今シーズン板納めは白馬大雪渓を小滑降 #68
- GPS
- 25:01
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 1,380m
- 下り
- 1,955m
コースタイム
- 山行
- 5:23
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 6:09
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
猿倉→栂池高原 タクシーで5400円 |
写真
感想
念願の10月に雪渓をスキーで滑ってきました。締めくくりに相応しい白馬大雪渓です。
当初は猿倉からのピストンにしようかと思ってましたが、そうすると白馬岳山頂にスキーを担ぐ意味合いが不純なものになってしまいます(笑)
そこで栂池から周回コースとして、スキー担いで小蓮華、白馬、そして目的地の大雪渓に行くことにしました。
さて三連休の初日は雨。この日は移動日にします。翌朝は晴れて、6:30に栂池高原の駐車場に着くとまだ駐車場余裕があり一番近いところに停めることができました。
しかしそこからチケット購入の長い列、ゴンドラ乗車の長い列を経てようやくゴンドラの乗り込みます。もちろんスキー板持って。スキー場のゴンドラにはスキー板が似合います(笑)
ゴンドラがまた長い…終わったら今度はロープウェイ。こちらも待ち時間が長く、終着駅の自然園駅に着くのに1時間半かかりました。
スキーを背負うシートラーゲンの準備をしている間に次のロープウェイがやってきます。シートラも楽ではありません(笑)
混雑した登山道、海外からの登山者も見えます。もちろんスキー背負ってる人は他にはいません。今回もよく声をかけていただきます。「スキー?!どこで滑るんですか?」「初滑りですか?」などなど。
今回はさすがに荷物が重いのでテント泊は諦めて素泊まりで小屋に泊まることにしました。私の場合「小屋」と言うと避難小屋になりますが(笑)、今回は営業小屋の白馬山荘です。ちょうど小屋じまいの日でした。
夕方4時に自炊で夕飯を済ませ、ちょっと寝入ったと思ったら夕陽が沈んでました(涙)
夜8時に星空を見に行きましたが少し雲が出ていていまひとつ…今年は星空に恵まれません。
翌朝は4時に起きて朝ご飯にします。自炊コーナーで得意の雑煮です。そして強い風が吹く寒いなか御来光はバッチリ。拝んだら早速スキー背負って大雪渓に向かいます。雪渓が出てくるまで黙々と歩き、ようやく雪渓先端に来ました。しばらくロープが張ってあったのでロープがなくなるところまで下ります。一応立ち入り禁止区域には入らないように気をつけます。自らの欲望や記録のためにルールを破るのは自制したいところです。
そこから雪渓に下って、スキーを履いて滑りますが、スプーンカットは仕方ないとして落石が多くクラックもあり大変苦労します。全力で滑りますが何度かターンを繰り返したところで終わり。筋力も肺活量も目一杯。ハード過ぎます。
また登山靴に履き替えて、一般登山者も雪渓を横断するところに来ました。最初はシートラで歩いてましたが、ここはやはり滑るべきでは?という思いが募ってまたまたスキーに履き替えます。今度は落石もクラックも少ないので雪渓を幅広く使えてまあまあ滑れます。もちろんものすごく難しいことには変わりありませんが…
もちろんスキー板はドロドロ。平蔵谷の時よりはマシですが。
無事に大雪渓のスキーを終え、再びシートラで下山します。登って来られる方は少な目ですが、それでも10名以上の方に声をかけていただいたと思います。
猿倉まで戻ればタクシーを呼んで、栂池高原まで戻ります。白山の中宮から上小池の戻るより1/5くらいの値段で戻れます(笑)
戻れば栂池高原の駐車場は満車で、人気振りを伺わせます。観光客比率は結構高いようです。
さて10月の雪渓滑走も無事に終え、もう来月からは新しいシーズンを迎えることができるでしょう。スキー板もブーツもボロボロですが、68日の山スキーシーズンを終えてからシームレスで次のシーズンにつなげられそうです(笑)
来シーズンはノルマめいたものは設定せずにコンディションに合わせた自由な山スキーを楽しみたいと思います(笑)
ようやく長かった今シーズンも終わりましたね。。
締めはやっぱり白馬大雪渓とは流石です。
栂池高原のゴンドラにスキーは確かに当たり前の光景ですが
季節がねぇ〜
周りの人の目が点になる様子が伺えます
板納めして来月には立山初滑りとなりそうですね!
テカポさんこんばんは!
昨年11/12に白山で初滑りしてから11ヶ月、長かったです(笑)
周りの一般の方は目を剥いてびっくりされてました
短い板納め期間なのでワックスがけしたりメンテが忙しくなりそうです!(笑)
ホントに大雪渓滑りましたか‼
さすがモノホンのタイヘンはやる事違いますね(^o^)。
栂池高原から乗鞍岳辺りは季節が違えばわんさかスキーヤー居るところですよねー。
シートラで新緑見るなら普通ですが紅葉見るのはどんな気分なのでしょうか?
もはやウケ狙いでやっているとしか思えません(笑)。
kabukiyaさんこんばんは!
変態の格の違いを感じますでしょ(笑)
あの凸凹雪渓を滑るのはものすごくハードで、数ターンするごとに休憩しないと心臓が破裂しそうなんです。なので単に物好きでドMなだけでなくて一応スキー技術も要求されますから誰でもできるものではない・・・って誰もしようと思いませんね
これで春夏秋冬シートラやりましたからシートラ紅葉も日常のシーン、極めて普通の気分でした(笑)
はい、人生とはネタなんです(笑)
山スキーの聖地とも言える白馬岳エリア、その最高峰にモモちゃんが29年ぶりとは意外でした。
それにしても、年間毎月スキーの最後の難関10月の、鮮やかなクリアですね。これで11、12月に怪我するとかのヘマしなければ達成確実ですね。
僕にとってこのルートは、30数年前の5月、白馬大池で幕営して大雪渓を稜線から猿倉まで全線滑降した懐かしいものです。常識的なスキーシーズン内なら思い出一杯に再来したいと思います。
ニシデンさんこんばんは!
白馬エリアはとっても魅力的なのですが如何せん遠く、かなり気合い入れないと行けないんですね・・・
あとは11月に予定通り積雪があれば問題ないのですが、異常気象で積雪が遅れるとまた大雪渓に行かなくてはなりません(笑)
このルートがすべて雪で埋まってることを想像するとヨダレが出て来そうです。来シーズンには是非!
まさかこの時期にスキー板担いで登る人がいるとは…!
現地にいた誰もがそう思ったことでしょう笑
雪あらばいつ何時でも滑ることにこだわるモモちゃんさんの生き様は素晴らしいです!
henjintakkunさんこんばんは!
登山道を下ってる方が私を見かけるとすぐにその異様な姿を識別できるのですが、登りの方は視界が下方になるのでスキー背負ってることに気づかれなかった方も多いと思います。
危険でなく、不可能でなければネタを見つけてはチャレンジしたいと思ってます
これで板納めかと思うと寂しい気がします(笑)
花火大会で言うところの最後のスターマインが終わった感じ。
石ゴロゴロの滑走で板もボロボロでしょう。
さあ、いよいよ来月から初すべりですね
サンちゃんこんばんは!
ごく短い板納めなので・・・(笑)
すぐにまた刺激的なシーズンが到来します!
雪渓の落石はあまり踏まずに済みますが、それでもスプーンカットのトップが硬いので結構擦れキズだらけになってます。
来月からもガンガン行きましょう!是非コラボ山スキーお願いします
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