快晴の北アルプス 日本三大雪渓の針ノ木岳、蓮華岳へ ― 扇沢から
- GPS
- 29:10
- 距離
- 19.7km
- 上り
- 2,148m
- 下り
- 2,147m
コースタイム
- 山行
- 5:32
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 5:52
- 山行
- 7:34
- 休憩
- 3:32
- 合計
- 11:06
11:16 移動の開始
11:26 扇沢
12:44 大沢小屋
16:30 針ノ木峠
16:50 針ノ木峠
17:08 宿泊
[2日目]
05:15 宿泊
06:08 針ノ木岳
07:02 食事(〜08:54)
09:04 針ノ木峠
09:16 針ノ木峠
10:44 蓮華岳
11:26 針ノ木峠
11:32 針ノ木峠
12:04 針ノ木峠
14:50 大沢小屋
16:00 扇沢
16:18 移動の終了
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トイレ。 駐車場。 水場あり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
中程度の鎖場、岩場あり。 |
写真
感想
今回も主催山行にて、北アルプスで日本三大雪渓もある針ノ木岳と蓮華岳に行ってきました。2日前までは悪天候予報にて行けない予定でしたが、急遽、前日に晴天予報となり行く事ができました。実際にはほぼ快晴の中、涼しく最高の登山になったのではないかと思います。
登山道は黒部ダムや室堂の入口で有名な扇沢から。
そこからは乗り物には乗らないので少しお得感のある山でもあります。
登山口は扇沢駅の直ぐ横から入って行く。
最初の林道からの眺めは青空とあいまって最高そのもの^^
涸沢と林道を交差しながら、沿道には夏を惜しむかのように花々も一杯^^
薬草で有名なクサノオウにゲンノショウコは満開を迎えていた。
それにコウゾリナにヤマハハコ、ソバナにトモエシオガマと最初から沢山の花が出迎えてくれました。
程なくして林道からはずれ本格的な登山道に入って行く。
針葉樹の木は少なく、様々な広葉樹の樹林帯の道を進んで行く。
木の種類としては最初はイタヤカエデにハウチワカエデ、ミネカエデ、クルミなど
様々。
次第にブナの木々は増えてきて、ブナの原生林となっていく。
その中にもヨツバヒヨドリやヤマアジサイ、リンドウなど沢山の花があり、そこに瑠璃色で綺麗で有名な蝶であるアサギマダラも集まってきていておな一層に綺麗に彩られていました。
大沢小屋を過ぎると、本格的な沢沿い歩きとなり、日本三大雪渓である針ノ木大雪渓もでてくる。大雪渓は大分雪解けが進み雪渓の上を歩けるのは100m程。
沢沿いにでると木は更になくなり、たまに中木のナナカマドがある程度。
ミヤマウツボグサやイワキンバイ、シモツケソウ、モミジカラマツ、ミヤマママコナ、トリカブト、キタダケヨモギ、ウサギギク、ホソバコゴメグサ、ヨツバシオガマ、タカネヒゴタイ、オヤマリンドウ、タテヤマリンドウ、レイジンソウ、ミソガワソウ、ミヤマキンポウゲ、ミヤマダイコンソウと非常に沢山の種類の花が更に出迎えてくれました。
非常に人気のあるエリアでテント場も一杯でしたので、少しはなれた緊急のテント場でのテント泊となり、この混雑した日に静かなテント泊となりある意味ラッキーでした。トイレには往復30分と厳しかったですけどw
テンバからのアーベンロートも山の全てが赤やけで覆われ、登ってきた苦労が報われる瞬間でした。
夜中の満点の星空からの朝のモルゲンロートも素晴らしいものがあり、雲も少なく空気も澄んでいて、まさに冬の様な眺望に最高の一時を頂けました。
針ノ木岳山頂からは立山を初め剣岳がまじかに見え、その周りには薬師岳、水晶岳、槍ヶ岳、穂高連峰、乗鞍岳、反対にも爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳とそうそうたる名峰が回り一杯に!
更に次の蓮華岳からは、南アルプスに八ヶ岳、北側には鹿島槍ヶ岳の右側に火打山に妙高山、戸隠山、南の遠くには富士山までも見れ、最高の眺めに癒されまくった最高の2日間となりました。
今回は悪天候予報で諦めていた所で、最高の天気に最高の澄んだ空気と夏の終わりとは思えない位の最高の天気と眺めでした。この調子で夏の終わりを素晴らしい状態で過ごして行けたらと思う今日この頃でした。
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