竜ヶ岳(遠足尾根-石榑峠) 〜西高東低の山歩き。強風注意


- GPS
- 06:39
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 916m
- 下り
- 919m
コースタイム
天候 | 曇り時々雪 稜線沿い強風(西高東低 京都、名古屋で初雪観測) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山道の最新情報が入手できます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
(遠足尾根道) 最近開設された新しい道です。裏道登山道登山口の徒歩1分ほど手前から取り付きます。取り付きには標識がまもなく取り付けられるとのことです。 (私の読図が間違ってなければ)大日向の西北西標高730mまでは、かなりの急登ですが、踏跡・テープともしっかりしています。 (長尾滝-魚止滝) 山沿いと川沿いの2コースがありますが、川沿いコースは宇賀渓案内所の方曰く荒れているそうです。 |
写真
感想
出発前の天気予報では、西高東低の気圧配置でかなり寒くなり日本海側では雪との予報。天気予報では、東近江市では終日曇り、いなべ市では終日晴れとのこと。
さてどうなるでしょうか?
竜ヶ岳はヤマレコの写真を見て、笹原の雄大さに是非行ってみたかった山だった。また今日は初めて石榑トンネルを通るということでも、楽しみな山行であった。
永源寺ダムから国道の表示板では雪用タイヤ装着と表示されていたが、ノーマルでも問題なかった。途中、佐目谷、茨川林道分岐、銚子ヶ口分岐などの標識が見えてくると嬉しくなる。なんせこの道は私にとっては20年ぶりぐらいの再訪だから。
石榑トンネルが近づいてくると急に道がよくなってきた。
昔、くねくねの421号線を大安町まで抜けたのがうそのような快適さであっという間に宇賀渓に到着した。まるでワープした気分。
宇賀渓の駐車場につくと早速係りの人が集金に。コースのレクチャーをしますとのことで、山行の準備を整えた後、案内所に立ち寄った。ホタカ谷道は先日の台風で荒れているが、通行は可能とのこと。新たに遠足尾根道が開かれ、そちらを使ったほうがホタカ谷道よりも山頂へは早く着けるとのこと。宇賀渓本谷の川沿いの道は荒れていて危険とのこと、など貴重な情報を入手する。入山料200円(駐車の場合無料)だけのことだけあるなと感心する。
遠足尾根の取り付きは、駐車場から約20分。ホタカ谷道分岐の少し手前から取り付く。予想以上のしっかりとした道。道も極力トラバースを繰り返し楽に歩いてもらおうという作者の意図が感じられた。途中で雪が降ってきた。それも下界で見る湿っぽい雪ではなく丸い粒。パラパラと音をたてて降って来た。今日はコースを完踏できるか不安がよぎる。そうはいっても上部の方は、さすがに急登だった。
大日向の西、標高730m付近で遠足尾根の稜線にたつ。(多分)ここからはアップダウンの少ない尾根歩きとなる。途中から笹原に覆われるようになると、まさにイメージの中での竜ヶ岳の風景。相当寒いが気分は晴れる。
途中ホタカ谷道と合流すると、それまで笹を切り開いた道からしっかり踏まれた道に変わる。県境稜線に出るととたんに風が強くなる。ピッケルが欲しいなと思わせるような吹き飛ばされそうな強さだ。さすが西高東低の気圧配置だ。
山頂付近は大荒れだが、下界の名古屋側、滋賀川とも晴れているようだ。琵琶湖とその向こうの湖西まで見えた。頂上は写真撮影もそこそこに風の中道へ下る方面へ少し下り、風をよける。こんな日でも3組の登山者と頂上で会う。
ここから県境稜線を南へ下る。笹原にポツポツと低木があり霧氷が綺麗だ。しばらくなだらかな稜線歩きが続くが、途中から石榑峠まで激下りへと変わる。それまでの鈴鹿北部の雄大なイメージから、御在所の峠道を思わせる道へとイメージを一新させる。
足が痛くなったころ、ようやく石榑峠に到着。ここでも強風で旧国道上のゲートで風除けをし休憩する。
宇賀渓本谷は山コースを歩くが滝で合流する以外は山の巻き道で単調だ。
やはり渓谷美を堪能するなら川沿いのコースでしょうか。
metsさん、寒い中お疲れ様でした。
写真に写る空の色や霧氷の木々、
ちらほら積もる雪・・・風を遮る木々のない草原は、
寒さも倍増ですね。
こんなに一面笹の草原で、
スケールが大きい所だったんですね。
一面笹原という風景もなかなかいいもんです。
大きな木がないので、当然見晴らしもよくなり高度感満点になります。
鈴鹿では、雨乞岳・御池岳なんかも同じような風景です。
そういえば、東おたふく山もこんな山でしたっけ?
西高東低のときは風の影響か、体感温度が一気に下がるので完全防寒が必要ですね。
鈴鹿の主稜線の山々はまだ未踏の場所が多く、竜ヶ岳もその一つです
トンネルでアクセスが良くなったので、近々チャレンジしてみたいと思います
鈴鹿もいよいよ冬到来ですね
今週は我が家もいよいよ雪山に向います
東お多福山は笹の草原に違いはないですが、
あまりにもスケールが違いすぎます。
開放感アリは一緒ですが・・・。
これからの山行きは、
装備に気をつけて行かなければなりませぬなぁ〜。
余談ですが・・・
年内最後の大峰行き計画してましたが、
休日取れずであえなく断念です。
トホホ〜・・・。
私も竜ヶ岳は実は未踏だったと思います。
masaさんのレコを見て行きたくなったのです。
いやあ ほんとに良かったです。
雨乞と違って笹も低いので見晴らしもばっちりですし、
笹漕ぎもしなくてすみます。
鈴鹿は雪少ないですが、武奈ヶ岳はもうばっちり積もってるようですね。
確かにスケールは違いますね
でも、あの開放感は私も好きです。
冬の大峰ですが、これからは厳しくなりますね。
行者還林道は閉鎖ですし、釈迦への林道も台風でダメですし、大峰はトラバース道が多いので冬は怖いですね。
天和山でも目指してみようかなと思います
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