初冬:鎌ヶ岳(三ッ口尾根〜馬の背尾根)ついでに雲母峰


- GPS
- --:--
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 1,184m
- 下り
- 1,189m
コースタイム
鎌ヶ岳(8:30/9:00)〜白ハゲ(9:30)〜馬の背尾根・雲母の分岐(9:40)〜稲森谷への分岐(10:00)〜雲母峰〜(10:30)
稲森谷への分岐(11:00)〜馬の背尾根分岐(11:35/11:50)〜湯の峰(12:50/13:00)〜馬の背尾根登山口:昼食(13:30/14:10)〜駐車位置(14:40)
天候 | 薄曇り 風が強い一日だった |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
スカイラインは12月15日より冬季閉鎖になるようです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
三ッ口尾根(日陰尾根)の取付き部に杭が立てられました。 馬の背尾根を下りに使用する場合は分岐〜湯の峰間で2ヶ所、湯の峰を過ぎて1ヶ所、枝尾根にそのまま入り込み易い地点が有るので 注意して下さい。 |
写真
感想
三ッ口谷堰堤に出る頃には、すっかり明るくなった。
流れで水を補給して三ッ口尾根(日陰尾根)(警告書類では「打越陰尾根」と書かれてあった)に踏み込む。
木の根のむき出した痩せ尾根を急登しP1に出ると足元が雪でうっすらと白くなる。
P1の岩場を過ぎると笹の下生えが現れるが、尚も続く明確な尾根の急登。
2度ほどザレ場を過ぎると、やがて尾根の傾斜はゆるみ南(左)に向きを変える。
3度目の広いザレを過ぎ、丈の伸びた笹を分けて急登すると、いきなり県境稜線の縦走路に飛び出す。稜線の岩場すぐ下当たりだ。
雪で白くなった稜線を登ると、山頂直下で捲き道が右へ伸びるが、今日はそのまま直下の岩場ルートを選ぶ。
フィックスザイルも鎖も雪ノ下埋もれている。左寄りにルートを取って山頂に出る。
山頂での展望を期待していたが遠望は無理だった。鈴鹿の中部〜南部を展望した後、頂上を岳峠へ下る。
雲母峰への稜線に出ると、風が止みジャケットが邪魔になる。カズラ谷への分岐で薄着に着替え雲母方面へ向かう。
ダラダラの尾根にいきなり岩場が現れ、「白ハゲ」に突き当たる。岩場のザレを左から捲くように過ぎると、すぐに馬の背・雲母の分岐に出る。
時間も早いので雲母峰を往復して来よう。
東に向かって下ると、意外に痩せた尾根が続く。
稼いだ高度を吐き出すような下りがしばらく続くが、雲母に延びる稜線と言っても
慎重を要する場所も多い。鞍部に出ると左から稲森谷のコースを併せる。
時々山腹に絡み尾根筋のアップダウンを避けて、トラバースするようにして行くが、概ね尾根に忠実に辿る。
疎林の尾根が笹から苔の下生えに変わり、広大な斜面を一息登ると小さな台地に出る。
三角点が無ければ、雲母峰ピークと気づかないような山頂だ。
展望も無く、長居する理由もないので早々に来た道を戻る。
鞍部からの登り返しで結構疲れたので、馬の背尾根分岐で小腹を満たしていこう。
少休止の間に風も出てきたので、再びジャケットを着込んで尾根を下る。
馬の背骨のような痩せた尾根の降下が始まる。登りにはあまり使いたくコースだ。
テープ目印も殆ど無い痩せ尾根の下りで、コースに迷うような場所に2度ほど出会う。
慎重に伺うと右に伸びる尾根に踏み跡が延び、要所にはテープ目印も。
痩せ尾根が広いザレの急斜面に変わり、一気に湯の峰のピークを越える。
さらに背骨のような尾根を下り、やがて左山腹へ絡むようにして小尾根へ移り、一気に下ると登山口だ。
ここは観音山遊歩道になるためベンチも備えられている。これで今日初めてゆっくり食事が出来る。
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