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Yamareco

記録ID: 1542787
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ハイキング
奥秩父

南大菩薩/黒岳/2年前に悪天候で諦めたルートに再挑戦

2018年07月31日(火) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
7.3km
登り
510m
下り
524m

コースタイム

出発9:05−取付き9:20〜9:30−1670m圏コブ9:55−1700m圏コブ10:05−1750m圏コブ10:20〜10:50−小沢に入る11:10−小沢から離れる11:30−尾根に乗る(1850m圏コブ東コル)11:45−倒木帯11:55〜12:05−縦走路合流(黒岳南肩)12:20−黒岳頂上12:30〜13:15―川胡桃沢ノ頭13:55〜14:05−1810m圏コブ14:35〜15:00−1750m圏15:10−大平(1747mコブ)5:45〜16:15−1720m圏コブ16:25−日川林道16:40−ゴール17:05
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道20号線で笹子トンネルを勝沼側に抜け、景徳院入口の交差点で右折、県道218号線に入る。やまと天目山温泉の先で焼山沢林道、引き続き日川林道に入る。湯ノ沢峠林道の分岐点に広い空地があるのでここに停めた。
コース状況/
危険箇所等
黒岳の南肩から西に伸びる尾根(黒岳西尾根と仮称)を登る。断続的に踏跡(獣道?)はあるが、道標やテープ類は皆無。
黒岳から川胡桃沢ノ頭まで縦走路を歩く。
川胡桃沢ノ頭から西に伸びている間ノ尾根を降りる。不明瞭ながら踏跡はある。道標は無いが赤テープが散見される。
湯ノ沢峠林道を800m程歩き、法面の5m程先、篠竹の密藪に獣道らしい一筋の切れ目があったので、ここから黒岳西尾根に取付く
2018年07月31日 09:29撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/31 9:29
湯ノ沢峠林道を800m程歩き、法面の5m程先、篠竹の密藪に獣道らしい一筋の切れ目があったので、ここから黒岳西尾根に取付く
切れ目の足元は良く踏まれて明瞭だが、篠竹の隙間は狭く、藪を掻き分けたり掴まったりして登る
2018年07月31日 09:30撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/31 9:30
切れ目の足元は良く踏まれて明瞭だが、篠竹の隙間は狭く、藪を掻き分けたり掴まったりして登る
篠竹の密藪に悪戦苦闘するが、30m程で終わって草藪に変わる。腰高の草の中に微かに獣道らしい踏跡が続いているのでこれを辿る
2018年07月31日 09:37撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/31 9:37
篠竹の密藪に悪戦苦闘するが、30m程で終わって草藪に変わる。腰高の草の中に微かに獣道らしい踏跡が続いているのでこれを辿る
踏跡は左側山腹の篠竹の藪を上って行く。取付きの密藪より、足元も藪の切れ目も幅があるので楽に登れる
2018年07月31日 09:45撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/31 9:45
踏跡は左側山腹の篠竹の藪を上って行く。取付きの密藪より、足元も藪の切れ目も幅があるので楽に登れる
西尾根に乗ると、境界標識が点在する幅1m近い切開きが竹藪の中を通っていた。しかし10cm近い竹の切株が残っていて歩きにくい
2018年07月31日 09:52撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/31 9:52
西尾根に乗ると、境界標識が点在する幅1m近い切開きが竹藪の中を通っていた。しかし10cm近い竹の切株が残っていて歩きにくい
1670m圏コブで西尾根は東に向かって折れ、切通しも境界標識も続く
2018年07月31日 09:56撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/31 9:56
1670m圏コブで西尾根は東に向かって折れ、切通しも境界標識も続く
やっと竹藪が終わると、やがて1700m圏コブに着く。右寄りの草原に向かって獣道が斜上しているのでこちらを辿る
2018年07月31日 10:09撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/31 10:09
やっと竹藪が終わると、やがて1700m圏コブに着く。右寄りの草原に向かって獣道が斜上しているのでこちらを辿る
草原は次第に草深くなるが、微かな獣道が続いているのでこれを辿る
2018年07月31日 10:12撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/31 10:12
草原は次第に草深くなるが、微かな獣道が続いているのでこれを辿る
草原を右上へ斜上してから樹林に入る。どこでも歩ける林間を突き上げると1750m圏コブに着く
2018年07月31日 10:19撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/31 10:19
草原を右上へ斜上してから樹林に入る。どこでも歩ける林間を突き上げると1750m圏コブに着く
この先は幅広い明瞭な踏跡が続き、東隣にある同じ標高の1750m圏コブとの鞍部に緩やかに降りていく
2018年07月31日 10:51撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/31 10:51
この先は幅広い明瞭な踏跡が続き、東隣にある同じ標高の1750m圏コブとの鞍部に緩やかに降りていく
踏跡は2つ目の1750m圏コブの北側を巻いているので、これを辿る
2018年07月31日 10:53撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/31 10:53
踏跡は2つ目の1750m圏コブの北側を巻いているので、これを辿る
巻き終わって、1740m平坦地への上りになると、再び篠竹の藪が現れたが、明瞭な踏跡が続いている
2018年07月31日 10:57撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/31 10:57
巻き終わって、1740m平坦地への上りになると、再び篠竹の藪が現れたが、明瞭な踏跡が続いている
1740m平坦地が終わると、いよいよ黒岳本峰への急登が始まるが、踏跡は左へとトラバースしているので、これを辿ることにする
2018年07月31日 11:06撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/31 11:06
1740m平坦地が終わると、いよいよ黒岳本峰への急登が始まるが、踏跡は左へとトラバースしているので、これを辿ることにする
開けた谷間に緩やかに降りて行き、小沢を横切る。この右岸に踏跡を見かけたので、しばらくはこの小沢を遡ることにする
2018年07月31日 11:12撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/31 11:12
開けた谷間に緩やかに降りて行き、小沢を横切る。この右岸に踏跡を見かけたので、しばらくはこの小沢を遡ることにする
浅い谷筋の右岸を上る。微かながら踏跡(獣道?)が続く
2018年07月31日 11:25撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/31 11:25
浅い谷筋の右岸を上る。微かながら踏跡(獣道?)が続く
標高1770m辺りで左岸の急な山腹に獣道が見えた。沢筋には巨岩が積重なって行く手を遮っているので、右の尾根にルートを移すことにする
2018年07月31日 11:32撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/31 11:32
標高1770m辺りで左岸の急な山腹に獣道が見えた。沢筋には巨岩が積重なって行く手を遮っているので、右の尾根にルートを移すことにする
獣道らしいが、明瞭な踏跡が急な山腹をジグザグに上って行く
2018年07月31日 11:35撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/31 11:35
獣道らしいが、明瞭な踏跡が急な山腹をジグザグに上って行く
登り切って尾根に乗った地点は1850m圏コブの東側コルだった。予定のルートに戻ったが、忠実に尾根を詰めて来るより遥かに楽だった
2018年07月31日 11:43撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/31 11:43
登り切って尾根に乗った地点は1850m圏コブの東側コルだった。予定のルートに戻ったが、忠実に尾根を詰めて来るより遥かに楽だった
標高1880m付近から倒木帯となる。障害物競争さながらに、倒木を避けたり乗り越えたりで手間取る
2018年07月31日 12:01撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/31 12:01
標高1880m付近から倒木帯となる。障害物競争さながらに、倒木を避けたり乗り越えたりで手間取る
倒木地帯が終わって最後の急斜面の上りとなる。丈の低い草地に微かに獣道が続く
2018年07月31日 12:09撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/31 12:09
倒木地帯が終わって最後の急斜面の上りとなる。丈の低い草地に微かに獣道が続く
草が無くなった樹林中の急斜面を突き上げる。どこでも歩けるが、縦横に走る獣道を拾いながら上を目指す
2018年07月31日 12:15撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/31 12:15
草が無くなった樹林中の急斜面を突き上げる。どこでも歩けるが、縦横に走る獣道を拾いながら上を目指す
主稜線を通っている縦走路に飛び出した。黒岳の南肩で標高1940m地点
2018年07月31日 12:20撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/31 12:20
主稜線を通っている縦走路に飛び出した。黒岳の南肩で標高1940m地点
登って来た西斜面を見下ろす。何の特徴も無い一様な急斜面で、ここを下りる時には下降点の選択が難しいだろう
2018年07月31日 12:21撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/31 12:21
登って来た西斜面を見下ろす。何の特徴も無い一様な急斜面で、ここを下りる時には下降点の選択が難しいだろう
縦走路を北上する。奥秩父らしい原生林の中に良く踏まれた登山道が続く
2018年07月31日 12:25撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/31 12:25
縦走路を北上する。奥秩父らしい原生林の中に良く踏まれた登山道が続く
縦走路との合流地点から距離200m程で黒岳の頂上に着いた。山名板や道標が並んでいる。木々に囲まれて眺望は利かない
2018年07月31日 12:29撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/31 12:29
縦走路との合流地点から距離200m程で黒岳の頂上に着いた。山名板や道標が並んでいる。木々に囲まれて眺望は利かない
1987.5mの三角点。折れた標柱には小数点以下を四捨五入して表示されている
2018年07月31日 12:30撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/31 12:30
1987.5mの三角点。折れた標柱には小数点以下を四捨五入して表示されている
さあ下山だ。縦走路を北上する。3日前に台風12号が東から西へ逆走し、この暴風で倒れたシラビソの大木が登山道を塞ぐ
2018年07月31日 13:18撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/31 13:18
さあ下山だ。縦走路を北上する。3日前に台風12号が東から西へ逆走し、この暴風で倒れたシラビソの大木が登山道を塞ぐ
頂上から3分程で大峠への分岐
2018年07月31日 13:19撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/31 13:19
頂上から3分程で大峠への分岐
良く踏まれた立派な登山道が続く
2018年07月31日 13:44撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/31 13:44
良く踏まれた立派な登山道が続く
また台風で倒れた木が道を塞ぐ。僅かな距離に3本目。この写真は通り過ぎてから撮ったが、東から吹いた暴風で常に西側に倒れている
2018年07月31日 13:50撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/31 13:50
また台風で倒れた木が道を塞ぐ。僅かな距離に3本目。この写真は通り過ぎてから撮ったが、東から吹いた暴風で常に西側に倒れている
川胡桃沢ノ頭の頂上に着いた。明るい草原で気持ち良い。左の山名板は文字が掠れて判読しにくい
2018年07月31日 13:58撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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7/31 13:58
川胡桃沢ノ頭の頂上に着いた。明るい草原で気持ち良い。左の山名板は文字が掠れて判読しにくい
頂上から北に距離100m程進むと間ノ尾根の下降点。良く踏まれた縦走路から左に踏跡が分かれ、5m程先に赤テープを見る
2018年07月31日 14:08撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/31 14:08
頂上から北に距離100m程進むと間ノ尾根の下降点。良く踏まれた縦走路から左に踏跡が分かれ、5m程先に赤テープを見る
低い笹で覆われた緩やかな西斜面を下る。踏跡は笹に隠れて分かりにくいが、どこでも歩けるので尾根筋を辿る
2018年07月31日 14:24撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/31 14:24
低い笹で覆われた緩やかな西斜面を下る。踏跡は笹に隠れて分かりにくいが、どこでも歩けるので尾根筋を辿る
笹原が終わると標高1920m圏で南に向きを変えて尾根らしくなる。明瞭な踏跡が付いている
2018年07月31日 14:29撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/31 14:29
笹原が終わると標高1920m圏で南に向きを変えて尾根らしくなる。明瞭な踏跡が付いている
標高1870m圏で平坦になり、西に右折して急斜面を降りる。踏跡も不明瞭で要注意地点。やがて写真の1810m圏コブに着く
2018年07月31日 14:52撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/31 14:52
標高1870m圏で平坦になり、西に右折して急斜面を降りる。踏跡も不明瞭で要注意地点。やがて写真の1810m圏コブに着く
このコブの先、尾根を形成せずに一様な斜面を西に下る。振り返ると微かながら踏跡はあるが、どこでも歩けるので迷走しやすい
2018年07月31日 15:07撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/31 15:07
このコブの先、尾根を形成せずに一様な斜面を西に下る。振り返ると微かながら踏跡はあるが、どこでも歩けるので迷走しやすい
1750m圏平坦地に着いた。真西に同じ標高の大平(1747mコブ)が木の間越しに望める
2018年07月31日 15:08撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/31 15:08
1750m圏平坦地に着いた。真西に同じ標高の大平(1747mコブ)が木の間越しに望める
一旦1700m圏まで下がってから大平に上る。珍しく赤テープを見る
2018年07月31日 15:31撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/31 15:31
一旦1700m圏まで下がってから大平に上る。珍しく赤テープを見る
大平は平坦な頂上。何の標識も無い。地形図では標高1750mを僅かに越えている
2018年07月31日 15:45撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/31 15:45
大平は平坦な頂上。何の標識も無い。地形図では標高1750mを僅かに越えている
大平の頂上から南の肩に降りてから西に向かって下る。踏跡が断続的に続く
2018年07月31日 16:22撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/31 16:22
大平の頂上から南の肩に降りてから西に向かって下る。踏跡が断続的に続く
1720m圏コブに着いた。黒岳西尾根の上り始めで苦しめられた篠竹の藪が再び現れてきた
2018年07月31日 16:26撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/31 16:26
1720m圏コブに着いた。黒岳西尾根の上り始めで苦しめられた篠竹の藪が再び現れてきた
断続的な篠竹の藪の中を踏跡頼りに下って行くと、右下に日川林道が垣間見られ、藪を抜けた先に空地が確認できた
2018年07月31日 16:39撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/31 16:39
断続的な篠竹の藪の中を踏跡頼りに下って行くと、右下に日川林道が垣間見られ、藪を抜けた先に空地が確認できた
林道脇の空地に飛び出した。ヤレヤレである。後は日川林道を1.3km歩けば、湯ノ沢峠林道入口に停めた車に戻ってゴール
2018年07月31日 16:41撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/31 16:41
林道脇の空地に飛び出した。ヤレヤレである。後は日川林道を1.3km歩けば、湯ノ沢峠林道入口に停めた車に戻ってゴール
撮影機器:

感想

2年前の8月に、小金沢山から牛奥ノ雁ガ腹摺山を通って黒岳まで縦走する計画を立てた。登降のルートに一工夫し、上りは小金沢山西尾根を、下りは黒岳西尾根を使う予定だった。共に一般登山道ではなく、地形図を読んで、これなら通れる、と判断したルートである。
当日、小金沢山西尾根を登っていく途中から雨が降り出し、その後も断続的に雨は降り続いた。地形図以外に何の情報もない未知の黒岳西尾根を、視界が利かない雨の中で下ることは危険、と判断し、後半の縦走は諦めて、牛奥ノ雁ガ腹摺山から一般登山道を下った。
それ以来、計画倒れになった黒岳西尾根の踏破が宿題として残った。

今年の夏は異常に暑い。連日猛暑日が続く。南大菩薩の黒岳なら、標高1600m辺りを通る日川林道を使えるので涼しい。そこで避暑を兼ねて、2年越しの宿題を済ませに出かけた。

今回は黒岳西尾根を登りに使い、川胡桃沢ノ頭から西に伸びる間ノ尾根を下った。
黒岳西尾根の取付きは篠竹の密藪に一筋通っている獣道と思しき踏跡を辿った。初っ端から強烈な藪漕ぎで、先が思いやられたが、30m程で抜けられた。その後は大した藪漕ぎをすることもなく、境界杭が打たれた切開きや、断続した踏跡や獣道を辿って行けば良かった。特に標高1740m辺りから踏跡が小沢に入り込んでいるのでこれを辿ったが、正解であった。そのまま急な尾根を突き上げても良かったが、小沢沿いのルートは結果的に楽であった。

振り返って2年前に悪天候の中、この尾根を下ったらどうであったろうか。
今回は上りに使ったからルート探索は楽であり、さほど緊張することは無かった。しかし、これを下るとなると、相当の読図力とカンが必要になるであろう。特に黒岳の南肩から標高1740m地点までの標高差200mが難関であろう。部分的には尾根を形成しているが、多くは何の特徴も無い急な山腹を下ることになる。見通しが利かない雨の中を確実にルート採りすることは至難の業であろう。2年前、ここを降りなくて良かった!

今回は川胡桃沢ノ頭から間ノ尾根を下った。この尾根はバリエーションルートとして紹介されているが、踏跡は不明瞭で、尾根筋はかなり複雑な構成である。特に尾根筋から離れて一様な急な山腹を下る地点では、しばしば迷走しやすい。上りルートで案内されているだけに、ここを下るには高度のルート探索が要求された。

宿題として抱えていた黒岳西尾根の踏破は予想より楽であった。上りとして使ったためであり、獣道に誘われて沢沿いの道を辿って変化も楽しめた。
一方、間ノ尾根は黒岳西尾根より尾根筋が複雑なので、ここの下りは予想以上に厳しかった。地形図を片手に、コンパスや高度計を駆使してルート探索に集中した。

この日も下界はうだる様な暑さだったらしい。でも、お陰で涼しい山の中で、充実した楽しい山行を送ることが出来ました。

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