悪沢岳〜トイレ岳〜赤石岳
- GPS
- 42:19
- 距離
- 26.2km
- 登り
- 3,092m
- 下り
- 3,069m
コースタイム
- 山行
- 8:49
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 9:35
天候 | 9/9晴れ時々曇り 9/10稜線上はガスで真っ白 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
・畑薙ダム臨時駐車場(無料・簡易トイレあり・ドコモ電波無し) ・金曜夕方5割ほど、日曜夕方も5割ほど埋まっていました ・臨時駐車場から椹島までは送迎バス (送迎バス利用には指定宿泊施設利用、テン泊は不可?) ・詳しくは特殊東海フォレストHPをご覧ください http://www.t-forest.com/alps/ ◆登山口へのアクセス ・畑薙ダムへの道は各所で時間帯通行止めが行われています ・通行止めにハマると大幅に予定が狂うので事前確認を、特に平日は要注意 https://shizuokashi-road.appspot.com/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆今回の行程 9/8 夕方椹島入り宿泊(椹島ロッジ個室宿泊) 9/9 椹島〜荒川小屋(テン泊) 9/10 荒川小屋〜椹島 荒川小屋でテン泊したいけど送迎バスも使いたいという理由で上記コースに決定 (但し、下山時は送迎バスの時刻に追われます) ◆椹島ロッジ ・ドコモ電波無いが一部Wifiあり ・個室、風呂、ロッカーあり ◆椹島〜千枚小屋 ・試練の道、景色も無い樹林帯を約5時間ひたすら歩きました ・所々間違えそうな場所もあるが、ペンキ・リボンを確認すれば問題無し ◆千枚小屋〜荒川小屋 ・千枚小屋を過ぎると、やっと景色が広がる ・千枚岳の下り・悪沢岳の下りは滑落・落石注意 ・荒川小屋まではアップダウンの繰り返し ・荒川小屋ドコモ電波あり、テン場は整地され、トイレ水場も近い ◆荒川小屋〜赤石岳 ・小赤石岳まで登りが続く ・赤石岳への稜線はガスで真っ白、風強く髪はびしょ濡れ、寒かった ・真っ白だが迷うようなことは無かった ◆赤石岳〜椹島 ・ラクダの背は道幅狭く右手が切り立っているので注意 ・富士見平からは景色が素晴らしい ・赤石小屋からは歩きやすい下り |
その他周辺情報 | ◆温泉 ・赤石温泉 白樺荘(大人510円) ・多くの下山者が利用するので時間をずらせば、のんびり入れるかも http://www.okushizuoka.jp/100sen/spot/000132.html |
写真
感想
数年前から何度も候補地に挙がりながらアクセスの悪さから
後回しにしていた悪沢岳&赤石岳、ついに行くことが出来ました。
計画段階の条件として
小屋泊を避け、荒川小屋でテン泊の1泊2日、更に帰りのバスも乗れる方法を
模索していると、椹島ロッジには個室があり風呂まであるということを知る。
これなら個室泊、荒川小屋テン泊のバスも使えるということで実施。
9/8
午後3時の送迎バスに間に合うように自宅を出発。
カーナビを使ったら気付かずに通行規制区間へ行ってしまい
途中でUターンしたら、Uターン先も通行規制区間だったり、
バスに間に合うのかと最悪のことを考えたり、冷や冷やしながら
何とか無事臨時駐車場へ到着。送迎バスで激しく揺らされながら椹島へ。
受付を済ませたら、早速風呂へ入り食事を済ませ、酒飲みながら一人まったり。
9/9
朝目覚めたが居心地の良さから、山へ行くのが面倒にも感じる。
とはいえ、そうも言ってられないので気合入れて出発。
本日の目的地は荒川小屋、15時着目標の遅くても16時を目指す。
千枚小屋までは初めに急登があるがそれ以降は比較的緩やかだが
景色も無い樹林帯を一人黙々と登るのは辛かった。
途中、千枚小屋まであとOO時間と書いてある看板を確認すると
計画した時間と2時間程違うことにかなり焦った。
最悪、中岳避難小屋泊も頭をよぎる。
何とか予定通りの時間に千枚小屋へ到着。
千枚小屋を過ぎると素晴らしい景色に心躍る。
千枚岳〜丸山〜悪沢岳〜中岳〜前岳、人も少なく時々ガスるものの
基本的に天気もよく、ほぼ予定通りに荒川小屋へ到着。
テン場へ行くと自分を含め他に2名で、合計たった3張。
やはり1日でここを目指す人は少ないらしい。
結局お二人に宴会へ混ぜていただき山トークしながら酔っぱらってこの日は終わる。
9/10
夜中少し雨が降ったものの朝には止んでいた。
ご来光を期待しながらテントから顔を出すとまさかの真っ白。
精神的ダメージが大きく、なかなか起きれないが
帰りのバスもあるので起き去るを得ない。
真っ白のなか荒川小屋を後にし、赤石岳を目指す。
途中までは、山頂着く頃にはガスもとれると期待していたが
髪はビショ濡れ風も強く、小赤石岳あたりで諦めて早く降りたくなってきた。
そんな中、前を歩いてたお二人が途中でライチョウを発見。
ライチョウに癒されたら、お二人の後について赤石岳を目指す。
山頂は真っ白だったが、念願の赤石岳に来た喜びと
お二人と真っ白ですね〜と笑いながら話しをしていたら元気になってきた。
ここからはバスに間に合うか時間との勝負。
たいぶ疲れがあったがひたすら降り、無事バスに間に合った。
最後に
ずっと憧れていた南南アルプス。
優しい面と厳しい面と両方感じさせてくれた素晴らしい山域でした。
赤石岳のガスはもう一度ここに来い!
という事として捉え、またいつか来たいと思います。
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