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Yamareco

記録ID: 128494
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
屋久島

宮之浦岳・永田岳・黒味岳(日帰り)

2011年08月13日(土) [日帰り]
 - 拍手
takuzo その他1人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
11:43
距離
21.6km
登り
1,656m
下り
1,638m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

5:30淀川登山口-6:00淀川小屋-7:03花之江河-8:55宮之浦岳9:20-10:20永田岳10:50-12:05宮之浦岳12:15-13:50黒味分かれ13:55-14:25黒味岳14:40-15:20花之江河15:30-16:30淀川小屋16:38-17:13淀川登山口
天候 晴れ時々曇り・にわか雨
過去天気図(気象庁) 2011年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
まだ暗い登山口に到着。ぼちぼちと準備をして、5:30に出発。
2011年08月13日 05:24撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
8/13 5:24
まだ暗い登山口に到着。ぼちぼちと準備をして、5:30に出発。
上り始めて間もなく目にする巨杉。屋久島以外なら神木に相当しそうな巨木がたくさん生えている。
2011年08月13日 05:38撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
8/13 5:38
上り始めて間もなく目にする巨杉。屋久島以外なら神木に相当しそうな巨木がたくさん生えている。
朝焼けに照らされた森の中を歩く。
2011年08月13日 05:42撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
8/13 5:42
朝焼けに照らされた森の中を歩く。
朝の淀川小屋。挨拶もそこそこに先を急ぐ。
2011年08月13日 06:01撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
8/13 6:01
朝の淀川小屋。挨拶もそこそこに先を急ぐ。
小屋近くの沢。漬かりたくなる衝動を抑えて進む。
2011年08月13日 06:02撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
8/13 6:02
小屋近くの沢。漬かりたくなる衝動を抑えて進む。
味のある立ち枯れ。森林帯ではこのような木が散見される。
2011年08月13日 06:19撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
8/13 6:19
味のある立ち枯れ。森林帯ではこのような木が散見される。
小花乃江河に到着。天然の小庭園といった風情で、趣がある。
2011年08月13日 06:56撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
8/13 6:56
小花乃江河に到着。天然の小庭園といった風情で、趣がある。
小花乃江河に立っていた、白く立ち枯れた杉。
2011年08月13日 06:57撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
8/13 6:57
小花乃江河に立っていた、白く立ち枯れた杉。
花乃江河。こちらの方が広い。余談だが、うっかりプロテクターとPLフィルタを重ねたせいで端にケラレが出ている写真が多いのが残念。
2011年08月13日 07:07撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
8/13 7:07
花乃江河。こちらの方が広い。余談だが、うっかりプロテクターとPLフィルタを重ねたせいで端にケラレが出ている写真が多いのが残念。
花乃江河から遠くトーフ岩(高盤岳)を望む。
2011年08月13日 07:15撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
1
8/13 7:15
花乃江河から遠くトーフ岩(高盤岳)を望む。
投石湿原から見る黒味岳が見事。この写真では分かりにくいが…
2011年08月13日 07:39撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
8/13 7:39
投石湿原から見る黒味岳が見事。この写真では分かりにくいが…
ズームで見ると、既に登頂している人が。よく晴れていたので、上からの眺望は素晴らしかったはず。
2011年08月13日 07:37撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
8/13 7:37
ズームで見ると、既に登頂している人が。よく晴れていたので、上からの眺望は素晴らしかったはず。
投石湿原あたりからはそろそろ森林限界を超え稜線を進むので、ぐっと見晴らしがよくなる。永田岳と宮之浦岳が同時に見えている。
2011年08月13日 07:41撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
8/13 7:41
投石湿原あたりからはそろそろ森林限界を超え稜線を進むので、ぐっと見晴らしがよくなる。永田岳と宮之浦岳が同時に見えている。
ヤクシカと遭遇することもしばしば。
2011年08月13日 07:58撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
8/13 7:58
ヤクシカと遭遇することもしばしば。
鹿と遭遇するのは、やっぱり水場近くが多い印象。
2011年08月13日 07:58撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
8/13 7:58
鹿と遭遇するのは、やっぱり水場近くが多い印象。
時々歩きにくかったり浸食が目立つ場所はあるが、だいたい道は整備されていて歩きやすい。
2011年08月13日 08:00撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
8/13 8:00
時々歩きにくかったり浸食が目立つ場所はあるが、だいたい道は整備されていて歩きやすい。
奥に見える尖った山は七五岳?
2011年08月13日 08:02撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
8/13 8:02
奥に見える尖った山は七五岳?
見晴らしが気に入ったので撮った。
2011年08月13日 08:07撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
8/13 8:07
見晴らしが気に入ったので撮った。
奥の左端に見えているピークはたぶん黒味岳。
2011年08月13日 08:07撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
8/13 8:07
奥の左端に見えているピークはたぶん黒味岳。
遠く宮之浦を仰ぎ見る。
2011年08月13日 08:08撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
8/13 8:08
遠く宮之浦を仰ぎ見る。
湿地帯にはだいたい木道が付けられていて歩きやすい。
2011年08月13日 08:13撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
8/13 8:13
湿地帯にはだいたい木道が付けられていて歩きやすい。
安房岳付近?の沢から宮之浦岳を望む。水が奇麗。
2011年08月13日 08:13撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
8/13 8:13
安房岳付近?の沢から宮之浦岳を望む。水が奇麗。
モアイのような岩。もともと握り拳に似た形でゲンコツ岩と呼ばれていたのが、台風で崩壊したとの由。
2011年08月13日 08:30撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
8/13 8:30
モアイのような岩。もともと握り拳に似た形でゲンコツ岩と呼ばれていたのが、台風で崩壊したとの由。
翁岳辺りから見える宮之浦岳。俄然やる気に。
2011年08月13日 08:40撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
8/13 8:40
翁岳辺りから見える宮之浦岳。俄然やる気に。
栗生岳。ここまで来れば、宮之浦山頂まではすぐ。
2011年08月13日 08:44撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
8/13 8:44
栗生岳。ここまで来れば、宮之浦山頂まではすぐ。
頂上まであとひと登り。ちなみに前を行くのは同行のRくん。後の行程を思えば、宮之浦山頂までの上りはまだ楽。
2011年08月13日 08:44撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
8/13 8:44
頂上まであとひと登り。ちなみに前を行くのは同行のRくん。後の行程を思えば、宮之浦山頂までの上りはまだ楽。
登山口から約3.5時間弱、8:55に宮之浦岳山頂に到着。写真はこれもRくん。
2011年08月13日 09:14撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
8/13 9:14
登山口から約3.5時間弱、8:55に宮之浦岳山頂に到着。写真はこれもRくん。
山頂から北ないしやや北西方向。宮之浦歩道(縦走路)が見える。
2011年08月13日 09:06撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
8/13 9:06
山頂から北ないしやや北西方向。宮之浦歩道(縦走路)が見える。
山頂から北東?方向。
2011年08月13日 09:07撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
8/13 9:07
山頂から北東?方向。
永田岳の眺めも見事。
2011年08月13日 09:09撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
8/13 9:09
永田岳の眺めも見事。
永田岳独特の山容。
2011年08月13日 09:13撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
8/13 9:13
永田岳独特の山容。
25分ほど休憩したのち、9:20山頂出発。宮之浦岳から永田岳への下りでは、しばらく木道をゆく。
2011年08月13日 09:28撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
8/13 9:28
25分ほど休憩したのち、9:20山頂出発。宮之浦岳から永田岳への下りでは、しばらく木道をゆく。
焼野付近(だと思う)。
2011年08月13日 09:32撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
8/13 9:32
焼野付近(だと思う)。
永田岳に連なるピーク。ネマチという名前があるらしい。
2011年08月13日 09:43撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
8/13 9:43
永田岳に連なるピーク。ネマチという名前があるらしい。
ヤクザルの群れに遭遇。いつの間にか群れの真ん中に入り込んでいて、ちょっと肝を冷やした。
2011年08月13日 09:51撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
8/13 9:51
ヤクザルの群れに遭遇。いつの間にか群れの真ん中に入り込んでいて、ちょっと肝を冷やした。
永田岳を登りながら。宮之浦岳より急で厳しい上りで、個人的にはここで体力をごっそり削られた。ペース配分が大事。
2011年08月13日 10:02撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
8/13 10:02
永田岳を登りながら。宮之浦岳より急で厳しい上りで、個人的にはここで体力をごっそり削られた。ペース配分が大事。
宮之浦岳山頂から約1時間で、10:20に永田岳山頂に到着。30分ほど休憩。
2011年08月13日 10:23撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
8/13 10:23
宮之浦岳山頂から約1時間で、10:20に永田岳山頂に到着。30分ほど休憩。
永田岳山頂から東方向。人工構造のようにも見え、マチュピチュを髣髴とさせる。南を見ると宮之浦岳、栗生岳、翁岳を一列に眺められたが、写真に残していないのが返す返すも残念。
2011年08月13日 10:22撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
8/13 10:22
永田岳山頂から東方向。人工構造のようにも見え、マチュピチュを髣髴とさせる。南を見ると宮之浦岳、栗生岳、翁岳を一列に眺められたが、写真に残していないのが返す返すも残念。
下は断崖絶壁で、落ちるとちょっと面倒。というかまず死ぬ。
2011年08月13日 10:41撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
8/13 10:41
下は断崖絶壁で、落ちるとちょっと面倒。というかまず死ぬ。
10:50に永田山頂を発つ。山頂からちょっと下ったあたり。森林限界より上では、こうした巨岩・奇岩を随所に見ることができる。
2011年08月13日 10:58撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
8/13 10:58
10:50に永田山頂を発つ。山頂からちょっと下ったあたり。森林限界より上では、こうした巨岩・奇岩を随所に見ることができる。
要所には階段が付けられているが、宮之浦岳に比べると全体的に道はやや荒れている。
2011年08月13日 10:59撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
8/13 10:59
要所には階段が付けられているが、宮之浦岳に比べると全体的に道はやや荒れている。
永田岳を下りながら見る稜線。
2011年08月13日 11:01撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
8/13 11:01
永田岳を下りながら見る稜線。
人の顔のようにも見える岩。
2011年08月13日 11:05撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
8/13 11:05
人の顔のようにも見える岩。
上り返す前に宮之浦岳を望む。右下に見える沢は宮之浦川の源流らしい(多分)。
2011年08月13日 11:08撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
8/13 11:08
上り返す前に宮之浦岳を望む。右下に見える沢は宮之浦川の源流らしい(多分)。
12:05、二度目の宮之浦岳山頂。永田への行きは60分、帰りはバテ気味で75分。
2011年08月13日 12:17撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
8/13 12:17
12:05、二度目の宮之浦岳山頂。永田への行きは60分、帰りはバテ気味で75分。
再びの宮之浦山頂から、宮之浦歩道方面をみる。
2011年08月13日 12:09撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
8/13 12:09
再びの宮之浦山頂から、宮之浦歩道方面をみる。
下りながら振り返ってみる宮之浦岳。このあたりからかなりガスが目立ち始め、しばらく写真を撮っていない。
2011年08月13日 13:00撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
8/13 13:00
下りながら振り返ってみる宮之浦岳。このあたりからかなりガスが目立ち始め、しばらく写真を撮っていない。
黒味別れには13:50到着。黒味岳山頂へはルートは短いものの、ロープで高度を稼ぐ場所が多い。片道30分ほどの間に7,8箇所ほどもあった。
2011年08月13日 14:01撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
8/13 14:01
黒味別れには13:50到着。黒味岳山頂へはルートは短いものの、ロープで高度を稼ぐ場所が多い。片道30分ほどの間に7,8箇所ほどもあった。
30分ほどで黒味岳山頂。ここからの眺望は素晴らしいと聞くが、残念ながらガスで何も見えず。
2011年08月13日 14:36撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
8/13 14:36
30分ほどで黒味岳山頂。ここからの眺望は素晴らしいと聞くが、残念ながらガスで何も見えず。
頂上直下にはテラス状になっている岩がある。昼寝をしている人もいたが、それもありかも。
2011年08月13日 14:36撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
8/13 14:36
頂上直下にはテラス状になっている岩がある。昼寝をしている人もいたが、それもありかも。
30分で黒味分かれに下る。携帯が通じるとの表示がある。
2011年08月13日 15:11撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
8/13 15:11
30分で黒味分かれに下る。携帯が通じるとの表示がある。
再び花乃江河。朝とは違い多少ガスが掛かっているのも風情がある。
2011年08月13日 15:24撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
8/13 15:24
再び花乃江河。朝とは違い多少ガスが掛かっているのも風情がある。
小花乃江河。個人的にはこちらの方が好きかも。
2011年08月13日 15:35撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
8/13 15:35
小花乃江河。個人的にはこちらの方が好きかも。
岩の上に根付く木が散見される。
2011年08月13日 15:54撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
8/13 15:54
岩の上に根付く木が散見される。
根っこ、苔、灌木、杉の幼木…
2011年08月13日 16:14撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
8/13 16:14
根っこ、苔、灌木、杉の幼木…
淀川小屋近くの苔むした杉。侵食されて養分になってまた木が生えて…という、途方もない繰り返し。
2011年08月13日 16:32撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
8/13 16:32
淀川小屋近くの苔むした杉。侵食されて養分になってまた木が生えて…という、途方もない繰り返し。
倒木の上の苔、灌木。屋久島の森らしい眺め。
2011年08月13日 16:39撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
8/13 16:39
倒木の上の苔、灌木。屋久島の森らしい眺め。
そろそろ登山口に近いあたりでの、巨大な倒木。人為的に伐られているが、その後利用されなかったのだろうか。
2011年08月13日 16:47撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
8/13 16:47
そろそろ登山口に近いあたりでの、巨大な倒木。人為的に伐られているが、その後利用されなかったのだろうか。
おまけ。帰りに紀元杉に寄ったが、近くまで寄る気力は残っていなかった。
2011年08月13日 17:29撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
8/13 17:29
おまけ。帰りに紀元杉に寄ったが、近くまで寄る気力は残っていなかった。
川上杉。見上げるような大木で迫力がある。
2011年08月13日 17:26撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
8/13 17:26
川上杉。見上げるような大木で迫力がある。
撮影機器:

感想

淀川登山口から宮之浦岳、永田岳、黒味岳を日帰りでピストンするという、贅沢なのか貧乏臭いのかよく分からないプランに挑戦してきました。

【総評】
下の方は屋久杉の森を、森林限界を超えた上の方は爽快な眺望を楽しめるルートです。
道は基本的に迷うところはありません。
強いて言えば宮之浦岳-永田岳の間は獣道?と混同しやすい部分が一部あったり、やや登山道の侵食が目立つ場所もありましたが、総じて歩きやすい印象でした。
ヒルは多分いないと思います。

あまり時間の余裕がない中で写真は250枚ほど撮りましたが、素晴らしい景観ばかりでもありもっとじっくり見たかった感がないではないです。一方、天候に恵まれなければ辛い行軍になりそうです。

日頃から山歩きをしているわけではありませんが多めの休憩を含めて12時間弱で行ってこれたので、それなりに健脚の方なら何とかなるでしょう。
ちなみに後半はバテた上に持病?の膝痛に悩まされたこともあり、ペースもかなり落ちました。


以下、ルート詳細です。
コースタイムを記していますが、帰りはかなりヨレヨレだったことにご留意下さい。

【淀川登山口〜淀川小屋】
屋久島らしい森の中を行く部分で、広い視界は望めませんが森の景色は楽しめます。ちょっとしたアップダウンが意外とある割に高度が稼げない部分で、上り・下りのタイム差があまり出ない区間と思います。今回は行きは30分、帰りは35分ほどでしたが。

【淀川小屋〜花之江河】
この区間で標高差250mを稼ぎます。ちなみに上りは約60分、下りは約70分で、消耗度合いが分かるタイムです。
まだ森の中を行く部分ですが、そろそろ上りがきつくなってきます。
その一方でところどころで視界が開けるようになり、上ることへのモチベーションも与えてくれる区間かも知れません。展望所があるので可能なら寄ってみて下さい。

【花之江河〜黒味別れ〜投石平〜宮之浦岳】
森から森林限界を超えてヤクザサ帯をゆく、最も変化に富んだ核心部と言えると思います。
森林帯を抜ければ眺めもよく、爽快な景色を楽しむことができます。永田岳・宮之浦岳を同時に眺められるのもこの区間です。
標高差は約300mですがそれなりに距離があるため、栗生岳・宮之浦岳への最後の上りを除けばさほどきつくありません。上りは約1:50、下りは黒味岳の往復を抜きにすれば同じく1:50程度でした。なお花之江河〜黒味別れは10-20分程度です。

【宮之浦岳〜永田岳】
他の部分に比べ、ぐっと人が減ります。ヤクザサ帯を下って上るシンプルな構成ですが、それゆえ一度上りに入ると辛いかも知れません。永田山頂からは、雲が無ければたぶん海まで見通せるはずです。行きは60分、帰りは75分。

【黒味分かれ〜黒味岳】
ルート・時間は短い代わりに、ロープで高度を稼ぐ部分が多いです。今回のルートではちょっと異質な部分かも知れません。天気さえよければ、山頂からは絶景のはずです。上り・下りともに30分程度。

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3/5

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