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Yamareco

記録ID: 129232
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白山

日本一の裏見の滝・滝つぼへ【別当出合→砂防新道→白山→百四丈の滝→加賀禅定道→一里野】

2011年08月12日(金) 〜 2011年08月13日(土)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
27.5km
登り
2,522m
下り
3,223m

コースタイム

※コースタイムは途中の小休憩等を含みます。

8/12
1238別当出合→(2時間33分)→白山室堂1511

・内訳
1238別当出合→(23分)→中飯場1301
1309中飯場→(46分)→甚之助避難小屋1355
1408甚之助避難小屋→(38分)→黒ボコ岩1446
1457黒ボコ岩→(14分)→白山室堂1511

1543白山室堂→(23分)→御前峰1606

8/13
452室堂→(百四丈滝滝つぼ経由、12時間47分)→一里野バス停1739

・内訳
452白山室堂→(2時間19分)→天池711
729天池→(1時間10分)→四丈岩839
844四丈岩→(55分)→百四丈滝滝つぼ付近939
1106百四丈滝つぼ付近→(1時間17分)→四丈岩1223
1229四丈岩→(1時間29分)→天池1358

1417天池→(1時間51分)→ハライ谷分岐1608
1617ハライ谷分岐→(45分)→一里野温泉ゴンドラ頂上1701
1703一里野温泉ゴンドラ頂上→(営業時間外のため徒歩下山、36分)→一里野バス停1739
天候 8/12 標高2300m以上は概ね晴れ
8/13 早朝は2400m以上でガス、のち晴れ

(同行者によるレポートもございます。よろしければこちらも合わせてご覧ください)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-127954.html
過去天気図(気象庁) 2011年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス タクシー
・別当出合へは金沢駅よりバスが出ています。

・下山先の一里野から瀬女までは、予約制のコミュニティバスが運行しています。(料金は一律100円)
運行表
http://www.hokutetsu.co.jp/bus/1-bus/timetable_pdf/20110401kaisei/no20.pdf
コース状況/
危険箇所等
白山の誇る巨瀑・百四丈滝の滝つぼへは、丸石谷を遡行し黒滝を高巻く沢ルート(滝壺まで約6時間)が一般的とされているようです。
しかし、滝情報サイト「瀧 Waterfall」の管理人で、TVチャンピオン滝選手権優勝者でもある森本泰弘様が、2009年に滝の西側稜線を通る「加賀禅定道」より降下する別ルートを見出されました。このルートに関しては、森本様がサイトにて詳細に記録をなさっています。
この森本様の記録を含め、百四丈滝に関する記録のほとんどが一里野側を起点とし、展望台までの加賀禅定道を往復するものですが、今回は別当出合を起点とし、砂防新道を登って御前峰を踏んだのち室堂にて一泊、翌日加賀禅定道を下り、森本様に倣って天池から滝つぼまでを往復し、そのまま一里野に下山するというコースを設定しました。
これは

�初めての白山登山、折角の機会なので最高峰である御前峰にも立ち寄りたい
�一泊二日の行程を組むためには、下り基調になる室堂方面からのアプローチが有利ではないか?

という二点を考慮したためです。
実際、室堂→天池の移動は2時間程度で済み、天池までは直前の急登を除いて体力の消費もほとんど無かったため、結果としてこの選択は正解だったと考えております。

なお、天池〜滝壺に関しては森本様のルートをほぼ忠実に辿りましたが、唯一、四丈岩(巨大岩)から隣沢に移る際の藪漕ぎ区間に関し、若干の改善がなされたようです。とはいえ、登山の経験の浅い私にとって、体力・技術の両面において非常に手強いルートであることに変わりはありませんでした。特に滝壺から天池への登り返しでかなり体力を消耗しました。


森本様にはこの場をお借りしまして心より厚く御礼申し上げます。ありがとうございます。


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【コース状況】

�砂防新道 別当出合→室堂(2時間33分)
この区間は他の方の記録も数多くございますので簡潔に。
●別当出合→中飯場(23分)
樹木に遮られ展望はあまりありません。風通しも悪く夏場は不快です。
だらだらと登りが続きます。中飯場では水補給可。

●中飯場→甚之助避難小屋(46分)
引き続きだらだらとした登りが続きます。展望は限定的。
甚之助避難小屋でも水補給可です。平日ではありましたが、小屋周辺は多くの方々で賑わっていました。

●甚之助避難小屋→黒ボコ岩(38分)
避難小屋を過ぎると森林限界を超え、一気に展望が開けます。斜面には湧水も多く、涼を誘います。
黒ボコ岩手前は九十九折れの急坂で、ここが砂防新道の唯一にして最大の難所でしょうか。

●黒ボコ岩→白山室堂(14分)
弥陀ヶ原の湿原に整備された木道の上を歩きます。白山の美しさを凝縮したような風景美に、足取りも軽くなります。

●白山室堂
300余名の登山客で賑わっていました。受付をすませ、空荷で最高峰・御前峰方面への散策としました。

●白山室堂→御前峰(23分)
ガレ場の登路ではありますが、よく整備がされています。
御前峰に登る途中、雲間に姿を現した別山(2399m)は、室堂よりもはるか高くまで、少なくとも2600m程度まで立ち上がっているように見えました。
目の錯覚でしょうか、不思議なものです。

●夜@白山室堂
夕食をとり、翌日の禅定道のための水を準備しました。
室堂のスタッフの方々はたいへんに親切な対応をしてくださいました。ありがとうございます。
宿泊客のほとんどがお日の出(白山ではお日の出と呼ぶそうです)を見るために4時前には起床していました。




�加賀禅定道 室堂→天池(2時間19分)
●白山室堂→七倉の辻(1時間)
道幅が若干狭くはありますが急坂はなく、快適に歩けます。迷うこともないでしょう。

●七倉の辻→天池(1時間15分)
快適に歩けます。四塚山には巨大なケルンが。植生に配慮し、登山道がロープで区切られている箇所もあります。唯一、天池の直前が結構な急登で疲れました。


�天池から滝壺まで往復(下り2時間5分、登り返し2時間46分)
いよいよ登山道を外れます。今回の山旅の核心部です。
●天池→四丈岩(1時間10分)
天池からは特に道はありませんので、滝の落ち口手前に見える四丈岩を目標にし、そこへと続く枯沢を下っていくことになります(画像)。
天池道標の木柱付近から北東の斜面を覗き込むと、すぐ足元に何本か沢状の小規模な崩壊があるのがわかります。
今回は上から見て一番左手の崩壊を下ってみました(画像参照)が、どれを選んでも目標の四丈岩に辿り着けると思われます。
崩壊跡を天池から距離にして200mも下れば灌木帯に突入し、視界は一気に悪くなり、沢幅も狭まって50cm〜1m程度になります。途中には先行者のものと思われる赤テープ(画像)も。
森本様の記録ではこの付近から水流が認められたとのことですが、この時はしばらく(四丈岩付近まで)水流は現れませんでした。

藪の中の幅1m程度の沢を草木をかきわけつつ下っていくと、やがて沢幅が急に3m程度に広がり、左手に大きな岩が現れます(画像)。これが目標としていた四丈岩か?と思ってしまったのですが実は違いました。にせ四丈岩です。本物の四丈岩はこの下流約40m、沢の右手にあります。大きさも全く異なります。


●四丈岩→百四丈滝(55分)
このまま四丈岩のある沢を下ってしまうと崖に飛び出してしまうので、ひとつ西側の沢に移ることになります。
どのタイミングで移るかが問題です。森本様は四丈岩からある程度進んだ地点を選択なさっているようですが、今回我々は四丈岩から数十mの地点(画像)で早くも沢を離れ左手に入ってみました。
これは、残雪期の航空写真等から判断してのことです。結果、隣沢へ移る際の藪漕ぎは軽度で、距離も短く、数分程度ですみました。
帰りのこともあるので、四丈岩を過ぎて左に入る地点および、隣沢との合流地点には目印として白テープを複数貼っておきました。ご参考まで。

移った直後は沢幅も狭く(1〜2m程度)不快ですが、白テープにしたがって沢を下っていくと急に幅が広がり一気に歩きやすくなります。またこのあたりから滝音が大きくなり、沢全体が左に折れて急になり、視界が開けてきます。
足元にはっきりとした流れが認められるとすぐ、右手に百四丈滝上部が垣間見えます。同行者は滝の場数を踏んでいるせいか冷静でしたが、私は感動して思わず声を上げてしまいました。
やがて沢は左手からの別な流れと合流し、すぐに百四丈滝手前へと至ります。

●百四丈滝周辺(1時間27分滞在)
合流地点から望む百四丈滝はしなやかで優美といった印象ですが、滝壺へ近づくと怒涛の飛沫を浴びることとなり、一気に豪瀑の印象へと転じます。
落差は90mとされていますが、実際目の当たりにするとその値すら過小評価と感じました。この規模で360度の裏見が可能とは本当に驚愕です。


●百四丈滝→四丈岩(1時間17分)
滝に別れを告げ、白テープを辿って登っていきます。この区間は登りのほうが楽です。

●四丈岩→天池(1時間29分)
ここが正念場です。全身を使って逆むきの藪を押し分けながら、地道に登って行かねばなりません。藪屋の方々にとってはごくごく当たり前の行為でしょうが、不慣れな私には相当の困難でした。精根尽き果てました。


�加賀禅定道 天池→ゴンドラ山頂駅→一里野バス停(3時間22分)
あとは下るだけ、と思いきや・・・
●天池→奥長倉避難小屋(51分)
天池で十分な休憩をとったあとは、いよいよ加賀禅定道での下山です。
下り始めると10分程度で右手に百四丈滝展望台の案内があります。ここからは百四丈滝の全景を望むことができます(展望台自体は豪雪により崩壊)。
展望台を後にして下っていくと次第に尾根が細くなっていき、美女坂が現れます。美女坂は噂に違わぬ急坂でした。登りに使っていたらと考えると恐ろしくなりました。
転がり落ちるようにして美女坂を過ぎると、さっそく加賀禅定道名物(?)の登り返しが現れます。私はすでにこの最初の登り返しで音を上げていましたが、実はこれはまだまだ序の口なのでした。

●奥長倉避難小屋(12分滞在)
登り返しの先、狭い稜線上に避難小屋が立っています。熟練の登山者が二名、休息なさっていました。「白山は、室堂側のコースタイムは全体的に甘いが、こちら側はかなり厳しい設定になっている」と仰っていました。
先が思いやられました。

●奥長倉避難小屋→ハライ谷分岐(48分)
お言葉の通りでした。まさに禅定道。容赦無く起伏が襲い掛かります。まったく下っている気になれません。これは想像以上です。視界もきかず、完全に修行です。

●ハライ谷分岐→ゴンドラ山頂駅(45分)
ここまで来たら許してくれるかと思ったら大間違いでした。まだまだ登り返しが連発します。これまでのどの山行よりも遥かにキツく感じました。もうヘトヘトでした。途中、林道を一か所横切ります。

●ゴンドラ山頂駅→登山口→一里野バス停(36分)
ヘトヘトになりながら歩いていると突然視界が開け、白山一里野スキー場のゴンドラ山頂駅へと到達します。終わりまであと少し、と気分が高まります。
しかし、ここでひとつ注意が必要です。
記録を見る限り、多くの方はゴンドラを利用したり、林道を車で登るなどしてこの山頂駅を起点/終点となさっているようです。
そのためか、広々とした山頂駅付近からは、一里野への下山道がどちらに続いているのかよくわかりませんでした。
実際には室堂側から見てゲレンデの一番右端にあたる部分から分岐する形で下山道が続いていたのですが、道に入り込んでからのはじめの数十メートルが
非常に不鮮明で、獣道以下といった状態でした。少し進むと道も立派になりましたが、ひょっとすると本来の下山道入り口はまた別にあるのかもしれません。

何はともあれ、フラフラになりながらも国道360号沿いの登山口へ到着。登山口からさらに歩くこと数分、なんとか目的地の一里野バス停へと辿り着くことが出来たのでした。
別当出合(標高1250m)。正午を過ぎてからの入山です。同行者撮影。
2011年08月12日 12:38撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
8/12 12:38
別当出合(標高1250m)。正午を過ぎてからの入山です。同行者撮影。
賑わう甚之助避難小屋。
賑わう甚之助避難小屋。
黒ボコ岩直前の急登。室堂側の登路は水が大変豊富です。
黒ボコ岩直前の急登。室堂側の登路は水が大変豊富です。
弥陀ヶ原越しに御前峰(2702m)を望む。
弥陀ヶ原越しに御前峰(2702m)を望む。
美しい弥陀ヶ原。
2011年08月12日 15:04撮影 by  DMC-FX66, Panasonic
8/12 15:04
美しい弥陀ヶ原。
白山室堂(標高2452m)到着。白馬岳頂上の山小屋に次ぐ規模です。
白山室堂(標高2452m)到着。白馬岳頂上の山小屋に次ぐ規模です。
白山室堂(標高2452m)の小池塘。
白山室堂(標高2452m)の小池塘。
御前峰への登りの途中から見る室堂。雲の隙間に別山が高く聳えて見えました。
御前峰への登りの途中から見る室堂。雲の隙間に別山が高く聳えて見えました。
御前峰(標高2702m)頂上。
御前峰(標高2702m)頂上。
御前峰(標高2702m)頂上より大汝峰。
御前峰(標高2702m)頂上より大汝峰。
北側から見た御前峰。室堂側とは趣が異なりますね。
北側から見た御前峰。室堂側とは趣が異なりますね。
万年雪で有名な千蛇ヶ池。まだまだ雪がたっぷり。
万年雪で有名な千蛇ヶ池。まだまだ雪がたっぷり。
二日目朝、加賀禅定道入り口にて。御前・大汝の両峰を巻き、天池を一直線に目指しました。
二日目朝、加賀禅定道入り口にて。御前・大汝の両峰を巻き、天池を一直線に目指しました。
清浄ヶ原。すでに滝音が聞こえます。
清浄ヶ原。すでに滝音が聞こえます。
天池直前の急登。ここは中々きつい・・・
天池直前の急登。ここは中々きつい・・・
天池到着です。ここから登山道を外れ、滝へと下っていきます。
天池到着です。ここから登山道を外れ、滝へと下っていきます。
天池付近よりルートを見下ろす。にせ四丈岩・四丈岩が見えます。
天池付近よりルートを見下ろす。にせ四丈岩・四丈岩が見えます。
ルートの概説です。
ルートの概説です。
ルートの概説です。
3
ルートの概説です。
はじめはこのような崩壊跡を下ります。浮石が多いのでご注意ください。同行者撮影。
はじめはこのような崩壊跡を下ります。浮石が多いのでご注意ください。同行者撮影。
百四丈滝の落口も見えます。同行者撮影。
2011年08月13日 13:52撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
8/13 13:52
百四丈滝の落口も見えます。同行者撮影。
すぐに崩壊跡は途切れ、灌木帯へと入っていきます。
すぐに崩壊跡は途切れ、灌木帯へと入っていきます。
灌木帯へと入る直前です。
灌木帯へと入る直前です。
その地点から天池方面を振り返る。
その地点から天池方面を振り返る。
灌木帯に入ると一気に沢幅が狭まり、視界がきかなくなります(ゼロではありません)。途中、一か所赤テープがありました。
灌木帯に入ると一気に沢幅が狭まり、視界がきかなくなります(ゼロではありません)。途中、一か所赤テープがありました。
人との対比。こんな感じで涸沢を下っていきます。同行者撮影。
2011年08月13日 08:05撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
8/13 8:05
人との対比。こんな感じで涸沢を下っていきます。同行者撮影。
沢幅は1〜2m程度。藪をかきわけつつ下っていきます。
沢幅は1〜2m程度。藪をかきわけつつ下っていきます。
時々視界が開けます。
時々視界が開けます。
にせ四丈岩が近づいてきました。同行者撮影。
2011年08月13日 08:28撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
8/13 8:28
にせ四丈岩が近づいてきました。同行者撮影。
にせ四丈岩です。沢の左手にあります。ここまでくると急に沢幅が広がり歩きやすくなります。本物の四丈岩はすぐ先にあります。
にせ四丈岩です。沢の左手にあります。ここまでくると急に沢幅が広がり歩きやすくなります。本物の四丈岩はすぐ先にあります。
四丈岩です。沢の右手にあります。かなり大きな岩です。
四丈岩です。沢の右手にあります。かなり大きな岩です。
四丈岩から数十メートル下った地点、左に分け入って隣沢へと移る箇所です。赤矢印のように入っていきます。藪漕ぎはごく短距離ですみ、そこまでの負担にはなりませんでした。白丸の部分に、目印として白テープをつけておきました。
四丈岩から数十メートル下った地点、左に分け入って隣沢へと移る箇所です。赤矢印のように入っていきます。藪漕ぎはごく短距離ですみ、そこまでの負担にはなりませんでした。白丸の部分に、目印として白テープをつけておきました。
隣沢に移った直後は沢幅も狭く、藪も煩いのですがじきに傾斜が増し、沢幅が広がります。滝音が大きく聞こえてきます。
隣沢に移った直後は沢幅も狭く、藪も煩いのですがじきに傾斜が増し、沢幅が広がります。滝音が大きく聞こえてきます。
こんな感じで下っていきます@隣沢
こんな感じで下っていきます@隣沢
ついに滝が見えました。感動です。
1
ついに滝が見えました。感動です。
ここまでくればもう一息です。
ここまでくればもう一息です。
滝の直下、丸石谷との合流地点です。右を見ると・・
滝の直下、丸石谷との合流地点です。右を見ると・・
ついに全貌を顕にした百四丈滝。落差90mでこの水量とは、何なんだこれは・・・・・・想像の遥か上を行く迫力です。
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ついに全貌を顕にした百四丈滝。落差90mでこの水量とは、何なんだこれは・・・・・・想像の遥か上を行く迫力です。
日本一の裏見の巨瀑。飛沫が休む間もなく叩き付けます。
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日本一の裏見の巨瀑。飛沫が休む間もなく叩き付けます。
怪物の足元へと近づきます。
怪物の足元へと近づきます。
この規模で滝の裏に周れるというから驚きです・・・同行者撮影。
2011年08月13日 10:26撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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8/13 10:26
この規模で滝の裏に周れるというから驚きです・・・同行者撮影。
滝裏は別世界です。これまで見てきたどの裏見の滝とも格が一つ違います。本当に感動しました。
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滝裏は別世界です。これまで見てきたどの裏見の滝とも格が一つ違います。本当に感動しました。
瞬く間にズブ濡れ。ほんとうに凄い水量です。
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瞬く間にズブ濡れ。ほんとうに凄い水量です。
展望台より。通常はここからの遠望になります。これはこれで一級品です。展望台以降は疲れて写真を撮る余裕もありませんでした・・・
2011年08月13日 14:32撮影 by  DMC-FX66, Panasonic
1
8/13 14:32
展望台より。通常はここからの遠望になります。これはこれで一級品です。展望台以降は疲れて写真を撮る余裕もありませんでした・・・
ハライ谷分岐にて。いま改めて見るとスキー場以降は登山道の表記自体がありません。分かりにくいのも納得ですね。同行者撮影。
2011年08月13日 16:15撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
8/13 16:15
ハライ谷分岐にて。いま改めて見るとスキー場以降は登山道の表記自体がありません。分かりにくいのも納得ですね。同行者撮影。

感想

●滝壺から見上げる百四丈滝は、まさに二つとない絶景。「王者の風格」を備えた滝でした。
●登路のゴミの少なさに驚かされました。
登山者のマナーが良いのか、山小屋の方々が尽力なさっているのか、定かではありませんが、本当にありがたいことです。
以下に動画を掲載します。同行者(身長180cm以上)が映り込んでおり、この滝の大きさがわかります。

人との比較

全景

人との比較2

滝裏より



次は、板を担いで残雪期に訪れ、"氷の巨壺"を拝みたいものです。

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コメント

ゲスト
kamatsukaさん、おはようございます。
詳細なレコで、とても参考になりました。
お連れの方の記録と合わせて、写真や動画で素晴らしいと感じるのですから、真近なら言葉では言い表せないほどなのでしょう。

雑誌の写真を見てこの滝のことを知りましたが、雨に降られて引き返した前回の山行以来、白山に行く機会がありません。
三連休を狙ってますが、天気を含めて運も必要ですね。
春に見られる氷の巨壺も見てみたいですが、まずは普通に展望台からでも良いので、滝を自分の目で見たいものです。
2011/9/3 8:29
本当に感動しました
todokiti様、こんばんは。

まさにご指摘の通りで、真近から見上げる百四丈滝は言葉で表すことの出来ない絶景でした。
動画をもってしても、それを満足に再現するに至っていません。
落差・裏見・水量・周囲の景観等、どれをとっても一級品。完璧です。
この滝、それに白山へは、私はこれから何度も足を運ぶことになるかと思います。本当に感動しました。

ぜひ、その絶景をご自身の目でお確かめ下さい。
2011/9/3 22:59
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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