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Yamareco

記録ID: 1484972
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

塩見岳 〜 鳥倉林道ゲートからピストン 〜

2018年06月02日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
10:18
距離
24.2km
登り
2,218m
下り
2,218m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:57
休憩
0:21
合計
10:18
6:12
6:12
40
6:52
6:52
30
7:22
7:22
24
8:04
8:10
12
8:22
8:22
39
9:01
9:08
76
10:24
10:25
54
11:19
11:19
3
11:22
11:22
4
11:26
11:31
37
12:08
12:08
73
13:21
13:21
44
14:05
14:05
10
14:15
14:15
10
14:35
14:35
19
14:54
14:54
26
15:20
15:22
34
天候 晴れのちくもり
過去天気図(気象庁) 2018年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
◇自家用車を鳥倉林道ゲート前の駐車スペースに駐車。
・最大で30台ほど駐車可能。
・スタート時は自分の車を含めて約15台の車が駐車。下山時は数台車が増えてい増えていました。
・ゲート前までは舗装路。落石に注意が必要です。
コース状況/
危険箇所等
【林道ゲート⇔登山口】
◆およそ2.5kmの林道歩きです。最後の200〜300m(?)を除いて舗装路です。
【登山口⇔豊口山間のコル】
◆土のクッションがある程度効いた樹林帯のトレイルを歩きます。
【豊口山間のコル⇔三伏峠】
◆ちょっとした岩を乗り越える所が数ヶ所あります。雨の日はスリップ注意です。
◆木の橋や階段の上を歩く所があります。濡れていると滑りやすいので、注意が必要です。
【三伏峠⇔塩見小屋】
◆三伏山と本谷山への登り下りがあるので、水平移動というわけではありませんが、標高はたいして稼げません。塩見新道との合流点手前が急坂といえば急坂ですが、全体的にはゆったりとした歩きやすい道です。
▼残雪が残っている区間もありましたが、雪が緩んでおり、滑り止めは必要ありませんでした。ルートであることを示すテープが一定間隔で付けられているので、ルートが分からなくなるということもありません。
▼シーズン前ということもあって、倒木が道をふさいでいるところが数か所ありました。
【塩見小屋⇔塩見岳】
◆岩稜帯となるので、トレッキングポールをしまって、手をフリーにしておいたほうが安全に素早く上り下りすることができます。
◆一部ザレているところがあるので、スリップしないように、落石を起こさないように注意する必要があります。
その他周辺情報 ☆信州まつかわ温泉清流苑で入浴&食事。
・大人500円。
鳥倉林道ゲートから、しばらくは退屈な林道歩き。
2
鳥倉林道ゲートから、しばらくは退屈な林道歩き。
シロバナヘビイチゴ
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シロバナヘビイチゴ
鳥倉林道登山口に到着。
2
鳥倉林道登山口に到着。
朝日が射し込む林を登っていく。
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朝日が射し込む林を登っていく。
ミヤマハコベ
南アルプスらしいじめついたシラビソの森を登っていく。
4
南アルプスらしいじめついたシラビソの森を登っていく。
カタバミさんは寝ぼけ気味
4
カタバミさんは寝ぼけ気味
中央アルプス
ミヤマエンレイソウ
3
ミヤマエンレイソウ
オサバグサ
苔たちも元気いっぱい
5
苔たちも元気いっぱい
バイカオウレン
水場の水もそれなりに出ていた。
3
水場の水もそれなりに出ていた。
槍穂を拡大。
笠ヶ岳も見えている。
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槍穂を拡大。
笠ヶ岳も見えている。
塩川ルートとの合流点まで登ってきた。
塩川ルートとの合流点まで登ってきた。
仙丈ケ岳と甲斐駒ヶ岳
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仙丈ケ岳と甲斐駒ヶ岳
三伏峠まで登ってきた。
ここで休憩。
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三伏峠まで登ってきた。
ここで休憩。
三伏峠小屋はまだ営業前。
2
三伏峠小屋はまだ営業前。
今回は、この分岐を左手に進む。
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今回は、この分岐を左手に進む。
三伏山手前から烏帽子岳手前のお花畑を見下ろす。
遠くに赤石岳の一部や大沢岳も見えている。
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三伏山手前から烏帽子岳手前のお花畑を見下ろす。
遠くに赤石岳の一部や大沢岳も見えている。
三伏山まであと少し。
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三伏山まであと少し。
三伏山に到着。
三伏峠小屋を見下ろす。
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三伏峠小屋を見下ろす。
中央アルプスは早くも雲に包まれつつある。
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中央アルプスは早くも雲に包まれつつある。
先に進みます。
白峰三山を拡大。
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白峰三山を拡大。
遠くに見えた富士山の頭を拡大。
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遠くに見えた富士山の頭を拡大。
本谷山までやってきた。
ここで少しゆっくりした。
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本谷山までやってきた。
ここで少しゆっくりした。
烏帽子岳や小河内岳の向こうに、悪沢岳や荒川岳が見えている。
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烏帽子岳や小河内岳の向こうに、悪沢岳や荒川岳が見えている。
倒木が道を塞いでいる所も数か所あった。
倒木が道を塞いでいる所も数か所あった。
塩見岳を見やる。
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塩見岳を見やる。
権右衛門山をトラバースする区間は雪が多く残っていた。
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権右衛門山をトラバースする区間は雪が多く残っていた。
塩見新道との合流点
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塩見新道との合流点
南アルプス北部。
だいぶ雲が多くなってきた。
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南アルプス北部。
だいぶ雲が多くなってきた。
間ノ岳と農鳥岳を少し拡大。
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間ノ岳と農鳥岳を少し拡大。
間ノ岳を拡大。
農鳥岳を拡大。
ハイマツ帯を登っていく。
青空の青さが目に沁みる。
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ハイマツ帯を登っていく。
青空の青さが目に沁みる。
塩見小屋と塩見岳
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塩見小屋と塩見岳
この写真に写っているコルで休憩。
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この写真に写っているコルで休憩。
仙塩尾根南部を見ながら、少しゆっくりした。
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仙塩尾根南部を見ながら、少しゆっくりした。
遠くに見えた甲斐駒ヶ岳を拡大。
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遠くに見えた甲斐駒ヶ岳を拡大。
南アルプス南部方面
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南アルプス南部方面
岩稜帯に突入。
ここからが楽しくなってくる。
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ここからが楽しくなってくる。
悪沢岳と荒川岳を拡大。
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悪沢岳と荒川岳を拡大。
岩稜帯を登っていく。
3
岩稜帯を登っていく。
塩見小屋を見下ろす。
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塩見小屋を見下ろす。
塩見岳に到着!
少し到着が遅れ、絶景は楽しめなかった。
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塩見岳に到着!
少し到着が遅れ、絶景は楽しめなかった。
東峰にも足を延ばした。
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東峰にも足を延ばした。
ガスに包まれる蝙蝠岳
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ガスに包まれる蝙蝠岳
塩見岳本峰(西峰)に戻り、休憩。
塩見岳本峰(西峰)に戻り、休憩。
ミヤマキンバイ
局所的に雨が降る予報だったので、さっさと下ることに。
局所的に雨が降る予報だったので、さっさと下ることに。
塩見岳にぶつかる雲
3
塩見岳にぶつかる雲
この辺りは少しザレているため慎重に歩く。
この辺りは少しザレているため慎重に歩く。
赤色チャート
再び顔を出した青空をパチリ。
2
再び顔を出した青空をパチリ。
ミヤマキンバイは咲き始め。
高山の花のシーズンはこれからだ。
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ミヤマキンバイは咲き始め。
高山の花のシーズンはこれからだ。
時折、太陽が顔を出すが、
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時折、太陽が顔を出すが、
塩見岳は雲に包まれたまま。
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塩見岳は雲に包まれたまま。
ミヤマタンポポ
キバナノコマノツメ
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キバナノコマノツメ
ヒメイチゲ
三伏峠に戻ってきた。
張られているテントが増えていた。
1
三伏峠に戻ってきた。
張られているテントが増えていた。
若葉を愛でながら下っていく。
1
若葉を愛でながら下っていく。
登山口近くのシダが生い茂るエリアまで下ってきた。
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登山口近くのシダが生い茂るエリアまで下ってきた。
この小さな花は何でしょう?
2
この小さな花は何でしょう?
暦に合わせてか、雲も夏雲らしくなってきた。
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暦に合わせてか、雲も夏雲らしくなってきた。
ヤマハタザオ?
ゲートまで戻ってきた。
2
ゲートまで戻ってきた。

感想

鳥倉林道ゲートから塩見岳を往復してみることにした。
このルートを歩くのは6年ぶり。

この日は、南アルプス近辺は昼頃から曇りがちとなり、局所的に雨が落ちるかもしれない予報。
予報通りに、塩見岳に到着したころには雲に包まれて、展望が無くなっていた。
あと1時間、いやあと30分早く登ることができれば、絶景を堪能できたかと思うとなんだか少し損をした気分だ。
しかし、ガスに包まれている高山を歩くのも嫌いではない。
白い霧に包まれ、幻想感を増していく山岳風景は、何とも言えない感動を与えてくれる。そして、水分を多く含んだ空気がひんやりと顔を撫でる感じ、吸い込んだ心持ち冷たい空気が鼻腔に拡がっていく際に感じる独特の匂いの刺激、どちらも好きな感覚だ。

久しぶりに南アルプスを歩き、何とも言えない充実感を味わうことができた。
緑深き、苔むした森。長い樹林帯を終え、ハイマツ帯から得られるご褒美的な展望。
そういえば、昼前にガスに包まれ展望が無くなるのも夏の南アルプスらしい。
どれも懐かしく、南アルプスに戻ってこれたことを実感できて、なんだか嬉しかった。
越冬地から戻ってきた渡り鳥はこんな気持ちだろうか。
輝く季節が待っている。そんな予感がした。

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コメント

山頂付近でお会いしたものです
たぶん、夕方に雨が降るかもしれないと情報をいただいたものです。
そして、
コメントいただいたものです。
写真をみるだけで、余裕をもって、ゆっくり静かに登山を楽しまれているようすがわかりますね。
それでもとてもお早い。
またどこかでお会いしたら、よろしくお願いします。
2018/6/3 19:17
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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