槍ヶ岳 〜新穂高からピストン〜

2017年08月21日(月) [日帰り]

• GPS: 11:33
• 距離: 27.6km
• 登り: 2,314m
• 下り: 2,303m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:02
• 休憩: 1:32
• 合計: 11:34

6:06 新穂高温泉バス停
6:09 6:09 新穂高温泉駅
6:20 6:20 小鍋谷ゲート
6:41 6:41 穂高平小屋
7:11 7:11 白出小屋
8:02 8:04 滝谷避難小屋
8:08 8:09 藤木レリーフ
8:43 8:43 槍平小屋
9:58 9:59 飛騨沢千丈乗越分岐
11:03 11:04 飛騨乗越
11:13 11:31 槍ヶ岳山荘
11:38 12:18 槍ヶ岳
12:27 12:49 槍ヶ岳山荘
12:55 12:57 飛騨乗越
13:41 13:42 飛騨沢千丈乗越分岐
14:44 14:44 槍平小屋
15:19 15:21 藤木レリーフ
15:24 15:25 滝谷避難小屋
16:22 16:22 白出小屋
16:55 16:55 穂高平小屋
17:19 17:19 小鍋谷ゲート
17:32 17:32 新穂高温泉駅
17:38 17:39 新穂高温泉バス停
17:40 ゴール地点

今回は槍ヶ岳のみピークハント。マイカー規制もない新穂高からのこのルートは、お手軽に槍ヶ岳に行ける。

天候

晴れ　時々　曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

新穂高有料第2駐車場　利用
　6時間まで500円（←これは利用料のようなもの？）
　6時間毎　500円（←これは時間毎の料金）
5：55〜17：20の利用で計1500円の支払いであった。

遠く離れたところに登山者用無料駐車場があるが、ただでさえ仮眠しすぎで到着が遅れていたので、Time is moneyで有料駐車場を利用。

コース状況／危険箇所等

全ルート、道標やテープなど良く整備されている。

西穂高〜白出沢出合
　長い林道歩き
白出沢出合〜最終水場辺り
　基本沢沿い、樹林帯の気持ちいいコース
　水場、多い。
最終水場辺り〜飛騨乗越
　飛騨沢の谷をじわじわと高度を稼ぎ登っていくコース
　大展望だが、なかなか稜線に辿り着かず、バテるところ
飛騨乗越〜槍ヶ岳ピーク
　平日でも多くのハイカーでにぎわう人気スポット
　ピークへの登り下りには、○とか×とかの印や、ホールド豊富

その他周辺情報

県道槍ヶ岳公園線は８／２１現在は落石の影響のため、夜間通行止め。
　規制時間帯は午後8時30分〜午前5時。深夜に駐車場に到着して、翌朝登山開始、というスケジュールは組めない。深夜に登り始めたければ、前日午後８時半までに新穂高に入っておく必要がある。

ひがくの湯　入浴７００円　
　硫黄の香りの贅沢な源泉掛け流し（シャワーまでもが温泉）
　適温で湯につかりながら、山を見ることのできる開放的な露天風呂
　風呂上がり後のジョッキで飲むキンキンに冷えた牛乳（２００円）は◎

写真

8/21 5:57

日帰りで槍ヶ岳に行けるルートを知り、チャレンジしてみた。とにかくこの新穂高までの道中が長く、途中で仮眠をとっていたのでやや遅めに到着。届けを出して出発。

8/21 6:14

槍ヶ岳方面へのルートは、この第1駐車場脇の林道からスタート。

8/21 6:31

途中、夏道のショートカットコースあり。穂高平小屋までショートカットできる。

8/21 7:17

そして、1時間ほどで白出沢の水場に到着。美味しい水をたっぷりいただく。

8/21 7:20

穂高の稜線、尖ってるね〜。

8/21 7:31

途中の花。調べてみるとジャコウソウ（麝香草）。茎葉をゆすると麝香のような良い香りがするらしい。

8/21 7:57

なんか晴れてきたぞ。南岳、中岳辺りが見えているのかな。

8/21 8:06

滝谷到着。滝谷避難小屋がひっそりと建っていた。

8/21 8:08

小屋の中を見てみると、綺麗だった。

8/21 8:10

滝谷出合部分の橋を渡る。水量豊富で迫力満点。

8/21 8:10

ゴーゴーと音を立てて、川は流れる。

8/21 8:17

ゴゼンタチバナ。あちこちにたくさん咲いていた。

8/21 8:39

晴れ上がってきた。こんな晴天になることを予想していなかったので嬉しい。

8/21 8:42

木道が現れる。槍平小屋は近い。

8/21 8:43

ヤマトリカブトも、あちこちに群生。

8/21 8:46

槍平小屋、到着。雰囲気の良さそうな小屋。

8/21 9:15

キヌガサソウ。その存在感につい撮ってしまう。

8/21 9:45

夏だね〜。

8/21 9:47

今年の夏は、あまり日照量が多くなかったので、日差しが心地良い。

8/21 9:52

そろそろ森林限界。西鎌尾根が見えてきた。

8/21 9:59

ハクサンフウロ。

8/21 10:02

千丈分岐点。槍平小屋の好意で設置されている救急箱。

8/21 10:02

飛騨沢の道には、花がいっぱい。

8/21 10:24

ガスが一気に立ちこめてくるときもある。

8/21 10:39

途中にはリボンや○の印もあり、道形もしっかりとできていて歩きやすい。100m毎に標高を示すプレートもある。

8/21 10:43

独特のヒナ鳥の鳴き声がする。またもやライチョウの親子がいた。

8/21 10:54

ガスが晴れてきた。稜線は見えているんだけど、なかなか辿り着かない。頑張りどころ。

8/21 10:59

ああ、またガスに包まれてきた。大喰岳方面。

8/21 11:07

さあ、いよいよ飛騨乗越到着。

8/21 11:07

飛騨乗越の稜線にのると、向こう側の槍ヶ岳が見える。そして周りの景色も一変する。

8/21 11:07

常念山脈。昨年秋には、向こうの常念岳から槍を眺めていたな。

8/21 11:12

こちらは穂高方面の稜線。う〜ん残念。

8/21 11:14

あれ、でもガスったり晴れたりで、待っていると見えてくる。

8/21 11:16

この場所にやっと来ることができた。天気も晴れている。

8/21 11:16

今日は、途中仮眠しすぎで出遅れたから、天気は諦めていたがまだなんとかもちこたえてくれた。

8/21 11:36

北方面はガスの中。

8/21 11:41

さあ、いざ出陣。↑とか○×とかが岩にペイントされていて行くべき方向が分かりやすい。

8/21 11:42

今、ちょうど渋滞が起きていない、登るのに良いタイミングである。

8/21 11:43

さあ、鎖で登って一つ目の梯子を登る。

8/21 11:45

上から団体さんが下りてきた。待ち時間に下りてくる団体の方々と話し、今、ピークには人が少なくて、絶景が楽しめるよとの情報を得る。

8/21 11:53

さあ、進む。前も後ろも人がいなくなったので写真も撮り放題。

8/21 11:54

この最後の2つの長い梯子を登り切ればピーク。梯子を登っているときは、下を見るとものすごい高度感を感じてしまうので、苦手の人は見ない方が良い。

8/21 11:58

到着。ピークにハイカーは3人。混んでいないのでとてもラッキー。

8/21 11:57

来た証拠として、記念に撮っていただく。

8/21 11:59

常念、涸沢方面。ガス多めだが、見渡せることができてラッキー。

8/21 12:00

見えている小屋はヒュッテ大槍かな？

8/21 12:02

そして槍沢を見下ろす。上高地からこのルートも考えたが、マイカー規制やらバス乗りやら面倒そう。

8/21 12:02

三角点。そして槍ヶ岳山荘を見下ろす。ガスがまた発生。ピークに来るタイミングも運だな。

8/21 12:05

下りの梯子と穂高方面への稜線。こちら側はガス多め。

8/21 12:08

さあ、名残惜しいが下りよう。

8/21 12:22

下りも慎重に○×。

8/21 12:26

下りてきた。

8/21 12:26

もう一度振り返り見上げる。全体的に見た目ほど難しくはないが、油断は禁物。

8/21 12:39

ということで、昼食。

8/21 12:40

壮観。食事が終わっても見つめていた。

8/21 12:54

向こうの常念岳も目立つ山だなあ。

8/21 12:55

そしてガスがまたもや発生。

8/21 13:00

はい、下山下山。

8/21 13:17

来た道を戻る。

8/21 13:17

また晴れてくる。山の天気は変わりやすい。

8/21 13:36

下りは登りよりしんどくない。ぐんぐん進める。登ってくる人は大変そうだった。

8/21 14:36

途中、ナナカマドの葉の色付き。秋は近いね。

8/21 14:49

槍平小屋まで戻り、

8/21 16:23

白出沢の水場まで戻ってきた。お土産の山の天然水get。

8/21 17:35

そして長い林道歩きを終え、新穂高に戻ってきた。ピストンだと帰りが長く感じる。

8/21 17:51

そして下山届を提出し、自販機でサイダーを購入し、一気飲み。

8/21 18:05

そして帰り道にある「ひがくの湯」にて休憩。源泉掛け流しの最高の湯で疲れを取り、車で約260kmの帰路につく。

撮影機器：

COOLPIX AW130 ニコン

感想

JiroDai

日本のマッターホルンとも言われている槍ヶ岳には、いつか行こうと思っていた。休日に休みが取れていて、ハイカーも少なそうなので今がチャンスと思い山行決行。天気もどうせガスガスかと思っていたが、なんとか持ちこたえてくれた。良かった良かった。

コメント

Ud6900

日帰りとはすごいですね！
私も槍平にテント泊し、同じコースを一週間前に行きましたが、3日間筋肉痛でした。あいにくの天気で視界もありませんでしたが、憧れの槍ヶ岳を登頂出来て大満足の山行になりました！

JiroDai

Re: 日帰りとはすごいですね！
Ud6900さん、コメントありがとうございます。
槍ヶ岳、私は初めてだったのですが、本当に素晴らしく、あの雄大な景色が脳裏に焼き付き忘れられません。自分も槍平辺りで泊まってもっと自然を満喫したかったと今は後悔しています。