五竜岳 〜八方尾根から遠見尾根へ〜


- GPS
- 07:52
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 1,428m
- 下り
- 767m
コースタイム
- 山行
- 5:41
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 6:26
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
感想
八方池へはこれまで2度散策していますが、今回はその先の唐松から五竜への縦走を計画しました。
八方からゴンドラとリフトを乗り継ぎ、一気に高地へ。
ゴンドラとリフトは待ち時間なく乗れましたが、八方池へ向かう登山道は日曜日ということもありハイカーが多かったです。
登山道の右手には白馬、左手には鹿島槍を望むことができ、気分も高揚。
前半のハイライトは何といっても八方池。
よくポスターで見かける風景が目の前にありました。
三度目の正直で展望にうっとり、しばらく八方池越しの風景を眺めていました。
次第に雲が現れて、水面に映る風景も雲に隠れてしまいました。
八方池から唐松岳までの登りも迷うことはありません。
唐松頂上山荘に着いた時には、正午前になっていましたので、
残念ながら唐松岳への登山は諦め、本日の目標の五竜山荘へ向かいました。
ここから先は、登山者も数名となり、自分のペースで歩くことができました。
ルート上の鎖もしっかり整備されているおかげで、危険には思いませんでした。
途中でライチョウの親を1羽見かけ、立ち止まると、周辺から他に4羽の
ライチョウがハイマツ帯から出てきました。
目の前でライチョウの鳴き声を聞くことができ、また長時間行動を
観察することができ、疲れも吹き飛ぶ時間になりました。
しかし、その後、五竜山荘までの道のりが長かった。
五竜岳は見えているので、手前の鞍部まで歩かなければ、山荘に辿りつけないと
思うと、気が滅入りそうになりました。
やっと、赤い屋根の小屋が見えたときは安心しました。
小屋前に立て札があり、五竜岳登山への時間がかかれています。
往復2時間かかるとのことで、気力もなかったので、五竜岳は翌日にしました。
翌朝も快晴ですが、風が強く、とても寒かったです。
左手には鹿島槍、振り返ると唐松からの縦走路が見え、道中の風景を楽しみながら
山頂へ向かいました。
登山開始から1時間で山頂へ到着。
唐松からの縦走路はもちろんのこと、周囲360度見渡す限り、剣岳、穂高などの
山々を見ることが出来ました。
八方からの道のりが長かった分、縦走路を眺めながら、喜びを噛みしめました。
五竜山荘へ下り、つづいて遠見尾根を下って、下山しました。
遠見尾根は朝日を受けて、非常に暑く、体力的にしんどかったです。
登山道にはおサルさんが居て、一定の距離を保ちながら歩きました。
この時だけは疲れも忘れました。
下山時、左手には昨日歩いた八方から唐松までの縦走路を眺めることができ、
今回の縦走の達成感を得ることができました。
最後はゴンドラで下山しましたが、天候にも恵まれ、夏の終わりの登山を楽しむことができました。
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