【東京発ほぼ日帰りで行く】北岳登頂


- GPS
- 32:40
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 1,707m
- 下り
- 1,711m
コースタイム
6:30広河原 - 8:05二俣 - 9:50八本歯のコル - 10:30吊尾根分岐 - 10:50北岳山頂
■かえり
11:20北岳山頂 - 11:45北岳肩ノ小屋 - 12:10小太郎尾根分岐 - 13:15白根御池小屋 - 15:10広河原
天候 | 3000m未満:快晴 3000m以上:曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
23:00 新宿駅 → 24:40 甲府駅 (特急かいじ) 4:00 甲府駅前 → 6:10 広河原 (山梨交通:バス) ■帰り 16:10 広河原 → 18:10 甲府駅前 (山梨交通:バス) 18:40 甲府駅 → 21:15 新宿駅 (在来線) --------------------------------------------------------------- 交通費:3510(かいじ)+2000×2(バス_往復)+2200(在来線) = 9710円 --------------------------------------------------------------- かいじの自由席、やや混んでました。値段は一緒なので、窓際に座りたい人は東京駅から乗ったほうが良いでしょう。 バスは広河原行きが2台でした。私は2台目に乗りましたが満席でした。並び始めたなーと思ったら並べば余裕で座れます。 今の時期、土日はムーンライト信州が走っています。2:21に甲府駅着なので日程があえばこれがベストな選択でしょう。(参考:http://www6.airnet.ne.jp/yossy/nightrapid/shinshu.htm) |
写真
帰りのバスチケットは右手の窓口で購入できる。
1階にトイレ、2階は休憩所と自販機、ライブラリー等がある。自販機の缶ジュースは170円、ペットボトルは確か220円だった。
感想
■東京から広河原へ
前日の夜に東京を出発、日帰りで北岳に登ってきました。
23時発の特急かいじに乗り込み、24時40分に甲府駅着。バスの出発は4時。ベンチで仮眠してバスが来るのを待つ。
3時半頃になると人が並び始めたが、行列が道路まではみ出ている…バスが来たので列の後ろにくっつく。
バスは2台で運行されるが、床に座らないと乗れない人が出る程度に混雑していた。
■出発
6時10分に広河原へ到着。準備して30分に出発。
序盤はかなりとばした。二俣付近までは快調だったが、日が昇って気温が高くなると急にペースダウン。イモムシ並みのスピードに。すごく暑い!
途中、上のほうからキャーキャーいう子供の声みたいなのがずっと聞こえていた。何だろうと思って訊いてみたら、猿の鳴き声だとのこと。岩を投げ落として遊んでいるらしい。あんまり関係ないがドンキーコングを思い出す。
雪渓付近に到達すると気温が下がってきて、またペースが回復。わかりやすいな。
途中から山頂付近に怪しげな雲が漂い始めた。嫌な予感がしていたが、案の定吊尾根に出た頃には一面真っ白に。1時間前までは快晴だったのに!
11時前、北岳山頂に到着。やはり何も見えず。地図に記載してある「眺望最高」の文字を虚しく眺める。
しかし今までの人生で最も高い地点へ到達したということで、ちょっと興奮気味。
山頂付近に鎖場があったが平坦でそれほど危険性はなく、登りがややきつかった以外はここまで特に問題なく進むことができたが、ここからの下りが大変だった。
■下りがつらい
小太郎尾根分岐までは緩やかな尾根を軽快に進む。そこから少し下ると白根御池小屋or二俣への分岐に出るが、帰りは別の道を通りたい。よって白根御池小屋経由の道を選択。
小屋まで1時間以上もかなり急な下り坂が続く。武藤並みに膝が弱点な私はすぐに足が震えだした。正直登りよりつらい。下りなのになぜか息が上がって汗だくに。
登った分だけ当然下らないといけない…何でこんなに登ってるんだよ、俺!
意味不明なことを考えながら下る。
やっとの思いで小屋に到着。水を補給し休憩。足の震えがなかなかおさまらない。
ここから広河原まで地図上で2時間弱。今まで下ってきたのと同じ位ある…
時折休憩をとりつつなんとか広河原に到着。
■感想
下りがとってもきつかったです。登りもきつかったですが。
行きに白根御池小屋・草スベリルートを通らなくてよかったと心底思いました。
途中大学のワンゲルの方と話したのですが、彼らは人が入りそうな大きさのザックに4日分の装備を持って登っていました。私には到底真似できません。たぶん立った瞬間にぎっくり腰になります。
私はあまり登山中、水分をとらない方なのですが、今回は登りで休止を入れることができそうな平坦な場所があまり無く、自然足を止める機会が多かった為、その度にお茶を飲んでしまいました。1.5ℓでぎりぎりでした。
日帰りだった為ややハイペースで入りましたが、あまり慌てずゆっくりめから自分のペースをつくった方がよかったと思います。意外と時間的余裕は十分でした。普段運動もせず一日中パソコンと睨めっこしている私でも行けたので、健康なら大抵の人は行けそうな気がします。
唯一残念だったのは山頂からの眺望が皆無だったことです。富士山見たかった…
あとは南アルプスの非常に美しい山脈が記憶に刻まれ、素晴らしい一日になりました。
お盆のシーズンと重なったたため席が取れず帰りは鈍行でしたが、できれば行きはムーンライト信州、帰りはあずさに乗りたかったー。
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