記録ID: 1312118
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ハイキング
奥秩父
両神山(八丁峠から日向大谷口へ縦走)
2017年11月12日(日) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 06:43
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 911m
- 下り
- 1,503m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 4:24
- 休憩
- 2:08
- 合計
- 6:32
距離 9.9km
登り 911m
下り 1,522m
16:41
ゴール地点
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※林道・金山志賀坂線は中津川側の雁掛トンネルが落盤の恐れから通行止となっています。http://tozanguchinavi.com/blog/regulation_of_traffic/9663 (普通は小鹿野側からアクセスするので問題ないと思いますが) ※日向大谷口の駐車場は8時過ぎの時点で一杯でした。 ※八丁トンネルの駐車場も10時前の時点で一杯で、路肩にも車両が並ぶ状態。確認していませんが、満車の際は八丁トンネルの先、上落合橋から登るのも有りでしょうか? 【復路】日向大谷口に下山後のバイクで八丁トンネル登山口へ移動、車を回収。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○コース全般:崖そば・急斜面脇のトラバース、落ち葉の急坂があり、石踏み・踏み外しに要注意です。 ○八丁トンネル〜八丁峠:落ち葉の急斜面が多く、とくに下りは気を使う必要有りです。鎖場2ヶ所はそれ程ではありませんが、前後の急坂で滑ると崖下へ滑落の恐れ有り。ここは北側斜面で暗くなるのも早そう。ピストンの場合は時間に余裕を持って行きたいです。 ○八丁峠〜東岳:鎖場が30ヶ所近く連続し、またピークとピークの間で登り下りが続きます。高度感はそれ程ではありませんが、足元が見えにくい90゜に近い鎖場も。足掛かりがなくて困る難所はほぼ有りません。滑落事故が多いですので、とにかく慎重に三点支持で進むのが良いと思います。天候のよい日曜日で擦れ違い待ちは若干(3、4回)発生しました。 ○東岳〜剣ヶ峰:鎖場は最後だけで割と穏やか。あっと言う間に着いた感じです。 ○両神山〜会所:山頂直下の鎖場を過ぎると、しばらくはこれが両神?と思うほどの穏やかな道が続きます。しかしすぐに急降下しますので落ち葉の足元に注意です。その後は石の多い急坂をひたすら下ります。疲れている下山時は膝と捻挫に要注意かと。道迷いが多いとの情報がありますが、指導標も立っており(通常程度の注意・観察を前提に)あまり危険性は感じられませんでした。 ○参考 ・埼玉県警では、紙の他に携帯・スマホでも提出が可能になっていました。 https://www.police.pref.saitama.lg.jp/d0010/kurashi/sangaku.html ・安全登山マップは埼玉県HPからダウンできます https://www.pref.saitama.lg.jp/b0504/anzentozanmap.html ・NHK「逆・転・人・生」 https://tvtopic.goo.ne.jp/program/nhk/74366/1060931/ 2017/5に放送された番組で両神山での遭難事例が取り上げられました。両神山のヤマレコを見るとこの番組に触れられていることがとても多く、インパクトの大きさを感じます。滑落場所の「七滝沢ルートを通って」検証したという方も多そうです。叩かれる恐れもある中、番組に出演されたご本人の勇気は、無駄になっていないと思いました。 |
その他周辺情報 | 諸事情と関越渋滞の関係で、花園IC近くの温泉を検索、Google先生オススメの花湯の森http://spa.hanayunomori.jp に寄ってきました。ただのスーパー銭湯かと思ったのですが、施設は綺麗で雰囲気良いですし、従業員さんは着物で…次に行く時はは早めに入ってノンビリしたいですね(^_^) |
写真
今回の全ルートです。左中央の八丁トンネル登山口に車を停めて出発、日向大谷口へ下山、バイクで八丁トンネルに戻って車を回収というルートです。当初はバスでの周回を考えたのですが、バスは坂本まで。そこから八丁トンネルまで13kmの上り坂は如何ともできず。今回は諦めてピストンにしようかと思っていたのですが…keywoodさんとご一緒できることになりバイクで周回できることに♪
ちなみに検討NGだったバス周回用に用意した時刻表です。逆回りでは、八丁トンネル→坂本(自転車)、坂本16:25→小鹿野16:50(西武バス)、小鹿野17:45→両神庁舎17:52、両神庁舎17:58→日向大谷口18:30(小鹿野町営バス)と行けそうですが…肝心の山行きで、初めて通る鎖場が下りばかりになってしまうのは…かなりよろしくありません(;´Д`)
先に、今回の鎖場・ロープ場・階段の一覧写真ですw(トラバース補助の横鎖は含めていません) 事前情報で30ヶ所は多いなぁ、体力持つかなぁと思ってましたが、現地ではもうひたすら鎖を昇る昇る…いつのまにかクリアできていました。ただし翌日腕が筋肉痛。゜(゜´Д`゜)゜。
日向大谷口に8時頃到着。しかし、すでに有料Pまで駐車場はすべて車で埋まっていましたorz そこで朝のバイク移動→車移動に変更して、八丁トンネル登山口へ。向かい側い御荷鉾の山々が♪
八丁トンネル。この先は、中津川に通じているのですが、途中の雁掛トンネル(素掘り)が落盤の恐れで通行止めとのことです>http://j.mp/2yEcqDG その割には向こうからバイクが何台も…ピストンなのかは謎
登山道マップ。右の安全登山マップは埼玉県HPからダウンできます>http://j.mp/2yAQs4w
と喜んで行ってみたら、西岳?が木々に阻まれてよく見えずぬか喜び。こういう所でいつも思うのは、眼球の固視微動のように頭を左右に動かすと障害物の向こうの景色が見える気がする…同様にカメラのレンズを左右に振ると、手前10mの障害物を消してしまう…そんなカメラアプリをGoogle先生あたりが開発してくれないかなぁ
ここも長鎖ですが、途中に何カ所か普通に立てる広さの足場が有りますので、(意識の中で)数ターンに分けて登ればそう難しくはないと思います。ただ降りるときは最初の一歩が怖そうだなぁ(汗
ちょっと嫌らしいトラバース鎖場。ここは足が掛かるところが少なくて、鎖につかまっては動きづらくなってしまいます。昔は鎖を背丈にして、下の崖側に道があったのでしょうか? 慣れてそうな方々はどんどん岩の上をそのまま行かれてました。
山頂からの全天球写真です>http://j.mp/2yEje4f Googleストビューアプリは最近ようやく撮影中に飛ばなくなったのですが…よく一部が欠けてしまって(汗
ここが七滝沢ルート(正面、点線ルート)への分岐なんですね。今回は右後方の清滝小屋へ下ります。ちなみにここを直進して滑落・足首開放骨折、登山届がなく捜索が難航するも家族の尽力と幸運が重なり2週間後に奇跡の救出…という事例がNHKで放送されていました。他山の石にしないとですね。関連日記のリンクをば>yzzさんのヤマレコ日記:NHK逆転人生(両神山14日間遭難の話)http://j.mp/2ACQolC
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
携帯
時計
タオル
ツェルト
カメラ
|
---|
感想
今回は、なかなか手強そうだからと遠慮していた両神山に行ってきました。当初は、メイン登山道な日向大谷口からのピストンを考えていたのですが、八丁峠からのコースも楽しめるのでは?!
それなら縦走できないかと、いつもの様に周辺バスの時刻表を調べてみるのですが…小鹿野町営バスが遅い時間まで運行しているのは有難いのですが、西武バスが八丁トンネルのかなり手前の坂本までしか通じていない。そこから12kmの林道登りはさすがに時間的に無理があります。最後の手段のタクシーも、小鹿野・両神庁舎付近でうまく拾えるかが???
そんなで決行に至らないままで居たときに、keywoodさんから紅葉の山にとのお話があってバイクで周回、縦走できることになったのでしたლ(╹⌣╹✰)
天気予報では雨(雪)、強風と厳しい状況でしたが、幸い寒冷前線が早く通過してくれたお陰で当日は風もなく絶好の穏やかな秋山日和に。日頃の行い(誰?)に大感謝です(´▽`)
下山時間が押して暗い中タンデムしたり、朝晩寒い中バイクを出してもらったりと大変でしたが、お付き合い頂いて、さらにコス登山にもヽ(´ー`)ノ どうもありがとうございました♪
最後に、西岳の先ですれ違った方に「燕岳でもその格好(セーラー服)でしたよね」と声をかけてもらえて嬉しかったです♪ 山界隈の世間は狭いをまた実感しつつ(^_^)
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