北岳(草スベリ〜北岳〜八本歯〜二俣〜白根御池)
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 1,764m
- 下り
- 1,750m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
※バスの運行が夏季と異なるので、戻り時間には注意が必要です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
八本歯のコルから二俣までは、大風被害時以前より浮石が多く、下りでは特に注意が必要です。 できるだけ使用しない方がいいかと。 |
写真
感想
三連休で天気が良いと無性に南アルプスに行きたくなるのは何故だろうと思いながら、
8月に散々な目にあった北岳へのリベンジを果たすことに決定。
今回はタクシーでは無く、バスで芦安から広河原まで向かいます。車中にはバスガイドが。
登山バスにガイドはいらんだろと思いながら話を聞いてると、そんな登山道があるのか、など少しためになった。ガイドさんすいません。
でも次回はもういい気もする。
広河原に到着し、北岳の機嫌を伺ってみるとかなり良好。登頂まで持って下さい。
大樺沢ルートは台風被害で使えません。前回歩いていて良かったと思いながら、白根御池へ。
沢沿いで気持ちよい登山道なので、早い復旧を願いたいですね。
白根御池のテントを横目に草スベリからの結構な急登を登ります。
紅葉も見られますが、まだまだ、というより色付き不十分で枯れ出してる?
ダケカンバはこれから黄色くなると信じます。
さて、前回はガスで眺望ゼロでしたが、今回は見事なまでの快晴!
日本で一番高い稜線からの景観を堪能しながら、山頂へ向かいます。気分いい。
目指す山頂が見えると見えないでは全く違います。
2度目の山頂ですが・・・、もう最高の眺望。
近くの山だけでなく、木曽駒、八ヶ岳、雲海に浮かぶ富士、そして遥か遠くには槍ヶ岳も見えます。
これ以上何を望むのかという位。ひとりで来てるのが勿体無いと思うほど。
天上でのコーヒーを楽しんだ後、名残を惜しみながら下山開始。
八本歯への分岐では迂回を促す注意書きがありましたが、どうしても八本歯からの
景観が見たかったので、慎重に降りますと心の中で呟きながら無視。
八本歯のコルに着いた頃には、甲斐駒、鳳凰ともに雲に隠れてました。
今回は北岳で正解だなと思ったのもつかの間、北岳山頂にもガスがかかり始めてます。
北岳はちょっと感情の起伏が激しすぎる。
慎重に降りると言ってはみたものの、落石ばかりはどうしようも無い。
結構大きな石が足の上に滑り落ちてきました。幸い落ち始めだったので事無きを得ましたが。
左俣ルートはなるべく使わないほうが良さそうです。
稜線の景観を楽しみすぎたのか、慎重に進みすぎたのか、予定時間をオーバーして二俣到着。そこでは男女おふたりが休憩されてました。
実はあまりにも二俣に着かない(気がした)ので不安になった頃、女性の方の緑のジャケットが目に入り、安心して降りて来たのです。
左俣から降りてきたのを見て話かけて下さったので、姿が見えた事にお礼を述べます。
おふたりは御池小屋で二泊三日のゆったり行程との事。羨ましさを感じつつ、大急ぎで広河原を目指します。
下山の最後に急登を急いで下るのは神経を使い、足にもかなり負担が。
うんざりし始めた頃に広河原山荘の屋根が目に入り、気持ちを奮い立たせます。
それでも最終タクシーギリギリでした。本当に危なかった。
こんな時、テントを背負ってれば万一の時もなんとかなると、ちょっと見当違いの事を考え始めたのは疲れのせいだろう。
テントの中でくつろぐ自分の姿を思い浮かべて、ほくそ笑む。
今回は、来年の今頃は涸沢でテン泊して紅葉を満喫しよう!と心に決めた山行となりました。
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