早川尾根から鳳凰三山


- GPS
- 32:50
- 距離
- 63.2km
- 登り
- 3,960m
- 下り
- 3,995m
コースタイム
- 山行
- 7:57
- 休憩
- 3:13
- 合計
- 11:10
- 山行
- 4:25
- 休憩
- 3:02
- 合計
- 7:27
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
到着時点では平日でしたが3分の1ほどうまっていました。 朝、夜叉神峠より広河原経由、北沢峠へバスで移動。 夜叉神峠からはバスは途中乗車(芦安で皆さんのられるようです)となり、 2台やってきた始発のバスは、これまた平日にもかかわらず座席は ありませんでした。補助席もなく、床に座りました。 芦安5:30発、夜叉神峠5:47のバスです。広河原には6:30着。 広河原にて北沢峠への乗継時間は約1時間半。バスセンター2階はひろびろ としていますので、そこで仮眠をとりました。 8:00のバス発車ですが、こちらはほぼ満席ですが座ることができました。 8:30に北沢峠着です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆北沢峠〜栗沢山 ・長衛荘前の小さな木橋を渡ってすぐに左右に分岐しています ・左は仙水峠経由、右は樹林帯の直登です ・宇多田ヒカルの岩はどっち?と女子2人組に聞かれましたので、 左だよとお伝えしました。 ・右は、展望のない急登なので、左コースをお薦めします ◆栗沢山〜アサヨ峰 ・非常に見晴らしの良い、すばらしい稜線です。アップダウンも あまりなく、気持ち良く歩けます ◆アサヨ峰〜早川尾根小屋 ・樹林帯をひたすら下ります。今まで登ったのはなんだったんだ、 という感じ。展望もあまりありません ◆早川尾根小屋〜広河原峠 ・樹林帯をこれまた下ります。特段、危険な場所はありません ◆広河原峠〜白凰峠 ・樹林帯をだんだんと登っていく感じです。 ・途中、登山道崩落があったようで、トラロープがあり、迂回路を 行くようになっていました ◆白凰峠〜高嶺 ・早川尾根の中で一番の注意が必要なところです ・展望は一気に開けますが、急登で、かつ岩稜帯。特に、高嶺への 最後の登りはほぼ垂直の5メートルぐらいの岩場を、うまくルートを 見つけて登らなければいけません。鎖や梯子がないので、手足の ホールドをうまく探して登りましょう。 ◆高嶺〜地蔵岳 ・オベリスクに向けて白い岩が美しい、若干のアップダウンを歩き ますが、特段の危険はありません ◆地蔵岳〜鳳凰小屋 ・半分は砂浜のような道、残り半分は樹林帯の下りです ◆鳳凰小屋〜観音岳(近道) ・鳳凰小屋の水場横からいったん川におりて、川をわたったところに ある梯子を登って、急登開始。樹林帯をひたすら登ります。 ・登り切ると、地蔵と観音の分岐点に出て、ここから白い砂と岩の 美しい稜線が始まります。観音まで、ひたすら登りですが、振り返れば オベリスク、甲斐駒、北岳が励ましてくれます ◆観音岳〜薬師岳 ・白い美しい稜線、左手に富士山、右手に白峰三山を望む、すばらしい 稜線です。本コースのハイライトだと思います ◆薬師岳(薬師小屋)〜南御室小屋 ・樹林帯をくぐりながらだんだんと高度を下げていって、やがて南御室 小屋に到着。ゆったりとした味のある小屋が迎えてくれます。 ・ここまで来ると、展望はほとんどなくなります ◆南御室小屋〜苺平 ・樹林帯です。なんだか熊ノ古道、あるいは北八ヶ岳のような植生に なり、うっそうとした苔が美しいです。ただし、展望はありません ◆苺平〜辻山 ・森の中をしばらく歩くと、一気に展望が開け、白峰三山が出迎えて くれます。 ・辻山は非常に静かで、かなりオススメです ・ゆっくりの方で、往復45〜60分です ◆苺平〜杖立峠 ・樹林帯の下り。残念ながら展望はありません ◆杖立峠〜夜叉神峠小屋 ・これまた残念ながら展望なし。熊笹の森を下りますので、高度を下げて きたことを実感できます ◆夜叉神峠小屋〜夜叉神駐車場 ・ひたすらに樹林帯の下りです |
その他周辺情報 | 芦安第5駐車場のとなりにある市営金沢露天風呂。850円とちょっと割高ですが、いい湯です |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
シェラフ
テント
テントマット
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感想
念願の早川尾根(地味だ・・・)を歩きました。
今回は、要所要所で、偶然出会った方と長話ができて、楽しい山行でした。
栗沢山山頂で、「アサヨ峰でテント張れるから、ご来光見るといいよ〜」と言ってくれた方。
早川尾根小屋で、偶然あったお姉さん。考えてみると、早川尾根で出会った方はこの方お1人のみ。
脚が動かなくなって、鳳凰小屋に行く予定をやめ、広河原峠から下山されてしまいましたが、次の日はまっすぐ帰られたのか気になります。
鳳凰小屋のキャンセル連絡を託されましたが、私のほうが遅くなりました!
観音岳直下でニコンD810で富士山を撮られていたお方! 撮影のお邪魔をしてしまい申し訳ありませんでした!
夜叉神小屋で出会った御年81歳の元気なお爺さん。翌日、薬師岳に登りたいと言われていましたが、どうだったでしょうか? そして、その方と一緒にお話させていただいたご夫婦。これまた地蔵岳まで行くことができたのでしょうか?
気がつくと1時間近くお話をしていました。
そして最後に、偶然の偶然ですが、夜叉神の森を本日閉める(完全に営業終了です)と言われていたオヤジさん。引き取ってくれる人がいたらもったいないから店を譲りたい、けれどその相手が見つからない、と寂しそうでした。
営業最終日で、残念ながら風呂には入れませんでしたが、引き取り手が見つかって、来年営業していることを祈ります。登山拠点の一つがなくなるのは、とても寂しいです。
一つ大きな反省点は、テントマットの事前点検を怠り、エア漏れ。
地面の冷たさを噛みしめながら眠りました。
10年ほど使った自動膨張式のサーマレストですが、帰宅後点検したところ、生地全面が劣化しているようで、風呂につけると気泡がありとあらゆるところから出てくる始末。。。リペアもあきらめ、新しいのを買う決断をいたしました(涙
あ、ついでに、ザック(これまた6年選手)のジッパーの持ち手もポキッと折れてしまい、こちらも入院です(涙涙
10年って、早いなぁ(笑
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