8/5 11:02

あ、開けてきた。

8/5 11:07

夕日が原だ〜〜〜〜。

8/5 11:10

やった〜〜〜〜

8/5 11:12

お花まみれです。
チングルマ、ハクサンイチゲ、コザクラ、リンドウ、イワイチョウ、キンバイ、ニッコウキスゲ、ダイモンジソウ、モミジカラマツ、イワオトギリ、キンコウカ、イブキトラノオ、オオバギボウシ、チドリ、ヨツバシオガマetc etc

8/5 11:22

恒例、槍または富士ポッチンが出来ないので、池塘まぜまぜ♪

8/5 11:35

雪渓下の水場で休憩。

8/5 12:39

もうほんの少し頑張ると・・・

8/5 12:39

やった〜〜〜朝日小屋だ。
テン場ガラガラ。
まあ、ここは何処から登っても遠いからね〜〜〜。

8/5 17:26

ニッコウキスゲがお出迎え。
ウツボグサもたくさん咲いてました。

8/5 12:42

小屋です。
小屋前でビール売ってましたので、まずカンパイ。
タクシー相乗りした方は昔この小屋に一か月住み込んで雷鳥の研究をしてたそうで、そんな話を聞きながら楽しく飲みました。
みくりが池にボート浮かべて観察したこともあるそうで、それが自慢だそうです♪

8/5 13:23

テント張りました。

8/5 16:42

お楽しみの晩御飯。

8/5 17:24

こんな感じ。マジ美味しい。
なんというかやさしい味。家庭的とも違う、クタクタになった体にスッと染みこむ味。昆布〆のお刺身が超美味しかった。ホタルイカも小屋特注のモノなんだそうです。

8/5 18:34

テントは最終的にこの程度でした。

8/5 18:42

キラキラのチングルマ。

8/5 18:43

ふわふわ、きらきら。

8/5 18:51

迫力ある入道雲。でもこの夜は降らなかった。

8/5 18:59

陽が落ちました。

8/6 4:10

朝です。
朝日岳の頂上でご来光が見えるかと暗いうちにスタート。

8/6 4:48

しかーしガスガスでテンションあがらず、ペースダウン。

8/6 4:58

アズマギクのブーケ

8/6 5:01

ウサギギクのブーケ

8/6 5:31

頂上着きました。
ガスガス。

8/6 5:24

とりあえず朝ごはんにしましょう。

8/6 5:34

さて、今日は白馬に向かいます。青空見えてきました。
この稜線はお花の道なので楽しみです♡

8/6 5:38

ハクサンフウロ

8/6 5:38

クロトウヒレン　蕾です。

8/6 5:50

チングルマいっぱい。

8/6 5:50

何故かみんな後ろ向き。

8/6 5:54

まだまだ下って行くねえ・・・・

8/6 6:06

差し込む日光がキレイ。

8/6 6:28

水平道との分岐点に出た。

8/6 6:28

エンレイソウがたくさん咲いてました。

8/6 6:30

ミズバショウもまだ咲いていた。

8/6 6:46

コザクラでピンク色。

8/6 7:03

小桜ヶ原

8/6 7:07

水場です。

8/6 7:19

ツバメ岩

8/6 7:40

お花だらけの道。
アカバナシモツケ、ミヤマシャジン、オトギリ、ミネウスユキソウ、オオバギボウシ等

8/6 7:50

行くわよ〜〜〜♪

8/6 7:58

花、花、花　ウツボグサがたくさん。

8/6 8:14

来た道を振り返る。
中央奥のガスが付いているのが朝日岳。

8/6 8:54

行く道
左の丸いあたりが雪倉岳かと・・・

8/6 9:07

コマクサいっぱい

8/6 9:41

ひいひい言いながら登る人。
このあたりはウルップソウの残骸だらけだった。

8/6 9:43

ほんの少し咲き残っているものも・・・

8/6 10:34

着きました、雪倉岳。

8/6 10:09

小屋で買った笹の葉寿司でランチにしましょう。
ランチの間に夜露でビショビショに濡れて重いテントを干しました。

8/6 10:13

ますの寿司。言うまでも無くウマし。

8/6 10:17

くるみ味噌。これもウマし。

8/6 10:50

美味しくいただいたので、元気出していこう。

8/6 11:00

避難小屋ですね。

8/6 11:08

中を拝見。
トイレあります。
トイレに電気がついたのに驚いた。

8/6 11:30

雪渓を何回か渡ります。

8/6 11:37

何処までもお花畑
ハクサンイチゲとシナノキンバイ、イワイチョウ

8/6 11:42

ハクサンコザクラ、チングルマ、ミヤマキンバイ

8/6 11:43

アオノツガザクラもいっぱい。

8/6 11:46

ハクサンイチゲ

8/6 11:46

とにかくお花畑。

8/6 11:48

またまた雪渓

8/6 12:01

ガンガン登る

8/6 12:09

鉱山道分岐

8/6 12:53

先はまだ長い

8/6 13:08

三国境。
ここで休憩しようと思ったら雷鳴が轟いたので慌てて先へ進む。

8/6 13:56

着いた〜〜〜
真っ白馬岳（涙）

8/6 13:57

ヤケクソですな〜〜〜
まあ、ここは晴れた日に何度も踏んでるからいいか〜〜〜

8/6 14:13

白馬山荘スカイプラザ。
ここで生ビールを飲もうと思ったが・・・

8/6 14:26

もう少しだからテント場に行ってから飲もうという事で先へ進む。

8/6 14:41

ところが〜〜〜〜頂上宿舎生ビール売り切れ！！！！
ハーゲンダッツの冷凍庫を見つけたが空だったので「あれも売り切れですかー涙ー」と聞いたら、「一個だけ残ってます・・・」と別の冷凍庫から出してくれた。ラスイチゲットぉぉぉ！！ウマかった！！！

8/6 14:54

またまた晴れてきました。

8/6 15:14

オダマキきれい。

8/6 15:14

山荘前はウルップソウがまだ盛り。

8/6 15:17

テント場。
まだ一段目しか張ってなかった。

8/6 15:22

私のお気に入りの二段目のこの場所はまだ手つかずだった。
ラッキー♪

8/6 17:33

山荘にバイキングを食べに行った。
山荘に着いた途端凄い雨が降ってきた。

8/6 17:33

雨をやり過ごすために、ゆったりと食事。
チキンのトマト煮が美味しかった。
野菜もたくさんでいい感じ。

8/6 18:24

少し小降りになった隙にテントに戻る。
バケツをひっくり返したような雨だったため、登山道がこうなってた！！
テントもかなり浸水したモノが多かった様子だがわがテントは無事でした。

8/6 18:48

ニーモのペラペラテントは風ですぐへしゃげるので、前室に傘を広げてスペース死守。（インナーがオールメッシュなので外張りとくっつくと水が滴ってくる）
ビニールシートの上にカバーかけたザックを置き、ザックの下に登山靴入れれば、完璧！！何も濡れません。
傘の骨に小物も干せます（乾かないけど）

8/7 4:51

朝です。
明日は台風直撃の予報なので皆さん今日は下山だけなのでしょう。明るくなってもまだスタートしてません。

8/7 5:09

私たちも今日は長丁場ですが、清水岳まだのお花を楽しみにしてたので明るくなってからスタートします。
どのみち、ここからは白馬岳にかかってご来光は見えません。

8/7 5:16

旭岳ですね。雪田を通って巻いていきます。

8/7 5:19

コバイケイソウ。
今年は当たり年では無いらしく、あまり見かけないがここはたくさん咲いてました。

8/7 5:21

タカネヤハズハハコ

8/7 5:22

ハクサンイチゲ

8/7 5:24

雪田を行きます。
まだカリカリに凍っていて鏡面のようだった。

8/7 5:26

雪があると大喜びする人

8/7 5:35

写真で見るより斜度はあります。
凍っていると少し怖いかも。

8/7 5:41

お花スゴイ。

8/7 5:43

白馬岳から出る「なんちゃってご来光」

8/7 5:48

行く道

8/7 5:48

どや、また、ご来光だぜ〜〜〜

8/7 5:58

誰もいないお花だらけの道を行く。

8/7 6:03

時々こんな看板

8/7 6:04

青空ゲットだぜい。

8/7 6:06

光輪？かかるダイヤモンド旭岳。

8/7 6:29

雷鳥さんだ。

8/7 6:52

わっせわっせ！！

8/7 6:56

ミヤマクワガタ

8/7 7:00

歩行者専用道路（笑）

8/7 7:01

最高

8/7 7:02

広い、清水平。

8/7 7:14

画像が荒くてすみません。
コマクサだらけの道でした。

8/7 7:22

山深い感が！！

8/7 7:36

水場で水ゲット。
めっちゃ大きな雪渓下の水場でしたので、よほど小雪の年じゃなきゃ大丈夫かと思います。

8/7 7:45

清水岳、拝まなくていいですから〜〜〜

8/7 7:53

労多くして楽しみ多し（爆笑）

8/7 7:53

楽しみ多しの道。

8/7 7:56

実に気持ちいい。
誰もいない、誰も来ない。

8/7 8:06

ひとり占めの道

8/7 8:08

お花だらけ

8/7 8:10

楽しくないはずがない。

8/7 8:14

ドンドン下って行きます。

8/7 8:21

牧歌的。
ハイジやペーターが走っていそう。

8/7 8:23

花咲く池塘の道

8/7 8:25

向こうは剱

8/7 8:35

まだまだ下って行くよ。

8/7 8:38

ふわふわきらきら

8/7 8:47

みずみずしいチングルマ

8/7 8:50

コザクラでピンク

8/7 9:02

ついに樹林帯突入。

8/7 9:04

蛙さん。

8/7 9:34

鹿島槍にガスが付いた。
鹿島槍と甲斐駒は一番早くガスが付く山だと私は思う。

8/7 9:35

剱はキレイ。

8/7 9:42

不帰岳避難小屋

8/7 9:42

中身拝見。ちょっとかび臭い。

8/7 9:42

食料デポしてあります。

8/7 9:43

鍋釜あり。

8/7 9:56

昨夜の雨テントでたっぷり濡れたテン泊用品をを全部広げて・・・

8/7 9:56

残り物ランチ大会。

8/7 10:50

水場はすぐ近くに何か所かあり。水量豊富でした。

8/7 11:01

下って行きます。

8/7 11:14

昼前には雨降り始めるかと思ったけどまだ青空。

8/7 12:48

百貫の大下り

8/7 12:59

沢と交わる部分は登山道が崩れ落ちていて要注意。

8/7 13:32

何度も沢と交わります。そのたびに割と苦労する。

8/7 13:57

こんな倒木もたくさんあった。

8/7 14:46

最後に激烈なロープを下ると・・・

8/7 14:50

沢に出る。

8/7 14:52

反対側に徒渉（跨げる程度の水量）して、赤いリボンの所から登山道に戻ると・・・

8/7 14:54

すぐに林道に出ます。やった〜〜〜！！

8/7 15:02

まあ、林道も強烈に崩れていましたが。

8/7 15:08

祖母谷温泉だ〜〜〜！！

8/7 15:17

時間余裕あり。
温泉に入って行きましょう。

8/7 15:18

露天風呂です。
貸切でした。
下着から全部着替えて、スッキリ〜〜〜♪

8/7 16:07

温泉から出てくると小雨が降り始めていた。

8/7 16:37

サクサク歩いて行きます。
明日は台風が来ますよ〜〜〜

8/7 16:42

欅平到着。
紅葉の時期はこの辺まで人があふれているのに、閑散としていました。

8/7 16:45

トロッコに乗って宇奈月温泉に置いてある車に戻りましたとさ。
お疲れ様でした〜〜〜〜！！
しかし「窓無し自由席」と言う表示が笑えた。
正しくはオープン車両だから「壁無し自由席」全部窓でんがな〜〜〜

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-2 Tough オリンパス

iPhone 7 Apple

感想

tekutekugo

てく家の夏休み。この夏のハイライト山行です。
白馬周辺とだけ決めていたのですが、昨年秋、祖母谷温泉に泊まった時行きたいと思っていた清水尾根に行くことにしました。そこへダンナがイブリ尾根を足してこのコース構成です。30年も山歩いていると、当たり前のルートはほとんど歩ききってしまったので・・・笑。
イブリはつらかったです。
標高が低い所から登り始めるのでとにかく暑い。もれなくずっと急登。展望ナシ・・・。
誰もいないと思った尾根はタクシーに同乗したソロの方と、朝日小屋のスタッフの方が3名。この日登ったのはおそらくこの6名だけ（タクシーが今日はこの一台だけだと言っておられましたので）
着かず離れず、なんとなく同じようなペースで朝日小屋まで登りました。
きつかったけど、その分貸切の夕日が原は最高の場所でした。

そして朝日小屋到着。
ビックリするほどテント場は空いていました。
小屋泊者もこの日は50名。
おかみさんも夕食時に「本日の宿泊は50名だけです・・・しかしテント泊で夕食を召し上がられている方が20名！！ありがとうございます」とユーモラスなご挨拶。
白馬のテント場の管理者も言っておられましたが、今年は天候が悪く山小屋はあがったりなんだそうです。白馬のテント場も今シーズン最高で150張だったそうで・・・ありえませんよね、あの場所で150って。私たちが張った日も50張弱でした。
ホントどうなっているんでしょうね今年の夏は。

でも、この不安定な夏に3日間ほとんど雨に降られず好天の元歩くことが出来ました。
お花も最高に綺麗でした。
台風一過の晴れとちょっと前までは言ってましたが、最近の傾向は台風前の晴れ間って感じで、台風後はグズグズするようです。
台風の影響で三日目はどうなるかと思いましたが、快晴の中、憧れだった清水尾根を歩くことが出来ました。
誰もいない道、青空、雷鳥、お花だらけ・・・素晴らしい道でした。
この素晴らしい道を青空の元歩けたことに心から感謝いたします。

祖母谷に下山、入りたかった祖母谷温泉にもゆったりとつかる時間がありました。
この小屋は昨秋泊まりに来てすごく良かったので一泊したかったのですが、翌日は台風が来る予報だったので、そそくさと下山。
結果、翌日のトロッコは終日運休となったのでした。
祖母谷小屋では、やはり清水尾根から来る人3名が予約しているとの事だったのですが彼らどうしたでしょうね・・・。

お花は最高でしたよ。
ありとあらゆる花がこれでもかと咲きほこっていました。
しかも、三日間ともほとんど人に会わずに歩くことが出来ました。
一日目と三日目のルートはともかく、朝日〜白馬間も人少なかったです。
今年の夏はどうなっているんでしょうね？
早くスッキリとした夏空が広がるといいな・・・
ってもう秋空の季節になりそうですよね〜〜〜〜

コメント

FRESCHEZZA

結構趣味が合いまんな・・・(^_-)-☆
tekuさん、こんにちは〜

本日から日曜日まで未踏の種池〜烏帽子を縦走するつもりでしたが、悪天予報のため、とりあえず今日はダラダラと過ごし、明日は暇なんで会社にでも行こうかと思ってるおっさんです
山にも行けないのに年休取って家でダラダラしてても精神衛生上良ろしくないからね
また晴れそうな時にドカーンと休んであげますから

ほぼ同じ時期に北アルプスに行かれてたんですね
実は本日、今週の次善策として全く同じコースを歩きたいと思って地図を見ていました
このコースなら富山に車置いて周回できるし、帰りに富山で一泊して旨い魚で呑んだくれようかと

でも、花のピークにはちょっと遅いし、定番の蓮華温泉周回コースも未踏なので、ここは最短でも再来年かな 　って、もう赤いちゃんちゃんこ着てまんがな〜

朝日小屋の食事は一度は食ってみたいので、テントで食事だけ頼むの正解かもですね

tekutekugo

Re: 結構趣味が合いまんな・・・(^_-)-☆
あら、ホント？
趣味が合うのはお互いロマンチストだからでしょうかね〜〜〜
私も、盆前にもうひと山と思ってましたが、天気が悪いのと、他に野暮用がたくさんあったのでやめました。
ヒマつぶしのお仕事ご苦労さまです。
私もビール代稼がなあかんので、イヤイヤ仕事には行っております。
このコース、ホント、人に会わなくていいですよ〜〜〜
だけどやっぱ花の時期ですよね
それと、交通費かかるのがネックですかね〜〜〜
立山アルペンルートに全部乗ったと思えば安い！！とダンナが言ってますが。
朝日小屋の食事は本当に美味しかったです。
食器も全部陶器だし。
山小屋もあんなレベルの食事を出せるようになったんですね〜〜
ドカーンと休める快晴の日々が早く来ると良いですね〜〜

さだお

お花畑が！
お疲れさまでーす！！
tekuさまにしちゃ、めっちゃゆっくりペースだと思ったら……
すばらしい花畑パラダイスだったんですね！！
ステキ(*'▽'*)ステキです！！
テント担いでもそんだけ動けるってほんと
うらやましいし、見習わなければなりませんね(*_*)
2時間背負っただけでもう、ひぃひぃですから
もっともっと鍛え直さねば！！

tekutekugo

Re: お花畑が！
ちゃださん
歩かないダンナと一緒だから若干いつもより遅いけど、まあまあコースタイムくらいでは歩いてると思いますよ。ペース誤計算の値だと思います。
お花畑パラダイスはすごかったです。
今年の夏分の花は全部見た感じ
テントねえ・・・食事を全部、山小屋に依存したので、そんなに重くなかったんです。
鍛えるより楽する方法を探そう

sana1125

以前新雪の奥多摩で後ろを歩いた者です♪
朝日小屋と翌日の朝日岳山頂で同じ場にいたようです！
朝日小屋の清水さんとても素敵でしたね。
翌日ガスガスの朝日岳山頂で向かいに４人でいました、たぶん。

イブリ山を登って、欅平へ下山・・・
また新たなルートを知る事ができました！
ありがとうございます(^^)

tekutekugo

Re: 以前新雪の奥多摩で後ろを歩いた者です♪
お久しぶりです。
レコ拝見しました。
確かにウチのテントも写ってますね〜〜〜
4人組覚えています。
写真撮ってくれた方でしょうか？
シラネアオイが咲いてましたよと教えてくれた方もいたなあ・・・
しっかり記憶してなくてごめんなさい。
でも山ってホントに狭いですよねえ

cocoK

青空いっぱいじゃん！！
のろのろ台風のおかげで、いい思いできましたな〜〜〜
憧れの朝日小屋。小屋メシ、マジうまそうです
いつか行きたいと思ってはいるけれど、連休が取れないので定年退職後でなきゃ行けそうにない(笑）
楽しみ多しの牧歌的な道。
ハイジの代わりに、いつも徒競争でビリだったワタクシが走ってあげたい。。。（迷惑な話だ、笑）
結局、ザックは何キロになったのでしょう？
参考までに教えて

tekutekugo

Re: 青空いっぱいじゃん！！
いやいや、のろのろ台風のおかげで天気が読めずにドキドキでしたよ。
結果、しっかり青空ゲットでるんるんでしたけど
ザックの重さですか？？？
この時期、私はソロテント仕様でも１０ｋｇを切る軽量女ですぜ。
今回は食料は小屋依存だし、テントはダンナに担がせたんだから軽々だったに決まってるじゃん。
量ってないからわからないけどたぶん１０〜１１ｋｇだったんじゃないかな？
ダンナだって、このニーモの最軽量テントは全部込みで９００ｇ位なので、１２〜１３ｋｇ位だったと思います。
いや〜〜楽しかったです。
ビバ！！北アルプス。財布と携帯だけもってりゃ遭難しないんじゃないかと

Pengin22

人少なかったですよねー
花三昧縦走でしたね
今年は花 が遅かったのでちょうど見頃だったのでは。
朝日小屋はメインは時々変わりますが、昆布締めは定番です。
これウマウマで一番好みっす
弁当の寿司はサイズがミニなので、
ウマイですが自分としては以前のおむすび弁当の方が良かった
イブリ側からと清水岳から先は未踏なのでいつか辿ってみたいです。
この週末は台風を警戒してか、最も混雑する時期ですが、本当にどこを歩いても人が全然いなかったですね。
テン場もどこもガラガラで。
それは嬉しいんですが、もう秋になってしまうんですかね〜？

tekutekugo

Re: 人少なかったですよねー
ホント、人はおらずに花まみれ。
うはうはの三日間でした。
あの寿司、食べるとき、もちろんぺんさんの話題でした。
ぺんさんは、このお寿司何個あったら足りるんだろうって
くしゃみ出なかった？
ダンナも４個買ってくれと言ったんだけど、私のザックの食料を減らすために却下して一人２個ずつにしました。ちょっとコメがつぶれ気味で餅っぽかったんで二個くらいがちょうどよかったと思います。
イブリも清水尾根もお花最高でした。清水は眺めもすごく良かったです。
また行きたいので是非ご一緒しましょう。

lifter175

近くに！(＾＾)
遅ればせながらじぃーくりっ！と見させていただきました〜
というのも、10月ごろに下の廊下？なるところを歩くお話しがありまして
（…実はワタクシまだよく把握できてない ）
宇奈月温泉やトロッコ列車、祖母谷温泉などなど、
その辺のワード出ていたので参考にさせていただきました。

それにしても今回の山行の段取り、よくこんなに調べられるなぁ…と
自分だったらこのルート周るのにどうしたら良いか悩んじゃいますよ
てか、自分じゃこんなに調べる術（知恵）がないです
やはりこの辺は歴の違いを感じました。さすがです

tekuさん、白馬の山頂に居たころは自分は鑓温泉を出て
あのダルい猿倉までの戻り始めくらいでしたね。
下から見上げる三山も一面のガスガスでしたが
あの中にtekuさんが立っていたんだなぁ…って
現地ではそれとなく上から威圧！？…じゃなくって、、、
パワーを感じながら歩いておりましたヨ

tekutekugo

Re: 近くに！(＾＾)
りふさん
今回の段取りはダンナがしたので、私はついていっただけです
ダンナ案は、全部小屋泊だったのを、私がテン泊に替えさせただけかな？
14000円もタクシー代使って小屋泊なんてそんな大名山行許せません
シモロー行くんですね。
良いですよ、あそこは紅葉バッチリだと夢のように綺麗な所です。
どっちから行くの？
ダムから行ったほうが下りベースになるから楽ですよ
あそこはねえ、毎日毎日コースが変わるから何とも言えません。
内蔵助谷の雪渓は上をはしごで通過するときやら、下をくぐるときやら。
わずか４〜５ｍ位の間だけ登山道にシャワーのように水が降り注いでいるところがあって、カッパ着ないとびしょぬれになるのですが、たった４〜５ｍ・・・
折り畳み傘持っていけば良かったとすごく思いました。
だから二度目は折り畳み傘持って行ったのに、その部分水出て無かったりね〜〜
シモローから抜けてきたらさすがに祖母谷に立ち寄ろうとは思わないと思います。往復1時間位かかるので・・・
阿曽原の温泉もすごく良いですよ。満天の星空の下楽しめます。
最近は阿曽原のテント場いっぱいになるみたいだから空いてるといいですね〜〜〜
いいな〜〜私もまた行きたくなりました。
レコ出るの楽しみにしてますね

kerosummer

まだまだ知らない場所がたくさん！
こんにちは。
なるほど〜〜。地図を見ながらレコを楽しく拝見しました。
私ではとても計画出来ないルートです。
さすがtekuさん、色々下調べしてるしタクシーの件とか面白いですね〜
白馬岳の周辺はほとんど歩いた事がなく、
長野側から入るくらいしか思いつかなかったので、
まだまだ知らない場所がたくさんあるなぁと感心しちゃいました。
お疲れ様でした。

tekutekugo

Re: まだまだ知らない場所がたくさん！
ですよね〜〜〜
最近は歩いてない所つぶすのが趣味みたいになってるかも
白馬はお花がめっちゃキレイで良い所です。
是非是非行ってみてください。定番の蓮華温泉からの周回がいいですよ〜〜
五輪尾根はホントにお花きれいだもの
一番にコメ書いてるおっさんが行きたがってるからそそのかしてご一緒してみたら〜〜〜

ao-ha

お花いっぱい
清水尾根はいつか歩いてみたいと思っていましたが、イブリ尾根から入るなんて思いつかなかったです。さすがだねぇ。でも14000円は高すぎる〜〜
朝日小屋の食事おいしいですよね。私も一昨年食事目当てに？行ったので、思わずメニューを調べてしまいました なんと、まったく同じだ！！え？いつも同じ？と思ったら、（ぺんさんのコメント見て）メインは時々変わるのね
お花いっぱいのコースで、しかも人も少なくて静かで、こんなに青空にも恵まれたなんて、よかったね〜〜。うらやましい限りです。
この夏はまだ北アルプスに行けてなくて、また白馬方面にも行きたくなりました

tekutekugo

Re: お花いっぱい
清水尾根良かったですよ。
百貫の大下りとかオソロシイ名前がついてるので、登りに使うのはどうかと言う事でイブリからスタートしたのですが、実際下ってみた感じでは登りでもいけそうです。
下の方のデンジャラスな部分は登りの方が楽かもと思いました。
でも最後に温泉のご褒美が待ってる下りの方がやっぱり良いよね〜〜〜
登りだと、トロッコの時間制約もあるからねえ・・・。