寒風と霧に覆われた丹沢・蛭ヶ岳 大倉からピストン


- GPS
- 10:02
- 距離
- 25.7km
- 登り
- 2,300m
- 下り
- 2,294m
コースタイム
- 山行
- 8:47
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 10:02
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
朝5時半で3台くらい 公園の駐車場の方が料金は安いが利用時間は8:00〜21:00 登山道周辺にいくつか個人の敷地の有料駐車場あり(500円くらい) |
コース状況/ 危険箇所等 |
●大倉バス停〜塔ノ岳 通称「バカ尾根」と呼ばれる道 ひたすら階段が続くがほとんど整備された山道・階段なので危険な場所はなし 台風による倒木が何カ所かあったが通行には支障ありません ●塔ノ岳〜丹沢山 こちらも整備された道なので危険箇所なし 多少のアップダウンはあるもののなだらかな尾根道で景観もいい ●丹沢山〜蛭ヶ岳 平坦な道は少なく2〜3つのピークを登り下りしていく 丹沢山までと同じく整備されていて危険な個所はほとんどないが、鬼ヶ岩周辺にちょっとした岩場(鎖場)あり。慣れていない人には少し怖く感じるかもしれません |
写真
感想
3週間前に初めて丹沢に登った時は出発があまり早くなかったのもあって丹沢山で引き返し。今回はスタートも早くして蛭ヶ岳まで往復を目標に再チャレンジ。
夜明け前に到着して車を降りた瞬間「寒っ!」。完全に真冬の朝の空気。
公園を散歩している近所のおじさん達も口々に「今日は寒いね〜」
「ま、まあでも気温が低いぶん涼しくて登りやすいからいいか」
そう思っていた時期が私にもありました。
前半の林の中を歩いているときは気温の低さと体温の上昇がちょうどマッチして長袖シャツ1枚でちょうどよかったが、塔ノ岳の山頂くらいから状況は一変。ずっと階段を上って軽く汗ばむくらいだったのに頂上付近の冷たい西風に一気に体温低下。
あわてて上着を着るも寒い!手袋してもまだ寒い!!ニット帽もかぶってようやくなんとかなる感じ。風も強くじっとしているとますます寒くなるのでほとんど休憩もせずに先へ進む。
3週間前は快晴のポカポカ陽気で紅葉も始まり気持ちよく歩けた道も、今日はどんよりした曇り空のなか風も冷たくちょっと不気味な感じ。
スタートから5時間で到着した蛭ヶ岳は辺り一面ガスに覆われ景色は全く見えず。そして昼前になっても一向に上がる気配のない気温と真冬のような冷たい風、誰もいない山頂。
山小屋に入ってバッジを購入した際にご主人に聞いてみたら、
「昨日までは暖かかったのにこの時期にこんなに寒いのも珍しい」とのこと。
とりあえず山小屋の脇の風があたらないところでザックをおろし、ペットボトルの水を口に含んだ瞬間に衝撃!
「この水、キンキンに冷えてやがるっ・・・!!」
水だけでなくパンやおにぎりもついさっきまで冷蔵庫に入れてましたといっても信じられるくらい冷えっぷり。別の意味で体にとても沁み入る。
予定では山頂で1時間くらいのんびりする予定だったが、今日そんなことをしたら寒さで死んでしまうので滞在時間わずか10分で下山。
登っているときはほとんど人に合わなかったけど、下山中は蛭ヶ岳→丹沢山で5〜6人くらいすれ違う。さすがにこの辺りまで登る人はみんな健脚な雰囲気がある。
体力的には問題なかったが、久々に下山中のヒザ痛に襲われて下りは大幅にペースダウン。それでもなんとか日が暮れるまでには帰還できました。
天気もいまいちであまり景色もよく見えなかったけど、蛭ヶ岳まで日帰りで往復という当初の目標は達成できたのでよかった。
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