鷲羽岳〜水晶岳〜雲ノ平（新穂高から往復）錦秋の黒部源流域へ

2017年09月23日(土) 〜 2017年09月25日(月)

• GPS: 56:00
• 距離: 54.3km
• 登り: 3,747m
• 下り: 3,742m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:56
• 休憩: 0:34
• 合計: 8:30

5:39 鍋平駐車場
6:10 6:10 新穂高登山指導センター
6:38 6:38 お助け風穴
6:52 6:52 中崎橋
7:02 7:02 笠新道登山口
7:12 7:16 わさび平小屋
7:32 7:32 小池新道入口
8:06 8:06 秩父沢出合
8:18 8:18 チボ岩
8:33 8:33 イタドリが原
8:58 8:58 シシウドヶ原
9:36 9:38 鏡池
9:40 9:44 鏡平山荘
10:26 10:35 弓折乗越
10:47 10:47 花見平
11:02 11:02 くろゆりベンチ
11:33 11:48 双六小屋
12:06 12:06 双六岳巻道分岐
13:36 13:36 三俣峠
14:09 三俣山荘

2日目

• 山行: 5:31
• 休憩: 1:36
• 合計: 7:07

5:53 三俣山荘
6:50 7:04 鷲羽岳
7:28 7:28 ワリモ岳
7:41 7:41 ワリモ北分岐
8:08 8:15 水晶小屋
8:42 8:56 水晶岳
9:18 9:20 水晶小屋
9:41 9:41 ワリモ北分岐
9:46 9:46 岩苔乗越
10:21 10:28 祖父岳
10:46 10:46 祖父岳分岐
11:14 11:30 スイス庭園
11:48 12:16 雲ノ平山荘
12:35 12:43 祖母岳
13:00 雲ノ平山荘

3日目

• 山行: 9:31
• 休憩: 0:53
• 合計: 10:24

5:39 雲ノ平山荘
5:57 5:57 スイス庭園
6:20 6:20 祖父岳分岐
7:18 7:20 黒部川水源地標
8:17 8:17 三俣峠
8:29 8:40 三俣蓮華岳
9:17 9:20 中道分岐
9:36 9:41 双六岳
10:08 10:08 双六岳中道分岐
10:10 10:10 双六岳巻道分岐
10:21 10:37 双六小屋
11:06 11:06 くろゆりベンチ
11:20 11:20 花見平
11:30 11:30 弓折乗越
12:00 12:00 鏡平山荘
12:02 12:05 鏡池
12:32 12:32 シシウドヶ原
12:50 12:52 イタドリが原
13:04 13:04 チボ岩
13:13 13:13 秩父沢出合
13:45 13:45 小池新道入口
14:01 14:01 わさび平小屋
14:10 14:10 笠新道登山口
14:23 14:28 中崎橋
14:40 14:40 お助け風穴
15:25 15:31 新穂高登山指導センター
16:03 ゴール地点

天候

1日目／曇り（ガス）→晴れ
2日目／晴れ時々曇り
3日目／快晴→曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・鍋平登山者用駐車場（無料）
最寄りの市営新穂高第3駐車場（無料）は深夜1:20着で満車でした。期待してませんでしたが…。

コース状況／危険箇所等

【危険個所】水晶岳山頂部の岩稜帯（滑落・落石）、早朝の雲ノ平の木道（降霜）、黒部源流への下り道（急！）

その他周辺情報

・三俣山荘（1泊2食付）9,500円
・雲ノ平山荘（1泊夕食付）7,400円 ※前泊地グループ割引で500円引き
・ひらゆの森 500円

写真

9/23 5:40

鍋平の駐車場からスタート。予報と違って曇り空。

9/23 6:10

いきなりの下山後、新穂高センターに到着。賑わっています。

9/23 7:02

笠新道の入口。近いうちに挑戦したいです。

9/23 7:12

わさび平山荘。静かな感じでした。

9/23 7:32

小池新道の入口に来ました。これから行く山奥は真っ白です。

9/23 9:36

鏡池に到着！でも槍見えないので、さっさと先を目指します。

9/23 9:40

鏡平山荘

9/23 10:26

ガスガスの中、弓折乗越に到着。晴れてたら景色いいはずなのに。

9/23 11:19

双六小屋の向こうに鷲羽岳が見えた！

9/23 11:34

双六小屋。ここでコンビニおにぎりをほおばり、無料の飲み水をおいしくいただきました。

9/23 12:13

ナナカマドの向こうに明日登る山々が見えています。

9/23 12:25

ミヤマアキノキリンソウ♪

9/23 13:08

葉っぱが赤くなったミヤマダイコンソウ

9/23 14:05

鷲羽岳の名の由来はこの山容からですね。美しいです。

9/23 14:09

三俣山荘に無事到着しました。「黒部の山賊」の舞台であり、行ってみたい山荘のひとつでした。

9/23 16:59

夕食は有名だそうなジビエ料理、シカ肉を使ったシチュー。普通にうまし☆夕食後もいろんな方とお話しできて、楽しいひと時でした。

9/24 5:56

いよいよ一つ目の山に挑みます。

9/24 6:06

黒部五郎岳の中腹に影鷲羽が現れました。

9/24 6:07

今日はいい天気そう。

9/24 6:48

鷲羽池

9/24 6:48

もうすぐ鷲羽岳山頂！

9/24 6:55

鷲羽岳山頂に到着〜百名山48座目ゲットしました☆

9/24 7:01

遠くに富士山も見えています。

9/24 7:09

これから行く道。なんか険しそう。まずは手前のワリモ岳へ。

9/24 7:28

ワリモ岳山頂付近を通過。結構危険な場所でした。

9/24 7:31

こういう稜線好きです。

9/24 7:41

ワリモ北分岐。帰りはここを左に進みます。

9/24 7:51

水晶小屋をめざします。意外に平和な道が続きます。

9/24 8:08

水晶小屋に到着。すごい所に建ってますね。

9/24 8:16

いよいよ憧れの水晶岳へ。

9/24 8:26

ギザギザ。

9/24 8:28

左側は常に切れていて、はしごもあります。

9/24 8:39

あと少し！

9/24 8:43

水晶岳山頂に到着！百名山49座目ゲット！登山歴6年目にして来れると思いませんでした。夢が叶いました。

9/24 8:44

山頂からは、赤牛岳、おくに立山と劔岳

9/24 8:44

黒部湖に後立山連峰の山々

9/24 8:45

雲ノ平、奥に黒部五郎岳

9/24 8:48

どどーんとデカい薬師岳

9/24 8:49

雲ノ平全景

9/24 8:49

あとで行きます。

9/24 8:54

赤牛岳アップ。近そうに見えるけど、片道4時間くらいかかるみたいですね。

9/24 8:56

名残惜しいですが、次なる祖父岳を目指して下山します。

9/24 9:22

登ってきた鷲羽岳とワリモ岳を振り返る。

9/24 9:41

これから登る祖父岳

9/24 9:51

ウサギギクがひっそり咲いていました。

9/24 10:01

高天原温泉はこの谷の先。

9/24 10:25

祖父岳山頂に到着。貸し切りなので、自撮りしました。

9/24 10:42

祖父岳を下山しながら見る薬師岳

9/24 10:44

綿毛になったチングルマと水晶岳

9/24 11:09

雲ノ平に着きました。

9/24 11:12

スイス庭園。貸し切りでした。

9/24 11:14

遠くに高天原山荘が見えています。

9/24 11:48

今夜の宿、雲ノ平山荘に到着。時間が早いので、ちょっと散歩しに行きます。

9/24 12:35

さっき登った祖父さんの奥さんなのか、山荘近くに祖母岳という名前のピークがあったので、行ってみました。

9/24 12:35

なにここ、景色最高。来て大正解。

9/24 12:39

水晶岳と雲ノ平山荘。雑誌で見たような世界が広がっていて感動しました。

9/24 12:48

紅葉したナナカマドも入れてみました♪

9/24 17:28

夕方、夕日に当たってオレンジ色に輝いた黒岳は、

9/24 17:41

その後、赤岳になりました。

9/25 5:41

降霜のチングルマ

9/25 5:42

氷が張っています。

9/25 6:23

雲ノ平に日が差してきました。

9/25 6:34

朝日に輝くチングルマ

9/25 6:49

三俣蓮華岳の紅葉と槍ヶ岳

9/25 7:05

黒部源流への激下り中も紅葉がよく見えました。

9/25 7:14

黒部源流をロープ1本伝いに渡渉します。

9/25 8:26

三俣蓮華岳山頂付近から見たカール

9/25 8:30

三俣蓮華岳に到着！

9/25 8:33

登ってきた山を振り返る。

9/25 9:37

続いて双六岳に到着！結構登りがきつかった…。

9/25 9:43

美しい編笠

9/25 9:45

双六岳台地と槍ヶ岳

9/25 9:50

左から焼岳、乗鞍岳、御嶽山

9/25 10:58

真っ赤な実をつけたナナカマドと槍ヶ岳

9/25 11:43

もうすぐ鏡平

9/25 12:03

鏡池。槍は映りませんでしたが、それなりにいい感じで撮れました。

9/25 16:03

無事駐車場に到着（下山）しました。ただいま、シャトル。

撮影機器：

IXY 620F CANON

感想

dokoiko

3連休が取れたので、日・月と1泊2日で笠ヶ岳にでも行こうかと思っていましたが、急に天気予報が良くなったので、憧れの水晶岳と鷲羽岳を急遽目指すことにしました。
新穂高センターからのスタートですが、AM1:20頃に着いた時には最寄りの無料駐車場は満車で鍋平駐車場で車中泊。こちらはガラガラでした。
初日の目標は三俣山荘。長い林道歩きの後の急登、しかもガスで景色皆無とテンション下がり気味でしたが、双六小屋辺りから鷲羽岳と水晶岳が見えてきて元気が出ました。巻道ルートを通りましたが、それなりにアップダウンがあってしんどかったです。
「黒部の山賊」の舞台でもある三俣山荘に泊まるのは憧れでもありました。夕食では名物のジビエ料理をいただき、色んな方との山談義も相まって、楽しいひとときを過ごせました。
2日はいよいよ本番！当初は2山に登って三俣山荘でもう一泊する予定でしたが、同じ部屋だった方の話を伺い、行けるなら祖父岳経由で雲ノ平まで行っちゃおうと予定変更。結果は大正解で、まずはもともとの目標だった鷲羽岳、水晶岳に大展望の中登ることができ、百名山48、49座をゲット！そして漠然といつかは行きたいな〜と思っていた雲ノ平で美しい平原をゆっくり楽しみ、水晶岳の格好いい姿をカメラに収めることができました♪祖母岳から見る水晶岳、オススメです。雲ノ平山荘に泊まるのも夢のまた夢でしたが、それも叶い大満足でした☆
3日はひたすら新穂高センターを目指します。ただ初日に双六岳と三俣蓮華岳をスルーしたので、こちらも一応抑えとこうと、黒部源流まで下った後そこから2山に登り、ナナカマドやカエデなどの紅葉で染まった錦秋の山容や槍穂高の美しい景色を見ながら下山しました。下山とはいえ、歩行距離がかなり長い一日で、アップダウンも多く、新穂高センターから駐車場までの最後の登りで死にそうになりました。
今回の山行。急に決めた割には天気も含めてほぼ全てがうまく行きました。また、山のレベルや歩行距離も含め、自分なりに一皮も二皮も剥けたような気がして、とても充実していました。過信は禁物ですが、いい意味で自信を持ってまたいろんな山に挑戦したいです！