ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 128565
全員に公開
ハイキング
近畿

比良山夜間登山

2011年08月14日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:58
距離
12.5km
登り
1,115m
下り
1,101m
歩くペース
速い
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

上り下りとも、景色に見とれたり、寝たりしていますので参考程度に御覧ください。

行き)2:20 イン谷上の駐輪場 〜 2:35 大山口 〜 4:10 北比良峠 〜 4:35 八雲ヶ原 〜 5:37 武奈ヶ岳

帰り) 6:25 武奈ヶ岳 〜 7:12 イブルキノコバ 〜 7:30 八雲ヶ原 〜 7:45 北比良峠 〜 10:15 イン谷上の駐輪場
天候 晴れ時時曇
過去天気図(気象庁) 2011年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
イン谷から大山口、ダケ道と進むにつれ静けさが増してきます。夜の登山道は獣の気配も無く虫の声もほとんどしません。
武奈ヶ岳周辺は、アブやブヨが多いので肌の露出は避けたほうが無難です。
ヒルはみかけませんでした。

午前2:20 イン谷上のトイレのある駐輪場を出発。
気温は25度

駐輪場には車が一台と大きなテントが2張りだけで、夜間登山に行っている人はいないようです。
午前2:20 イン谷上のトイレのある駐輪場を出発。
気温は25度

駐輪場には車が一台と大きなテントが2張りだけで、夜間登山に行っている人はいないようです。
15分ほどで大山口に着きました。

今夜はほぼ満月で、月明かりがあって歩きやすいと思ったのですが、木々の下を歩くのでライトが無いとムリみたいです。

青ガレ方面は開けている所があるので、月明かりで山道が照らされている事が予想できますが、もしも落石があった場合に対処できそうにないので、ここからはダケ道を行きます。
15分ほどで大山口に着きました。

今夜はほぼ満月で、月明かりがあって歩きやすいと思ったのですが、木々の下を歩くのでライトが無いとムリみたいです。

青ガレ方面は開けている所があるので、月明かりで山道が照らされている事が予想できますが、もしも落石があった場合に対処できそうにないので、ここからはダケ道を行きます。
右上の黄色っぽい光がヘッドライトで、白っぽいのが100均のダイオードライトです。

ダケ道は何度か歩いているので、迷うこと無く進むことができますが、こんな看板を見るのは初めてです。

先に進むと、以前昼間に歩いた道を少し外していた事がわかりました。

夜間は周辺視野が限られるので、昼間の様に目印を見つける事ができないのがよくわかります。
右上の黄色っぽい光がヘッドライトで、白っぽいのが100均のダイオードライトです。

ダケ道は何度か歩いているので、迷うこと無く進むことができますが、こんな看板を見るのは初めてです。

先に進むと、以前昼間に歩いた道を少し外していた事がわかりました。

夜間は周辺視野が限られるので、昼間の様に目印を見つける事ができないのがよくわかります。
獲物を取り合うバッタ。夜の登山道でこのバッタは良く見かけました。
獲物を取り合うバッタ。夜の登山道でこのバッタは良く見かけました。
木々の間から見え隠れする「おつきさま」

ダケ道の夜は伊吹山とは違い、虫の声も少なく動物の気配も全く感じられません。

本当に静かです。

山の主との遭遇も心配していましたが、大丈夫なようです。

また今日はお盆なので、さまよう霊もふるさとに帰っているのか、そのような気配もありませんでした。(もともと霊感はありませんが・・・(^_^;)
木々の間から見え隠れする「おつきさま」

ダケ道の夜は伊吹山とは違い、虫の声も少なく動物の気配も全く感じられません。

本当に静かです。

山の主との遭遇も心配していましたが、大丈夫なようです。

また今日はお盆なので、さまよう霊もふるさとに帰っているのか、そのような気配もありませんでした。(もともと霊感はありませんが・・・(^_^;)
登山道は風が無く、とにかく蒸し暑いです。あと10℃くらい気温が低くないとキツイですねぇ・・・

水分を摂りながら、汗だくになって、そのうちバテてきました。
ヒル避けに持ってきた塩ですが、これを舐め塩分を補給するとバテは収まってくれました。
登山道は風が無く、とにかく蒸し暑いです。あと10℃くらい気温が低くないとキツイですねぇ・・・

水分を摂りながら、汗だくになって、そのうちバテてきました。
ヒル避けに持ってきた塩ですが、これを舐め塩分を補給するとバテは収まってくれました。
北比良峠から琵琶湖方面の夜景

北比良峠に到着。 北比良峠では二人の方が、いて座か、しし座か忘れましたが、流星群を見に来たと言っおられました。

だいぶ前から居るのかシートを体に巻きつけていて、寒そうです。

寒いってうらやましい・・・
北比良峠から琵琶湖方面の夜景

北比良峠に到着。 北比良峠では二人の方が、いて座か、しし座か忘れましたが、流星群を見に来たと言っおられました。

だいぶ前から居るのかシートを体に巻きつけていて、寒そうです。

寒いってうらやましい・・・
コチラは同じく北比良峠あたりから西に沈みゆく月と山。ケルンも入れたかったのですが、作業車とプレハブがあったのでパス。
コチラは同じく北比良峠あたりから西に沈みゆく月と山。ケルンも入れたかったのですが、作業車とプレハブがあったのでパス。
八雲ヶ原へ向かう途中の道で、突然大きなカエルが道の真ん中からじっとこっちに睨みをきかせてきます。

ゲロゲロとはなしかけても、無視・・・
八雲ヶ原へ向かう途中の道で、突然大きなカエルが道の真ん中からじっとこっちに睨みをきかせてきます。

ゲロゲロとはなしかけても、無視・・・
八雲ヶ原でそろそろ夜が明けてきました。

薄暗いのでよくわかりませんが、テントが3張りほどあります。
八雲ヶ原でそろそろ夜が明けてきました。

薄暗いのでよくわかりませんが、テントが3張りほどあります。
カラ岳電波塔と夜明け。

徐々に明るくなってくるスキー場ゲレンデ跡を登ってゆきます。

薄暗い中から姿を現してくる山の姿を見られるこの時間帯こそ夜間登山の醍醐味っすねぇ〜〜

ここら辺から大きなアブがお供を開始(・∀・)
カラ岳電波塔と夜明け。

徐々に明るくなってくるスキー場ゲレンデ跡を登ってゆきます。

薄暗い中から姿を現してくる山の姿を見られるこの時間帯こそ夜間登山の醍醐味っすねぇ〜〜

ここら辺から大きなアブがお供を開始(・∀・)
武奈ヶ岳手間です。

武奈ヶ岳でご来光を見たかったのですが、すでにここで日の出から10分程度過ぎ、すっかり明るくなってきました。

この辺りは、アブ、ブヨがいっぱいなので、麦わら帽子と虫除けネットをかぶり先に進みます。

先ほどのアブもブンブン♪飛び回っています。
武奈ヶ岳手間です。

武奈ヶ岳でご来光を見たかったのですが、すでにここで日の出から10分程度過ぎ、すっかり明るくなってきました。

この辺りは、アブ、ブヨがいっぱいなので、麦わら帽子と虫除けネットをかぶり先に進みます。

先ほどのアブもブンブン♪飛び回っています。
武奈ヶ岳に到着。

ちょうど雲の上からご来光を拝むことができました(ラッキー!)
1
武奈ヶ岳に到着。

ちょうど雲の上からご来光を拝むことができました(ラッキー!)
武奈ヶ岳山頂から琵琶湖と雲海
武奈ヶ岳山頂から琵琶湖と雲海
気温は19度ほど、心地良い風が吹いて涼むにはちょうど良い気温です。

パンとコーヒーの朝食!うまい!

相変わらずアブはブンブン♪

多くのブヨ、小アブもブンブン♪
気温は19度ほど、心地良い風が吹いて涼むにはちょうど良い気温です。

パンとコーヒーの朝食!うまい!

相変わらずアブはブンブン♪

多くのブヨ、小アブもブンブン♪
武奈ヶ岳のお地蔵さま。右3人
武奈ヶ岳のお地蔵さま。右3人
武奈ヶ岳のお地蔵さま。左3人
武奈ヶ岳のお地蔵さま。左3人
すっかり涼んで気持ちよくなったところで、武奈ヶ岳を後にします。

振り返ると、武奈ヶ岳と雲海のキレイなこと!

これだから山はやめられないのよ〜〜
すっかり涼んで気持ちよくなったところで、武奈ヶ岳を後にします。

振り返ると、武奈ヶ岳と雲海のキレイなこと!

これだから山はやめられないのよ〜〜
武奈ヶ岳から八雲ヶ原へは、イブルキノコバ経由で帰ります。

途中には、若いどんぐりやキノコ、見事な杉などこの時期ならではの景色が楽しい!
武奈ヶ岳から八雲ヶ原へは、イブルキノコバ経由で帰ります。

途中には、若いどんぐりやキノコ、見事な杉などこの時期ならではの景色が楽しい!
朝の八雲ヶ原

比良山スキー場のゴミ処理をしているのでしょう。重機と大きな袋が置いてありました。

あの重機ってどうやってここまで持ってきたのでしょうか?
朝の八雲ヶ原

比良山スキー場のゴミ処理をしているのでしょう。重機と大きな袋が置いてありました。

あの重機ってどうやってここまで持ってきたのでしょうか?
八雲ヶ原の道で見かけた「プラスチックの板を食べている木」
八雲ヶ原の道で見かけた「プラスチックの板を食べている木」
北比良峠のケルン周辺も、ゴミの片づけ作業でこんな感じです。

お盆で人はいませんが、テレビのアンテナが設置されていたので、ここで寝泊まりして作業しているんでしょう。
北比良峠のケルン周辺も、ゴミの片づけ作業でこんな感じです。

お盆で人はいませんが、テレビのアンテナが設置されていたので、ここで寝泊まりして作業しているんでしょう。
うまい具合に自然のミストが出てきたので、シートを広げて眠りにつきます。

極楽♪極楽♪
うまい具合に自然のミストが出てきたので、シートを広げて眠りにつきます。

極楽♪極楽♪
帰りは青ガレ経由にしようと思っていましたが、ちょっと遠回りになるのでダケ道にしました。

ダケ道も趣があって私は好きなんです。
帰りは青ガレ経由にしようと思っていましたが、ちょっと遠回りになるのでダケ道にしました。

ダケ道も趣があって私は好きなんです。
なんの実でしょうね?
なんの実でしょうね?
今年の冬には、この赤い目印によく助けられました。
今年の冬には、この赤い目印によく助けられました。
駐輪場に到着。

お腹が空いたので、自作の缶コンロと100均の固形燃料でお湯を沸かし早めのおひるご飯
駐輪場に到着。

お腹が空いたので、自作の缶コンロと100均の固形燃料でお湯を沸かし早めのおひるご飯
5分が待ち遠しいったら!
5分が待ち遠しいったら!
今回作った自作ライトを簡単に紹介させて頂きます。

ダイソーで売っているLEDライトです。光量はヘッドライトと遜色なく、単4電池3本で約24時間点灯するというスグレモノ!
2011年08月15日 11:38撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/15 11:38
今回作った自作ライトを簡単に紹介させて頂きます。

ダイソーで売っているLEDライトです。光量はヘッドライトと遜色なく、単4電池3本で約24時間点灯するというスグレモノ!
外せるパーツを外して、発光部を切り離します。
2011年08月15日 12:09撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/15 12:09
外せるパーツを外して、発光部を切り離します。
もう一つのライトに配線を追加して、切り取った発光部とつなげます。
2011年08月15日 11:43撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/15 11:43
もう一つのライトに配線を追加して、切り取った発光部とつなげます。
本体同士は接着剤で付けて、その上からテープを巻き、配線などを隠します。
2011年08月15日 11:41撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/15 11:41
本体同士は接着剤で付けて、その上からテープを巻き、配線などを隠します。
100均で売ってたアルミの針金を留め具として使います。
これを、リュックの肩ベルトにマジックテープで固定して出来上がり。

実際に歩いてみると、両手に杖を持って歩く腕に光が当たってしまうのと、マジックテープでは力が弱く、ライトの質量もあって思い通りのライティングが出来ませんでした。
2011年08月15日 11:39撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/15 11:39
100均で売ってたアルミの針金を留め具として使います。
これを、リュックの肩ベルトにマジックテープで固定して出来上がり。

実際に歩いてみると、両手に杖を持って歩く腕に光が当たってしまうのと、マジックテープでは力が弱く、ライトの質量もあって思い通りのライティングが出来ませんでした。
そこで、改良として、発光部と電源部を別にしてライトの質量を軽くしてみます。さらにライトは3つに増やします。

新しいライトができたら、また夜にどこかの山に行ってみよう♪とおもってます。

2011年08月15日 16:37撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/15 16:37
そこで、改良として、発光部と電源部を別にしてライトの質量を軽くしてみます。さらにライトは3つに増やします。

新しいライトができたら、また夜にどこかの山に行ってみよう♪とおもってます。

最後までご覧いただき・・・
最後までご覧いただき・・・
撮影機器:

感想

前回の伊吹山夜間登山から夜間登山にちょっとハマった感じで、今回はイン谷から武奈ヶ岳へ夜間登山に行ってきました。

伊吹山ではバイク用の補助ライトを持ってゆきましたが、もう少しコンパクトな補助ライトが欲しかったので、今回は100円ショップのダイオードライトを加工して持ってゆきました。

今回の夜の山歩きは、そのライトのテストも兼ねているわけで、行く前からとってもワクワクな気持ちがおさまりません♪


当日は、お盆休み中の土曜の深夜とあって、さぞかし登山者で賑わっているだろうと思ったのですが、比良山は伊吹山の夜間登山とはだいぶ様子が違っていました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:3434人

コメント

ゲスト
お答えします(笑)
重機類をあげた方法ですが…
重機類も作業小屋も、その他の必要資材も、ヘリで運んでいます。聞いたところによると、そのヘリは、1回飛ぶだけで120万円、それに荷物が1tごとに7万円加算となるそうです。ご覧になられた旧初心者ゲレンデの袋ですが、これは、ゲレンデ脇に大量に埋められていた空き缶の塊を除去する作業のものです。
この後は、おそらく、八雲観音様脇からまぼろしの滝方向に流れ込んでいる土砂・ゴミの作業に取り掛かっていると思います。
今回の工事は5月からスタートし、当初1カ月程度との予定でしたが、予想を超える量のゴミがあったこと、また、今回は京阪さんもかなりの決意で徹底的にゴミを除去したい意向の様で、かなり期間が延びています。

八雲ヶ原の我が家(のテント)の前を通られたご様子(下山時に撮られたゲレンデのその写真、おそらく我が家のそばから撮影されたと思うのですが…笑)、時間的に行きはワタシがテントを出て顔を洗いにいく直前でしょうか、気付かなかったです。

ワタシも、武奈様山頂は早朝が一番だと思います。特にこの季節は。
syoikさんが八雲ヶ原に戻られていた頃は、ワタシが武奈様山頂でいつもの掃除をしていた頃だと思います(笑)

どうぞ、またお越しくださいまし。。。
2011/8/19 0:50
お答えありがとうございます!
重機ってヘリコプターで運べるんですね。飛んでる所見てみたいです!

さて、あの日の八雲ヶ原のテントにおられたのですね。

どうも失礼しいたしました。

>武奈様山頂でいつもの掃除

ご苦労様です。

私はお賽銭が精一杯です。

次回武奈ヶ岳に行ったときは、akiho様のことを思い出し、ゴミ拾いしたいと思います。
2011/8/21 19:11
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
雪山ハイキング 比良山系 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
ハイキング 比良山系 [日帰り]
ぶな岳
利用交通機関:
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら