甲武信ケ岳(西沢渓谷駐車場よりピストン)
- GPS
- 12:05
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 1,638m
- 下り
- 1,638m
コースタイム
- 山行
- 10:58
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 12:02
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
木賊山手前より残雪あったので軽アイゼンを着用しました。 |
写真
感想
会社から帰宅して準備、西沢渓谷駐車場に着いたのが25時頃かな
イマイチ熟睡できずにコロッケパンを食べて6時にスターとしました。
本日はおニューな登山靴での登頂でちょっとワクワク・・
忙しくてタグが付いたままの箱に入った靴を取り出してタグを切って、紐を結んでいざスタート。
もちろん、ショップでジャストフィットでナイスフィーリングな履き心地、いつもより大幅に時間を短縮して登れるんじゃないかと期待感が半端ない(笑)
靴下もFITSの新品だし、もう完璧!!
で、歩き出して、2キロくらいしたら、なんか違和感・・というか嫌な予感。
右くるぶしの内側が当たってちょっと痛い。徳ちゃん新道も最初は緩やかだったがやがて急騰の連続・・
睡眠不足と日ごろの疲れも合ったのか、非常に体が重い。まぁ、そのうち靴も慣れるだろうと思いながら登っていくも、だんだん増して痛くなってくる。
マジで引き返そうかと思いながらも、ここでへこたれたんじゃ男が廃る(笑)
この甲武信ケ岳って初めて来た山で、ろくにデータも調べずに、「新登山靴デビュー」には里山じゃなくてやっぱり百名山でしょう?!って来たもんだから、あぁバカな自分。。
徳ちゃん新道なんて、お笑い風なネーミングだけど、マジで初心者の私にとってはキツイ。給湯の連続でまさにパロマの給湯器って冗談言ってる場合じゃない状況
疲れて痛くて、ストックに頭をうなだれながら、進もうか引き返そうか考えた。
そうだ、そういえばここには山小屋があってつい2日前くらいから営業開始しているし、最悪素泊まり5000円コースで何とかなるんじゃないかと。
本当にそれがモチベーションになって登っていくと木賊山の手前で圧雪凍結してるルートになった。
降りてくる人に聞くと、「これから先はアイゼンあったほうが絶対にいいよ」とのことだったので、アイゼンを出して、靴に装着・・・って前の靴のままだったから幅の調整がイマイチ・・
結果的に、固定ベルトをきつく止める。なんか気のせいかもしれないが、それがまた痛い・・・
木賊山と甲武信ケ岳の上り返しはマジで拷問・・もう歩くのやだって感じ(笑)
甲武信ケ岳で記念写真とちょっとドローン飛ばして、昼飯も食べずに引き返した。頂上を出る頃はすでに13時ころ、登ってくるのに7時間近くもかかってるのに、暗い山道はお化けも出るし怖いし、早くお家に帰ろうと。。
でも。相変わらずくるぶし部分が痛い・恐る恐る靴下を捲ってみっるとやっぱり腫れていた。
あぁ、今日は山小屋に泊りだとちょっと決心した。
しかし、「おい待てよ・・お金いくらあるの?」確か、数千円は入っているはず。(出発前によもやこんな事態になるとは思わずノーチェック)
所持金4650円也でThe END。もう降りるしかない。流石に登りより下りのほうが楽だし?時間もかからないはず。そう決心して、山小屋を後に・・
あとは痛みをこらえて降りるのみ。そのうち、右足の小指が痙攣したり足がパンパンで急な段差はもう横降りに後ろ向きパターンも加えてもうカッコつけてる状態じゃないって感じ。
もう辛くて、スマホのGPSを見るが、何か全然進まない。まだ1/3じゃん!!(マジで絶望)
休み休み、心を無にして(笑)一歩一歩進む。何とか18時までに駐車場に着く計算が立って少し気分が楽になった。(もう無事に助かった思いです)
登山口に着いた時には本当に嬉しかった。相変わらず足は痛いけど、後は、この平坦なアスファルト道路を歩いてゆけば、家に帰るんだと(かなり大袈裟ですが・・)
マジで辛かったけどいい経験になりました。
新しい登山靴は里山で試し履きをしてから本番ってことで。。
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