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Yamareco

記録ID: 128100
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

【東京発ほぼ日帰りで行く】北岳登頂

2011年08月15日(月) [日帰り]
 - 拍手
GPS
32:40
距離
9.9km
登り
1,707m
下り
1,711m

コースタイム

■ゆき
6:30広河原 - 8:05二俣 - 9:50八本歯のコル - 10:30吊尾根分岐 - 10:50北岳山頂

■かえり
11:20北岳山頂 - 11:45北岳肩ノ小屋 - 12:10小太郎尾根分岐 - 13:15白根御池小屋 - 15:10広河原
天候 3000m未満:快晴
3000m以上:曇り
過去天気図(気象庁) 2011年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
■ゆき
23:00 新宿駅 → 24:40 甲府駅 (特急かいじ)
4:00 甲府駅前 → 6:10 広河原 (山梨交通:バス)
■帰り
16:10 広河原 → 18:10 甲府駅前 (山梨交通:バス)
18:40 甲府駅 → 21:15 新宿駅 (在来線)

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交通費:3510(かいじ)+2000×2(バス_往復)+2200(在来線) = 9710円
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かいじの自由席、やや混んでました。値段は一緒なので、窓際に座りたい人は東京駅から乗ったほうが良いでしょう。
バスは広河原行きが2台でした。私は2台目に乗りましたが満席でした。並び始めたなーと思ったら並べば余裕で座れます。
今の時期、土日はムーンライト信州が走っています。2:21に甲府駅着なので日程があえばこれがベストな選択でしょう。(参考:http://www6.airnet.ne.jp/yossy/nightrapid/shinshu.htm)
3時半頃、6番乗り場に人が並び始めた。
2011年08月15日 03:50撮影 by  RICOH R10 , RICOH
8/15 3:50
3時半頃、6番乗り場に人が並び始めた。
バスは2台だが満席。乗ってから料金2000円を払った。
2011年08月15日 03:54撮影 by  RICOH R10 , RICOH
8/15 3:54
バスは2台だが満席。乗ってから料金2000円を払った。
マイカーで入れるのは夜叉神ゲート前まで。
2011年08月15日 05:17撮影 by  RICOH R10 , RICOH
8/15 5:17
マイカーで入れるのは夜叉神ゲート前まで。
5時半にゲートが開くまでは通れない。乗合タクシーとバスが行列をつくっていた。
2011年08月15日 05:18撮影 by  RICOH R10 , RICOH
8/15 5:18
5時半にゲートが開くまでは通れない。乗合タクシーとバスが行列をつくっていた。
野呂川広河原インフォメーションセンター。
帰りのバスチケットは右手の窓口で購入できる。
1階にトイレ、2階は休憩所と自販機、ライブラリー等がある。自販機の缶ジュースは170円、ペットボトルは確か220円だった。
2011年08月15日 06:28撮影 by  RICOH R10 , RICOH
8/15 6:28
野呂川広河原インフォメーションセンター。
帰りのバスチケットは右手の窓口で購入できる。
1階にトイレ、2階は休憩所と自販機、ライブラリー等がある。自販機の缶ジュースは170円、ペットボトルは確か220円だった。
登山口ゲート付近より。
吊橋の向こうに北岳の裾野が見える。
2011年08月15日 06:29撮影 by  RICOH R10 , RICOH
8/15 6:29
登山口ゲート付近より。
吊橋の向こうに北岳の裾野が見える。
つり橋。川の幅は50m程度。
2011年08月15日 06:31撮影 by  RICOH R10 , RICOH
8/15 6:31
つり橋。川の幅は50m程度。
一旦、沢を渡る。
2011年08月15日 07:00撮影 by  RICOH R10 , RICOH
8/15 7:00
一旦、沢を渡る。
沢の上から鳳凰三山方面を望む
2011年08月15日 07:01撮影 by  RICOH R10 , RICOH
8/15 7:01
沢の上から鳳凰三山方面を望む
雪渓が残っている。この辺から気温が低下。
2011年08月15日 08:17撮影 by  RICOH R10 , RICOH
8/15 8:17
雪渓が残っている。この辺から気温が低下。
2011年08月15日 08:18撮影 by  RICOH R10 , RICOH
8/15 8:18
雪渓よりやや上。この辺はこんな感じで岩がゴロゴロしている。
2011年08月15日 09:02撮影 by  RICOH R10 , RICOH
8/15 9:02
雪渓よりやや上。この辺はこんな感じで岩がゴロゴロしている。
北岳山頂が見える!けど、なんか雲行きが…怪しい…
2011年08月15日 09:26撮影 by  RICOH R10 , RICOH
8/15 9:26
北岳山頂が見える!けど、なんか雲行きが…怪しい…
八本歯のコルから北岳山荘方面の尾根。間ノ岳は完全に雲に隠れていた。
2011年08月15日 09:51撮影 by  RICOH R10 , RICOH
8/15 9:51
八本歯のコルから北岳山荘方面の尾根。間ノ岳は完全に雲に隠れていた。
八本歯。これ登ったら楽しそうだな〜
2011年08月15日 09:51撮影 by  RICOH R10 , RICOH
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8/15 9:51
八本歯。これ登ったら楽しそうだな〜
草なのか花なのか
2011年08月15日 09:53撮影 by  RICOH R10 , RICOH
8/15 9:53
草なのか花なのか
吊尾根分岐へ向けて出発。はしご状の道が続く。
2011年08月15日 09:54撮影 by  RICOH R10 , RICOH
8/15 9:54
吊尾根分岐へ向けて出発。はしご状の道が続く。
岩の下にきれいな花が。
2011年08月15日 10:08撮影 by  RICOH R10 , RICOH
8/15 10:08
岩の下にきれいな花が。
アブ的な虫から超モテモテに。刺さないです。多分目当ては汗の塩分?
2011年08月15日 10:12撮影 by  RICOH R10 , RICOH
8/15 10:12
アブ的な虫から超モテモテに。刺さないです。多分目当ては汗の塩分?
きれいな花その2
2011年08月15日 10:16撮影 by  RICOH R10 , RICOH
8/15 10:16
きれいな花その2
吊尾根分岐にて。左側から登ってきた。向こう側へ行くと北岳山荘方面。後ろ側は北岳山頂方面。
2011年08月15日 10:33撮影 by  RICOH R10 , RICOH
8/15 10:33
吊尾根分岐にて。左側から登ってきた。向こう側へ行くと北岳山荘方面。後ろ側は北岳山頂方面。
山頂にて。予想通り完全にガスの中でした…ちょっと寒い。
2011年08月15日 10:53撮影 by  RICOH R10 , RICOH
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8/15 10:53
山頂にて。予想通り完全にガスの中でした…ちょっと寒い。
なんかもふもふした草。
2011年08月15日 11:20撮影 by  RICOH R10 , RICOH
8/15 11:20
なんかもふもふした草。
白根岳の三角点。
2011年08月15日 11:21撮影 by  RICOH R10 , RICOH
8/15 11:21
白根岳の三角点。
北岳肩ノ小屋。
2011年08月15日 11:44撮影 by  RICOH R10 , RICOH
8/15 11:44
北岳肩ノ小屋。
肩ノ小屋前のベンチ付近に鳥発見。左足が悪いみたい。ベビースターラーメンをついばんでいた。
2011年08月15日 11:45撮影 by  RICOH R10 , RICOH
8/15 11:45
肩ノ小屋前のベンチ付近に鳥発見。左足が悪いみたい。ベビースターラーメンをついばんでいた。
小太郎尾根方面の傾斜が非常に美しい。
2011年08月15日 11:58撮影 by  RICOH R10 , RICOH
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8/15 11:58
小太郎尾根方面の傾斜が非常に美しい。
小太郎尾根分岐。矢印方向に下り道がある。
2011年08月15日 12:09撮影 by  RICOH R10 , RICOH
8/15 12:09
小太郎尾根分岐。矢印方向に下り道がある。
くさすべりにて。林の間に黄色い花が群生している。
2011年08月15日 12:30撮影 by  RICOH R10 , RICOH
8/15 12:30
くさすべりにて。林の間に黄色い花が群生している。
白根御池小屋。水の補給が可能。
2011年08月15日 13:16撮影 by  RICOH R10 , RICOH
8/15 13:16
白根御池小屋。水の補給が可能。
撮影機器:

感想

■東京から広河原へ

前日の夜に東京を出発、日帰りで北岳に登ってきました。

23時発の特急かいじに乗り込み、24時40分に甲府駅着。バスの出発は4時。ベンチで仮眠してバスが来るのを待つ。
3時半頃になると人が並び始めたが、行列が道路まではみ出ている…バスが来たので列の後ろにくっつく。
バスは2台で運行されるが、床に座らないと乗れない人が出る程度に混雑していた。


■出発

6時10分に広河原へ到着。準備して30分に出発。

序盤はかなりとばした。二俣付近までは快調だったが、日が昇って気温が高くなると急にペースダウン。イモムシ並みのスピードに。すごく暑い!

途中、上のほうからキャーキャーいう子供の声みたいなのがずっと聞こえていた。何だろうと思って訊いてみたら、猿の鳴き声だとのこと。岩を投げ落として遊んでいるらしい。あんまり関係ないがドンキーコングを思い出す。

雪渓付近に到達すると気温が下がってきて、またペースが回復。わかりやすいな。

途中から山頂付近に怪しげな雲が漂い始めた。嫌な予感がしていたが、案の定吊尾根に出た頃には一面真っ白に。1時間前までは快晴だったのに!

11時前、北岳山頂に到着。やはり何も見えず。地図に記載してある「眺望最高」の文字を虚しく眺める。
しかし今までの人生で最も高い地点へ到達したということで、ちょっと興奮気味。

山頂付近に鎖場があったが平坦でそれほど危険性はなく、登りがややきつかった以外はここまで特に問題なく進むことができたが、ここからの下りが大変だった。


■下りがつらい

小太郎尾根分岐までは緩やかな尾根を軽快に進む。そこから少し下ると白根御池小屋or二俣への分岐に出るが、帰りは別の道を通りたい。よって白根御池小屋経由の道を選択。

小屋まで1時間以上もかなり急な下り坂が続く。武藤並みに膝が弱点な私はすぐに足が震えだした。正直登りよりつらい。下りなのになぜか息が上がって汗だくに。
登った分だけ当然下らないといけない…何でこんなに登ってるんだよ、俺!
意味不明なことを考えながら下る。

やっとの思いで小屋に到着。水を補給し休憩。足の震えがなかなかおさまらない。

ここから広河原まで地図上で2時間弱。今まで下ってきたのと同じ位ある…
時折休憩をとりつつなんとか広河原に到着。


■感想

下りがとってもきつかったです。登りもきつかったですが。
行きに白根御池小屋・草スベリルートを通らなくてよかったと心底思いました。

途中大学のワンゲルの方と話したのですが、彼らは人が入りそうな大きさのザックに4日分の装備を持って登っていました。私には到底真似できません。たぶん立った瞬間にぎっくり腰になります。

私はあまり登山中、水分をとらない方なのですが、今回は登りで休止を入れることができそうな平坦な場所があまり無く、自然足を止める機会が多かった為、その度にお茶を飲んでしまいました。1.5ℓでぎりぎりでした。

日帰りだった為ややハイペースで入りましたが、あまり慌てずゆっくりめから自分のペースをつくった方がよかったと思います。意外と時間的余裕は十分でした。普段運動もせず一日中パソコンと睨めっこしている私でも行けたので、健康なら大抵の人は行けそうな気がします。

唯一残念だったのは山頂からの眺望が皆無だったことです。富士山見たかった…
あとは南アルプスの非常に美しい山脈が記憶に刻まれ、素晴らしい一日になりました。

お盆のシーズンと重なったたため席が取れず帰りは鈍行でしたが、できれば行きはムーンライト信州、帰りはあずさに乗りたかったー。

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