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記録ID: 140289
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

北岳(草スベリ〜北岳〜八本歯〜二俣〜白根御池)

2011年10月09日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
10.7km
登り
1,764m
下り
1,750m

コースタイム

6:30[広河原]-8:06[白根御池]-9:37[小太郎尾根分岐]-10:21[北肩小屋]-11:07[北岳山頂]12:07-13:00[八本歯のコル]-14:25[二俣]-14:51[白根御池]-15:48[大樺沢分岐]-16:08[広河原]
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2011年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
前日23:45[芦安市営駐車場着]-[車中泊]-5:10[バス]-6:10[広河原]
※バスの運行が夏季と異なるので、戻り時間には注意が必要です。
コース状況/
危険箇所等
八本歯のコルから二俣までは、大風被害時以前より浮石が多く、下りでは特に注意が必要です。
できるだけ使用しない方がいいかと。
今日の北岳は機嫌が良さそうです。
それもかなり。
今日の北岳は機嫌が良さそうです。
それもかなり。
大樺沢の早い復旧を祈りながら
大樺沢の早い復旧を祈りながら
白根御池へ向かいます。
白根御池へ向かいます。
白根御池にはテントが沢山。
白根御池にはテントが沢山。
草スベリというだけあって
滑れるほど急登ですが、
草スベリというだけあって
滑れるほど急登ですが、
見られます。
でも、全体的に色づきは良くないような。
見られます。
でも、全体的に色づきは良くないような。
さらに登りつめると
さらに登りつめると
北岳に続く稜線に。
そう、これを期待してたんだ。
北岳に続く稜線に。
そう、これを期待してたんだ。
振り返ると甲斐駒ヶ岳の勇姿も。
もうたまらん。
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振り返ると甲斐駒ヶ岳の勇姿も。
もうたまらん。
蛍光色の道案内に沿って行くと
蛍光色の道案内に沿って行くと
北岳山頂が目の前に。
北岳山頂が目の前に。
2度目の北岳山頂!
360度の眺望は
1
2度目の北岳山頂!
360度の眺望は
北西に仙丈ヶ岳
北に甲斐駒
北東に鳳凰三山
さらに
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北東に鳳凰三山
さらに
南西には富士山が。
もう言うこと無し。
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南西には富士山が。
もう言うこと無し。
八本歯へ向かう下山を開始すると、
間ノ岳への稜線が姿を現しました。
分岐に着くと道標があるのですが、
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八本歯へ向かう下山を開始すると、
間ノ岳への稜線が姿を現しました。
分岐に着くと道標があるのですが、
・・・見なかった事に。
・・・見なかった事に。
とはいっても、ここは慎重に降ります。
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とはいっても、ここは慎重に降ります。
振り返って見上げると、稜線からとは
また違った北岳の姿が。
ガスが無いので迫力のある岸壁を拝めます。
振り返って見上げると、稜線からとは
また違った北岳の姿が。
ガスが無いので迫力のある岸壁を拝めます。
鳳凰三山には雲がかかっているのが確認できました。
前回とは全く逆。
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鳳凰三山には雲がかかっているのが確認できました。
前回とは全く逆。
二俣へ向かい、左俣コースを下ります。
台風被害前より
二俣へ向かい、左俣コースを下ります。
台風被害前より
かなり荒れてます。
落石注意は本当ですね。
実際に
かなり荒れてます。
落石注意は本当ですね。
実際に
石が滑り落ちてきて足の上に
乗っかって止まりました。
それほど高さが無かったので
なんとも無かったですが・・・。
石が滑り落ちてきて足の上に
乗っかって止まりました。
それほど高さが無かったので
なんとも無かったですが・・・。
二俣から白根御池に戻り、
二俣から白根御池に戻り、
広河原まで下っていきます。
結構疲れますねこれ。
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広河原まで下っていきます。
結構疲れますねこれ。
広河原到着。
なんとか最終のタクシーに間に合いました。
その頃の北岳は
広河原到着。
なんとか最終のタクシーに間に合いました。
その頃の北岳は
すっかり不機嫌モード。
相当怒ってるらしい。
すっかり不機嫌モード。
相当怒ってるらしい。
芦安駐車場の温泉で疲れを癒し、
帰路につきました。
芦安駐車場の温泉で疲れを癒し、
帰路につきました。

感想

三連休で天気が良いと無性に南アルプスに行きたくなるのは何故だろうと思いながら、
8月に散々な目にあった北岳へのリベンジを果たすことに決定。

今回はタクシーでは無く、バスで芦安から広河原まで向かいます。車中にはバスガイドが。
登山バスにガイドはいらんだろと思いながら話を聞いてると、そんな登山道があるのか、など少しためになった。ガイドさんすいません。
でも次回はもういい気もする。

広河原に到着し、北岳の機嫌を伺ってみるとかなり良好。登頂まで持って下さい。
大樺沢ルートは台風被害で使えません。前回歩いていて良かったと思いながら、白根御池へ。
沢沿いで気持ちよい登山道なので、早い復旧を願いたいですね。

白根御池のテントを横目に草スベリからの結構な急登を登ります。
紅葉も見られますが、まだまだ、というより色付き不十分で枯れ出してる?
ダケカンバはこれから黄色くなると信じます。

さて、前回はガスで眺望ゼロでしたが、今回は見事なまでの快晴!
日本で一番高い稜線からの景観を堪能しながら、山頂へ向かいます。気分いい。
目指す山頂が見えると見えないでは全く違います。

2度目の山頂ですが・・・、もう最高の眺望。
近くの山だけでなく、木曽駒、八ヶ岳、雲海に浮かぶ富士、そして遥か遠くには槍ヶ岳も見えます。
これ以上何を望むのかという位。ひとりで来てるのが勿体無いと思うほど。
天上でのコーヒーを楽しんだ後、名残を惜しみながら下山開始。

八本歯への分岐では迂回を促す注意書きがありましたが、どうしても八本歯からの
景観が見たかったので、慎重に降りますと心の中で呟きながら無視。
八本歯のコルに着いた頃には、甲斐駒、鳳凰ともに雲に隠れてました。
今回は北岳で正解だなと思ったのもつかの間、北岳山頂にもガスがかかり始めてます。
北岳はちょっと感情の起伏が激しすぎる。

慎重に降りると言ってはみたものの、落石ばかりはどうしようも無い。
結構大きな石が足の上に滑り落ちてきました。幸い落ち始めだったので事無きを得ましたが。
左俣ルートはなるべく使わないほうが良さそうです。

稜線の景観を楽しみすぎたのか、慎重に進みすぎたのか、予定時間をオーバーして二俣到着。そこでは男女おふたりが休憩されてました。
実はあまりにも二俣に着かない(気がした)ので不安になった頃、女性の方の緑のジャケットが目に入り、安心して降りて来たのです。
左俣から降りてきたのを見て話かけて下さったので、姿が見えた事にお礼を述べます。
おふたりは御池小屋で二泊三日のゆったり行程との事。羨ましさを感じつつ、大急ぎで広河原を目指します。

下山の最後に急登を急いで下るのは神経を使い、足にもかなり負担が。
うんざりし始めた頃に広河原山荘の屋根が目に入り、気持ちを奮い立たせます。
それでも最終タクシーギリギリでした。本当に危なかった。
こんな時、テントを背負ってれば万一の時もなんとかなると、ちょっと見当違いの事を考え始めたのは疲れのせいだろう。
テントの中でくつろぐ自分の姿を思い浮かべて、ほくそ笑む。

今回は、来年の今頃は涸沢でテン泊して紅葉を満喫しよう!と心に決めた山行となりました。

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