奥武蔵 (棒ノ嶺〜日向沢ノ峰〜蕎麦粒山〜有間山〜蕨山〜金比羅山) 「名栗湖」主稜線一周+α チャレンジ!
- GPS
- 12:15
- 距離
- 25.5km
- 登り
- 2,170m
- 下り
- 2,156m
コースタイム
- 山行
- 11:19
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 12:09
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※公衆トイレと自販機は、バス停近くの売店前にあり |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖メリノウールアンダーシャツ(薄手)
長ズボン
スポーツタイツ
登山用靴下
メッシュグローブ
日よけ帽子
ソフトシェル
ゲイター
レインウェア
レイングローブ
レインハット
登山靴
ザック(50L)
昼食
行動食
飲料(2L)
レジャーシート
トレッキングチェア
地図(地形図)
コンパス
ガイド地図(ブック)
温度計
笛
十徳ナイフ
ヘッドランプ
モバイルバッテリー
予備電池
GPS
筆記用具
常備薬
保険証
携帯電話
時計
タオル
ウェットティッシュ
ティッシュペーパー
ビニール袋
携帯トイレ
カイロ
ライター
ストック
カメラ
|
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感想
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■今回は、やってみたいと思っていた「名栗湖」主稜線の周回ルートへ!(・∀・)
そのルート選択については、『棒ノ嶺』を登るのであれば歩いておきたいのが
「白谷沢ルート」だった為、軽いとはいえ”沢登り”を含むルートということで
体力的に余裕のある前半の登りに設定しました!(゜∀゜)
となると必然的に、『棒ノ嶺』〜『日向沢ノ峰』に向かって進み
「有間山稜」を通って『蕨山』ルートで戻ってくることになるので、その様に(笑)
あとは…当日の調子次第で向かうかどうかの判断としたのが『蕎麦粒山』です♪
と、そんな感じの方針で山行計画を立て、チャレンジしてきました!(≧∀≦)
以下、感想も長いですが…記録も兼ねているので、ご容赦を(笑)
●「名栗湖」〜『棒ノ嶺(棒ノ折山)』
「さわらびの湯バス停」からスタートし、先ずは「名栗湖」に向かい
舗装路を歩いて緩く登って行きます!(゜∀゜)
程なくして到着する「有間ダム」から、「名栗湖」越しに見える「有間山稜」を望み
無事に辿り着けることを願いつつ、「有間ダム」の堤体上の舗装路を
「名栗湖」沿いに歩き「白谷橋登山口」へと向かいました。
その「白谷橋登山口」から、いよいよ登山道となる為、気を引き締めて登山開始!
この「白谷沢ルート」の序盤は、沢よりも高い場所を歩く為
滑落の危険箇所も点在するルートなので、気を付けて登って行きます!(≧ヘ≦)
中盤に差し掛かる頃になると、下に見えていた沢も幾つかの滝を経た先で
ルートと交わるようになり、その辺りから”沢渡り”を楽しみめるように♪
そうして進んだ先で、いよいよこのルートの絶景ポイントの”ゴルジュ帯”へ!
この区間は短いながらも”沢登り”的に、沢の中を登る場所もあるので
滑らないよう気を付けつつ、肉薄する岩壁と沢の流れを楽しみながら登ります♪
その先は、高く上る石段や、足場の薄い岩場を登る場所があるので慎重に登り
高い場所から覗き込むように楽しむ滝などの景色を堪能しつつ進んで行けば
あっという間に沢歩きの終点となる林道脇の休憩場所に到着!(゜∀゜)
休憩場所で軽くカロリー補給したら、そこから直ぐの急坂をマイペースで登って
その先をトラバースしながら暫く進むと「岩茸石」へと到着!
「岩茸石」から先は、尾根ルートを登って『棒ノ嶺』へ!
木の根階段の急坂や、崩壊気味の木段などで足運びに悩む場所を地道に登り(笑)
『棒ノ嶺(棒ノ折山)』山頂に到着!(≧∀≦)
●『棒ノ嶺』〜『日向沢ノ峰』〜『蕎麦粒山』
平日の早い時間だった為、誰も居ない独り占めの『棒ノ嶺』山頂で
思っていたよりも見えた遠景を一頻り楽しんだら、ササっと先へ!(・∀・)
『棒ノ嶺』を『日向沢ノ峰』方面へ向かって降ったら
緩く登り返して『槙ノ尾山』を通過、そのままズンズン進んで
前回は見事にスルーしていた『長尾丸山』へのアタックルートに入って
程よく登ったら…『長尾丸山』山頂に到着!(≧∀≦)
その『長尾丸山』は、木々に囲まれた山頂で眺望はなかったので、そのまま先へ!
少し進むと、『棒ノ嶺』〜『日向沢ノ峰』間では一番の急坂(ロープ場)へと
当たるので慎重に降ったら、更にズンドコと進みます!(笑)
『棒ノ嶺』から先は、木々に囲まれた尾根道をひたすら登るルートなので
花の季節を過ぎたような頃は、アセビの群生地や、檜林、ちょっとした岩場など
或る意味では”普通な景色の変化”を楽しみに代えながら黙々と進みます…(゜∀゜)~°
そんなルートで何度か現れる、足場の曖昧な土斜面の急坂をマイペースで登った先で
ふと視界の開ける尾根に出た所が「日向沢ノ峰・北の肩」!
『日向沢ノ峰』山頂は、そこから少し登った先で…到着!!(≧∀≦)
スタート時の天気は、薄曇りのような感じだったので”今日は眺望は厳しいかも?”
と思っての登頂でしたが…杞憂に終わって綺麗に『富士山』を望めました♪(´д`*)
初夏の気持ちの良い天気の下、丁度良い木陰のある『日向沢ノ峰』の山頂で
『富士山』をおかずに、贅沢な昼休憩をまったりと過ごしました!(笑)
昼休憩で足も休められたのと、時間的なマージンも予定より稼げていた為
『蕎麦粒山』まで足を延ばすことに決め、『日向沢ノ峰』を後に!
「日向沢ノ峰・北の肩」に戻り、「有間山稜」ルートへの分岐点となる
「オハヤシの頭」へと進んで場所を確認したら、その先の『蕎麦粒山』へ!
途中にあるピーク『桂谷ノ峰』までは割と平和な尾根道で
ルート南面の視界が開けていることもあって、木陰の中を気持ち良く歩けました♪
…が、『桂谷ノ峰』に着くと見通せる『蕎麦粒山』へと続くルートを見たとき
思わず漏れ出た”マジかぁーっ!(゜∀゜,,)”の一言(笑)
いやね…、ある意味で余り見たことのない景色で、良い風景でもあるんだけど
此処まで歩いて来た距離と、自分的にはズンズン登れるような足は余り残ってないと
感じてもいたので、インパクトのある景色に動揺してしまった
というかなんというか…みたいな?(笑)
それでも、歩いてみれば見た目ほどの厳しさではなかったので
地道に進む足を使っての…『蕎麦粒山』山頂到着!(≧∀≦)
あぁ、疲れたけども、良い眺めだわ♪
霞んでなければ、「東京都心」方向が綺麗に見える感じでした!
●『蕎麦粒山』〜『有間山』〜『蕨山』
そして、『蕎麦粒山』山頂からの眺望を楽しんだら…折り返しです!(・∀・)
「オハヤシの頭」まで戻ったら、『有間山』ルートへと入って
「有間峠」を目指してズンズンと降ります!
途中、見晴らしの良い「51号鉄塔」を過ぎて、林道へと下りる場所まで進むと
そこが『仁田山』ルートへの分岐だった為、頑張ってみようかとそちらへ!
既に登り足も乏しいのに、何をやってるんだとも思いますが…
地図で見る限りでは、破線ルートではあっても
それほど厳しいという感じではないようだったのと
距離も短いし、向かってみてダメだと思ったら戻れば良いかなぁ…と(゜∀゜)~°
で、進んでみた結果は…問題なく『仁田山』に到着!(≧∀≦)
ルート的には、幾つか倒木で塞がれているという場所もありましたが
大きくて、通るのも難しいというようなことはなく、此処まで歩いて来られた人なら
全く問題なく登って降れるルートでありました!(゜∀゜)
そうして『仁田山』越えで「有間峠」へと至る直前、何とも見晴しの良い場所が!
丁度、朝に「有間ダム」から「名栗湖」越しに見ていた場所から
そちらを見返す形での眺望を気持ち良く見通せる、絶好の場所だったのです♪
その場所は、ほぼ「有間峠」の真上に近い場所で
林道脇から直ぐに登れる場所だった為、車で来た場合でもオススメです(笑)
「有間峠」から先は、再び尾根ルートで『有間山(タタラノ頭)』へ!
まぁしかし、そこからは…登りでね!!(,,゜∀゜)
そのルートは、登り坂〜フラット区間という構成を繰り返す形で進む道で
木々に囲まれた木陰ルートを気持ち良く登って行けました♪
そんな感じだったので、登り区間では無理せずマイペースに進んで…
『有間山(タタラノ頭)』に到着!(≧∀≦)
…と、『仁田山』も『有間山(タタラノ頭)』も、木々に囲まれた場所だったので
眺望は望めない山頂ということで、ササっと先へ…(汗)
というか、次の『橋小屋ノ頭』も眺望は無いんだよなぁ…(゜∀゜)~°
…ってことで、『タタラノ頭』〜『橋小屋ノ頭』間も木々の中を歩く尾根道だった為
まったりと体力温存ペースで進んで…『橋小屋ノ頭』到着!(≧∀≦)
この『橋小屋ノ頭』から先は、ほぼ降り基調で進むことになる為
行動食で繋ぐにしても、此処でしっかりとカロリー補給も兼ねて2回目の昼休憩♪
足を休め、靴紐も結び直し、準備を完了したら…下山開始!(゜∀゜)
『橋小屋ノ頭』から『蕨山』へ向かうルートは、降り始めて直ぐが
ザレた急坂なので、疲れ気味の足で滑らないよう慎重に降ります!
そんなザレ坂は「逆川乗越」までに何度かあるので、気を抜かずに降ったら
「逆川乗越」から先は再び『蕨山(最高点)』まで緩い登り…が、キツイ(笑)
20kmを目途に、流石に足に堪えはじめて来たようです…(,,゜∀゜)
それでも…まぁ、こういった状態での自分なりの歩き方(登り方)も
見に付いて来たようで、ペースが落ちるのを最小限にしつつ進んで…
『蕨山(最高点)』&『蕨山(展望台)』へと到着!(≧∀≦)
●『蕨山』〜『金比羅山』〜「さわらびの湯バス停(ゴール)」
『蕨山(展望台)』は、北方向の眺望が望める場所ですが
春霞で北関東の山々(『榛名山』や『赤城山』など)も、”何となく見えるかも?”
程度の眺めだった為、時間も迫っていたこともあり…サササっと通過(笑)
この先は、ほぼ眺望を望める場所もなくなるので…ズドドーーーーーっと降ります!
とはいえ、ピークとなる山も幾つかある為、各ピーク手前では軽い登り返し
そして、ピーク後には急坂区間などがしっかりあるので、下山するまで
気を抜かずに黙々と降ります…が、疲れてくると集中力も切れ気味になるので
気分転換の小休止や、行動食を口に入れて噛むなどして
単調な降りでも、足運びが散漫にならないよう気を付けながら進んで…
今回の山行で、最後のエスケープルート分岐点の「中登坂」に到着!(゜∀゜)
此処を何故エスケープルート地点としていたのかは
以前の『蕨山』山行で、この「大ヨケノ滝」方面へ降るルートを使って降っており
ルートの確認が出来ていたということがポイントでした!
所用時間や、急坂区間という小さくはない問題はあっても
短い距離で林道へと出られる為、時間的に暗くなってしまうような場合や
最終的に体力面の不安が出そうな時に、そんな不安要素を排せる林道歩きで
ゴール出来る余地を、このエスケープルートとしておいたのですが…
今回は、何とか色々が持ちそうだったので、予定通りのルートで下山しました!
ということで、『金比羅山』を経て「金毘羅神社跡」へと至り
その先から若干険しくなるルートもマイペースで降って…
なんとか無事にゴールすることが出来ました!(≧∀≦)
■今回は、GPSの参考値ながらも、初めて総距離が25km越えしたのと
累積標高差が2000m超えを達成することも出来た山行になりました!(・∀・)
今回のチャレンジ目的の”「名栗湖」主稜線一周”についても
目標ルート+『蕎麦粒山』で踏破することが出来たので、大満足の結果であります♪
後半で、流石に足にも堪えた感が出たということもありましたが
山登りを始めた時のような、数日間も残るようなダメージというのではなく
強めの疲労感程度に留まって、”あー…(゜∀゜,,)うー…(,,゜∀゜)”と
悶絶せずに済んだことは、久しぶりに成長を実感することも出来ました!(笑)
とはいえ、この辺りが今の自分的な行動限界と感じる要素もはっきりとしたので
自力を自覚しつつ、これからも山歩きを楽しみたいと思いました♪
何はともあれ、お疲れ様でした!(≧∀≦)
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