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記録ID: 128232
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無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

霞沢岳

2011年08月09日(火) 〜 2011年08月10日(水)
 - 拍手
GPS
27:50
距離
23.9km
登り
1,562m
下り
1,561m

コースタイム

8月9日(火)上高地バスターミナル12:40-明神館13:20-最後の水場15:05-徳本峠テント場15:35
8月10日(水)徳本峠テント場5:10-ジャンクションピーク6:05-小沼地6:50-
K1ピーク8:40-霞沢岳山頂9:40-K1ピーク10:40-小沼地12:10-ジャンクションピーク13:00-
徳本峠テント場13:50-明神館14:20-上高地バスターミナル15:20
天候 8月9日(火)晴れ
8月10日(水)晴れるもガス気味
過去天気図(気象庁) 2011年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
沢渡駐車場はすべて1日500円。
私はいつも足湯のある市営第2駐車場に駐車。バス停は沢渡中になります。
上高地まではバス料金片道1200円。往復2000円。
コース状況/
危険箇所等
上高地バスターミナルのトイレ横に登山ポストあり。
用紙等やペンが用意されており、その場での記載が可能。

登山道中に大きな危険箇所はないと思われる。
上高地ー。
まだまだ上高地。水綺麗です。
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まだまだ上高地。水綺麗です。
低い位置から見る明神岳はツンとしてかっこいいです。高い位置から見ると残念な感じになります。
低い位置から見る明神岳はツンとしてかっこいいです。高い位置から見ると残念な感じになります。
明神館前の水たまり?
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明神館前の水たまり?
樹林帯が綺麗。徳本峠に向かいます。
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樹林帯が綺麗。徳本峠に向かいます。
登山道というかまだ道路です。
登山道というかまだ道路です。
いきなり枯れ沢!この後、沢を上がりそこないザレ場歩きをやらかします…
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いきなり枯れ沢!この後、沢を上がりそこないザレ場歩きをやらかします…
プチ道迷いの沢から登山道にもどりました。道って素晴らしい!
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プチ道迷いの沢から登山道にもどりました。道って素晴らしい!
今日はブルーのチェックシャツです。
今日はブルーのチェックシャツです。
徳本峠小屋。
徳本峠展望台から右端の先端が前穂高岳。中央のギザが西穂高岳です。
徳本峠展望台から右端の先端が前穂高岳。中央のギザが西穂高岳です。
朝です、霞沢岳に向かいます。最初はなかなか歩きよい樹林帯。
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朝です、霞沢岳に向かいます。最初はなかなか歩きよい樹林帯。
ジャンクションピーク手前。
ジャンクションピーク手前。
ジャンクションピークからの眺め。開けているのは東側だけなので穂高連峰は臨めません。
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ジャンクションピークからの眺め。開けているのは東側だけなので穂高連峰は臨めません。
ぬかるみの樹林帯。
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ぬかるみの樹林帯。
小沼地。
カール状になった東斜面は花畑。
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カール状になった東斜面は花畑。
ナギがあります。
ナギがあります。
穂高連峰、時々雲が切れて綺麗です。
穂高連峰、時々雲が切れて綺麗です。
どうやらあれがK1ピーク。
どうやらあれがK1ピーク。
更にK1ピークに近づきました。
更にK1ピークに近づきました。
どうやらあの向こうが霞沢岳山頂のようです。
どうやらあの向こうが霞沢岳山頂のようです。
K1ピークから六百山と上高地を望む。
K1ピークから六百山と上高地を望む。
まだ先がある…;K2ピークと山頂かな?
まだ先がある…;K2ピークと山頂かな?
霞沢岳山頂直前はハクサンフウロのピンクの花畑!
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霞沢岳山頂直前はハクサンフウロのピンクの花畑!
霞沢岳登頂!
右手前K1ピーク奥が前穂高岳。
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右手前K1ピーク奥が前穂高岳。
焼岳も綺麗に見えます。昨夏登った思い出…
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焼岳も綺麗に見えます。昨夏登った思い出…
下山開始。
下山時に眺めるK2、K1ピークの稜線、かっこいいですねー。
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下山時に眺めるK2、K1ピークの稜線、かっこいいですねー。
また前穂高岳。登る気満々でつい撮影しちゃう。
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また前穂高岳。登る気満々でつい撮影しちゃう。
またも前穂高岳。
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またも前穂高岳。
霞沢岳稜線と穂高連峰。
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霞沢岳稜線と穂高連峰。
落石しそうな急斜面。
落石しそうな急斜面。
登りここで道間違い;
登りここで道間違い;
暇なので明神池側の木道歩き。
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暇なので明神池側の木道歩き。
梓川対岸からみる霞沢岳。
梓川対岸からみる霞沢岳。
上高地から霞沢岳。ただいま!
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上高地から霞沢岳。ただいま!

感想

穂高岩稜に行く前にトレーニング兼ねて、
穂高連峰が綺麗に見える山に行こうと霞沢岳に行くことにしました。
名前の響きがいいですよね…霞沢岳…
徳本峠テント場をベースにしてのピストンです。

バスターミナルにはお昼過ぎ到着。広場でパンを食べて出発。
上高地…お手軽で綺麗です。水の透明度が高い。
明神岳も鋭利でかっこいい。このあたりは登山道というより道路。
ほてほて歩いて明神館を過ぎるとすぐに徳本峠への分岐。
ここもまだ道路。でも、行き会う登山者はほぼ0。
ただ徳本峠テント場は10張ってことなのでちょっと急ぎぎみに。

分岐から1時間ほどで道路から登山道に変わります。
登山道というか…枯れ沢のよう。こんなとこ歩くのかぁ。
ざれざれでバランス取りにくくて歩きづらい。
時々ピンクテープがあるし…と、そのまま歩いてみる。
30分位歩くとピンクテープ見当たらなくなりました…;
冷静に周囲を眺めてみると、沢よりずっと上を歩いている登山者が。
枯れ沢から上がらなきゃいけないとこを見逃したのかな?
登山道に戻ると九十九折れの道。少し歩くと最後の水場。
そこから少し歩いたら、もう徳本峠。
樹林帯の中に小屋とテント場があります。

キャパ少ないと聞いて急いできたものの、
登山者自体が少ないし、単独行か小規模パーティーがほとんど。
余裕がありました。夕食後に「↑展望台45秒」看板で
夕暮れの中に西穂高岳〜前穂高岳の眺めを楽しんできました。
というわけで45秒の展望台、オススメです。

5時過ぎにテント場を出発。テントを張ったまま、寝具類ごとデポ。
霞沢岳に出発です。天気は…ガスってます。
九十九折れの樹林帯を小1時間ほど歩いてジャンクションピークへ。
このあとぬかるみ道が続きます。かなり避けて歩いてもずるずる…
ジャンクションピーク〜霞沢岳までの行程の半分はぬかるみ;
ぬかるみ深い場所は5センチくらい入っちゃいます;

ぬかるみがなくなると、いろんなお花に出会えるようになります。
尾根の東斜面が割合カール状になっているので日当たりがいいのかも。
クルマユリ、ニッコウキスゲ、ハクサンフウロ、イワオトギリ…
木陰にはキヌガサソウも咲いていました。はじめてみたよ。
そこを越えるといやらしいルンゼ状の急登。
登るのは平気だけど下りは落石落としそう…
とはいえ霞沢岳…登山者は少ないので前後に気をつければ大丈夫かな。
そんなK1ピークまでの急登にはロープがつけられています。
この急登を越えるうちに植物は低くなり、
K1に近づくと遮るものがなくなっていきます。

K1ピークへ到着。ガスっていて展望はあまりありません。
けど時々ガスの切れ間から岳沢小屋や上高地帝国ホテルが見え隠れ。
直近である六百山はよく見えます。
そしてK2ピークを越えて、霞沢岳山頂へ。
山頂手前がハクサンフウロのピンクの花畑。
こんな風にピンクの割合多い山の花畑は珍しいかも?
霞沢山頂は10人も行けば一杯になってしまうような小さなスペース。
360度の展望があるはず…なのですがガスってしまってます;残念。

山頂をあとにしてK2ピーク、K1ピークへ。
下山時のK2ピークくらいで一番ガスが切れ、
穂高連峰の美しさが際立ちました^^
K1ピークを過ぎると件の急斜面。落石しそう。
他登山者さんとあえて距離をとって下ります。
このあとはまたしてもぬかるみ、嫌いな小ピーク登り返しです。
ジャンクションピークからはずっと下り。
さくさく降りて徳本峠へ。早速テント撤収です。上高地へ下ります。

行程長くて退屈になってきたので林道は走ってみました。
明神池側の木道を歩いて上高地へ。
行きとはまた違う風景を楽しみつつ、バスターミナルに到着です。

霞沢岳は行程の長い山でしたが、静かでいい山でした。
思った以上に花が多かったのも印象的です。

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コメント

11日の霞沢岳はガスでした
10日は晴れていたんですね。羨ましいです。
1日違いでほぼ同じスケジュールで登頂しました。
10日のテント場は私含めて4張りだけでした。
翌日は稜線は風が強くガスで視界数メートル、まるで修行のような山行でした。

明神館14:20ということは、徳本峠への分岐あたりで
すれ違っているのですが、大荷物担いだ単独女性にはまったく気付きませんでした。
2011/8/30 15:53
ガスは残念でしたねー;
>yamaheroさん
10日もガスってましたが、霞沢稜線がガスで視界がないなどはなく…穂高方面にも時々ガスが切れて幸運だったみたいです。ちなみに12日〜14日も涸沢ベースで北ア来てますが、午前中は概ね晴れでした。1日の差って大きいんですね;
視界もなく風も強かったとのことで体力も消耗して大変でしたね。私は予想以上に好きな雰囲気の山だったので、また花を見に行きたいなと思っています。yamaheroさんも是非再挑戦してくださいませー。

私は単独だとテント泊でもザックは40Lまでで13キロ程度の重量で…テントマットなども外付けしないので、「大荷物」に見えずテント泊には見えなかったかもしれません;徳本峠の手前で登りの男性に水場を聞かれたのですが、それがyamaheroさんだったりして?
2011/8/30 21:54
プロフィール画像
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