宮之浦岳・永田岳・黒味岳(日帰り)
- GPS
- 11:43
- 距離
- 21.6km
- 登り
- 1,656m
- 下り
- 1,638m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り・にわか雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
淀川登山口から宮之浦岳、永田岳、黒味岳を日帰りでピストンするという、贅沢なのか貧乏臭いのかよく分からないプランに挑戦してきました。
【総評】
下の方は屋久杉の森を、森林限界を超えた上の方は爽快な眺望を楽しめるルートです。
道は基本的に迷うところはありません。
強いて言えば宮之浦岳-永田岳の間は獣道?と混同しやすい部分が一部あったり、やや登山道の侵食が目立つ場所もありましたが、総じて歩きやすい印象でした。
ヒルは多分いないと思います。
あまり時間の余裕がない中で写真は250枚ほど撮りましたが、素晴らしい景観ばかりでもありもっとじっくり見たかった感がないではないです。一方、天候に恵まれなければ辛い行軍になりそうです。
日頃から山歩きをしているわけではありませんが多めの休憩を含めて12時間弱で行ってこれたので、それなりに健脚の方なら何とかなるでしょう。
ちなみに後半はバテた上に持病?の膝痛に悩まされたこともあり、ペースもかなり落ちました。
以下、ルート詳細です。
コースタイムを記していますが、帰りはかなりヨレヨレだったことにご留意下さい。
【淀川登山口〜淀川小屋】
屋久島らしい森の中を行く部分で、広い視界は望めませんが森の景色は楽しめます。ちょっとしたアップダウンが意外とある割に高度が稼げない部分で、上り・下りのタイム差があまり出ない区間と思います。今回は行きは30分、帰りは35分ほどでしたが。
【淀川小屋〜花之江河】
この区間で標高差250mを稼ぎます。ちなみに上りは約60分、下りは約70分で、消耗度合いが分かるタイムです。
まだ森の中を行く部分ですが、そろそろ上りがきつくなってきます。
その一方でところどころで視界が開けるようになり、上ることへのモチベーションも与えてくれる区間かも知れません。展望所があるので可能なら寄ってみて下さい。
【花之江河〜黒味別れ〜投石平〜宮之浦岳】
森から森林限界を超えてヤクザサ帯をゆく、最も変化に富んだ核心部と言えると思います。
森林帯を抜ければ眺めもよく、爽快な景色を楽しむことができます。永田岳・宮之浦岳を同時に眺められるのもこの区間です。
標高差は約300mですがそれなりに距離があるため、栗生岳・宮之浦岳への最後の上りを除けばさほどきつくありません。上りは約1:50、下りは黒味岳の往復を抜きにすれば同じく1:50程度でした。なお花之江河〜黒味別れは10-20分程度です。
【宮之浦岳〜永田岳】
他の部分に比べ、ぐっと人が減ります。ヤクザサ帯を下って上るシンプルな構成ですが、それゆえ一度上りに入ると辛いかも知れません。永田山頂からは、雲が無ければたぶん海まで見通せるはずです。行きは60分、帰りは75分。
【黒味分かれ〜黒味岳】
ルート・時間は短い代わりに、ロープで高度を稼ぐ部分が多いです。今回のルートではちょっと異質な部分かも知れません。天気さえよければ、山頂からは絶景のはずです。上り・下りともに30分程度。
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