トムラウシ山(50/100座)縦走断念、南沼1泊


- GPS
- 25:15
- 距離
- 23.1km
- 登り
- 1,946m
- 下り
- 1,935m
コースタイム
- 山行
- 7:51
- 休憩
- 2:36
- 合計
- 10:27
- 山行
- 4:49
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 5:09
登山口→温泉コース→トムラウシ公園→(7:10)南沼キャンプ指定地
キャンプ指定地(0:30)トムラウシ山頂
南沼キャンプ指定地→トムラウシ公園→温泉コース→(5:10)登山口
合計
【温泉コースで山頂まで・・・・・7:40】
【南沼から温泉コースで下山・・・5:10】
天候 | 1日目:下界は晴れ、前トム平より上は雲中、強風 ※夕方から稜線は晴れ、夜は満点の星空 2日目:早朝は稜線雲中、前トム平より下は晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
※約1時間半 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※カムイ天井付近からコマドリ沢出合付近までは、ヌカルミが著しく 木道が整備されている箇所もあるが、ゲイター等での泥対策は必須 ※前トム平より上部は、視界不良時の道迷いに注意 |
その他周辺情報 | トムラウシ温泉(日帰り入浴大人1人500円) http://www.tomuraushionsen.com/ 登山前には登山道等の情報掲示板も館内にあるので有効活用されたい 入浴後、くつろげる場所もある |
写真
ここまで約1時間半だ・・・
短縮登山口からここまで20分ぐらいらしいので・・・
その差は、1時間10分
復路分の差も約1時間10分とするなら往復で2時間20分も短縮できるなら
相当なメリットがある
ゴーロ帯を登り、トムラウシ公園への下りで一段と雨風が強くなり
この付近でビバークか?と悩んだが、あと10分行動してみて検討することにした
結果的には、公園付近はむしろ意外な微風だった
巨石や岩頭が散らばっている
花もあちこち咲いていて楽しい♪
風はあるが、強風ではない
チャンスとばかり、そそくさとテント設営し、今晩の強風に備えて
テントの北、西に岩を積み上げて風対策
ペグも数本打ちこんだ
作業が終わるや否やテントに潜り込んだ
湯を沸かしてコーヒータイム♪
棒ラーメンの夕飯を終え、トムラウシ山頂を目指す
テントを一時的に潰して岩を風対策に上に置いた
今からなら、山頂から雲海に沈む夕焼けが見れそうだ
いッそげーーー!
外に出ると満点の星空!!
天の川も久しぶりに視認できた
再び眠ろうと奮闘
・・しかし寒さと、強風によるバタバタ音に結局一睡も出来なかった
(数10分眠っていたかもしれないが)
・・・ほんまに寒い!
足もとの冷え対策に・・・
レインウェアのジャケットをいちばん外側にしその中に
夏用シュラフ(モンベル#5)の足元を突っ込んで更にその中で
ダウンジャケットに足を入れて寝た
上半身は、ネックゲーター、フリースジャケット、ロングTシャツ、Tシャツと
着れるものはすべて着込んだ
03:29
寒い!さみーーよ!
目覚し時計よりも10分早く行動開始し外にでた・・・ら!
雲中につき視界なし!
え!?昨夜の星空は???
テントの外側も雨で濡れ、そして今は、凍りついている
トムラウシ温泉の日帰り入浴は12:00
新得駅へのバスは16:15
時間はたっぷりある
登山口の近くにある閉鎖中のトレイ横のベンチで休憩
棒ラーメンを食べる
ザックからすべての物をテーブルに並べて乾燥させる
特にべちゃべちゃのテントとシートを乾燥させる
適度な風もあり、心地よい
河原に降りてストック、ゲイター、登山靴も洗う
風呂の時間までベンチでうたた寝・・・ZZZzzz
感想
2018_0817
トムラウシ山(50/100座)
★概要
当初の計画では・・・
【D1】新得駅→バス→温泉コース→南沼キャンプ指定地
【D2】トムラウシ山→化雲岳→五色岳→白雲岳避難小屋
【D3】避難小屋で相棒と合流→白雲岳→小泉岳→緑岳→下山
相棒の車で新得駅へ移動し、マイカー回収、帯広帰宅
このような縦走計画だったが、強風と寒気南下に伴い寒さと睡眠不足
装備不充分から縦走を断念し、敗退決定
トムラウシ山を一泊ピストンとした
夕方の晴れ間にトムラウシ山に登頂、雲海に沈む夕焼けを鑑賞し、夜は満天の星空と天の川♪
それらは記念すべき百名山50座目の登頂に相応しいものだったと思う
「冷酒と50座目の登頂は、後から効いてくる」と言うように(笑)
昨夜の、天の川が夢のように翌朝は、うって変わってテントや岩場等の周囲が
凍てつき、視界不良でガスと強風
そんな中、テント撤収からの敗退決定とした
凍った岩に足が滑り何度も転倒しそうになった
ソロで行動していると転倒ですら、危険だ
下山してトムラウシ温泉施設内の掲示板に「黒岳初冠雪」の報をみて
驚いた・・・どうりで寒かった訳だ!
あの寒さに納得!
8月に初冠雪とは、恐るべし!北海道の山!
これで北海道にある未踏の百名山は・・・
羅臼岳と幌尻岳のみとなった
※ゲイターと雨具のズボンは泥対策に終日、履いたまま行動
※転倒予防にストックも多用
※天気予報により、ツエルト泊からテント泊へ変更したのは良かった
★行動
【2018年8月17日(金)】
05:15帯広、出発
06:35新得駅、北側駐車場に駐車
※数日駐車可と表示あり
06:39駅前バス停留所
07:08やや遅れて出発
前払いで2000円支払った
自分一人だけのために運行されるバスに、申し訳ない感じだ
08:13終点のトムラウシ温泉で下車
08:35温泉登山口、出発
08:43短縮登山口への林道横断
山頂ピストンだけなら短縮登山口の方が往復2時間は短縮できるだろう
いーなー・・・
10:13短縮登山道の分岐
ここまで約1時間半だ・・・
短縮登山口からここまで20分ぐらいらしいので・・・
その差は、1時間10分
復路分の差も約1時間10分とするなら往復で2時間20分も短縮できるなら
相当なメリットがある
11:07カムイ天上
この辺りの登山道は前日の降雨もありかなりのヌカルミだ
※ゲーターと雨具のズボンは履いたまま行動
※転倒予防にストックも多用
12:50コマドリ沢分岐
結局、ここまではドロドロの登山道だった
ここから前トム平までの沢のあい間の登山道は花があちこち咲いていて楽しい♪
コマドリ沢から離れて右方向に進むとガレ場
ここからは背の高い木が無くなり、天気が良ければ視界良好で
楽しい登りとなるはずだが、今日はガッスガス
13:56前トム平
この手前のガレ場ですれ違った親子の登山者が最後だった
前トム平は、遮るものも無く風が強い
しかし、携帯電話の電波があり、天気予報、天気図を確認
仕事中の相棒にも現状を送っておいた
14:47トムラウシ公園
ゴーロ帯を登り、トムラウシ公園への下りで一段と雨風が強くなり
この付近でビバークか?と悩んだが、あと10分行動してみて検討することにした
結果的には、公園付近はむしろ意外な微風だった
巨石や岩頭が散らばっている
花もあちこち咲いていて楽しい♪
休憩を終えて、再度気合いを入れて最後の登りとなる
15:40南沼キャンプ指定地、着
トイレブースが1コある
水場の水量は豊富だ
風はあるが、強風ではない
チャンスとばかり、そそくさとテント設営し、今晩の強風に備えて
テントの北、西に岩を積み上げて風対策
ペグも数本打ちこんだ
作業が終わるや否やテントに潜り込んだ
湯を沸かしてコーヒータイム♪
17:00ごろから晴れ間の時間が増えた
外を見ると青空
18:04テント場、発
棒ラーメンの夕飯を終え、トムラウシ山頂を目指す
テントを一時的に潰して岩を風対策に上に置いた
今からなら、山頂から雲海に沈む夕焼けが見れそうだ
いッそげーーー!
18:33トムラウシ山(標高2141m)登頂
これで日本百名山50座目の登頂達成
強風の中、しばし夕焼け鑑賞
北海道に転居して一年が経つが、日帰り登山が多く久々のこの景色を堪能する
最高の時間だ!
ゴールデンターーイム!
ここも携帯電話の電波状況が良いので、相棒に現状と明日の予定を送った
19:20テント場、着
下山途中真っ暗となり目測を誤り、テント場をそれトムラウシ公園の方に進み過ぎてしまった
間違いに気付き、地図ロイドで現在位置を把握
戻って無事、テントに潜り込んだ
もう一杯コーヒーを飲み、携帯ラジオを聴きながら、持参した本読む
20:30就寝
22:46
トイレに外に出ると満点の星空!!
天の川も久しぶりに視認できた
再び眠ろうと奮闘
・・しかし寒さと、強風によるバタバタ音に結局一睡も出来なかった
(数10分眠っていたかもしれないが)
・・・ほんまに寒い!
足もとの冷え対策に・・・
レインウェアのジャケットをいちばん外側にしその中に
夏用シュラフ(モンベル#5)の足元を突っ込んで更にその中で
ダウンジャケットに足を入れて寝た
上半身は、ネックゲーター、フリースジャケット、ロングTシャツ、Tシャツと
着れるものはすべて着込んだ
【2018年8月18日(土)】
03:20起床
寒い!さみーーよ!
目覚し時計よりも早く行動開始
テント内の気温は2℃だった
(あれ?−2℃とちゃうんかい・・・と意外に感じた)
お湯を沸かして、インスタントの豚汁と昨日の残りのおにぎりを食べる
(パンとおにぎりは、凍らないようにとお腹にて一晩中、保温してた)
外を覗くと、ガスの中だ
しかも強風〜〜
地図とにらめっこ・・・
今のガスは、晴れていくと予想
白雲岳までの稜線をこの装備、この強風で長時間行動可能か?
天気図からこの強風は翌日も続きそう・・・
睡眠不足だし、明日10時に白雲岳避難小屋で合流予定の相棒との
緊急時の連絡手段はどうする?
う〜〜〜ん・・・
悩むな〜〜・・・
とりあえず、出発準備
テントの内側の結露をタオルで拭き取り、外で絞る
テントの外側も雨で濡れ、そして今は、凍りついている
タオルで叩いて氷を除去
水分はタオルで拭いて、絞って、拭いて、絞ってと繰り返すうちに
風で体温が奪われ、手の指先が冷えてヤバい!
テント撤収!
強風の中、せかせかとテントを畳み、濡れたテント一式をザックに押し込んで詰め込む
はぁ〜〜〜テンション下がるぅぅう〜〜
04:41南沼キャンプ指定地、出発
ガスガスの中、歩き始める
地面は所々凍っていた
せめてひさご沼手前の「日本庭園」まで行きたかったが
周囲の岩も濡れ、その後、薄く凍っていた
足を乗せると、当然ツルツルッっと滑って何度も転倒しそうになる
こらぁ、あかんわ!
欲張らずに帰ろうと決心
05:13トムラウシ公園
ここまで下ると凍っいた岩は、ただ濡れているだけだった
ガスも薄くなり、朝陽が雲間に差し込む
05:52前トム平
ここで携帯電話で予定を変更し、本日下山する旨を相棒に連絡
天候は改善傾向に感じるが、上部はまだまだ雲中だ
06:34コマドリ沢出合
ここまでで10名ほどの登山者とすれ違い上部の状況を情報提した
08:00カムイ天上
この辺りはポカポカ♪
登山道はグチャグチャ
でも木道が有り難い
08:32短縮登山道分岐
ちょっと休憩
ピストンなら短縮登山道だよなぁ〜〜と悔やみながら出発
09:51温泉コース登山口
無事、下山完了
トムラウシ温泉の日帰り入浴は12:00
新得駅へのバスは16:15
時間はたっぷりある
登山口の近くにある閉鎖中のトレイ横のベンチで休憩
棒ラーメンを食べる
ザックからすべての物をテーブルに並べて乾燥させる
特にべちゃべちゃのテントとシートを乾燥させる
適度な風もあり、心地よい
河原に降りてストック、ゲイター、登山靴も洗う
風呂の時間までベンチでうたた寝
12:00トムラウシ温泉で入浴(大人1人500円)
珍しく1時間ほど入った
15:00仕事終りの相棒が、ドライブがてら迎えに来てくれた
ありがとう!
短縮登山口を偵察して新得駅へ向かう
16:30新得駅でマイカーを回収
相棒と夕食を「みしな」で食べて帰宅
★参考
拓殖バス(大人1人片道2000円)
https://www.takubus.com/観光地-施設案内/トムラウシ温泉線ページ/
トムラウシ温泉(日帰り入浴大人1人500円)
http://www.tomuraushionsen.com/
「みしな」
https://ja-jp.facebook.com/Tonkatsunomishina
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