初冬八ヶ岳・阿弥陀岳北稜

2017年12月16日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.8km
• 登り: 1,111m
• 下り: 1,111m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:40
• 休憩: 1:30
• 合計: 7:10

8:20 やまのこ村
8:25 8:25 赤岳山荘
8:30 8:30 美濃戸山荘
10:00 10:30 行者小屋
10:40 10:40 阿弥陀岳分岐
12:10 12:10 阿弥陀岳北稜
12:50 13:20 阿弥陀岳
13:35 13:35 中岳のコル
13:50 13:50 阿弥陀岳分岐
14:00 14:30 行者小屋
15:30 15:30 赤岳山荘
15:30 やまのこ村

天候

晴れ、曇り、小雪

アクセス

利用交通機関：

自家用車

八ヶ岳山荘の駐車場について、朝8時頃はガラガラ。3時過ぎに戻ってきたら満車でした。

コース状況／危険箇所等

美濃戸山荘〜行者小屋、先週よりは雪が増えています。行者小屋から北稜取り付き、阿弥陀岳への分岐から5〜10分程度。分かり難い。我々は中岳のコル手前まで登ってしまい、1時間のロス。阿弥陀岳から中岳のコルまでの下りは不安定な雪が多く悪い。中岳のコルから行者小屋、今回は積雪が少なく問題はなかった。積雪が多ければ雪崩れます。

写真

美濃戸山荘

先週より、雪が増えています。

ようやく大同心が見えてきました。

行者小屋はもうすぐ。

行者小屋着。

阿弥陀岳。

行者小屋。テントは1張り。

阿弥陀岳への分岐

古いトレースが残っており、何も考えず沢をつめていきます。

気がつくと上部中岳のコル手前。あきらかに間違ってます。登って来た沢を下り、適当な所でトラバース。

不安定な雪を胸までのラッセルで本来のルートに合流。古いトレース有。

トレースもあり問題ない。部分的に出てくる草付きが悪い。

第一岩峰手前。

赤岳はガスで見えません。

12/17 9:44

1ピッチ目。第一岩峰。正面の左側にペヅルのビレイ点有。出だしの数手が悪く、その後は階段状。

第一岩峰からの雪稜。ロープは第二岩峰基部で切る。ここにもペヅル有。

2ピッチ目。第二岩峰基部。

第二岩峰。階段状。

第二岩峰から雪稜。トレース有。

終了点。雪稜をぬけロープを切る。

阿弥陀岳。頂上。ガスっており視界が悪い。

阿弥陀岳から赤岳。

阿弥陀岳から中岳のコルへの下り。不安定な雪がのり注意が必要。滑落は致命的。

雪が安定しているため、中岳のコルから沢を下ります。過去に雪崩が起きているようです。

中岳のコルからの下り、夏道。

沢の上部。雪は脛から膝下。

北稜取り付きを間違い。下り返した地点。

北稜の取り付き。分岐から5〜10分程度。

行者小屋。テントが10張り。

冬山になってきました。

朝一は数台だった駐車場。満車です。

装備

個人装備

アイゼン ピッケル ヘッドランプ ハーネス ヘルメット ハンマーバイル

共同装備

ガスカートリッジ コンロ ロープ カラビナ

感想

sigeru1028

先週に続き今週も八ヶ岳。今回は初めての冬壁？という学生を連れ、阿弥陀岳北稜に行って来ました。今回の核心は北稜の取り付きでした。中岳のコルへ行くトレースを追ってしまい、気がついたらコルの手前。分岐まで戻ればいいものを、楽しようと沢の途中でトラバース。これが非常に悪い雪で1時間のロス。ルートについては、2ピッチの快適なクライミング。出だしの悪い第一岩峰、簡単な雪稜、第二岩峰、雪稜。冬壁初心者を連れて行くには丁度良いルートです。ポイント、ポイントにペヅルが打ってあり安全に登れます。アプローチに4時間(取り付きに迷わなければ3時間)かかり、ルート自体は40分と短く。もう少しクライミングを楽しみたい。