唐松五竜
- GPS
- 12:17
- 距離
- 26.9km
- 登り
- 2,682m
- 下り
- 2,862m
コースタイム
- 山行
- 3:15
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 4:04
- 山行
- 7:14
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 8:02
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
6:28 東京発 北陸新幹線はくたか551号 8:06 長野着 8:20 長野駅東口発 特急バス白馬行 9:35 白馬八方バスターミナル 帰り(9/26) エスカルプラザ(テレキャビンとおみ駅) → 白馬駅 (タクシー 15分 1900円) 14:37 白馬発 あずさ26号 18:36 新宿着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
概ね問題なし。 遠見尾根はやや荒れている箇所あり。 |
その他周辺情報 | エスカルプラザの温泉、無料シャトルバスは休日のみのとのこと(泣) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
---|---|
備考 | 朝晩は結構冷えました(夕焼けを撮るため長時間外にいたから)。ダウンジャケットを持って行った方が良かったかも(フリースだけでは寒かったです)。 |
感想
遅い夏休みが9月最終週に取れることになり、天気予報とにらめっこした結果、北アルプス入門編(初北アルプスです)ということで9/25〜26で唐松〜五竜へ向かうことにしました。八方から入り唐松岳頂上山荘泊、翌日五竜岳から遠見尾根経由で下山する計画。2日目は距離が長いので疲労度合によっては五竜山荘泊で3日目に遠見尾根で下山する計画としました。
本当は東京から夜行バスで八方に早朝入り、八方尾根〜唐松岳〜五竜山荘(1日目)、五竜山荘〜五竜岳〜遠見尾根(2日目)で行きたかったのですが、夜行バスの平日の運行が前週で終わっていることに気づき、唐松泊に変更しました。10月初旬までは紅葉シーズンですし、山小屋も営業しているのだから夜行バスも毎日運行して欲しいですね。
1日目は八方から唐松まで4時間程度のコースタイムなので軽めの登山です。ゴンドラ・リフトを乗り継いで八方池山荘に降り立ち、準備を始めたところ、ちょっとした失敗が(これが後に尾を引きます)。ザックに入れているハイドレーションパック、登山口までの移動中は飲み口でなく蓋をしていて、ここで飲み口に取り換えたのですが、ザックの荷物で圧迫されていたため蓋を開けた途端にこぼれてきてしまいました。こぼれたのはそれ程の量ではなかったのでタオルで拭いて事無きを得ました(つもりでした)。
八方池山荘からの道は良く整備されており、平日ですが八方池までのハイキングの方が大勢いらっしゃいました。麓にいた時から稜線にはガスがかかっており、八方池での「逆さ白馬三山」は期待薄。でも昼食を取りながら20分程待ってみましたが残念ながらガスは晴れませんでした(それでも三脚にカメラをセットして待っておられる方がたくさんいました)。八方池からは登山道となり、行き交う人も少なくなってきます。とは言え唐松岳までは斜度も緩く、好天ならハイキング気分で登れますね。
こうやって穏やかに登っていたのですが、お尻が冷たくなってきました。触ってみると濡れています。ザックからは水が滴っており、開けてみるとハイドレーションのセットが甘く、水漏れが…。ザックの下の方に入れていた防寒着が少し湿っています。小屋に着いてすぐ干したのでセーフでしたが、ハイドレーションパックに入れていたスポーツドリンクの匂いは取れません。
人生初の山泊まりは前回の北岳では曇天で食う寝るだけで醍醐味を味わえませんでした。が、今回は夕方から稜線のガスは取れ始めて、雲海の向こうに夕景に映える立山連峰を望めたり、ブロッケン現象を体験したり、満点の星空を堪能したりと最高の山泊まりを体験できました。もうちょっとパッキングが上手くなって荷物を減らせるようになったら(もしくはもう少し大きいザックの準備と体力向上が図れたら…)、三脚を持ってきて星景写真や山から見える街の夜景も撮ってみたいですね。
2日目は長距離になるので、前回北岳での教訓から下りはペースを上げすぎないように心掛けます。日の出少し前に出発、牛首の鎖場を抜けたあたりでご来光を拝めました。正面の五竜岳、西の立山連峰がオレンジに染まっていきます(サイコーな気分です)。五竜山荘から先、岩場鎖場がありますが、ペンキで登山道を〇、×を示してくれているので、コース取りも迷うことなく慎重に進めばそれ程難しいところはありません。
五竜岳山頂は360°のパノラマビューで、南に八峰キレットから鹿島槍ヶ岳、遠くに槍穂、西から北に目を向けていくと立山連峰の山々、富山湾、唐松〜白馬方面が、そして東はこれから下山する遠見尾根と白馬の町が見えます。ずっと眺めていたい景色ですが、遠見尾根のロングロードが心配なので早々に下山開始です。
下りが不得手、樹林帯歩きが好きではないってことで遠見尾根は嫌々な感じで下っていきます(遠見尾根が好きな方、申し訳ありません)。しかも距離が長いし…。でも今度行きたいと思っている鹿島槍〜八峰キレット〜五竜岳の縦走を考えると、多分また遠見尾根は使うことになるんだろうなぁ…。こんな気持ちで歩いているのでコースタイム的にもう大遠見山だろうと思ったらまだ西遠見山〜大遠見山の間の小ピークだったり、ちょっとした登り返しにムッとしてしまったりで、だんだん写真を撮る気持ちの余裕もなくなってきてしまいました。
心配していた膝痛は、下りのペースを抑える、段差は慎重に下りることを心掛けたお陰か、何とか持ちました(でも足の筋肉痛は3日続きました。トレーニング不足ですね。とほほ)。
今回は小屋泊まり、稜線縦走の醍醐味を存分に味わうことができました。さらに経験・トレーニングを重ね、色んな山に登ってみたいですね。
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