塔ノ岳〜蛭ヶ岳

2011年11月01日(火) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 21.4km
• 登り: 2,153m
• 下り: 2,143m

コースタイム

6:45表丹沢県民の森P-7:05二俣-7:50堀山の家-8:20花立山荘-8:45塔ノ岳-9:35-丹沢山-10:50蛭ヶ岳(〜11:30)-12:45丹沢山-13:45塔ノ岳-14:20花立山荘-14:45堀山の家-15:30二俣-15:50表丹沢県民の森P

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

表丹沢県民の森駐車場(5〜6台駐車可)周辺に10台ほど駐車可

コース状況／危険箇所等

危険個所:特になし(蛭ヶ岳手前の鬼ヶ岩に鎖場がありますが、鎖はほとんど不要です)
二俣〜堀山の家は道がやや不明瞭ですが、木に印があるので確認すればまず迷いません。
山ヒル:見かけませんでした。そろそろ活動休止でしょうか。

写真

駐車場へ車を停め、ゲートを抜けて登山開始です。今日は新しい登山靴の履き慣らしを兼ねています。靴擦れしないことを祈ります。

林道を20分程歩き、二俣の分岐まで来ました。ここから堀山の家へ続く山道へ入ります。ちなみに登山ポストには用紙は大量にあるものの、ペン類がありませんでした・・・

唯一の渡渉ポイントに妙にカラフルな看板。過去二回ここを通りましたが、今回初めて気づきました。

二俣を過ぎてしばらく進むと、このような急登が始まります。黙々と登ります。

黙々と登ると、意外にあっけなく堀山の家に到着しました。水分補給して進みます。

花立山荘につきました。

江の島や三浦半島、さらに、おそらく房総までうっすら見えます。

こちらは南西側。真鶴や伊豆の方までばっちり見えます。

富士山は裾野までくっきり。今日は最高の天気でとても気持ちがいいです。

塔ノ岳の手前で鹿に遭遇。神奈川県は彼らの駆除に本腰を入れるようですね。食害は深刻な問題かもしれませんが、一頭一頭の個体に出くわすと、どうにか生き延びて欲しい、なんて気持ちにもなってしまいます。

塔ノ岳に到着。まだ早い時間帯なので人はまばらです。一息ついて丹沢山へ向かいます。

アルプス山脈(?)まで見えます。

塔ノ岳〜丹沢山間は、一組の登山客に会っただけでした。

快晴の下、静かな山歩き。いい気分です。

最近よく紹介されてますね。これは確か、樹木の種子を採取して森林保護に一役買っている、、とかなんとか、そういう役目があるらしいです・・・・?

丹沢山に到着。順調にここまで来ました。本当はここで折り返し、鍋割山経由で帰るつもりでしたが、今日はもっと行けそうな気がします。未踏の蛭ヶ岳方面へ行ってみることにします。

名前は分りませんが可愛い赤い実をつけた木を時々見かけました。

これから歩く稜線。不動の峰までは行ってみよう、それ以上進むかどうかは体力次第、そう決めて進みます。

今日は本当に山の、木々の美しさを堪能できました。

蛭ヶ岳山荘が見えます。行きたいなぁ。体力もつかなぁ・・・

不動の峰まで来ました。不安はありますが、やはりここまで来たら蛭ヶ岳まで行ってみたい気持ちになりました。先へ進みます。

少しづつ、近づきます。

鬼ヶ岩。あとひと踏ん張り!

付きました!初の神奈川県最高地点!今年中には来れないかなぁ、と半分諦めていたので、とても嬉しいです。
お腹ペコペコなので昼ご飯にします。

富士山の麓に湖が見えます。山中湖でしょうか。

大体北の方角。おそらくは八ヶ岳連峰とか映ってるんでしょうけど、どれがなに山なのかはよくわかりません。とにかく、遠くまでよく見えて綺麗です。

来た道を振り返って。よく歩きました。

海の方を見ると、伊豆大島まで見えました。

バッヂ購入。

東側もバッチリ、宮ヶ瀬ダムや横浜・東京のビル群も見えます。
お昼休憩を済ませ、丹沢山に引き返します。

鬼が岩への登りです。堪えそうです。なんだか体が重く感じます。頑張りすぎたかな。

休憩所で水分補給します。小さな祠があったので、お賽銭を供えて無事に帰れますようにとお祈りしました。神頼みをするほど疲れを感じ始めました。

丹沢山まで戻りました。この辺りが一番シンドイ時間帯でした。明るいうちに帰れるだろうか?心配になりますが体は重いです。とにかくゆっくり、一歩一歩進むことにします。

どうにか塔ノ岳まで戻ってきました。大山を近くに見れて、少し安心してきました。さっきより体は軽くなった気がします。

午前中に比べ、視界が悪くなっています。今日はさほど寒くなかった気がします。

ここからはほぼ下りオンリー。

金冷しを大倉方面に戻ります。当初の予定の鍋割山経由は、今回は見送ります。

堀山の家まで下りました。どうも新登山靴の具合が悪いのか、外側くるぶしの上が痛いです。馴染んでないから?靴紐がユルいから?慣れないハイカット靴に悪戦苦闘・・・

くるぶし痛いよぅ、なんて思いつつ、二俣目指して下ります。木の根に足を引っ掛けないよう、慎重に下ります。

二俣まで戻りました。山道終了です。鍋割方面への木の橋がへし折れていました。渡ることは可能なようですが、なんか不恰好というか・・・。

駐車場に帰ってきました。体力的不安や足の痛みなどありましたが、きちんと明るいうちに戻って来れました。疲れた〜。

撮影機器：

T003 東芝

感想

seiya

先日購入した新しいブーツを履き慣らそうと、表丹沢県民の森から二俣-塔ノ岳-丹沢山というルートを計画しました。帰りに鍋割山を経由して帰ろう、なんて思っていたのですが、塔ノ岳、丹沢山と、想定時刻よりも早く到達でき、心の隅にあった「あわよくば蛭ヶ岳」という気持ちがだんだんと強くなってしまい、ついには行ってしまいました。
できれば今年中に行ってみたい蛭ヶ岳でしたが、夏から続く体調不良がいまだ完治せず、あまり無理はできない体と判っていつつ、強行したのは大いなる反省点だと思います。
しかし、今日は本当に、長く山を歩いていたくなるような抜群の気候、景色でした。すれ違う登山者の方々も、今日の山はとても綺麗だ、眺めが最高だ、と話していました。
久々に、ヘットヘトになるほど疲れましたが、未踏の地だった蛭ヶ岳にも行けたし、無事に帰って来られて、満足な山行となりました。ただ、新しい靴が今後足にフィットしてくれるのか?ちょっと心配です。