白馬八方尾根から唐松岳そして牛首を満喫

2017年08月20日(日) [日帰り]

• GPS: 06:54
• 距離: 12.7km
• 登り: 1,119m
• 下り: 1,130m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:40
• 休憩: 2:11
• 合計: 6:51

7:03 八方池山荘
7:22 7:23 石神井ケルン
7:30 7:30 第2ケルン
7:38 7:38 八方ケルン
7:48 7:50 第三ケルン
7:52 8:00 八方池
8:04 8:04 第三ケルン
8:41 8:44 扇雪渓
8:57 9:03 丸山
9:39 9:43 唐松岳頂上山荘
10:00 10:12 唐松岳
10:27 11:05 唐松岳頂上山荘
11:23 12:18 牛首
12:21 12:21 唐松岳頂上山荘
12:45 12:46 丸山
12:54 12:56 扇雪渓
13:28 13:29 八方池
13:35 13:35 八方ケルン
13:39 13:39 第2ケルン
13:57 13:57 八方池山荘
13:58 ゴール地点

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・黒菱平の駐車場を利用します。日曜日ですが、6時前の到着で余裕で止められました。
・カフェテリア黒菱内のトイレは、ウォシュレット完備ですが、少々設備が古めです。
・駐車場と黒菱第3ペアリフト乗り場は、当然隣接しています。

コース状況／危険箇所等

・黒菱平からリフトを二つ乗り継ぎ、コースの起点となる八方池山荘へ。そこから天空に浮かぶ八方池までは登山道というより、少し傾斜のきつい遊歩道といった感じです。
・その先から本格的な登山道となります。右に白馬三山、左に五竜と鹿島鑓を見ながら徐々に高度を上げていきます。ダケカンバの樹林帯を抜け、お花畑が広がる気持ちのいい斜面をトラバースし、雪渓でしばし小休止。最後に、劔岳を始め立山の峰々を眺めながら開放的な稜線歩きで唐松岳の頂を目指す、何とも贅沢なコースです。
・唐松岳頂上山荘から五竜岳方面に進むと最初に現れる牛首(このエリアの核心部とも言える難所)は、岩稜攻略のトレーニングにもってこいの場所です。

その他周辺情報

・黒菱平のリフト券売り場では、八方の湯の入浴券(通常800円)を半額の400円で購入できます。
・八方の湯は、できて2年ほどの新しい温泉施設です。
・天気が良ければ露天風呂から、白馬三山と八方尾根を真正面に眺めることができます。

写真

8/20 7:03

リフトを二つ乗り継いで、八方池山荘に到着。今日の山行はここからスタートします。ちょっとガスっています。

8/20 7:22

歩き始めると、ガスの中から鹿島鑓が顔をのぞかせました。

8/20 7:22

今日は、八方尾根名物のケルンをピークハントならぬケルンハント?していこうと思います。まずは、八方山ケルンをハント！

8/20 7:23

おー、雲海だ！

8/20 7:29

タムラソウ？
それともノアザミ？

8/20 7:31

第2ケルンをハント！

8/20 7:34

不帰キレット

8/20 7:35

白馬三山

8/20 7:38

八方ケルンをハント！

8/20 7:39

あまり見たことのない空の表情。

8/20 7:39

雲海

8/20 7:49

天空の池 八方池に到着！逆さ不帰(カエラズ)

8/20 7:50

8/20 7:53

池のほとりに祀られた石の祠

8/20 7:56

何だか絵画の様？

8/20 7:57

不帰嶮(カエラズノケン)の全景

8/20 7:58

まさに鏡の様です。

8/20 8:04

八方池を見下ろす位置にある第三ケルンをハント！

8/20 8:04

あっという間にガスに飲み込まれる八方池

8/20 8:47

扇雪渓の下は、人気の休憩地。雪渓横の急登を進むと、時折雪渓から流れ込む冷気を感じる場所があります。

8/20 8:50

8月のお盆過ぎでこんなに雪が残っているとは驚きです。昨年来た時は、雪渓自体消滅していたのに。

8/20 8:50

白馬三山のガスが晴れた瞬間！

8/20 9:01

何度見ても険しいなあ

8/20 9:03

丸山に到着！丸山ケルンをハント！

8/20 9:14

今年中の登頂を目指す五竜岳は、まだガスのベールの中。

8/20 9:38

唐松岳頂上山頂が見えてきました。

8/20 9:40

日曜日だけに賑わってますねー。おっ、ハーネスつけてます。牛首に向かうんでしょうか？

8/20 9:40

唐松岳全景です。

8/20 9:42

劔岳

8/20 9:42

五竜カッコイイなあ！

8/20 9:45

不帰方面

8/20 9:48

唐松岳頂上山荘全景

8/20 9:49

未だ立ったことのない五竜の頂！

8/20 9:49

五竜に向かう稜線の登山道。今一番歩きたいルートの一つ。

8/20 9:56

山頂に向かう途中、外国人のトレラン女子に一瞬で抜き去られました。私が遅いのか？彼女が早すぎるのか？

8/20 10:01

頂上到着です。奥は劔岳。

8/20 10:01

三角点

8/20 10:02

劔と記念撮影。

8/20 10:03

何度見てもカッコイイ五竜。くどくてすみません。

8/20 10:05

長居は禁物！牛首にも足を伸ばしたいので、山頂を後にします。(視線の先に山荘とつづら折りのテント場)

8/20 10:05

白馬三山方面 ①
雲海が、入江に打ち寄せる波の様に見えます。

8/20 10:20

白馬三山方面②

8/20 10:20

劔をzoomで

8/20 10:25

唐松岳の山頂方面を振り返る。

8/20 11:29

予定通り牛首にも足を伸ばして、岩稜ルートの経験値UPを図ることに！

8/20 11:29

ガスがまた出てきました。これより岩ゴツの核心部へ。

8/20 11:30

カスが少しだけ高度感を和らげてくれます。

8/20 11:35

8/20 11:38

8/20 11:49

楽しくなってきたところですが、計画通り引き返します。

8/20 11:59

8/20 12:12

深い谷

8/20 12:12

この小ピークを越えれば岩稜ルート終了です。

8/20 12:20

山荘まで戻ってきました。祭りの様な賑わいです。

8/20 12:28

景色を眺めながら下山を開始します。

8/20 12:28

8/20 12:41

芸術的な雲の層①

8/20 12:44

芸術的な雲の層②

8/20 13:06

お花畑①

8/20 13:07

お花畑②

8/20 13:17

風雪に耐え抜いてきたダケカンバの太い幹

8/20 13:26

八方池まで戻ってきました。

8/20 13:28

辺りはガスで真っ白です。

8/20 13:46

お花畑③

8/20 13:56

八方池山荘に到着です。

8/20 13:57

計画より少し早めに本日の行程終了！充実の山行を「いいね」で締めくくって、さあリフトで一気に下ろう！

撮影機器：

iPhone 7 Plus Apple

感想

nakomi

今回歩いたルートは、近く実行を計画している五竜岳山行ルートの一部分。
五竜を目指す前に、(八方尾根の)コースタイムと牛首の難易度を自分なりにどんなものか確認しておきたくなり、視界不良覚悟の上でAM4時過ぎ自宅を出発！
快晴の中での山行とは行かないまでも、押さえておきたい景色は一通り目に焼き付けることができ、それだけで十分ラッキーな気分に！
山荘では、上高地から唐松岳まで7日間に渡るソロ縦走を成し遂げたばかりの女性登山者と「よも山話」で大盛り上がり！この強者女性51歳の話にもう一人の登山者と共に引き込まれ、正に一期一会の楽しいひと時！
八方尾根と唐松岳を思いっきり楽しんだ上、来たる五竜岳山行のイメージもしっかりできて、とても有意義な山旅でした。