甲斐駒ケ岳〜仙丈ケ岳・ハーレム(?)なテント泊
- GPS
- 29:05
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 2,219m
- 下り
- 2,202m
コースタイム
10/2 6:55北沢駒仙小屋-8:35大滝の頭-9:30小仙丈ヶ岳-10:20仙丈ヶ岳10:30-10:40仙丈小屋11:10-11:35馬ノ背ヒュッテ-薮沢小屋-12:05大滝の頭-13:05北沢駒仙小屋(テント撤収)14:15-15:30北沢峠15:00-(南アルプス林道バス)-15:55仙流荘
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所等は特にありませんが、甲斐駒ケ岳は花崗岩が風化していて滑りやすいくらいです。 下山後は、仙流荘で日帰り入浴できます。 伊那・駒ヶ根あたりは、「ローメン」「ソースかつ丼」が名物。 |
予約できる山小屋 |
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写真
感想
雨や台風で延ばし延ばしになっていたテント泊での甲斐駒・仙丈。
今回も週間天気では土曜が怪しかったが、2〜3日前に好転した。
ようやく行くことができた。
今回は、強力助っ人・ハタヤンおらず。
男性はわたくし一人。
良く言えば、ハーレム山行きだが、そんなええもんじゃない。
なんせ口うるさい連中を一手に引き受けなければならないのだ・・・トホホ。
【9/30 23:30〜10/1】
で、金曜夜、集合場所へ行く。
すでに到着していた姉御と今回初登場のmichさん(以下「ミチさん」と言う)。
何、その荷物!? 家出?
激しい荷物とパッケージングの悪さに、本気でこれでバスに乗る気?と目を疑う。
3号をピックアップし、一路仙流荘へ向かう。
珍しく姉御が爆睡せず、運転を代わるとの申し出。なんか企んでる?
大津SAから代わってもらうもブレーキが効かんたら何やらで、運転を代わったがいいがあまり寝れず効果薄。
4時に仙流荘到着。
先週は車が多かったみたいだが、今週は駐車場ガラガラであった。
5時頃、他の車のドアの音が聞こえ出し、我々も準備しバス停へ。
あまりのド素人丸出しパッケージングと手提げ袋からカセットコンロが見えているのが何とも恥ずかしい。
でもそんなの口に出したら、「食べさせへんで!」と言われるのが関の山。
我々のために、姉御が一所懸命、準備してきたのだ。甘んじて受け入れようではないか。
6:05の始発(2台出ました)に乗り込み、出発。
あの荷物で良く座席に座れたものだ。ある意味感心。
北沢峠手前、カモシカも顔を表す。
朝からカモシカが出ているのは珍しいと運転手さん。
7:00 北沢峠着。
本日のテント地・北沢駒仙小屋に向かう。
さながら「スタンド・バイ・ミー」を見ているかのようであった。(笑)
テントを設営し、鬼のような荷物をテント内に放り込み、8:15甲斐駒ケ岳へ向け、出発。
朝はガスで覆われていたが、出発する頃には徐々に晴れてきた。
当初、初日を仙丈ヶ岳、二日目を甲斐駒で予定していたが、予定変更。
テント撤収のことを考えるとこれで正解だった。
北沢沿いの美しい原生林地帯を抜け、仙水峠へ。
右手には栗沢山、後ろには小仙丈ヶ岳が素晴らしい。
ガスの合間に甲斐駒と摩利支天が見え隠れ。
ここから駒津峰までが結構キツイが、時折通り過ぎる風が汗をかき消し気持ち良い。
六万石から分かれ道。直登か巻き道だ。
私は迷うことなく直登ルート。
3号、ミチさんは、迷っていたが、結局みんな直登を行く。
姉御ははしゃぎ、写真を撮れとうるさい。撮って欲しけりゃ、カメラマン代、差し出せ!
3号、ミチさんは大きな石と、ああやこうやと格闘。
12:45山頂到着。
東・南方面はガスっぽいが、西・北方面は御嶽、乗鞍…槍も…。
曇りがちながらも、サイコーのロケーションを与えていただきました。
山頂で今回初挑戦の餅を焼き、ラーメンに入れて食す。
上手くは焼けなかったけど、姉御、ミチさんは満足気であった。(ように思う…)
小食3号は、遠慮した。
しばしの休憩後、巻き道〜双子山から下山。
足に爆弾を抱えている3号だか、下りは順調。下りが得意なだけはある。
結構時間がかかり、16:45テント場到着。
暗くなるのが早いので、早速、今回のメインイベント・鍋の準備。
豆腐に厚揚げ、野菜にラーメンetc…豚肉750g? 食えんやろ?
姉御:「うちの家庭じゃ、普通やけど…」
俺:「いやいや、あなたの家庭が普通じゃないですから」
出汁は3号特製で、北海道土産の利尻昆布でとったもの。
姉御も3号も、料理はかなり上手だと思う。
ミチさんは、明日の朝食を担当だ。
寒いので鍋が腸(ハラワタ)に染み渡る・・・あ〜うめぇ。出汁もサイコーです。
辺りは真っ暗闇だが、うちのテントは結構長時間、外で鍋を囲んでいた。
あんだけあった食材もほぼ完食。
20時頃、就寝。
神経質で山小屋でもほとんど寝れない3号だが、夕食とビール、そしてホットブランデーが効いたのか、
今夜は眠れそうだと宣言。
これからは、寝る前にアルコールを勧めるとしよう。 ほぼオッサンやな。
明日は、かなり冷え込むとの予想。
覚悟しながら床につく。
【10/2】
4時ごろから、他のテントの人たちがごそごそと準備を始めている。
うちのテントでは、結構な冷え込みで目が覚めたお姉様たち。
私は夜が明けるまで動く気はない。
5時過ぎに空も白んで来て、湯を沸かし、モーニングコーヒー。
冷え込みが一層、コーヒーを美味く感じさせるぜ。
オネエたちが身支度してる最中、昨夜の鍋を温めなおすが、まだ出て来ないので、先に3号と二人で平らげてしまった。
鍋の温めなおし・・・これまたサイコーで、一気に身体が暖まった。
ここからはミチさんの出番。・・・ホットサンド。
もちろんホットサンドの鉄板持参。
普段食べることがないが、このロケーションのテイストと相まって、かなり美味いっす。
姉御は、2.5人前を平らげた。
俺は、これ見てたまげた。
そう、それまでに目玉焼きを3つも平らげていたし、尚更だ。
姉御のパワーと機関銃のようなおしゃべりの源が、ここにあるのだと確信したのだった。
そんな朝食をすませ、6:55今日の目的地・仙丈ヶ岳を目指しテント場を後にする。
朝は雲に覆われていたが、次第に青空も広がる。
3号とミチさんのペースがなかなか上がらない。
というか、3号はいつものことであるが登りがどうも苦手なのだ。
そんなこんなであるが、とりあえず5合目まで進んだ。
テント撤収と帰りのバスのことが気がかりであったのは間違いない。
コース的に遭難しそうな山ではないので、ここで二人を自分たちのペースで行かせることとし、
私と姉御がテント撤収部隊として先に進むこととした。
5合目を過ぎると、徐々に視界も開き、後ろを振り返ると昨日登った甲斐駒ケ岳もドスンと鎮座している。
左手には北岳、隣にうっすらと富士山の姿も見えた。
小仙丈ヶ岳付近では、霜柱もあった。
10:20 仙丈ヶ岳到着。
山頂の気温は手元のセンサーで2.3℃。風もかなりキツい。
山頂付近では樹氷というか、霧氷というか、そんなのも見られた。
つららもあった。
一気に冷え込んだのが感じられる。
強風の山頂を10分ほどであとにし、仙丈小屋で昼食。
帰路は、仙丈小屋から馬ノ背ヒュッテ、大滝頭(5合目)へのルート。
馬ノ背ヒュッテから大滝頭へはマイナールートなのか、すれ違った人はたった一人であった。
が、幾つかの沢を越えて行く、なかなか面白いルートだった。
13:05 テント場到着。
予定よりかなり早かったので、お茶を飲みながら余裕でテントを撤収することができた。
14時過ぎ、3号とミチさん到着。
片付けを済ませ、食材はなくなったもののまだまだ大きな荷物を担ぎ、北沢峠バス停へ。
15時のバスに乗り込み、仙流荘へ。
仙流荘で汗と疲れを流した。
ここの露天風呂は小さかったが、人肌温度のお湯は、心地よかった。
帰りに駒ヶ根市内で、名物:ソースカツ丼を食らった。
醤油ベースのソースで美味かったが、あまりのデカさに食べきれず、姉御に一切れくれてやった。
腹は減ってないという姉御だが、いい食いっぷりだった。・・・あっぱれ!姉御。
ここからノンストップで大阪まで帰った。
なぜなら3号以外、後ろで爆睡。起こしたら、殺意をもたれるやも知れぬ・・・と察したからだ。
こんなことができたのも、先々週の山行きのとき、ハタヤンが車の中に置いて行った眠気覚ましドリンクのお陰だ。
陰のファインプレーヤーはハタヤンだった!!
今回は、制覇隊のご意見番のmichさんをお招きし、初のテント泊です。
隊長一人に女子三人、またお忍び山行です。
いつものように、金曜日夜から出発。メンバー的に、たまには、私も運転くらいしないといけないかしら?と気をつかい、大津SAから運転かわったのはいいけれど、普段の営業車はフィットだからハイエースのブレーキが全然きかない感じ。。。。3号の車もハンドルが怖いし、やっぱり自分の乗り慣れてない車は怖い。
何回もオカマほりそうになりながらも、何とか、すすみ、恵那SAから隊長にかわり、あとは爆睡してたら、バス停到着
6時のバスに乗るには、荷物四つをサーカスのように体をくねらしてどうにかシートに座る、爆睡してたら、北沢峠。
バス停からテント場まで15分です。近くてよかった。ロバなしでこの荷物で歩くのは限界。
michさんと3号に受付してもらうあいだ、隊長と二人でテント設営。
荷物かたづけたら甲斐駒ケ岳出発。
最初は苔も綺麗で、シャクナゲなどわざとつくったの?と思うような綺麗な景色を歩く。途中から、結構急になり、暑いわ〜。
でも六甲よりましだから、そんなに疲れない。
三十分おきに水とオヤツを食べる。
随分いくと、直登コースとまき道。ここにくるまでに、貧血ぎみの3号とmichさんが、結構しんどそうで2チーム別れて山頂すすむか、確認するけど、まき道は距離があるからと、余計しんどいかも?とゆうことで、全員直登コースへ。
岩が凄くて結構面白い。猿との混血の隊長は、すいすい登る。
私も撮影ポイントたくさんありで、岩のてっぺんによじ登りバンバン写真をとってもらう。
山頂が近づくと草木もなくなり、真っ白の砂利になってきた。
山頂に一番先についた私だが、ここは剣より女子率高いですね。
道中でも一緒になった若いボーイズ&ガールズの団体が、山頂ポーズをはしゃいで撮影してるのを傍観する。それにしても、若いわ〜〜〜
山頂の看板に手だけもってジャンプして水平になる鯉のぼりや、みんなで扇みたいになったり、途中で槍ヶ岳がみえたら、「槍さま〜アイラブユー〜」といいながら、カメラにおさめてる。ガールズの鼻にかかった甘え声にのせられて、はしゃぐボーイズ。やっぱり男は単純だわ。。。
私は、一人ぼっちで、それを見ながら「やっぱり、いくら若作りしても、わたしゃ大阪のおばちゃんだわ〜。あんなキャピキャピ無理〜こっちは鼻にかかってるというより鼻づまりやし。。。。」と、ひしひしと老婆のごとくたそがれてると、みんなあがってきた。
てっぺんの大きい石で、変なポーズで記念撮影。
お昼ご飯を食べてると、隊長が餅を焼きだした。さらに、michさんがアンコ、餅好きやから点数稼ぎに用意しとくようにと指示してたので、お汁粉も持ってきてる。よしよし、教えたとうりできた。学習能力あるやん。
私が、michさんに「口わるいけど、ええとこあるやろ?私が大分躾しといてん。疲れたときに餅があったらmichさん機嫌よくなるかと思って。」とゆうと
隊長「何でやねん、俺、口悪くないわ。」
michさん「大分、口悪いで〜こんなん言われることは、まずないわ!」
私「私もmichさんも、利害関係のない男にひざまづかれる事はあっても、偉そうにされる筋合いない」
3号「怖い〜職場で隊長がこんな扱いされることないです〜」
私「うちら関係ないもーん。美女三人に添い寝して貰えるなんて、みんなうらやましがってるで、お金もらってもいいくらいやわ」
隊長「俺、好きでこんなんしてんのちゃう。」
私「文句あるなら、男同士で行ったらいいやん」
隊長「俺の周り根性ない男しかおらん」
か弱き乙女の私らより、根性なし男って。。。。いつも、どんなへたれとつるんでるんやろか。。。。
私「じゃあ、つきあってやってんのやから文句言わずにお仕えするんやわ」
michさん「だよね〜」
とゆうことで、下山開始。
登りは、呼吸の辛そうだった3号も下りの女王なので、二人でズンズン下山する。
お互いに牽制し合ってた?michさんと隊長は何やら、2人でもりあがってるので放置
テントに着いたら、お嬢様二人がお召し変え中に、セバスチャンは飯炊き。婆やは鍋炊き。
女子3人ならキャラ的に私は姫じゃなくて婆やになるしかないじゃん。。。。トホホ。
だから女子の人数の倍はお仕えする家来がいるのよ。
日が暮れて寒くなったけど、3号特製の利尻昆布出汁の鍋をお腹がはち切れそうになるまで食べる。4人で豚肉750gほとんど私が食べたような??
食後は、18時くらいから寒いのでファラオの寝袋ですぐ寝る
最初は大丈夫だったけど、夜中に寒いし背中が痛くて目が覚めた。芋虫状態で、横になったりしながら、四時まで横になるけど、テントをつつく、動物?キツネ? まだ、お腹が消化されてなくて苦しい
そういえば、来る前にもし夜中寒かったら、小屋に避難させると言われてて、「じゃあ女子三人小屋にいくわ。」ゆうと、「テントに俺一人だけなら、朝さみしくて死んでるかもしれん。」と珍しくかわいらしいことゆってたのだ。寒くても、ちゃんと一緒に寝てあげたやん。。。
5時くらいから、起き出してmichさんが特製ホットサンドを作ってくれた。あまった食パン二枚でチョコサンド。食欲のない3号の分半分を合わせて私は、一斤分食べたみたい。美味しくて、つい調子にのってしまった。
食後は、仙丈岳へ。いつも元気なmichさんだけど、昨日から食欲がない、これは危険信号。
隊長は最初から、貧血で呼吸困難の3号とmichさんを置いていくつもりで、けっこう急な5合目まではなんとか、待っているけど、とうとう、「俺ら行くで」と2人にいって、どんどん先をいく。おなかの食パン一斤が重くてひーひーいってる私はほっといてくれというも、一応一緒に歩いて小仙丈まで、テントから見えていたのは、山頂ではなく、小仙丈だった。
ここからゆるやかな稜線をあるき山頂到着。風も強いし、気温2℃ヒエー凍死する。鼻水まで吹き飛ばされる勢いなんですけど。記念撮影だけして、とっとと下山。
それにしても、2人は大丈夫かしら??
山頂から見えてる小屋までおりて、おなか全然すいてないけど、昨日作ったおにぎりを2個食べてコーヒーを飲み山頂を眺める。いい景色。
ゆっくり休憩のあと、一気に下山する。
コースは緩やかで秋らしい風景。滝も何回もクロスし、目標の4時バスまでにテントを片付けないといけないけど、なんだかんだで1時にテントに到着。お嬢2人が帰ってくるまで、テント片付けたり、またコーヒー飲んだりして荷物をまとめる。1時間ほどすぎたら、2人が帰ってきた。
3時バスにのってバス停までバスの運転手さんが面白くて、荷物が多すぎて座席に座りきれてない私に、「お姉さんそのまま乗っていくの?」と、いえいえ、みんな乗ってから荷物を入れます。
隣のmichさんにカセットコンロや鍋を渡し、michさんの寝袋やカバンを狭い網棚にガンガンげんこつで叩きながら押し込んでると「そんなに詰めたらバスがつぶれるわ〜」と乗客みんなクスクス。
全員のったら、私のリュックを前に置いてあげようと声をかけてもらうも、シルクドソレイユばりにどうにか座席に座ってるのに、一度立ったら、もう二度とすわれないのでお断りする。
それにしても、「北沢峠のバス停前の小屋の前のレインボーのくるくる回る飾りが可愛いね。」と隣のmichさんに言うと。
「日本ではわからんけど、あれはゲイのトレードマークだけど。。。」とのこと。
あの小屋はそうだったのかしら??狭い車内でゲイ話しで盛り上がる。放送コードに引っかかってないかしら?
いつも感心するのは運転手さんがガイドしてくれること、行きもニホンかもしかを見れたし、帰りも全部の山の説明をしてくれた。
下りるときに、「ちゃんとストレッチしてくださいね。若いから明日筋肉痛がでますよ」と、「いえいえ、気だけ若くて、老婆です。」
お風呂に入ってるときに伊那名物のろうめんにひかれるも、昼ごはんも食べずに歩いた3号とmichさん。
インター手前のお店でソースカツ丼と信州そばの店を発見。
おなか全然すいてないのに地元の名物を絶対食べないといけない党員の私はもりそばとソースカツ丼定食をぺロッと完食。
ソースカツ丼だけの3号と隊長がお腹いっぱいとかで、残しそうな勢いなので、もったいないお化けを信仰してる私は、自分の定食以外に2切れトンカツをいただいた。
「高速にのったら、運転交代するわ」といってたけど、あれ?気づいたらmichさん家。いつのまにか爆睡してた。
その後、3号の家に行き、隊長の一人運転で我が家まで送ってもらった。
good job隊長。
ということで、今年の制覇隊の活動はこれで終了。
あとはmichさんとの買い食い山行
10月の生駒チャレンジ登山と11月の六甲縦走がある。
暇があったら六甲に縦走練習にいかないと。。。。
その前に来週はソウルメイトと韓国登山です。
今回の山行での学び
*家来なしでのテントは厳しい(北沢峠のような近場以外体力的に無理)
*寝袋は温かいのを用意しましょう
*朝ご飯の食べ過ぎに注意(普段、朝食抜きなのに、出先では調子に乗って食べ過ぎる人)
*大事な旅行前の山行は要検討。(転倒2回、登りの段差のとこで、すべって膝に擦過傷。下りですべって打撲数カ所。来週は旅行なのにミニスカ履けないじゃん。)
*日焼け止めクリームは休憩のたびに塗りなおすこと。(山から帰ってくるたびに、お客さんにどうしたの?その顔。。。。と言われる。大事な商売道具、シミ、そばかすを消すにはエステ通いの大金必要。。。。)
遅くなりました〜。
とりあえず写真は1日目の分だけアップ。
感想。
3人の感想を読みながら、なるほどそうだったなぁ・・
と読みながら思い出すことがいっぱい。
歩いてた時の記憶は
しんどい・・・
疲れた・・・
怖い・・・
くらいで
疲れた上に高いところが苦手な私は景色を楽しむゆとりもそれほどなく
景色を楽しんだのは1日目の最初の方と、2日目の下山。
帰ってきてから今日やっと写真をみて改めて
良いお天気で綺麗だったなぁ〜と思えたところです。
帰りの車でのどっちの山がよかったか?って質問の答え。
振り返ってみると、甲斐駒ケ岳かなぁ。
それにしても。
隊長、帰りの運転お疲れさまでした。ありがとうございました。
隊長が優しい人かどうかは、私が思うに
優しくないわけではないけれど。
きっと、時々(?)憎たらしいと思うのでしょうねぇ。
久々のテント泊(前回はウン十年前の林間学校)、しかも寝袋デビュー。なんで荷物がこんなに多い?色々気になりつつ、隊長のお迎えで出発。
鹿の群れと遭遇したりしながら仙流荘到着。寒―い。
「あんたたち何?」と言われそうなほどの大荷物でバスに乗り込むアヤシイ集団(に見えてたでしょう。)
荷物は膝の上に… ウオッ腿が圧迫されて血が止まる。でも我慢我慢。
テント設営は、昔取った杵柄の隊長と姉御におまかせし、テント場使用申込みに行く。掲示板を見ると遭難者のお尋ねポスターが貼ってあり、少し背中が寒くなる。その横にさらに恐ろしいものが・・・。
檻に入った熊の写真。かなり大きい。出没注意って・・・。受付で恐る恐る聞いてみると「かなり前ですけどね。」とのこと。でも熊が出るんだ。気をつけないと。
初日は甲斐駒ヶ岳。良い景色でしたが、いつものごとく、どれが何山かは皆目分からず。
それにしても空気が薄い?足場も悪く、ずっと下向いて歩いて、ふと顔を上げると目まいが襲う。「食べる酸素、酸素」と、こんなに摂取していいのか?と思う量を服用。標高があがるにつれ足場悪く怖い。
長い距離を歩くのが苦痛で直登ルートにしたものの苦しさは巻き道より辛い。はしゃぐ姉御と専属カメラマン隊長を見ながらmichさんと「苦しいですよね?私とても苦しいんですけど、苦しいですよね(泣)」と言いながら、どうにか山頂まで登り切る。
山頂でご飯休憩。足がアヤシイ。前回に引き続き徐々に足の痛みが増してくる。昼食後は一刻も早くこの痛みから逃れるべく、ひたすら下山する。危険個所もないので靴ひもを限界まで緩め、つっかけ(サンダル)状態でテントを目指す。
着替えているうちに料理番長姉御が手際よく晩ごはん準備、「出来たよー。早くー。」鍋の食材の量を見て、「これ何人前ですか?」
今回はアルコールもいただく。これが良かったのか悪かったのか・・・実は3号はアルコールが入ると大食いになるのです。満腹中枢が壊れるのだろうか?寝酒になったのは良いですが、翌日かなり苦しかった(食べすぎで)
凍えそうな夜を越えやっと朝。長かったー。でも山小屋より精神的にはラク。(アルコールのおかげ?)
昨夜の鍋の残りは最悪ゴミにするかもと言っていたので、寒さもありいただく。でも昨日の暴食のせいでお腹はまだ一杯。しかも今日はこれでご飯終わりではない。そう、michさんのホットサンド。しかし、出てきたパンの厚さにびっくり。5枚切りって・・・一人前はそのパン2枚ってことですか?アカンこれを完食したら今日はリタイヤ決定。でも食べたい。姉御に半分食べてもらう。お手製ホットサンドに一瞬私もホットサンドメーカー欲しいかも。いやいや、アナタ最後に食パン買ったの何年前?食パン食べる習慣ないでしょ?と自分を戒めつつ食事終了。
しかし姉御は良く食べる。人がガンガン食べている姿は見ててスカッとしますが、食べすぎでは・・・。どこにそんな量の食材が入るのか人体の不思議。
今日もしんどいだろうなーと嫌々ながら出発。それにしても身体がだるいし、息も苦しい。足は相変わらずだし、スタート直後から嫌になる。早くもmichさんとどこで引き返そうかと密談。
ペースを遅くしてもらっているのがわかるので、それがプレッシャー→ヒステリーにつながる。もう無理。おいていってください。お願いしますと泣きを入れ、ここからはmichさんと2人というか、それぞれのペースでユルユルと歩く。
でも気持ちがずいぶん楽になった。休憩時に他の登山者と話をしたり、景色を楽しんだりという余裕も出てきた。michさんも写真を取る余裕がでてきたみたい。
姉御曰く「隊長が5合目を過ぎると、なだらかになるって」
だまされたというか、いつものことだし信じてませんでしたけどね。michさんと嘘付きーと泣きながらもマイペースで進む。
9:45ようやく小仙丈ヶ岳に到着。
michさんと「ここから帰る?」と本日何度目かの作戦会議。
「ここから1時間あったら山頂だし、今の時間だったら3時にテント場帰れると思うし行ってみよう。とにかく寒いし歩きましょう。」
幾分なだらかになったもののやはり登りは続く。しかも風がきつくなってきた。山頂は中々近付かないし。少々メゲていると、前方ハイマツ付近にかわいらしい物体が!ライチョウだぁ、初めて見た。しかも5羽。写真写真と携帯を出す。なのになんでーバッテリー切れ。そうだmichさんはどこ?少し下にいる。早く早くと思いつつ声を出すと逃げそうなのでそっと見守る。でもすぐにハイマツの茂みに潜り込んでいく。なんとかならないか?と焦った挙句、なぜか後ろにいたオジサマに「ライチョウですよ。写真撮りませんか?」などと訳からんこと言いおいて。山頂へ向かう。結局私がライチョウを見たという証拠写真は無し。
10:40 仙丈ヶ岳到着。
隊長たちがご飯&お茶してるなら会えるかなと思ってたのですが、それらしき人影なし。往路と同じルートで帰ると聞いていたけど途中すれ違ってないし。ふと眼下の仙丈小屋へのルートを見ると黄色い人影が「もしかして姉御?」
とにかく寒いけど一応写真撮って小休止。ご夫婦で登ってこられた方が、携帯のタイマーで記念写真を取ろうとして間に合わず・・・なんてほほえましい光景に、思わず私のキャラにない「撮りましょうか?」なんて声かけしたり。
寒さに耐えきれなくなり、michさんと帰りのルートの相談。「来た道帰るの嫌ですよね。」「うん」「下の小屋から帰れますかね?」「うーん、どうだろう」「とにかく、もう登りは嫌ですよね」「うん!!」しかし、地図すら持ってない不届き物の私たちは一瞬途方に暮れる。
ええい、近くの人に聞こう。「すいません。下の小屋から北沢峠に戻れますか?私たち地図無いんです。でも3時までに峠に帰りつきたいんです。」
声かけた方が親切に地図でいくつかルートを教えてくれた。私たちは登るのが嫌で、ひたすら「下りのルート、下り下り」と呪文のように呟きながら地図を睨む。結果、仙丈小屋→馬の背ヒュッテ→大滝頭→北沢峠に決定。
寒くて身体が凍りそうになり、じっとしてられないので、仙丈小屋はスル―。ここからはなだらかな下りで日差しもポカポカ「こんな道好きー」とおしゃべりしながら機嫌よく前進。
11:50馬ノ背ヒュッテ到着。陽だまりベンチでしばしまったりする。「ご飯食べますか?」「うーん、いい」michさんの食欲いまだ復活せず。本人曰く「食べるときは食べるけど常に大食いじゃないのよ。」そうなんですか。ヤマレコ記録はいつも食べ物写真満載ですけど・・・。
12:00過ぎて、さあ、出発。ここから大滝頭へ行くと一番短時間と教えてもらったので、そちらに行かねば・・・、と北沢峠の看板発見。峠まで1時間30分から2時間。「2時には帰れる。4時のバス間に合うね。」と自分たちが大滝頭に向かっているのか確認せず矢印方向へ出発。
沢沿いの気持ちいい道を写真を撮ったりしながらご機嫌で進む。ただ、michさんは私の方向音痴におそらく不安を感じていたのでしょう、近くを歩いているオジサマ(そんなに年寄りではなかった?)「この道で良いですか?同じ方向ならついていって良いですか。」をナイスフォロー。ここから、3人で峠に向かう。
途中「そーっと覗いてみてごらん」の立て札発見そーっと覗いてみると滝が見えました。綺麗!でも下を見ると断崖絶壁。怖いと後ずさり。
13:30頃?そろそろ峠かなーと思いつつ進むと車の音が聞こえる。「やった到着・・・ん?」
着いた場所は大平山荘。北沢峠じゃない。一瞬焦る。そういえば大滝頭通らなかった。オジサマに聞くと「そこはねぇ、馬の背ヒュッテで別の方向に道があって、そっちだったんだよ」と。しかもここから峠までは少し登りらしい。ガーン!ここまで着て登り―?
仕方なく北沢峠近道と書いてある方に進む。結構登ってんじゃない?近道って?とヒィヒィ言いながら13:50峠に到着。
ここで最後までお付き合いいただいた親切なオジサマと別れてテント場に向かう。
やったー到着!!! と同時に「3時のバス乗るから早く帰る準備して」とのお言葉。4時じゃないんですか?まあ早く帰れる分には良いか。14:20バス停へ出発。と後ろから「隊長、先行ってバスの順番取っといて!」と姉御の声が飛ぶ。あわれ隊長。心の中で「ご愁傷様」と手を合わせる。
仙流荘で温泉。お湯はかなりぬるめ。身体が冷えていたので中々温まらないけど、疲れた体にはこの位の温度が良いのかも。
帰り車中で姉御がmichさんに「甲斐駒ケ岳と仙丈ヶ岳どっちが良かった?」と聞く。michさんしばらく沈黙。「色々総合的に考えてよね。うーん」3号的には山は景色とか食事とかそういった外的要因ではなく、自分の気分が最優先なので、選ぶ余地なく仙丈ヶ岳なんだけど。総合的にこの2日間の行程を思い返して比較してみる。うーん、やはり両方しんどかった。あまり景色とか記憶に残ってない。ヤマレコでどんな場所だったか後で確認しよう。
晩ごはんは:ソースカツ丼。昼ごはん食べずにここまで来たのに、まったくお腹空いてない。しかも出された丼のボリュームにおののく。丼からはみ出そうなカツ。思わず同じものを頼んだ隊長の方を見る。あっちの方が小さい(様な気がする)「変えてください…」
食べ始めても中々ご飯が出てこない。横で隊長が「ご飯は結構少ないぞ。良かった。」って、食べざかり?(そんな年でもないか)男子がこの会話って。
先に注文の品が来た姉御は既にに食べ終わり、手持ち無沙汰な感じ。早く食べなくては。
今回、帰り車中での3号は「カーズ」を鑑賞。車の擬人化は少々気持ち悪かったけれど、スピード感があって面白かった。後ろは爆睡中なので、時折り隊長に「運転変わりましょうか?」と口先だけ言ってみる。
しかし今回の隊長は元気みたい。なんとかドリンクを飲んだらすごく効いているらしい。と思ったらこっちに眠気が襲ってきた。会話をしている最中に一瞬寝たらしく、隊長に「は?何やって?」と聞かれる。全くトンチンカンな受け答えをしていたらしい。
自宅到着後、取りあえず洗濯機を回すも終了前に撃沈…。今回も疲れました。
もちろん食べすぎで体重は増加。なんで山行って太る?さらに疲れが増しました。
となりでヤローどもで騒いでたパーティーのリーダーです(笑)
天気よくておたがいよかったですよね〜
そちらの鍋、うまそうじゃないですか!
うちらのは、、まぁ男の料理って感じ丸出しですね(笑)山で食えばなんでもウマいですが^
良く覚えてます。
アルコール類のゴミを量産していたパーティーでしょ
川からビール瓶らしきものも引き上げてたしね。
すげぇ量の荷物を持って来たもんだと感心してました。
こちらはグルメな姉様たちがいて、朝もええもん食わしてもらいましたわ
ホントいい天気で良かったですね。
良い天気で良かったですね。
直登コース 流石です。
お疲れさんでした。
今回は、良い天気で秋を満喫…!
闇鍋?も美味しそうや
エエなぁ〜
ariaさん、hybb1122ことスーパー助っ人さん、
朝は曇りがち&ガスっていましたが、両日ともなかなかの天気に恵まれました。
ガスってたことで、かえって幻想的な風景が見れましたしね
直登コースも巨石をよじ登る感があり、楽しかったです。
下りで手が血まみれの若者がいてましたけど…
鍋も寒かったので、ナイス・セレクトでした。
姉御が亀仙人ばりに中華鍋を背中に背負って来なかったのが残念だったです
hybb1122さん、次回はお伴、よろしく
(姉御がセバスチャン、セバスチャンとうるさいので )
うらやましいです
おいしく、楽しそうなテント泊の様子が伝わってきます
確かに、あのテント場までならかなりの荷物でも運べるので、いろんな試みができますよね
でも、私には料理の腕がないので、その辺がネックですが
ほんと、うらやましいです
yahoo8さま
初めまして。 興味津々楽しく拝見させていただきました
私も今週末同じ計画で甲斐駒・仙丈を歩く予定です。
今日は同行予定の社内のメンバーとレポート見ながら昼食ミーティングしました
詳細な記録で大変参考になり、感謝でございます
山仲間のペリカン隊さまからは涸沢〜北穂ピストンに誘われましたが、人が多そうで・・・
週末が楽しみです
そうでしょ。
あのテント場なら普通のキャンプ同等のことができそうでしょ。
だいたい山行きにカセットコンロ持って行くなんて普通ないですからねっ。
もうちょっと荷物が増えそうならキャスター転がして行くつもりでしたわ
料理の腕なんか関係ないです。
雰囲気で美味く感じますよ、きっと
あっそう、Q-chanが挟まったっていう直登ルートのところ、なんとなくわかりました。
うちのも挟まってちょっと苦労してました
それよか、もうすぐ100kmウォークですね。
絶対完歩できると思うんで、うちの軟弱連中と一緒やったら、そこそこで見切り付けて先に歩いた方が賢明やで
これマジ
satokunさま、はじめまして
参考にしていただき光栄です。
ご覧頂いた通り、ヤマを楽しむのはもちろんのこと、
仲間と行かれるんなら、テント泊の醍醐味も味わえますよ。
テント場近いので、そこそこの荷物がもっていけますから
もちろんアルコール類も
女子部も参加されるんですか?それなら料理の心配もないですねっ
ただ、騒ぎ過ぎには注意ですね。
他の方々もおられますので
それでは気をつけて行って来てください。
レポート、楽しみにしております
このコースは、テン場が近くで
荷物を背負って移動しなくてもいいので
グルメ山行には適した場所ですね。
なんだかんだ言っても
yahoo8さんは、やさしい人ですね〜
raichouさんからコメントいただいた瞬間隊長からメール。俺優しいってわかる人にはわかるな〜ですって、しかも本当は優しいんですとコメントしろとパワハラ
(豚もおだてりゃ木に登る〜)ってヤッターマンでしたっけ?ドロンジョ様はダイナマイトボディでしたね。あれ?話しずれてます?
raichouさん、そうですね。
北沢峠は、いわゆる山行きのテント泊よりか豪華(?)なテント泊ができますよね。
我々のような素人衆には、山に荷物持って行かなくて済むので、もってこいです
「やさしい人」・・・
うれしいこと言ってくれるじゃないっすか。
照れちゃいます。
うちの姉御たちなんか、けなすことあっても、そんなこと言ったことありませんよ
思ってても、恥ずかしいから言わないだけかも・・・ハッハッハッ(笑)
んな、わけないか
あれ?! 姉御、俺より先にコメント入れやがったか
青い方、黄色い方、ユニクロのウルトラライトダウンでしょうか?あったかいですか?
私も持ってますが、今週の山は
フリースにしようか
ULダウンにしようか迷ってます。
フリースの方があたたかみが感じられます。
こんばんは、sakusakuさん。
青い私はユニクロの去年のライトダウンです。
1日目到着時が寒かったのでダウンの下にさらに薄いフリース着てました。
が、日中は暑くてすぐ両方とも脱いでました。
2日目は風が強かったのでダウンがウィンドブレーカー状態でした。
風次第でしょうか?
michさん、情報ありがとうございます
昼と夜の寒暖の差が厳しそうですね。
日没後の対策に両方持っていこうかな。
私はジャスコですよ!
普段はカジュアルな服はあんまり、着ない、特にダウンは女子力が下がるから、山用の服は全部安い使い捨てです。でもこれは小さくなるなら、持ち運びに便利ですね
山では動きますからこれでいいけど、防寒にはいまいち。冬は物足りないです
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