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Yamareco

記録ID: 1245647
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

熊ノ穴沢から甲斐駒ヶ岳 〜 From 戸台川原駐車場 To 北沢峠〜

2017年09月03日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
10:53
距離
15.7km
登り
2,241m
下り
1,201m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:13
休憩
0:37
合計
10:50
4:08
108
5:56
5:56
12
6:08
6:08
172
9:00
9:16
66
10:22
10:23
29
10:52
11:06
93
12:39
12:42
6
12:48
12:48
19
13:07
13:07
19
13:26
13:27
29
13:56
13:58
4
14:02
14:02
54
14:56
14:56
0
14:56
14:56
2
14:58
ゴール地点
天候 晴れのち曇り時折晴れ間
過去天気図(気象庁) 2017年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
◇自家用車を戸台川原駐車場に駐車。
・スタート時は自分の車を含め7台の車が駐車。
◇北沢峠から戸台大橋までバスを利用。
・運賃1170円。
・臨時便が随時増発されていました。
コース状況/
危険箇所等
【戸台川河原歩き(駐車場から熊ノ穴沢渡渉点まで)】
◆本流の渡渉ヶ所は二ヶ所。今回もGore-Texのハイカット登山靴で水深の浅い所をジャブジャブ渡りましたが、靴中に浸水はしませんでした。暗いとパッと見では水深が分かりにくいので、トレッキングポールを使用して水深を確認しました。
◆草や木枝が伸びて、ルートが分かりにくくなっている所がありました。第二堰堤付近、角兵衛沢案内板と熊ノ穴沢案内板との間の区間の一部が特に気になりました。
【熊ノ穴沢ルート(登り)】
◆樹林帯の区間は一定間隔で付けられているオレンジテープを辿ります。
◆ガレエリアは、なるべく安定した岩を選びながら、登ります。落石には注意が必要です。
【中ノ川乗越→六合目小屋】
◆基本的に樹林帯の中を歩きます。一部平坦な尾根道やトラバース区間もありますが、急な傾斜のアップダウンの繰り返しです。路面が濡れている時はスリップに注意が必要です。
◆六合目小屋付近は道が少し分かりにくいです。
【六合目小屋→甲斐駒ヶ岳】
◆六合目小屋を過ぎると、ハイマツ帯となります。
◆登山道であることを示す赤い〇印や矢印が岩にペイントされています。
◆一ヶ所鎖場がありますが、鎖を頼らずとも登ることはできます。登りきる直前は手掛かり足掛かりがほとんどないので、グリップしないソールの場合は、鎖を頼った方が無難です。もっとも、鎖を使用した方が簡単に登ることができます。
【甲斐駒ヶ岳→駒津峰】
◆駒津峰に登り返す区間は、ちょっとした岩場が連続します。手掛かり足掛かりは豊富にあります。
【駒津峰→双児山→北沢峠】
◆概ね石がごろつく歩きにくい道です。樹林帯の急登区間には、木の根の段差が大きい所もあります。
予約できる山小屋
北沢峠 こもれび山荘
ヘッドランプを使用してのスタート。
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ヘッドランプを使用してのスタート。
第1号床固手前で、ようやく明るくなってきました。
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第1号床固手前で、ようやく明るくなってきました。
戸台川の河原歩きでそこかしこで見かけた花がこれ。
ヤマトラノオ?
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戸台川の河原歩きでそこかしこで見かけた花がこれ。
ヤマトラノオ?
アザミ。
山を歩いていて「チクッ」とすると、大体こいつが原因。
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アザミ。
山を歩いていて「チクッ」とすると、大体こいつが原因。
熊ノ穴沢への渡渉ポイント。
今回もオーバーシューズを着用し、ジャブジャブ渡りました。
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熊ノ穴沢への渡渉ポイント。
今回もオーバーシューズを着用し、ジャブジャブ渡りました。
二度目ということもあり、順調に中間点まで登ってきました。
中間点を過ぎた所で休憩しました。
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二度目ということもあり、順調に中間点まで登ってきました。
中間点を過ぎた所で休憩しました。
タカネビランジ
トリカブト
この辺りは、ザレっぽく、熊ノ穴沢の登りで最も登りにくい区間です。
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この辺りは、ザレっぽく、熊ノ穴沢の登りで最も登りにくい区間です。
ガレ区間の始まりです。
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ガレ区間の始まりです。
ガレ谷を登っていく。
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ガレ谷を登っていく。
ようやく終わりが見えてきました。
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ようやく終わりが見えてきました。
中ノ川乗越に到着。
少しゆっくりしました。
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中ノ川乗越に到着。
少しゆっくりしました。
第二高点方面を眺めながら、休憩しました。
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第二高点方面を眺めながら、休憩しました。
今回は東に進みます。
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今回は東に進みます。
タカネビランジ。
色褪せてしまっているものが多い中、この花は鮮やかな色でした。
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タカネビランジ。
色褪せてしまっているものが多い中、この花は鮮やかな色でした。
ミヤマシャジン
イワインチン
かなりの急登です。
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かなりの急登です。
中ノ川乗越から一つ登った小ピークから下った鞍部付近は崩壊が進んでいます。これ以上崩落が進むと、尾根の北側に迂回路を付けないと通行できなくなりそうです。
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中ノ川乗越から一つ登った小ピークから下った鞍部付近は崩壊が進んでいます。これ以上崩落が進むと、尾根の北側に迂回路を付けないと通行できなくなりそうです。
シラネヒゴタイ
熊ノ穴沢を見下ろす。
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熊ノ穴沢を見下ろす。
ミヤマダイモンジソウ
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ミヤマダイモンジソウ
遠く八ヶ岳が見えました。
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遠く八ヶ岳が見えました。
北岳や間ノ岳、仙丈ケ岳。
遠く、塩見岳も見えています。
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北岳や間ノ岳、仙丈ケ岳。
遠く、塩見岳も見えています。
甲斐駒ヶ岳、駒津峰、双児山。
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甲斐駒ヶ岳、駒津峰、双児山。
ヤマハハコ
ミヤマコゴメグサ
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ミヤマコゴメグサ
木々の間から烏帽子岳が見えました(画像の左3分の1付近)。
こちらから見ると確かに綺麗な烏帽子型のピークです。
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木々の間から烏帽子岳が見えました(画像の左3分の1付近)。
こちらから見ると確かに綺麗な烏帽子型のピークです。
八丁尾根からのルートとの合流点までやってきました。
ここで直角右手を登ります。
ここで、ひとまず、未踏区間は終了です。
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八丁尾根からのルートとの合流点までやってきました。
ここで直角右手を登ります。
ここで、ひとまず、未踏区間は終了です。
三ツ頭から鋸岳方面を眺める。
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三ツ頭から鋸岳方面を眺める。
鋸岳を拡大。
三ツ頭から見た甲斐駒ヶ岳。
やはり、鋸岳方面から眺める甲斐駒ヶ岳はカッコイイ!
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三ツ頭から見た甲斐駒ヶ岳。
やはり、鋸岳方面から眺める甲斐駒ヶ岳はカッコイイ!
シナノオトギリ
ウメバチソウ

シオン属?
イワベンケイ
この辺りから眺める甲斐駒ヶ岳はちょいと微妙です。
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この辺りから眺める甲斐駒ヶ岳はちょいと微妙です。
お墓のような石のオブジェの間を通過します。
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お墓のような石のオブジェの間を通過します。
六合目小屋
小屋の中を拝見。
中は綺麗です。
外はちと臭いがきついのが残念。
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小屋の中を拝見。
中は綺麗です。
外はちと臭いがきついのが残念。
甲斐駒ヶ岳へは、六合目小屋の北側を登っていきます。
二つ前の画像の左手前から登っていきます。
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甲斐駒ヶ岳へは、六合目小屋の北側を登っていきます。
二つ前の画像の左手前から登っていきます。
ウラシマツツジが大分色付いてきていました。
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ウラシマツツジが大分色付いてきていました。
六合目小屋から一登りすると森林限界を突破します。
花崗岩がごろつく、ハイマツ帯の白砂の道となり、甲斐駒ヶ岳に登っていることを実感できます。
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六合目小屋から一登りすると森林限界を突破します。
花崗岩がごろつく、ハイマツ帯の白砂の道となり、甲斐駒ヶ岳に登っていることを実感できます。
振り返ると、鋸岳が雲に包まれてしまっていました。
この後ガスに包まれてしまいました。
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振り返ると、鋸岳が雲に包まれてしまっていました。
この後ガスに包まれてしまいました。
ただ時折、青空も見えます。
ただ時折、青空も見えます。
来た道を振り返る。
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来た道を振り返る。
トウヤクリンドウ
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トウヤクリンドウ
山頂の祠が見えてきました。
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山頂の祠が見えてきました。
手すり代わりの鎖が架けられた岩場を通過します。
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手すり代わりの鎖が架けられた岩場を通過します。
山頂の人の姿もしっかりと視認できる距離まで近づいてきました。
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山頂の人の姿もしっかりと視認できる距離まで近づいてきました。
山頂まであと一登りです。
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山頂まであと一登りです。
鋸岳方面から登りつめると、祠の裏手に出ます。
裏口から登ったような気になります。
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鋸岳方面から登りつめると、祠の裏手に出ます。
裏口から登ったような気になります。
甲斐駒ヶ岳に到着!
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甲斐駒ヶ岳に到着!
休憩後、毎度のことですが、祠で手を合わせました。
いいことありますように  ( ̄人 ̄)
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休憩後、毎度のことですが、祠で手を合わせました。
いいことありますように  ( ̄人 ̄)
それでは、下山します。
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それでは、下山します。
しばらくは白砂の楽しい道が続きます。
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しばらくは白砂の楽しい道が続きます。
摩利支天分岐点まで下ってきました。
ここからは再び未踏区間です。
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摩利支天分岐点まで下ってきました。
ここからは再び未踏区間です。
団体さんが苦戦していた岩場。
それなりの岩場ですが、落ちてどうこうなるような岩場ではなく、手掛かり足掛かりは豊富にあるので、練習にはうってつけです。
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団体さんが苦戦していた岩場。
それなりの岩場ですが、落ちてどうこうなるような岩場ではなく、手掛かり足掛かりは豊富にあるので、練習にはうってつけです。
正面の大きな岩が「六万石」かな。
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正面の大きな岩が「六万石」かな。
岩場は続きます。
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岩場は続きます。
甲斐駒ヶ岳を振り返る。
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甲斐駒ヶ岳を振り返る。
駒津峰に到着。
未踏の双児山経由で北沢峠に向かいます。
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未踏の双児山経由で北沢峠に向かいます。
正面が双児山です。
一下りし、登り返します。
正面が双児山です。
一下りし、登り返します。
戸台川を見下ろす。
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戸台川を見下ろす。
鞍部を過ぎたあたりで、登りに備え、軽く休憩しました。
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鞍部を過ぎたあたりで、登りに備え、軽く休憩しました。
双児山に到着。
歩きにくい道が続きます。
歩きにくい道が続きます。
北沢峠まで下ってきました。
ここから戸台大橋までバスで下ります。
北沢峠まで下ってきました。
ここから戸台大橋までバスで下ります。
バスを降りてから、駐車場まで一歩きします。
甲斐駒ヶ岳山頂への稜線ですれ違った方から、林道わきすぐの所で大きなクマが罠にかかっていたという情報をいただいていたので、少し恐る恐る進みます。もっとも、バスを運行されている方達から「解決したよ〜」と聞いてもいたのですが。
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バスを降りてから、駐車場まで一歩きします。
甲斐駒ヶ岳山頂への稜線ですれ違った方から、林道わきすぐの所で大きなクマが罠にかかっていたという情報をいただいていたので、少し恐る恐る進みます。もっとも、バスを運行されている方達から「解決したよ〜」と聞いてもいたのですが。
無事に駐車場まで戻ってきました。
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無事に駐車場まで戻ってきました。

感想

北岳から見る甲斐駒ヶ岳は何とも貧相な姿に見えます。
先週北岳から甲斐駒ヶ岳を眺め、改めてそう感じました。
甲斐駒ファンとしては、そんな残念なイメージをいつまでも引きずるわけにはいきません。
そこで、今週は、甲斐駒ヶ岳に惚れ直すために、甲斐駒ヶ岳に登ってみることにしました。
もちろん、甲斐駒ヶ岳が最も端整に見える、あの方角から。

少し残念なことに、雲が早々と上がってきてしまい、青空が少なめな空模様となりましたが、目的はバッチリ果たすことができました。
中ノ川乗越から三ツ頭、摩利支天分岐から双児山経由の北沢峠と未踏区間を歩くこともでき、満足な一日となりました。

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