不帰嶮 杓子岳、白馬鑓ヶ岳、唐松岳

2018年06月30日(土) 〜 2018年07月01日(日)

• GPS: 34:03
• 距離: 26.8km
• 登り: 3,075m
• 下り: 2,766m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:11
• 休憩: 0:34
• 合計: 10:45

4:55 猿倉登山口駐車場
4:58 5:03 猿倉荘
6:05 6:06 白馬尻荘
6:08 6:09 白馬尻小屋
9:04 9:08 岩室跡
9:54 10:04 避難小屋
11:16 11:24 白馬岳頂上宿舎
11:36 11:36 丸山
13:24 13:28 杓子岳
14:50 14:50 鑓ヶ岳
15:17 15:18 鑓温泉分枝
15:40 天狗山荘

2日目

• 山行: 10:47
• 休憩: 1:14
• 合計: 12:01

2:54 天狗山荘
4:36 4:47 天狗ノ大下り
5:16 5:23 不帰キレット
5:47 5:50 不帰嶮（不帰一峰）
6:31 6:54 不帰嶮（不帰二峰北峰）
7:14 7:15 不帰嶮（不帰二峰南峰）
8:04 8:23 唐松岳
8:45 8:45 唐松岳頂上山荘
8:51 8:51 牛首
9:46 9:46 大黒岳
10:59 10:59 白岳
11:00 11:00 遠見尾根分岐
11:05 11:12 白岳
12:05 12:05 西遠見山
12:53 12:53 大遠見山
13:32 13:35 中遠見山
13:54 13:54 小遠見山
14:55 白馬五竜アルプス平

天候

6/30　晴れ⇒曇り⇒雨
7/1　晴れ

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

猿倉に駐車（無料）
五竜テレキャビン（片道1000円）
エスカルプラザ⇒猿倉　タクシー（4900円）
アルプス第一交通　0261722221

コース状況／危険箇所等

登山届ポスト　猿倉荘前にあり。
・猿倉荘〜　夏道　危険個所なし
・白馬尻小屋〜　雪渓　トラバース一か所あり
12本爪アイゼン（装着率高い）＋ストック or ピッケル
最低限の荷物にするなら、ピッケルか？（滑落停止ができる前提で）
アイゼンは6本爪で大丈夫だと思いました。
落石あり、主稜の沢から雪崩もありましたので注意が必要です。
・白馬岳頂上宿舎〜　夏道　天狗山荘手前は雪渓になっており、赤い布が巻かれている石が道標になっている
・天狗山荘〜　夏道　危険個所なし
・天狗の大下り〜（不帰キレット）　夏道　整備されていないので落石注意　はしご、鎖など多数　残雪は少々あるがリスクは低い　
・唐松岳〜　夏道　牛首（唐松からすぐ）は鎖多数　落石注意 基本降りのルートになります
・白岳〜　基本夏道　残雪で数か所覆われている　西遠見山を下るぐらいまでは鎖もあり。アルプス平までが長い

状況は常に変わりますので、適宜の装備を自己判断でお願い致します

その他周辺情報

天狗山荘　テント泊　1000円/人
郷の湯　600円

写真

6/30 4:32

良い天気は朝のうちだけ

6/30 4:58

猿倉荘

6/30 5:21

ウツギ

6/30 5:26

こういうところはね、男らしく直進ですよ。間違っても左の橋は渡りません。

6/30 6:08

キヌガサソウ

6/30 6:08

まだ営業はしていませんでした

6/30 6:28

久し振りに大雪渓に入ります。ここへ来ると急に空気が冷たくなります。

6/30 7:26

9:00頃右の沢（デブリがあるところ）から雪崩があったのを上部から確認しました。遠くにいても大きな音がするのですぐにわかります。

6/30 9:32

いい景色。過去を振り返ります。

6/30 9:49

トラバース　下から見るのとこの場所から見るのとでは違いますね。私は6本爪で通過。慎重に行けばなくても大丈夫です。

6/30 10:31

杓子岳

6/30 10:31

ハクサンイチゲ

6/30 11:07

ウルップソウ 得撫草？

6/30 11:24

白馬岳は4月に登ったので、今回はスルーして唐松岳方面にさっさと向かう。多少バテているため、体力を温存したいので向かいました。

6/30 11:35

杓子岳と鑓ヶ岳…徐々にガスに巻かれていきます

6/30 11:58

立山連峰は天気が良さそう
白と緑のコントラストが良いです

6/30 12:03

この辺で睡魔に襲われ、登山道のど真ん中でお昼寝をしました。とても気持ちの良いお昼寝でした。

6/30 13:24

ガスで視界を遮られた杓子岳。何も見えない。頂上のサインの杓子の文字もよく見えません。

6/30 13:43

6/30 13:46

杓子岳と鑓ヶ岳の間のコル。　
ここで石の色が突然変わります。なんだかとてもきれいです。この後は雨が降り、カッパを着てとぼとぼと歩を進める。

6/30 14:50

白馬鑓ヶ岳
やはり視界なし

6/30 14:50

振り返って白馬鑓ヶ岳

6/30 15:17

鑓温泉への分枝。天狗山荘まではあと少しか?

6/30 15:19

左の雪渓の上の方に天狗山荘があります。今日はあそこで一泊です。

6/30 15:31

オスの雷鳥が…一羽ボッチ

6/30 15:31

子育てはしないのですかー？

6/30 16:22

6/30より営業開始の天狗山荘
今年のビジターは私が一人目で、何だか嬉しくなりました。

6/30 16:27

テン場は雪に覆われています。辛うじて3張りできるぐらいでした。
このあと土砂降り後暴風でテントごと飛ばされるかと思いました。

6/30 16:54

ちょっと晴れ間が…すぐにガスりましたが

6/30 16:55

テントのすぐ近くに雷鳥が…

7/1 3:20

天狗の頭

7/1 3:42

夕方ではなく朝です

7/1 3:44

なんとも表現しがたい空の表情です。

7/1 4:06

こんな景色は1年に何回見ることができるのでしょうか?

7/1 4:13

美しく紅き空模様

7/1 4:16

刻一刻と表情を変えます

7/1 4:17

こんなに綺麗な日の出はなかなかないのではないのでしょうか？

7/1 4:18

立山連峰上腔の雲の色も変わってきました

7/1 4:24

綺麗な空です。

7/1 4:26

Sunrise!!

7/1 4:33

モルゲンロートには至りませんでした

7/1 4:35

天狗の大下り　ワクワクがとまりません
不帰キレットのはじまりはじまり

7/1 4:47

ミヤマダイコンソウ

7/1 5:37

こうして見ると、天狗の大下りは結構エグイ エゲツない斜面です。

7/1 5:48

不帰一峰の頭

7/1 5:59

聳える二峰。どんなコースなのかワクワクします。

7/1 6:02

どこを登るんだ？

7/1 6:06

鎖が多くなってきました。

7/1 6:10

でも…ワタシ、鎖使わないので

7/1 6:10

こういうルートは久しぶりで楽しいです。

7/1 6:15

これ登るように見えますが、トラバース気味のはしごです。

7/1 6:16

あまり伝わらない？高度感

7/1 6:18

ひひひひひっ

7/1 6:18

アップダウンがなかなか。左の奥が天狗の大くだり

7/1 6:18

まるで屏風のような雪の塊

7/1 6:20

奥には劒岳が見えますな。

7/1 6:22

イワヒゲ

7/1 6:25

錆がしっかり付いています　誰かが踏んだ感じはしません

7/1 6:26

聳えてる感ありますな

7/1 6:33

唐松岳　不帰嶮　白馬岳

7/1 6:48

いやー楽しいことこの上ない

7/1 6:48

不帰二峰北峰

7/1 6:48

劒岳がではなく立山の方も見えてきたー

7/1 6:49

ピントがちょいズレ

7/1 7:00

過去を振り返りますぜ

7/1 7:02

チングルマ

7/1 7:08

ツガザクラ

7/1 7:10

随分黒くなった劔岳

7/1 7:11

不帰二峰南峰

7/1 7:11

何度も過去を見返してしまいます。

7/1 7:24

かわいいヤツらがいます。超癒し系です。
この大きさでも足先まで毛に覆われているんですね

7/1 7:25

そそくさと逃げて行きました。子どもたちは初めて人間を見たかも…

7/1 7:30

ハクサンシャクナゲ

7/1 7:43

唐松頂上山荘

7/1 8:00

振り返る

7/1 8:01

まだこんな時間かー五竜まで行っちゃおうかなー予定にはないけどねー

7/1 8:07

唐松岳頂上。

7/1 8:09

4月に登った五竜岳

7/1 8:11

今回のお荷物最大19kg←アホ。天狗山荘まで6リットルの水を担ぎ上げたので、結構しんどかったです。

7/1 8:18

カッコつけてます。

7/1 8:27

どうするかなー行っちゃおうかなー

7/1 8:32

立山ファミリーが良く見えます

7/1 8:36

そして今回の縦走路。

7/1 8:43

時間は早い…ここから白岳方面は歩いたことがないので…残雪シーズン縦走できるかと初心者でも歩けるかの偵察を兼ねて…予定外行動に…
予定外行動はやめましょうと言いつつ行ってしまいました。

7/1 9:18

よし行くぜ五竜…と言っても五竜岳には登りません。遠見尾根までのコースの確認です。

7/1 9:32

2時間ぐらいかなと…見積もりを誤ったか…遠い…

7/1 9:47

思いの外長い…(-_-)

7/1 10:33

北アルプスのシャクナゲはこれから

7/1 11:12

あー長かった。ここからアルプス平までも長いんだよなー

撮影機器：

α7R ILCE-7R SONY

OLYMPUS STYLUS TG-830 Tough オリンパス

感想

tetsuraw

この時期不帰嶮を選んだ理由。
この時期八方から猿倉までのバスがないため（7/7から運行※要確認）人が少ないのでは？と予測し足を踏み入れることにした。予測は的中し、白馬岳頂上宿舎からは人が全然おらず、眠くなり登山道の真ん中で寝ても大丈夫なぐらいでした。天狗山荘でも一人目のビジターと女将さんに言われ、少々嬉しくなりました。今回天狗山荘はやっていると思っていなかったので、水も何もかもを担ぎ上げた結果なかなか疲れました。人が少なかったせいか、テン場にも雷鳥がいて鳴きながら歩いてもいました。天狗山荘で不帰嶮方面の情報収集をしましたが、偵察に行っていないとのことでノーインフォメーションでしたが、もともとアテにしていなかったので、早めに出てじっくり歩こうと決めていて、そうしました。久々の岩と鎖のルートを楽しむことができました。そして今回テントではなく軽量化目的でツエルトでいこうかと思っていましたが、雨や風が酷かったのでやめて良かったです。
時期は関係ないが栂池から白馬岳、五竜から冷地山荘、蓮華岳から針ノ木岳は踏破しているので、残りを繋げたい気持ちもあった。それが間違い？の始まり。唐松岳に着いたのがおよそ8時。そこで脳裏を過ったのが、唐松岳頂上山荘から白岳までの偵察。行けば好みではない遠見尾根を歩かなければならないのは承知の上。時間とお金の節約になると思い行ってしまった。この記録をしているときは行って良かったと思っているが、歩いているときは失敗したと思いました。