奥穂高岳〜ジャンダルム〜西穂高岳（上高地周回）

2017年09月09日(土) 〜 2017年09月10日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 18.0km
• 登り: 2,448m
• 下り: 2,436m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:25
• 休憩: 1:21
• 合計: 8:46

5:52 上高地バスターミナル
5:57 5:57 河童橋
6:09 6:12 岳沢湿原・岳沢登山口
7:52 8:08 岳沢小屋
10:25 10:43 紀美子平
11:12 11:21 前穂高岳
11:53 12:02 紀美子平
13:28 13:28 南稜の頭
13:37 14:03 穂高岳
14:38 穂高岳山荘

2日目

• 山行: 8:33
• 休憩: 2:20
• 合計: 10:53

4:22 穂高岳山荘
4:58 5:02 穂高岳
5:08 5:08 馬の背
5:31 5:31 ロバの耳
6:02 6:15 ジャンダルム
7:19 7:21 天狗のコル
7:39 7:51 天狗岩
8:02 8:02 逆層スラブ
8:34 8:34 間ノ岳
9:05 9:05 赤岩岳
9:30 9:30 P１
9:37 9:48 西穂高岳
10:04 10:04 チャンピオンピーク４峰
10:20 10:20 ピラミッドピーク
10:38 10:47 西穂独標
11:22 11:22 西穂丸山
11:36 12:08 西穂山荘
12:08 12:08 丸山南分岐(田代橋方面)
12:19 12:19 焼岳・上高地分岐
13:51 13:51 西穂高岳登山口
13:55 14:52 上高地温泉ホテル
15:15 上高地バスターミナル

天候

初日：晴れ→曇り　2日：ガス→晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス

■行き
23:00　バスタ新宿（毎日あるぺん号）
05:15　上高地

■帰り
16:00　上高地（毎日あるぺん号）
22:30　新宿西口　＊渋滞のため遅延

バス代 往復割引 13400円

コース状況／危険箇所等

登山ポスト：上高地
コース：
〜重太郎新道〜吊尾根〜奥穂：
岳沢小屋以降、ハシゴの先から急な岩場〜長い急登の重太郎新道が続きます。
道は整備されています。
前穂往復は岩場での人のすれ違い多数のため、落石には注意。
吊尾根は一部区間、細い崖沿い歩きや険しい岩場があり、落石、滑落には注意。

奥穂〜西穂は、危険がいっぱいでここでは割愛させていただきます。
様々なヤマレコの記録が参考になりました。
油断せずとも落石は起こしてしまうほど浮石多数です。十分注意してください。

西穂山荘〜上高地は、全ルートで一番静かでした。道はとても整備されていながらも、
雰囲気がとてもよい道でした。

その他周辺情報

テン場:穂高岳山荘 1000円

上高地温泉ホテル　800円
http://www.kamikouchi-onsen-spa.com/

写真

9/9 5:58

朝の上高地から。
夏の北アルプス最終章、初めてのジャンダルムへ。
いざ、レッツゴー！

9/9 6:00

ノコンギク

9/9 6:52

ヤマハハコ

9/9 7:14

岳沢から前穂の展望〜

9/9 7:16

サラシナショウマ

9/9 7:17

ヤマハッカでしょうか　たくさん咲いてました

9/9 7:19

ハクサンフウロ

9/9 7:37

オオカメノキの実

9/9 7:52

岳沢小屋到着

9/9 8:15

ミヤマアキノキリンソウ

9/9 8:19

トリカブト

9/9 8:22

ドーンと迫力の穂高の峰々

9/9 8:40

階段が出現。このへんから岩登りに

9/9 9:09

オヤマノリンドウ

9/9 9:23

パトロール中でしょうか。ヘリがせわしなく飛んでいる

9/9 9:34

岳沢パノラマの雄大な景色^^

9/9 9:59

エグい重太郎新道の上りから

9/9 10:26

紀美子平へ到着〜
ザックデポして、

9/9 11:12

前穂高岳〜！

9/9 11:12

ギッザギザ。明日の縦走ルートを目に焼き付けて。

9/9 11:19

槍様も^^

9/9 11:40

トウヤクリンドウ

9/9 12:11

ウサギギク

9/9 12:21

イワツメクサ

9/9 12:27

吊尾根から前穂北尾根

9/9 12:37

高度が上がると、眼下に涸沢カール

9/9 13:15

鎖場を超え、

9/9 13:26

イワギキョウ

9/9 13:39

そして、奥穂到着ー！
ガスガス。山頂は人で賑わってました。

9/9 14:19

あら・・なんかテン場が埋まりつつ・・

9/9 15:55

ヘリポート内に幕営。寿司詰め・・汗

9/9 16:54

夕飯は定番ハンバーグ丼。
明日に備え、18時ぐらい早々就寝zzz

9/10 4:58

翌朝、4時半前に出発からの奥穂へ。
さぁ、いよいよジャンへ参りますよー！

9/10 5:09

馬ノ背のてっぺん。ゴジラの背中みたいなギザギザ。

9/10 5:10

前方にジャン。
さぁ、この先に噂の・・

9/10 5:15

核心部、馬ノ背の下り！
見事過ぎるぐらいの高度感。
ひゃ〜たけーな。でも内心落ち着いてる。
自分の高所恐怖症、だいぶ山で耐性できたのかな^^

9/10 5:19

一箇所下りで足の置き場が見えず怖いところがあった。
数cmの岩ヘリに足と自分の全命を預けるとこ。
後ろから人が詰まってしまいそっちが気になってしまったw

9/10 5:22

そしてこの先足場の不安定な岩場を下って、

9/10 5:31

ロバの耳へ登り返します

9/10 5:39

足場1足分の道を行く。鎖が設置されてるので安心ですが、
右の飛騨側は断崖絶壁。下は見ないで通過。

9/10 5:56

ジャンは巻道から。
信州側の崖を超えて・・

9/10 6:03

ジャンダルム到着〜！！^^
ガスガスで何も見えなーいw

9/10 6:06

一瞬ガスの切れ間に笠ヶ岳

9/10 6:03

自分もやっと天使ご対面できました^^
これ見たくて来たようなもので・・^^

9/10 6:03

（祝）^^

9/10 6:42

ジャンを後にした途端、晴れてきた〜〜w
いやぁ、素晴らしいギッザギザの稜線

9/10 6:51

再び笠ヶ岳^^

9/10 6:51

浮石だらけの下りが続きます。
とにかく落石だけは起こさないよう慎重に進みます！

9/10 6:58

梓川と霞沢岳

9/10 6:58

行く手の連なる急峻な岩峰

9/10 7:16

前方の天狗岩

9/10 7:20

天狗のコル到着

9/10 7:21

急な岩場。要所には鎖は設置されてますが
なるべく頼らず補助的に・・

9/10 7:39

天狗岩到着！

9/10 7:46

ランチパック休憩

9/10 8:04

鎖場と段々とした岩を下ると

9/10 8:10

あ、ここがあの逆層スラブみたい！ほえ〜

9/10 8:25

この先の急な登り返し
この鎖危険です〜と先行パーティの方が声かけてくれました。

9/10 8:34

気付かず素通りしてしまいそうな間ノ岳山頂から

9/10 8:48

再び下って上って・・

9/10 9:05

ここが赤岩岳かな？

9/10 9:28

イワギキョウにつかの間癒されながら

9/10 9:32

激急をもうひと登りして、P1

9/10 9:34

そして、今度こそ・・

9/10 9:47

西穂へ着きましたーー！^^
いや〜嬉しいです^^

しかしこの先も引き続き気を引き締め・・

9/10 10:36

ピークをいくつか超え、最後の上りから

9/10 10:38

独標！ここまでくれば安心^^

9/10 11:08

あとは平和な道をルンルン気分で下って

9/10 11:37

西穂山荘到着〜！

9/10 11:48

なんとなくカレーにしてみましたが、
食後にここの名物は西穂ラーメンって知りましたw

9/10 12:09

ハクサンフウロ

9/10 12:12

カニコウモリ

9/10 12:21

キンバイ系のお花？

9/10 12:50

ソバナ

9/10 12:53

お、水場。ちょっと寄ってみよ〜

9/10 12:58

あぁ、めっちゃうめー水！

9/10 12:59

人も少ないし、なんともいい雰囲気の道^^

9/10 13:05

ゴゼンタチバナの実

9/10 13:55

ゴール！　上高地内お気に入りの温泉へ^^

9/10 14:59

キツリフネかな

9/10 14:54

ウェストン碑へご報告。
お疲れ様でした〜！！^^

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

感想

shitroen

今年の目標の1つ　念願のジャンダルムを無事踏破できました。
高所恐怖症のため自分に行けるのか心のどこかで不安でした。
実際歩いたところ、昨年の大キレットより難易度は高いと思ったものの、恐怖心は大キレットほどではなかったように感じました。
これはきっと、高所への耐性とか、下が見える恐怖（今回）より、足の置き場が見えない恐怖（大キレット）のほうが怖い、といった、個人的な感じ方によるものだと思いました。
浮石や落石リスクは、そこかしこに潜んでいるため、ルーファイや歩行技術全般が問われるコースだな、と思いました。

ジャンへのルートはいろいろ考えたものの、今回は1泊2日で行けるところ、テン泊だけど極力軽量化を図り、無理のないペースで行ける範囲で計画を立てました。
高所耐性、落石を起こさず無事に歩き通せたこと、などなど自分なりに技術が向上したのかなと実感できてとても嬉しかったです（＾∇＾）

閑話休題、実はこの日あるところの山頂直下で落石にあいまして、自分の頭ほどの大きさの岩が自分の頭上をかすめていきました。
（は言い過ぎかもしれません、それていったという表現が正しいかも）
不思議とスローモーションのような長い一瞬を体感しましたが、当たっていたら間違いなく命は無かったかな・・今思えばほんとうに幸運でした。
なぜ山頂目前のあんな場所で落石を起こしてしまうのか・・？
でも、理由は何であれそういうことが予測せず起こるのが山、ということなんでしょうね。

「いくら気分が高揚しても、緩んでも、足元だけは冷静に！」（岳人のたしなみ）

話を戻しまして・・

ジャン初登頂！　おめでとう自分〜（嬉）

コメント

AIKEN

shitroenさん ジャンダルム 初登頂 おめでとう！
念願のジャンダルム。天使とのご対面。目標達成おめでとうございます！
ピークではガスのようでしたが、縦走では概ね景色が楽しめたようで

落石、大事に至らずなによりです。
奥穂西穂縦走路をテント泊装備で踏破、流石であります

またひとつ目標や課題を越えて、今後も楽しみが尽きませんね

shitroen

Re: shitroenさん ジャンダルム 初登頂 おめでとう！
AIKENさん こんにちは😃
ありがとうございます！

ジャンダルム、楽しかったです。
落石はマジ一瞬覚悟しましたがなんとか…笑

人が多かったので、いろいろ気を使いましたが、
ルーファイ参考になるので、思ってたよりもずっと安心して歩くことができました。

テン泊でジャンダルム、今回唯一のこだわりでしたが、結果穂高岳山荘は布団に三人とかで、ほんとテントにしてよかったです。（先日の高天原小屋で繁忙期の小屋泊トラウマになりました笑）

AIKENさん岩系山行多いかと思いますので、どうか落石お気をつけください(^.^)