白峰三山と南嶺

2017年09月08日(金) 〜 2017年09月11日(月)

• GPS: 27:16
• 距離: 52.2km
• 登り: 4,004m
• 下り: 5,103m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:52
• 休憩: 0:04
• 合計: 1:56

14:11 広河原インフォメーションセンター
14:15 14:17 広河原山荘
14:25 14:27 白根御池分岐
16:07 白根御池小屋

2日目

• 山行: 9:58
• 休憩: 1:04
• 合計: 11:02

4:59 白根御池小屋
6:12 6:23 草すべり分岐
6:32 6:37 小太郎尾根分岐
7:09 7:09 北岳肩ノ小屋
7:17 7:25 両俣分岐
7:45 7:55 北岳
8:09 8:12 吊尾根分岐
8:29 8:31 トラバースルート分岐
8:52 8:55 北岳山荘
9:57 9:58 中白根山
11:00 11:03 間ノ岳
12:00 12:00 農鳥小屋
12:59 13:03 西農鳥岳
13:39 13:47 農鳥岳
14:34 14:38 大門沢分岐
15:05 15:07 広河内岳
16:01 宿泊地

3日目

• 山行: 9:41
• 休憩: 0:29
• 合計: 10:10

5:25 宿泊地
6:21 6:22 大籠岳
7:02 7:02 白河内岳
8:03 8:03 笹山（黒河内岳）北峰
8:09 8:11 笹山 （黒河内岳）南峰
9:52 9:55 ピーク横の小さなコル
10:22 10:23 白剥山
11:43 11:43 広場
13:21 13:21 伝付峠展望台
13:43 13:44 伝付峠
13:52 13:57 伝付峠水場
14:38 14:54 出合
15:35 東京電力管理小屋

4日目

• 山行: 3:49
• 休憩: 0:04
• 合計: 3:53

6:01 東京電力管理小屋
8:19 8:19 新倉のヘリポート
8:40 8:44 田代入口
9:54 ゴール地点

天候

いずれの日も晴れときどきガス

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

（行き）JR甲府＋山梨交通登山バス
（帰り）早川町乗合バス＋JR下部温泉

コース状況／危険箇所等

広河原から広河内岳までは普通の登山道。
広河内岳から白河内岳までは岩がゴロゴロとした稜線歩きだが、踏み跡薄くケルンとハイマツの進入口にたまにあるピンクリボンが頼り。
白河内岳から白剥山までは結構なハイマツの藪漕ぎがあり（ハイマツに突っ込む勇気が必要）。
奈良田越から伝付峠までは林道歩き。
伝付峠から出会までは最初笹で埋もれた道でどうなることかと思うが比較的良い道。
出会付近トゲトゲの草のヤブでかなりやっかいだった（道を間違ってたかも）。
出会から廃屋のある肩までは沢沿いの道で崩壊している橋などあり結構ワイルド
廃屋のある肩から河原に出るまでかなりの急坂（もともとあったつづら折りの道が崩壊してショートカットしている感じ）。
発電所から伝付峠入口までは林道歩き。

その他周辺情報

伝付峠入口から身延方面へ３０分ほど歩くとヘルシー美里（昔の校舎を使った施設で魅力的）があるが平日は１５時（土日は１０時）からということで残念ながら入れず、下部温泉の温泉会館に行きました。

写真

9/8 14:10

平日の最終便でガラガラと思っていたが、甲府の時点で座れない人もいた。

9/8 14:13

9/8 14:15

広河原山荘。
ここで泊まることも考えましたが、明日のことを考え白根御池まで頑張ります。

9/8 14:16

9/8 16:07

緩みない上りをこなし、白根御池小屋到着。
こんなキツイ登りとは想定外でした。

9/8 16:11

9/8 16:11

9/9 5:15

翌日。
いい天気です。

9/9 5:25

草すべりを登ります。
昨日の登りにくらべればどうってことない感じでした。

9/9 5:45

北岳。ガスがかかったり晴れたり

9/9 6:25

ナナカマド

9/9 6:34

小太郎尾根分岐

9/9 7:04

肩の小屋到着

9/9 7:06

9/9 7:21

小屋を振り返る

9/9 7:21

仙丈

9/9 7:21

地蔵岳のオベリスクでしょうか

9/9 7:24

9/9 7:25

両俣小屋分岐だったかな

9/9 7:36

北岳山荘と間ノ岳が見えてきました

9/9 7:39

山頂が見えてきました。多くに人がいます、

9/9 7:39

富士山も

9/9 7:46

北岳到着

9/9 7:47

甲斐駒。

9/9 7:47

仙丈

9/9 7:47

鳳凰三山

9/9 7:48

9/9 7:49

9/9 7:56

9/9 8:16

9/9 8:21

9/9 8:27

北岳を振り返る

9/9 8:30

この稜線、いい感じ

9/9 8:52

北岳山荘到着

9/9 8:53

9/9 9:57

中白峰山到着

9/9 9:57

次は間ノ岳

9/9 9:57

9/9 10:20

9/9 10:20

間ノ岳もガスったり晴れたり

9/9 10:20

9/9 10:56

見えてきた

9/9 11:01

間ノ岳到着

9/9 11:09

次は農鳥。
てっきり、まっすぐ稜線の先がそれかと思っていたら左のポコッとしたところなのですね。

9/9 12:01

大きく下って急坂を登る。

9/9 12:25

振り返って農鳥小屋と間ノ岳。
ドラム缶に座ってた例のおじさんに気を取られて小屋の写真を撮るのを忘れました。

9/9 12:44

9/9 12:56

西農鳥の標識が見えてきた

9/9 12:59

西農鳥到着

9/9 12:59

すぐに農鳥かと思ったら結構歩かされます。それも登ったり下ったり。

9/9 13:40

ようやく農鳥岳到着

9/9 13:40

西農鳥越しに

9/9 13:46

北岳と間ノ岳。今日来た道。

9/9 13:50

9/9 14:08

塩見岳

9/9 14:14

さあ広河内岳へ

9/9 14:32

大門沢下降点。
この辺、テント跡が多数。

9/9 15:07

広河内岳到着。
それほどの登りではありませんでしたが、足が結構きてます。

9/9 15:07

おそらく右端が白河内岳、真ん中あたりに大籠岳かと

9/9 15:40

広河内岳を振り返って

9/9 15:41

この辺にテント跡があったので今日はここで幕営

9/9 17:13

9/9 17:17

9/9 17:30

稜線に沈む太陽

9/10 5:44

翌日。ガスってます。夜は霧雨のような雨が降っていました。

9/10 5:57

富士山が薄っすら

9/10 6:07

9/10 6:21

大籠岳到着

9/10 6:22

ガスっていて先が見えません。
ケルンが頼りです。よーく注意してないと見逃しちゃいます。

9/10 6:25

ハイマツ帯の入口にはリボンがあったりしますが、これもよく見てないと見逃します。

9/10 6:38

頼りのケルン。
踏み跡は薄いので、とにかく不自然な石積みを見逃さないよう気を使う

9/10 6:55

白峰南嶺。
塩見岳を見ながらの快適な稜線歩きを期待していたんだけどな。

9/10 6:59

9/10 6:59

9/10 7:01

白河内岳到着。
笹山に向かいますが、進むべき道が見当たらない。
よーく見ると別方向にケルンがありました。

9/10 7:21

樹林帯が現れます

9/10 7:40

こういう標識も出てきます

9/10 8:00

山頂が見えてきました

9/10 8:02

笹山北峰到着

9/10 8:09

そしてちょっと歩いて南峰。
ここは展望はありませんが、テント場としては最適

9/10 8:10

伝付峠方面へ

9/10 8:22

蝙蝠岳

9/10 8:31

ハイマツがうるさい。
結構な藪漕ぎです。

9/10 8:37

樹林帯へ

9/10 8:43

ときおり展望が開ける

9/10 9:12

9/10 10:23

白剥山。
木々に囲まれていて展望はありません。

9/10 10:45

廃屋。避難小屋として使えそうです

9/10 10:58

奈良田越到着

9/10 10:59

9/10 11:25

ここからは林道歩き

9/10 11:34

徳右衛門岳

9/10 11:38

荒川岳

9/10 12:02

崩壊地

9/10 12:12

高巻きして結局てっぺんまで登らされます

9/10 13:30

伝付峠展望台。
展望台の行かずとも、そのすぐ下の林道から同じ景色が見えるので、わざわざ行く必要はないかと。

9/10 13:30

聖と赤石

9/10 13:30

荒川

9/10 13:30

9/10 13:43

新倉方面へ

9/10 13:43

笹で道が見えん

9/10 13:52

水場のあるとこ。

9/10 13:53

こちらはちょろちょろでしたが、隣の沢水はジャバジャバ流れてました。

9/10 14:01

9/10 14:45

出会に到着。
出会直後のバラのような草のヤブが煩かったです。

9/10 15:03

沢沿いを進む

9/10 15:04

増水に備えてなのか至る所にリボンが付けられてます

9/10 15:05

渡渉

9/10 15:06

水は至るところで取れます

9/10 16:01

東電管理小屋到着

9/10 16:01

ここで幕営。

9/10 16:01

小屋前の橋を渡れば

9/10 16:02

沢に下りられるので、水の心配はいりません。

9/11 6:10

翌日

9/11 6:23

沢沿いを行きますが、結構ワイルドです。
橋は落ちてるし

9/11 6:25

傾いてるし

9/11 6:31

ここだけ、沢に橋がかけられていました

9/11 6:40

沢を一旦離れて尾根を越えます

9/11 7:17

すると急坂の道。
もともとは九十九折の道があったようですが、崩壊したようで、ショートカットの箇所が随所にあり。

9/11 7:21

河原に出て渡渉。
ここまで来ればあとは林道歩き。

9/11 7:40

9/11 7:44

9/11 7:44

9/11 7:45

9/11 8:04

9/11 8:49

予定の伝付峠入口に着きましたがバスが来るまで1時間半あるので、歩く

9/11 9:54

早川まで歩きました

9/11 11:50

バスで下部温泉まで。
温泉会館で汗を流し、無事帰宅。

撮影機器：

LUMIX DMC-GM1 パナソニック

感想

toynyan

念願の白峰三山そして南嶺に行ってきました。
北岳は百名山で富士山に次ぐ標高ということで大賑わいでしたが、間ノ岳や農鳥岳まで行く人はそれほどいないようでした。
さらにその先広河内岳からの南嶺はほとんど歩いているおらず、というか、そもそも踏み跡自体が薄く、おまけにガスってしまって道を間違えないよう気を使いました。
ハイマツこぎなどもあって、南嶺は結構大変な道でした。
今回伝付峠まで行きましたが、笹山より南は結構な難路もありますし、それほど景色が良いわけでもないので、笹山で奈良田に降りるのがいいかなと思いました。
伝付峠から新倉に降りる道は、荒川岳、赤石岳、聖岳などアクセスするのに使えるかなと思い、今回下見を兼ねて行ってみたのですが、これを登りで使うのは結構しんどいなという印象を持ちました。体力面もそうですが、結構危険な道と思います。サクサク進める道ではないので十分余裕をもったプランニングが必要かもしれません。