焼岳 夜行バス日帰り、上高地も少しだけ満喫しちゃう

2018年05月16日(水) [日帰り]

• GPS: 07:16
• 距離: 12.0km
• 登り: 1,247m
• 下り: 1,081m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:02
• 休憩: 1:12
• 合計: 7:14

5:17 中の湯バス停
5:50 5:50 中の湯温泉
5:59 5:59 中の湯温泉
6:05 6:05 新中の湯登山口
7:35 7:35 広場
7:39 7:40 下堀沢出会
8:45 9:32 焼岳(北峰)
10:19 10:19 中尾峠
10:25 10:42 焼岳展望台
10:45 10:46 新中尾峠
10:51 10:51 焼岳小屋
11:02 11:08 長ハシゴ
11:47 11:47 峠沢梯子場
12:18 12:18 上高地焼岳登山口
12:28 12:28 西穂高岳登山口
12:31 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス

行き：バスタ新宿22時25分発さわやか信州号　中ノ湯5時06分着
帰り：上高地16時15分発さわやか信州号　バスタ新宿21時02分着

コース状況／危険箇所等

中ノ湯側にある雪渓はしっかり残雪しています。また他の方のレコにもありますが落石が目立ちます。
上高地側への下山途中雪渓のトラバースに少し気を使いました。私が歩いた時は歩いた人が少ないので踏み跡も不安定でしたがこれからたくさんの人が歩くことによりしっかりとしたトレースになるのかな。また、焼岳小屋より上部では浮石が多いです。
梯子と橋はしっかり架かっています。橋を渡ったあと下りだと正しいルートが見えずらいのでしっかり状況把握をしてから進んだほうが良いです。融雪具合で状況は変化していきますので最新の情報を確認してください。

その他周辺情報

上高地温泉ホテルの外来入浴を利用しました。15時まで営業していて800円でした。
熱めのお湯であったまりましたー。

写真

5/15 22:18

本日は焼岳に登るため夜行バスでアクセスです。これに乗っているだけで上高地まで乗り換えなしで連れて行ってくれます。

5/16 5:15

ちょい手前の中ノ湯で下車。以前はショートカットできる道があったようですが崩落してしまい無くなってしまったため九十九折れの車道を歩きます。

5/16 5:15

ちょっと入ってみたい。

5/16 5:22

さて、ゲートを通り進んでいきます。

5/16 5:40

これがね、結構歩くんですよー。前穂高岳が応援してくれます。

5/16 5:50

山と高原地図によると敷地内にショートカットできる道があるみたいなんですけど気が引けて入れず。。。

5/16 6:00

9号カーブの手前でその道と合流しますので入ります。

5/16 6:02

こんな感じの道です。

5/16 6:04

登りきるとここ。クルマの人はここに停められるんだね。

5/16 6:05

では、参りましょう！！

5/16 6:09

よく見るやつ。もはやランドマークなのでしょう。

5/16 6:21

しばらく落ち着いた樹林帯です。

5/16 7:10

次第に雪が目立つようになる。

5/16 7:13

見えた。

5/16 7:22

広場ですかね、南峰がはっきり見えます。でも今日は南峰には登らないって決めてきました。雪もだいぶ溶けてきているし危ないかなって思ったので。

5/16 7:27

ここからアイゼンとヘルメットを着用します。一応落石の対策と活火山だしってことでヘルメットも持ってきました。

5/16 7:32

天気いいね！ウキウキする。

5/16 7:42

雪渓に入っていきますとまあまあ傾斜があります。

5/16 7:47

事前情報通り落石が目立つ。自分が歩いているときに転がってくることはありませんでしたが一応周囲を気にしながら歩きました。

5/16 7:59

結構長いです。石が集まっているところは避けて歩きたいな。

5/16 8:08

ここが今日のハイライトだぞと自分を鼓舞しながら歩きます。

5/16 8:09

振り返ると稼いだ高さを実感できる。

5/16 8:12

シリセードの跡がたくさんありましたよ。

5/16 8:15

南峰と北峰のコルが見えてきました。

5/16 8:18

北峰方面へまっすぐ伸びる踏み跡、近道なのかな？？よくわからないからこれには従わずコルを目指します。

5/16 8:22

あと少しです。

5/16 8:33

さあ、雪渓も終わりだ。登りごたえあったねぇ。

5/16 8:38

これ、思ったより近いところを歩くんですね。硫黄くさい。

5/16 8:39

ブルーアイズ、にはなってなかった。

5/16 8:40

南峰を振り返る。たしかに崩れそう。

5/16 8:46

北峰頂上までは少し岩場を歩きます。

5/16 8:47

おや、

5/16 8:48

穂高岳がどーーん。すげぇなぁ。今年は登りたいなぁ。昨シーズンのやり残しの一つです。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1295186.html

5/16 8:49

「キケン」、熱そう。ペンキマークに従って上がります。

5/16 8:53

登頂です。少し霞んでますけど素晴らしい眺望です。

5/16 8:54

笠ヶ岳とか、上のほうはまだまだ白いですね。

5/16 9:01

最近のマイブーム冷製スープ。今日はパンと一緒に。

5/16 9:16

槍の穂先には雪がなさそうです。山の中も春です。

5/16 9:17

穂高連峰の全景、すごい展望台だなぁ。

5/16 9:30

景色を堪能したので下山を開始。降り初めで少しルートファインディングを誤りウロウロしてしまう。正しいルートを見つけ焼岳小屋も視界に入る。

5/16 9:34

地形図でもトラバースしている場所。この場所の通過にピッケルを出しました。もう少し人が通行するとステップが安定するかもしれません。現状でも大げさかもしれませんが私は怖かったので念のためピッケルを使用して「集中」と自分に言い聞かせ通過。

5/16 9:37

渡り切ってから振り返って。トラバースの開始点のところに更に下に降りていく踏み跡があったと思う。この写真でも何となく写っている気がします。ここで間違えると登り返し必至なので気を付けて！

5/16 9:37

ここまで来ると夏道が出ているので安心。

5/16 9:39

山頂と同様、絶景が目の前に。

5/16 9:41

美しい

5/16 9:47

この辺浮石が多いですね、急ぐ必要もないしゆっくりを心掛け下山します。多分コースタイムよりゆっくり降りたと思う。

5/16 9:52

めっちゃゴロゴロと石が転がっています。

5/16 10:16

だいぶ高度を下げてきました。

5/16 10:19

後ろを振り返ります。活火山の荒々しさです。

5/16 10:32

ちょっと休憩。

5/16 10:50

小屋の前で本日初めて人とすれ違いました。それぞれの情報交換を行い出発しようとすると「上高地はこっちですよ」と修正していただきました。この場をお借りしてありがとうございます。って最近もあったなこんなこと。危なく西穂山荘でラーメン食べるとこだった。。。
道を間違えそうになるとあまり人のいない場所でも誰かが現れそれを修正してくれる法則が働いておりますが自分で注意しないとダメですねぇ。

5/16 11:00

すごい崩落しています。富士山の大沢崩れみたい。上のトラバースをしそこなってずーーっと降りてくるとこの沢にくるはず。さすがにもっと手前でどうにかするでしょうけど。。。

5/16 11:05

いくつかの梯子を通過します。梯子はどれもしっかり架かっていました。

5/16 11:21

この橋も架けられています。

5/16 11:23

橋を見上げて。下から見ると右側の雪面にステップが切られていますが上からだとこれが良く見えないので一瞬どう進むのか戸惑います。しっかりキョロキョロして確認。

5/16 11:34

雪がー溶けて、川にーなぁって流れていきますーー（微妙に世代ではないけど。。）

5/16 12:09

降りてくると花がきれいに咲いています、春を実感。

5/16 12:17

無事下山、ログはここまで。

5/16 12:50

去年来たときは雨だったので今日はゆっくり散策しよう。田代湿原より穂高連峰。

5/16 13:18

そして大正池（付近）から今日登った焼岳をコーヒーをすすりながらゆっくり堪能します。

5/16 13:50

ウェストン碑のほうへ歩いていきます。梓川と明神岳。

5/16 14:41

上高地温泉ホテルさんで外来入浴。少し熱い湯で疲れを癒す。
さっぱり！

5/16 14:44

ウェストン碑を見て、

5/16 15:01

河童橋へ。

5/16 15:01

定番の風景です。今度は登りたいぜ奥穂！！

5/16 15:13

でも今日の主役はこちら「焼岳」。バスの時間までビールで喉を潤しながら河童橋と焼岳を眺める、贅沢な時間じゃありませんか！今日も無事でした、ありがとうございます。

撮影機器：

OLYMPUS OM-D E-M5 オリンパス

Xperia XZ1 Compact SO-02K docomo SONY

装備

個人装備

長袖シャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 靴 ザック アイゼン 行動食 非常食 飲料 水筒（保温性） コンパス ヘッドランプ 予備電池 携帯 時計 サングラス ツェルト ストック カメラ ピッケル

感想

Alkaline

さわやか信州号の夜行を使って焼岳に登りました。
中ノ湯に5時過ぎに到着してくれるので行動時間がたくさんとれて助かります。バス停から登山口まで結構歩きますがここは気合で（笑）。雪渓上はレコにも書いた通り落石が目立ちます。南峰へ行きたい気持ちが無いわけでもなかったんですが落石をみて改めて「やめとこう」と思った感じです。
装備は一応ヘルメット、ピッケル、アイゼンを用意して全て使用しました。でもピッケルは無くてもいいかもしれないです。こればかりは判断に個人差もあると思いますので私の撮影した写真やほかの人の情報から総合的に判断していただければと思います。
臆病なくらいでちょうどいい、ってのが私の心掛けです。

コメント

Genkid

５月のさわやか信州号
５月の平日でもさわやか信州号って動いているんですねー！
落石や滑落無く無事で何よりです。
でも3.6kmのつづら折りの車道は歩くの辛そう…

Alkaline

Re: ５月のさわやか信州号
おはようございます。
そうなんです。さわやか信州号の上高地行きだけは早い時期からドンドン走っています。観光地だから登山する人の方が少ないくらいでこの時期でもビジネスになるのでしょうね。
平日公共交通機関組の私には大変ありがたいバスでした。