鳳凰三山、夜叉神峠駐車場から往復、南御室小屋テント泊

2017年08月27日(日) 〜 2017年08月28日(月)

• GPS: 32:00
• 距離: 23.5km
• 登り: 2,270m
• 下り: 2,270m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:30
• 休憩: 1:10
• 合計: 7:40

6:10 夜叉神峠登山口
7:40 7:50 夜叉神峠小屋
9:45 10:00 杖立峠
11:20 11:50 2280mケルン昼食
13:00 13:15 苺平
13:50 南御室小屋

2日目

• 山行: 11:05
• 休憩: 2:55
• 合計: 14:00

5:00 南御室小屋
6:30 0:00 砂払岳
6:40 0:00 薬師岳小屋
6:50 7:00 薬師岳
7:40 7:50 鳳凰山
8:15 8:25 鳳凰小屋分岐
9:20 0:00 アカヌケ沢の頭
9:30 10:10 地蔵岳標識
11:15 11:25 鳳凰小屋分岐
12:00 12:10 鳳凰山
12:40 0:00 薬師岳
12:50 13:05 薬師岳小屋
14:05 14:55 南御室小屋
15:50 15:55 苺平
17:10 17:15 杖立峠
18:10 18:20 夜叉神峠小屋
19:00 夜叉神峠登山口

天候

一日目：晴れ時々曇り
二日目：曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

往き前日：さいたま市14:30−川越IC−甲府昭和IC−芦安−
　　　　　18:10夜叉神峠駐車場：車中泊、携帯は圏外。
　　　　　公衆トイレ（水洗）アリ。夜叉神の森に飲み物自販機アリ。

帰り：夜叉神峠駐車場19:20−甲府昭和IC−境川PA：夕食−川越IC−
　　　23:00さいたま市

コース状況／危険箇所等

一日目：夜叉神峠まで幅広、凸凹の無い砂利道。
　　　　全体的になだらかな道、苺平の手前に岩々の急登続く。

二日目：南御室小屋から稜線に出るまで高低差100m程の急登、
　　　　起き抜けの身体にこたえた。
　　　　観音岳から地蔵岳の間、鞍部まで高低差200mの岩場。
　　　　ペンキマークを追っていくと、西側の絶壁には行かない。
　　　　往きは下って、帰りは登り、今回一番の難所だった。

写真

8/26 18:13

土曜日夕方、夜叉神駐車場に到着。まだ8割がた埋まっていました。奥が広河原へのマイカー規制ゲート。

8/27 5:39

日曜日5:30、広河原行き一番バスは2台。この前に乗り合いタクシーが10台！走って行きました。

8/27 6:14

夜叉神峠登山口からスタート。

8/27 6:59

峠道は幅広、平らで歩きやすい。明日、日没になっても迷わなさそう。

8/27 7:05

中間地点の”5本松”。

8/27 7:42

夜叉神峠小屋に到着。ここまでで400m近く登りました。

8/27 7:46

ザックは40ℓ、軽量化に努めて重さ11キロ（水1.5ℓ）。

8/27 8:21

最初は尾根歩きの急坂。

8/27 8:47

大半は尾根を巻くようにダラダラ登ります。

8/27 9:46

「杖立峠」鉄パイプケルン。地図には場所が違うと記されていたが、結局良く分からなかった。

8/27 11:22

杖立峠−苺平のほぼ中間地点、高度計は2280m。

8/27 11:32

ここで、カロリ−補給。美味しいんですが、糖質より脂質が多いのが難点。

8/27 12:27

苺平に向かう岩道の急登。

8/27 12:54

珍しい、丸太の階段。

8/27 12:55

せっかくなので、横歩きでクリア。

8/27 13:07

なんとか「苺平」に、本日の最高所2518m。登山口から1100mも登りました。

8/27 13:52

南御室小屋手前のドコモスポット。携帯がつながりました。

8/27 13:55

13:50「南御室小屋」に到着、長かったです。小屋でテントを申し込み、料金500円。

8/27 14:31

14::30テント設営完了。

8/27 17:35

17:30夕食は、カレー玉子ピラフ。軽量化のためコッヘルはやめてシェラカップ。

8/27 18:13

気温15度、少し寒い。小屋からストーブの煙か。

8/27 18:24

空いてるテント場、全部で8張。

8/28 5:13

翌日5:00スタート。いきなりの急登がこたえる。

8/28 5:27

30分ほど頑張って稜線に。道は穏やか、陽が上がって来ました。

8/28 6:15

大岩の回廊。

8/28 6:25

展望が開けると左手に「北岳」。

8/28 6:32

左手後ろに、「富士山」が。

8/28 6:25

白い岩峰、正面に「薬師岳」手前は砂払岳。

8/28 6:42

「薬師岳小屋」を通過。26日改装オープン、真新しい。

8/28 6:55

岩峰のむこうに富士山。

8/28 6:56

7:00「薬師岳」到着。白い砂地に岩々の見本市。

8/28 7:02

観音岳に向かいます。しばし平和な白い道。

8/28 7:24

道は締まっていて歩きやすい。間違っても、白砂の斜面には滑りたくない。

8/28 7:27

見えてから1時間、北岳に傘雲がかかってきた。

8/28 7:33

観音岳が近づきました。

8/28 7:42

「観音岳」2840m到着。本日の最高地点。

8/28 7:43

雲海に浮かぶ「八ヶ岳」。

8/28 7:46

右手の地蔵岳オベリスク、正面赤抜ノ頭の先に「甲斐駒」。

8/28 7:51

甲斐駒のアップ。

8/28 7:49

左に「千丈ケ岳」がゆったりと。

8/28 7:55

これから下る、赤抜ノ頭へ。西側は絶壁。

8/28 7:58

タカネビランジ？少し傷んでます。

8/28 8:15

鳳凰小屋への分岐点2700m、観音岳から140m降下。さらに鞍部まで50m程降下！。

8/28 9:00

9:00雲に飲みこまれる北岳。この後はずうっと雲がかかって見えませんでした。

8/28 9:23

「赤抜ノ頭」標識。手前が地蔵岳に下る。

8/28 9:33

「地蔵岳」に到着。ここまで遠かったこと。

8/28 9:33

地蔵岳オベリスク、途中にハイカー。

8/28 9:35

たくさんのお地蔵さん。

8/28 9:45

ここから戻るので早昼食にしました。

8/28 10:43

観音岳に戻る、登り返し200m。今日一番の大仕事。

8/28 12:10

観音岳山頂標識。

8/28 12:39

薬師岳に帰還。よく見たら山ガールさんがポーズ。

8/28 13:04

薬師岳小屋。休憩、コーヒー￥400をいただく。

8/28 14:01

南御室小屋手前の急降下。「無雪期登山道」の看板がたくさん。

8/28 15:20

テント撤収後、小屋を出発。すぐに短い急登、苺平に100m登ります。

8/28 15:50

苺平。ここからは下り。

8/28 16:35

穏やかな道を下ります。陽射しの影が長くなってきました。

8/28 17:10

杖立峠。あと40分はあてにならない。

8/28 18:14

18:10、照明の点いた夜叉神峠小屋に。ここでヘッドライトを装着しました。

8/28 18:23

LEDは電球色、石ころや凸凹が良く見えます。

8/28 18:33

右折に標識。確かに、暗いと真っ直ぐ行きかねません。

8/28 19:05

19:00、夜叉神登山口に無事、帰って来ました。

8/29 17:45

「鳳凰三山」バッジ\500．南御室小屋で購入。

8/31 18:05

ヤマプラで作ったプラン。画面キャプチャーして印刷。コースタイムの積算だけでなく、標高、区間距離も出るのでとても重宝してます。アナログおじさんにはぴったり。

撮影機器：

XQ1 FUJIFILM

装備

個人装備

長袖ベースレイヤー ドライレイヤー ズボン 靴下✖２ グローブ 薄手中間着 レインウェア上下 雨用帽子 靴 百均サンダル ザック ザックカバー 食料 行動食 1.0ℓプラティパス＋0.7・0.5ℓボトル ガス缶小 コンロ 大シエラカップ ライター コンパス 計画書 ヘッドランプ 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ Wポール 折畳みイス テント マット シェラフ

備考

薄手の中間着+防水ウィンドブレイカーだったが、シュラフも夏用の薄いものため夜は少し寒かった。やはり薄手のダウンを持っていけばよかった。
テントはグラウンドシート持参で中敷の銀マットは省略、これは全く問題なかった（大雨の予想も無かったし）。

感想

kiha52

8月の最終週に月曜休みを入れて、三連休にしておきました。
土曜日は天気が悪かったので移動日にして、期待通り「夜叉神峠駐車場」に車を停めることが出来ました。
鳳凰三山でテント場は南御室小屋だけ。テント場は空いていて、水は豊富、くぼ地のせいか風も弱く、快適なテント泊ができました。
鳳凰三山の縦走は気持ちのいい白砂道と難しすぎない岩峰歩きが面白かったです。北岳、仙丈ケ岳、甲斐駒が、と次々姿を現し、とても気分が高揚しました。
地蔵岳のオベリスクを見た後、また登り返すのが大変でしたが、観音岳から薬師岳へ戻る稜線歩きは気持ちが良かった。まあ次回があれば、小屋泊まりにして、三山登行後はそのまま広河原に降りるのが楽かもしれません。
テントを背負って夜叉神峠から南御室小屋の長〜い往復は大変でしたが、鳳凰三山の稜線歩きのご褒美も大きく、とても充実した2.5日間になりました。

コメント

Akaneko

鳳凰
kiha52様、おはようございます。

ついに鳳凰テン泊実現ですね。
南アには良い幕営地が多いですが、
南御室も水が美味しいし風も遮ってくれるので、
絶好のテン場ですね。

ここから軽身で鳳凰往復ですが、
地蔵までだと観音の登り返しが厳しそう。
テン泊でなければ広河原から白鳳峠経由で新調なった薬師岳小屋泊もいいですね。

次回の鳳凰は秋か残雪期でしょうか？

kiha52

Re: 鳳凰
Akaneko様　こんにちは。
南御室小屋はのんびりしてのどかで、
いいところでした。
修行のテント場じゃないのがいいですね（笑）。
思い切って前日車中泊、時間の余裕が出来たので
あせらずに歩けました。時間の余裕は高齢者の
なによりの味方です 。
鳳凰三山稜線は距離が短いわりに、有名処が次々
現れ、絶景の連続。長いアプローチの苦労を
忘れさせてくれました。
薬師岳小屋、新築で綺麗でした、日曜日は満員！
たしかに、今度は、秋や残雪期、小屋泊まりで
再訪したいです。

yasube7

本日出発
こんにちは。
ちょうど同じコースを今晩から行く予定でした。
または、先に登って翌日ゆっくり下山するかも。
とても参考になりました。
おじさん4人で行って来ます！

kiha52

Re: 本日出発
yasube7様　こんにちわ。

長いコースでしたが変化があって退屈しませんでした。
稜線に出てからの白砂と花崗岩の縦走、
北岳、千丈、甲斐駒と絶景の連続でした。
登山者の数も多すぎることなく、ちょうどいい。
おじさん4人、賑やかそうですね、
気をつけて楽しんできてください！。