針ノ木岳スバリ岳 扇沢周回

2018年07月13日(金) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 19.4km
• 登り: 2,227m
• 下り: 2,127m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:24
• 休憩: 1:30
• 合計: 10:54

4:27 柏原新道登山口
5:10 5:10 ケルン（柏原新道）
6:02 6:02 水平岬
6:38 6:50 種池山荘
7:47 7:54 岩小屋沢岳
8:19 8:33 新越山荘
9:03 9:11 鳴沢岳
9:50 10:00 赤沢岳
11:24 11:32 スバリ岳
12:08 12:16 針ノ木岳
12:47 13:04 針ノ木小屋
14:27 14:33 大沢小屋
15:21 扇沢駅

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス

行き：毎日アルペン号
帰り：路線バス→長野から新幹線

コース状況／危険箇所等

針ノ木雪渓はまだ夏道ではありません。アイゼンは必須です。
針ノ木岳から針ノ木小屋にも小雪渓があります。アイゼンがあったほうがいいですが、なくても何とかなります。
スバリ岳から針ノ木岳の登りの際に登山道がわかりにくく道を間違えました

その他周辺情報

登山後の温泉は、大町温泉郷の薬師の湯を利用しました。

写真

7/13 4:27

柏原新道入口
4:30ですがだいぶ明るいです。ヘッデンなしで登山開始

7/13 4:49

柏原新道は歩きやすい登山道

7/13 4:49

大町方面は晴れています

7/13 5:09

針ノ木岳方面はガスが…

7/13 5:12

ケルンのあたりで崩落個所があります。
登山には問題ありません

7/13 5:54

石畳、歩きやすいです。

7/13 5:59

水平道、なんて歩きやすい登山道でしょう。

7/13 6:18

途中雪渓がありますが、ステップがきってあるので問題なし。

7/13 6:38

種池山荘に到着。ガスガスですな。

7/13 6:40

妻に作ってもらったおにぎりで朝食です。

7/13 7:33

岩小屋沢岳をめざします。途中、崩落のようなキレている箇所があります。慎重に歩けば問題ありません。

7/13 7:36

ここも。

7/13 7:47

岩小屋沢岳。ガスで展望ゼロです。

7/13 8:02

新越岳方面は崩落中のようです。

7/13 8:05

扇沢は終始見えるんだけど、山頂側はずっとガスです。

7/13 8:08

猿に出会いました。登山道に糞があったりして気にはなっていたのですが、ガサガサっとしてもしかして熊か！と思ったら猿でした。数匹いました。

7/13 8:19

新越山荘に到着。なんと、ここでアイゼンを忘れたのに気づきます。雪渓情報を聞き、針ノ木小屋でレンタルがあるとのことなので、安心しました。問題は針ノ木岳から針ノ木小屋までの雪渓ほどうするか。前日にも滑落者がでたようです。不安のまま先に進みます。

7/13 9:03

鳴沢岳に到着。もうフラフラです。

7/13 9:14

そして展望もなし。苦行だな。

7/13 9:15

と思ってたら雲がとれてきました！

7/13 9:16

よしよし、先が見えてきたぞ。テンションがあがってきます。

7/13 9:16

立山方面ももう少しで雲がとれそう。

7/13 9:18

じわじわ雲がなくなっていきます。

7/13 9:27

展望も見え始め、北アルプスの縦走っぽくなってきました。

7/13 9:50

赤沢岳に到着。一応、百高山ゲット。
雲が多いけどさっきよりまし。

7/13 9:53

妻のおにぎりで元気をだそう。

7/13 10:24

さぁ、スバリ岳が見えてきました！
かっこいいです。

7/13 10:25

黒部湖もうっすら。

7/13 10:28

ガスがとれたました。
テンションがあがります。

7/13 10:34

立山連峰の雲はとれないようです。

7/13 10:37

途中、崖もあり。

7/13 10:37

キレてる縦走路も。

7/13 11:07

蓮華岳も見えます。
今回、行きたかったんだけどな…

7/13 11:12

これまで登ってきた赤沢岳方面の稜線。
山頂付近の雲がなかなかとれない。

7/13 11:24

スバリ岳到着。
もう、フラフラ。しかもガスだな。

7/13 12:08

一気に針ノ木岳へ。
あとは雪渓を通って下山のみ。
蓮華岳をめざしたかったのですが、時間と体力の限界で今回はパスで。

7/13 12:16

スバリ岳方面

7/13 12:33

針ノ木小屋までに何度か雪渓を渡ります。
アイゼンがなく不安だったのですが、ステップがきってありなんとかなりました。

7/13 12:40

スバリ、赤沢岳方面

7/13 12:42

雷鳥発見！

7/13 12:42

トコトコ逃げていきます。癒してくれますね。

7/13 12:47

針ノ木小屋に到着。
アイゼンを500円でレンタルできました。助かります。

7/13 12:46

いやーきれいですね。

7/13 13:03

吸い込まれそう。赤い線をたどっていきます。

7/13 13:04

アイゼンも装着。4本刃なのでちょっと頼りないですが、当然ないよりまし。小屋に感謝です。

7/13 13:09

こうみると斜度がすごいですね。

7/13 13:38

鯉のぼりが誘導。一匹だけであとはピンクの旗。

7/13 13:56

雪渓が割れている箇所もあります。怖いですね。

7/13 14:27

大沢小屋に到着。
雪渓が終わってから大沢小屋まで小刻みにアップダウンがあり、もうクタクタです。しかも歩きずらい。柏原新道がとても歩きやすいのがうかがえます。

7/13 14:51

草木も生い茂り。

7/13 14:57

何度か徒渉点があり。

7/13 14:57

草木はずっと生い茂ってます。

7/13 15:06

しばらくすると開けた場所に（ヘリポート？）でます。

7/13 15:06

登山道としては終りなのですが、しばらく、建設用の道路を併用しながら扇沢まで歩きます。

7/13 15:21

扇沢に到着！

撮影機器：

Xperia X Compact SO-02J docomo SONY

感想

caramelman28

・登山前半はガスに覆われ、テンション下がり気味でしたが、途中から少しずつ晴れてきて展望もよくなり元気がでてきます。

・柏原新道はアルプスの中でもかなり歩きやすい登山道だと思います。標高差1000mを一気に登れます。

・新越山荘でアイゼンを忘れているの気づきました。山荘の小屋番の方に聞くと針ノ木小屋でレンタルしているとのことで安心しましたが、問題は針ノ木岳から針ノ木小屋までの小雪渓を渡れるか。昨日も滑落者がでたよう。結果的にはステップがきってありアイゼンなしでも問題はありませんでした。命にかかわることなので反省します。

・針ノ木岳の登りの際に登山道をロストしました。ペンキマークも少なく、道を間違えて滑落しそうなガレ場へ。すぐに気づき修正して登山道に戻ります。疲れて下を向いて歩いていたせいか焦りました。ペンキマークも少ないので確実なルーファイが必要です。

・レンタルしたアイゼンは4本爪の軽アイゼンなので針ノ木雪渓はズルズル滑りながら下りていきます。

・雪渓が終わり、沢沿いを歩いていくのですが、小刻みにアップダウンがあり、また舗装も行き届いてなく、疲れた体に更に追い打ちをかけて体力を奪っていきます。草木も生い茂り、肌にバサバサ当たり歩きにくいです。

・当初は蓮華岳もいけるかなと思っていましたが、そんな体力もなく、時間も押し迫ってきたので蓮華岳はまた次回としました。

・今回の山行は4ピークありアップダウンも激しいです。ピークを目指すたびにフラフラになり嫌気がさしてきますが、展望が晴れてその縦走路を見ると疲れが吹き飛ぶというか登って良かったという気持ちになります。北アルプスの縦走を一日で味わうには良いルートだと思います。