摩耶山(新神戸、市ヶ原から、↗地蔵谷、↘黒岩尾根)【兵庫県】
- GPS
- 04:33
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 875m
- 下り
- 860m
コースタイム
- 山行
- 3:34
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 4:33
新神戸駅付近コインパーク 1313 ― 徳光院 1320 ― みはらし公園 1329 ― 五本松堰堤 1340 ―市ヶ原 「紅葉の茶屋」 1354 ― 市ヶ原「櫻茶屋」 1358 ― 旧分岐点 1403 ― 天狗尾根トゥエンティクロス分岐点 1407/昼食/1428 ― 地蔵谷への分岐点 1430 ― 地蔵滝 1445 ―地蔵谷第四砂防ダム 1509 ― アドベンチャーコース下部分岐点 1522 ― 天狗尾根との合流点 1526 ― 摩耶山下、黒岩尾根方面分岐点 1535 ― 摩耶山 1538/1541 ― 摩耶山下、黒岩尾根方面分岐点 1544/1550 ― アドベンチャーコース上部分岐点 1557 ― ベンチ 1611 ― 痩せ尾根 1621 ― 旧神戸市界標 1627 ― トゥエンティクロス黒岩尾根分岐点 1655 ― 地蔵谷への分岐点 1656/1658 ― 市ヶ原「櫻茶屋」 1705/1712 ― 五本松堰堤 1728 ― 徳光院 1738 ― 新神戸付近コインパーク 1745
●行動時間 4:32
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自宅 = 新神戸〜市ヶ原〜地蔵谷〜摩耶山〜黒岩尾根〜市ヶ原〜新神戸 = 自宅 ●登山口へのアクセス ○新神戸 ・山陽新幹線の「新神戸駅」だが、そこから即ちハイキングができる。神戸市営バス、神戸市営地下鉄も通っているので、それら市内交通にて、三宮から来ることもできる ・新神戸駅近辺では、多数のコインパーキングがあるので、駐車も可能。料金は多様なので、よく確認を(H30.4現在) |
コース状況/ 危険箇所等 |
○新神戸〜市ヶ原 ・観光客もハイキング気分で歩いている区間。土の道もあるものの、道幅も含め歩きやすい ・新神戸駅下から布引の滝を経て五本待つ堰堤へと至るのが通常ルート。今回は、新神戸駅下ではなく、駅の東で線路上部を渡る道路を上がり、徳光院を抜けてみはらし公園下から合流した 五本松堰堤から市ヶ原に向かうと、途中からは車道と合流し、やがて茶屋が続く辺りとなる ○地蔵谷 ・市ヶ原からは、天狗尾根やトゥエンティクロスといったメジャーコースと同様に進む。まず天狗尾根を分け、谷筋まで下がると、地蔵台コースの入口。コース途中にはコース標示が多数あるので、それを意識しているとコース逸脱はしにくいと思う。ただし、距離、時間距離等の案内は中間で一度ある限りなので、距離的目安にはなりにくい ・途中の沢分かれごとにやや悩むところもあるが、踏み跡や案内標示、テープ等をしっかり追いかけると迷わない。アドベンチャーコースまでは分岐はない ○黒岩尾根 ・上部のコース入口は、天狗道(=全山縦走路)からNHK電波塔のほぼ向かい側にて北側へと分岐し、自然観察園の西縁に沿って進む。風の丘の先で桜谷道へと下降する道を右手に分け、あとは黒岩尾根 ・入口には“悪路”と付けられているが、50m規模のアップダウンが二度もあること以外には、コース状況の悪さはない。下部側では、標高400m〜600m間の標高差約200mを一気に登る急坂がある。登りであれ、下りであれ、足下注意だ |
その他周辺情報 | ●買う、食べる ・新神戸駅付近には、コンビニエンスストアや飲食店は多数ある ・市ヶ原の茶屋では、昼食を摂ることも可能。またジュースの自販機もある ●日帰り温泉 ・市内の日帰り温泉が利用しやすい |
写真
感想
山に向かうと決めていた日だが、朝ぐずぐずしているうちに、お昼となった。とりあえず未踏の持ちネタの中から移動時間の少ない摩耶山西側の2コースを目指した。
駐車場に車をおいて、歩きながら時間算段をする。昭文社の地図タイムを黙って足すと夜になってしまう。これではイカンので、帰りはショートカットすることも含みにして行くこととした。摩耶山はロープウェーを始めエスケープコースが多様にあるので、こんな備え方もありだ。
徳光院をどのように抜けると最短なのかは判らなかったが、布引弁財天を横切るように進むと布引滝からのコースと合流することができた。
久々に五本松堰堤に到着。前回はちょうど水を抜いて整備工事中のときだった。今回はそれも終わっている。小広場などが整備されており、堰堤が重要文化財となっていることなどが示されている。
布引断層などもまじまじと鑑賞し、市ヶ原へ。それにしても今日はすれ違う人が多い。5月のハイキングにはもってこいなのであろう。しかもお昼を市ヶ原で食べた人が降りてくるような時間である。
市ヶ原にてお昼のつもりだったが、結構人手があるようで、喧噪がコースにまで聞こえてくる。もう少し先にてお昼に変更した。
天狗尾根とトゥエンティクロスの分岐点がずいぶんずれたようで、もともとの天狗尾根コースを上る。やがてようやく現れた分岐点の近くで昼食とした。降りてくる人が何組も行き過ぎる。しかし上る人は見かけない。時間が遅すぎる証しだ。
地蔵谷は昭文社地図では点線コースになっている。しかし進入してみると、点線とは思えないほどにコース標示が続々と現れる。渡渉もあるが、丁寧に石が並べられており、誰かが整備をしているようだ。途中には地蔵滝という滝も見られ、谷筋らしい、涼やかなコースだ。
歩きにくい思いをすることもなく上部へと至った。やがて、新しい、大きな第四堰堤の辺りからは、何度も急な登りとなり、高度を稼ぐ。いくつ目かの堰堤上部でアドベンチャーコースを分け、ほどなく天狗尾根と合流する。
摩耶山頂部に到達したので、せっかくだから山頂参りをして帰ることにする。時間的には予想タイムよりもずいぶん早い。これならば、黒岩尾根を時間予想通りに降りても車に19時前にはたどり着くことができる。予定通り、黒岩尾根に。
入口の案内を見ると、“悪路”とある。いったい何が悪路なんだろうか。暫く進むが穏やかな尾根道が続く。途中にある620mピークや605mピークごとに登り返しがある。また、その二つのピークの間には痩せ尾根の渡りがある。悪路を思わせるものは、せいぜいその痩せ尾根くらいであった。
605mピークからは、ほぼ下り坂になる。400mくらいまでは一気の下りで、落ち葉の斜面をジグザグに降りていく。
GPSではとなりにある地蔵谷が徐々に近づいてくるのだが、高低差がありすぎて姿が見えることはない。標高400mを過ぎると、ようやく布引川の水音が聞こえてくる。やがて、唐突に道は終わりトゥエンティクロスからの道に合流してしまった。市ヶ原の茶屋の自動販売機で一休み。
急いで降りると、18時前には駐車場に戻ることができた。
思い返すと、地蔵谷にせよ、黒岩尾根にせよ、誰とも対向しなかった。確かに遅い時間ではあったけど、人気度が低いのであろう。でも、それぞれに面白みのある道だと思った。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する