鷲羽岳・水晶岳 厳しかった20時間

2011年08月24日(水) [日帰り]

• GPS: 20:54
• 距離: 46.0km
• 登り: 3,413m
• 下り: 3,398m

コースタイム

0:30駐車場〜0:38登山指導センター〜1:58わさび平小屋
〜4:58鏡平山荘〜6:02弓折乗越〜6:57双六小屋
〜8:54三俣山荘〜10:11鷲羽岳山頂〜11:54水晶岳
〜13:43黒部川水源地標〜15:03三俣蓮華岳下巻道分岐
〜16:25双六小屋〜17:57鏡平山荘〜19:56小池新道入口
〜21:14登山指導センター〜21:19ようやく駐車場帰着

天候

早朝雨〜曇り〜素晴らしい晴天〜夕刻ガスが出始める

アクセス

利用交通機関：

自家用車

新穂高温泉の無料駐車場
平日なのでガラガラです。

コース状況／危険箇所等

左俣林道で水が流れていたり荒れたりしているところが夜道では判りにくい。
ワリモ北分岐から黒部源流への下りは前日までの雨のせいか登山道に水が流れている。

写真

8/24 0:38

出発地の新穂高温泉・登山センター前

8/25 11:22

小池新道の秩父沢にかかる橋

8/24 4:59

夜明け前の鏡池と槍穂高連峰

8/24 6:02

弓折乗越から見える槍ヶ岳
もう明るく、天気も最高♪

8/24 6:18

稜線にある花見平

8/24 6:19

雷鳥の幼鳥が木道をちょこちょこ散歩

8/24 6:27

目指す鷲羽岳が見えた。遠い・・・

8/24 6:47

双六山荘のすぐ後ろに見える鷲羽岳

8/24 7:21

双六岳下の巻道分岐から
樅沢岳の上にちょこっと槍の穂先が見える

8/24 7:33

巻道が目視できる。
鷲羽岳の奥で見えなかった水晶岳も姿を現す

8/24 8:27

丸山?

8/24 8:44

三俣山荘と鷲羽岳

8/24 8:57

三俣山荘のベンチからの眺め
北窯尾根〜槍ヶ岳と最高の展望

8/24 9:59

鷲羽岳への最後の登り

8/24 10:02

鷲羽池

8/25 11:35

鷲羽岳山頂で記念写真

8/24 10:28

水晶岳に向かうためにはまずワリモ岳を越える

8/24 10:42

やっと水晶岳山頂への稜線が見えた。

8/24 11:02

近いようでなかなか遠い。疲れてきた。

8/25 11:40

やっと水晶岳山頂到着。
まだ、長い下りが待っている。

8/24 13:43

黒部川水源地標まで下る。
また、三俣山荘への登り返し。

8/24 15:03

三俣蓮華岳下の巻道分岐
巻道と言ってもけっこう登り下りがある。

8/24 16:16

双六岳
立ち寄る時間はない。
何より体力・気力はまったくない。

8/24 16:16

双六小屋まで戻ってきた。
あとは弓折までの少しの登り返し。

8/24 16:51

槍・穂高に雲がかかり始めた。

8/24 17:57

鏡平小屋まで戻る。

8/24 18:08

鏡池に映る穂高岳。
残念ながら槍ヶ岳は完全に雲で隠れていた

8/24 21:19

小池新道の半ばで暗くなり、左俣林道の
長い長い下りでもうぐったり。
やっとのことで駐車場帰着。
とたんに激しい雨が降り出した。助かった。

撮影機器：

μ1020 オリンパス

感想

ochan

私は、できれば1dayの山歩きを楽しんでいます。
せっかく時間を作って山に入るのだから、日帰りでは勿体ないと
言われることが多いのですが、なにしろ100名山亡者ですから・・・・。

今回の鷲羽岳・水晶岳はヤマレコの記録を見るとたくさんあります。
皆さん18時間以内で日帰り登山をしています。
トレランの人は当然走っているんでしょう。
自分にはそのような体力・走力はありませんので
「コースタイム」を目標に長く歩いて頑張っての山登りをすることになります。

今回のこの2山は、コースタイムで約24時間。
理屈でいけば日帰り可能ですが、暗い中の行動や疲労の蓄積で
そう簡単には行きません。
このコースを22時間を目標に計画しました。
おそらく体力的に限界で、来年はもうできないと思い、今夏の
チャレンジコースとして天気予報が晴れである24日に実行しました。

だいたい予定通りに登頂することができましたが、途中

「今日は鷲羽岳でピストンして帰ろう。」

と何度考えたか判りません。

最終的に鷲羽岳まで到着して、

「ここまで来たら、行くしかない!」

と気力を振り絞っての水晶岳でした。

なんとか計画通りに実行できました。
8月は、間ノ岳・鹿島槍ヶ岳と雨にたたられましたが、今回は最高でした。
行きの左俣林道では雨ででした。
行けるとこまで行こうと思って出ましたがわさび平小屋では雨があがって
雨具を脱ぐことができました。
その後天気は回復し、本当に素晴らしい山並みを見ることができで大満足です。




鷲羽岳山頂での動画です。






こちらは水晶岳山頂の動画。

疲れていてカメラを回すのがやっと。

素晴らしい展望でしたので下手なカメラマンは困ります。

コメント

ウル✨URU

ochanさん お疲れ様でした！！
こんばんは

ひたすら歩いて、
耐えて耐えて、粘って粘っての20時間超え、46ｋｍ！
日帰りで、北ア最深部の百名山２山達成、おめでとうございます。
激歩に感動し、何度も繰り返し、レコを拝見しました。

元気をいただきました！！

ochan

コメントありがとうございます。
URUさん、こんにちは

コメントありがとうございます。
今回は天気に恵まれなんとか目的を
達成することができました。
1日安定していたのは本当にラッキーでした。

URUさんと同じ日に登った甲斐駒ケ岳の時は
雨こそ降らなかったものの景色は全くダメでした。
あの時は雨が降らなかっただけ良かったと
思っていましたが、やはり景色が見えるのと
見えないのではまるっきり違います。

本音は、この素晴らしかった景色をゆっくりと
楽しみ、どっぷりと２〜３日使ってみたいと
思いました。

これからもいろいろと教えて下さい。よろしく！

cirrus

ochanさん、はじめまして
はじめまして、cirrusと申します。

いやー、凄いです。
レコ見て感激しました

私もいつか、挑戦してみたいです！
何か、パワーを貰いました
ありがとうございます！

今後ともよろしくお願い致します。

ochan

cirrusさん、おはようございます
cirrusさん　おはとうございます。
コメントありがとうございます。
よろしくお願いします。

実はcirrusさんの槍ヶ岳日帰りをちゃっかりと
お気に入りに入れています。
槍ヶ岳登山の際に参考にさせて頂きます。
ラーメンを食べてみようかな。

ところでタイツの件
若い人、特に女性ではすらっとした足がさらに
すらっとしてかっこいい。
しかもはいているだけで「おっ！アスリート」と
思ってしまいます。
親父は腹が出でいるのに恥ずかしくて履けません。
（本当は買ったのですが･････）

TONGA

ochanさんはじめまして
はじめましてTONGAと申します

レコ拝見いたしました

本当にお疲れ様でした


展望が羨ましいです

疲れが全然違いますものね


URU-12さんのコメントを見てみると同じ日に甲斐駒に登っているんですね

あの時は頂上で９時頃から一気にガスが出て何も見えなくなったのを覚えています・・・

これからも宜しくお願いします

ochan

TONGAさん こんにちは
ＴＯＮＧＡさん　こんにちは

コメントありがとうございます
甲斐駒で見かけたお若い方だと思います。
あの黒戸尾根では皆さんにばんばん抜かれて
体力のなさを痛感いたしました。

今回は、時間はたっぷり使いましたが
自分なりに立てた目標を（できるだけ高く）
達成できてうれしいです。

年寄りの冷水と言われない程度に頑張りたいと思います。
ひょっとしたら山でお会いすることもあるかもしれませんね。
その節にはよろしく。