北アルプス パノラマ銀座縦走（常念乗越〜大天井岳〜燕岳）

2018年08月27日(月) 〜 2018年08月29日(水)

• GPS: 15:32
• 距離: 23.0km
• 登り: 2,234m
• 下り: 2,123m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:17
• 休憩: 2:04
• 合計: 10:21

4:54 一ノ沢登山口
5:06 5:06 山ノ神
5:51 5:53 王滝ベンチ
6:19 6:34 烏帽子沢
7:03 7:03 笠原沢
8:26 8:46 最終水場
9:48 11:15 常念小屋
13:58 13:58 東天井岳
15:15 大天荘

2日目

• 山行: 2:57
• 休憩: 0:15
• 合計: 3:12

5:49 大天荘
6:10 6:18 槍ヶ岳・大天井岳、常念岳分岐
6:20 6:24 小林喜作レリーフ
7:51 7:54 大下りの頭
8:17 8:17 蛙岩
9:01 燕山荘

3日目

• 山行: 4:01
• 休憩: 0:55
• 合計: 4:56

5:35 燕山荘
5:39 5:39 いるか岩
5:50 5:50 めがね岩
5:53 6:05 燕岳
6:11 6:11 めがね岩
7:48 7:52 燕山荘
7:58 7:58 ベンチ
8:15 8:20 合戦山(合戦沢ノ頭)
8:24 8:39 合戦小屋
8:55 8:59 富士見ベンチ
9:18 9:27 第３ベンチ
9:51 9:54 第２ベンチ
10:06 10:09 第１ベンチ
10:31 中房温泉登山口

天候

初日：晴れ、二日目：濃霧＆弱雨 時々 強風、三日目：小雨時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス

毎日アルペン号利用
往：竹橋〜一ノ沢
復：中房温泉〜新宿
帰りの休憩は、ほりで〜ゆ、八ヶ岳登山口、石川？SAだったかな？
お土産買う場所が少ないので

コース状況／危険箇所等

よく整備されていて問題はありませんでしたが、
胸突八丁を過ぎたあたりに、片側が切れ落ちてる箇所もあり、安全な登山なんてないなと思いました。

その他周辺情報

合戦小屋に8時半頃着き、まだ営業時間前と思いましたがスイカ食べられてよかったです。
中房温泉の露天風呂は最高でした！
（シャンプー、リンス、ボディーソープもあり）

写真

8/26 22:47

毎日あるぺん号で北アルプスパノラマ銀座へ

8/26 22:48

一ノ沢から常念乗越→大天井岳→燕岳→中房温泉のルートです

8/26 22:49

毎日あるぺん号のバスの車内
電源コンセントは窓側のみしか見つけられず。

8/26 23:02

昨年バスで全然眠れず、枕とアイマスクを導入。

常念岳は登らず、パノラマ銀座を写真撮りながらのんびり歩く計画。
コースタイム1.2倍、休憩たっぷりにしています。
初日だけ頑張って大天井岳まで行き、2日目3日目はゆとりたっぷりに。

8/27 4:36

夜明け前一ノ沢に到着

8/27 4:53

一ノ沢の公衆トイレ
割とキレイ。
鏡もあるのでコンタクトレンズするならここだったかも。

身支度中に空が白んできた

8/27 4:53

一ノ沢登山口。
ヘッデンつけてスタート。

8/27 4:53

一ノ沢登山口。

8/27 5:08

山ノ神

8/27 5:27

空が明るくなってきた

8/27 5:46

沢沿いを進みます。
お天気良さそうで嬉しい。

8/27 5:51

大滝(王滝)ベンチ

8/27 6:11

常念岳かな？違うかな？

8/27 6:19

美しい朝

8/27 7:00

山が見えるとテンション上がる！

8/27 7:07

振り返るとそれなりに登ってきました

8/27 7:08

烏帽子沢

8/27 7:08

何度か丸太橋を渡りながら沢沿いを進みます

8/27 7:30

晩夏〜初秋の花々が咲いてました

胸突八丁をいつの間にか通り過ぎていた
この辺りから急坂がキツイ

8/27 7:41

最終水場分からず、ここで水をもらう。
暑いので水がぐんぐん減ります。

8/27 7:45

丁字菊

8/27 8:28

最終水場、ここでした

8/27 8:34

最終水場。
さっきの方が水を汲みやすい

8/27 9:10

レモンのドライフルーツが最高に美味しい！
暑い日の急登、疲れてる時に最高ですね。
一日一袋欲しい。

8/27 9:10

登山道はこんな感じ

8/27 9:44

常念乗越、やっと到着！

8/27 9:45

パノラマ銀座らしい素晴らしい眺望！
今回の山行はこれだけでも来て良かったという気持ちになりました。

8/27 10:07

お昼。
定番のモンベルリゾッタシリーズ。
早い。軽い。素晴らしい。
しかしちょっと飽きるので今度テン泊でできるアレンジを考えたい。

ちなみにお湯はいつも持つ派です。
昨夜のお湯なので沸かしなおして使います。

8/27 10:58

常念小屋のトイレ。
小屋泊以外はこちらになります。
小屋のトイレは使えず。
コンタクトレンズをどこでしようかと困ったのですが、小屋の方に鏡をお借りして、小屋内の水場の近くを使わせて頂きました。

一ノ沢で装着するべきでした。

天気予報。夕方から風が強そう。

天気予報。
明日は強風+雨がちょっと？

燕岳の天気予報。
最終的の水曜日、チラッと晴れる事を願うばかり。

8/27 11:18

常念乗越、一ノ沢方面。

8/27 11:46

大天井岳へ。結構急坂。

8/27 11:47

見上げると、結構登るなぁ

8/27 12:07

常念方面を振り返る。
いつか常念岳も登ってみたい。

8/27 12:16

登山道、横道岳は登らずトラバース。

8/27 12:33

ゴロゴロの登山道。
本日のゴールはどこなのか…

8/27 12:35

中央に見えるのは梓川？
右側のえぐれてるのは涸沢カール？

8/27 12:35

来た道を振り返る

8/27 12:39

進む道を眺める。
しばらくは歩きやすそうだけど、東天井岳の前の登り返しが恐怖。

8/27 14:03

美しい山並み。
右奥の大きな山が常念岳。
中央やや左寄りのピークが横道岳。

8/27 14:03

槍様

8/27 14:03

大天井岳はなかなか遠い

8/27 14:03

東天井岳？

8/27 14:03

8/27 14:10

東天井岳からやや大天井岳寄りにある、旧二俣小屋跡。

8/27 14:12

大天井岳。

8/27 14:12

何度も見てしまう槍様。

8/27 14:12

左が大天井岳、右は燕岳へ続く尾根道。

8/27 14:14

8/27 14:14

8/27 14:41

大天荘まであと1キロ！

8/27 14:42

パノラマ銀座、この景色が見られて良かった。
(翌日は雨)

なかなかたどり着かない。

8/27 14:59

8/27 15:05

やっと見えました大天荘！

8/27 16:50

テント設営。
我が家はダンロップ。

8/27 16:51

槍様は雲の中に。

8/27 17:02

燕岳方面。

8/27 17:14

雲が多くなってきました。
左側の圏谷は涸沢？

8/27 17:14

大天井岳に登ります。
大天荘と今日歩いてきた道を振り返る。
頑張りました！

8/27 17:25

大天井岳山頂から。

8/27 17:40

8/27 17:41

テント少なめ

8/27 17:42

大天荘入り口付近

8/27 17:45

大天荘オリジナル、手ぬぐいとトートバッグを買いました♪

8/27 17:45

こっちの手ぬぐいも可愛くて迷った！

8/27 17:51

やや肌寒いので熱燗と柿ピーを大天荘で買って、お米2合を炊きます。

8/27 17:57

ワンカップ。最高かっ！

8/27 18:01

今回のテン泊登山で新たに買ったもの。
これはいい！
空気が抜きにくいというレビューも読みましたがそうでもなかった。
枕もあってとてもよい。
シュラフの中に入れて使うものですが、なんだか面倒になってしまってシュラフの中には入れなかった。

8/27 18:14

夕暮れ。
雲が出てきたので夕暮れを眺めるのは諦めて食に走る。

8/27 18:14

どんどんが出てきました。
槍ヶ岳は見えるどころの感じじゃない。

8/27 18:14

それでも良い夕暮れです。

8/27 18:19

ご飯が炊けました。
アマノフーズのフリーズドライのビーフシチュー。

8/27 19:09

日没後の大天荘。

8/27 19:10

遠くでは雷様が大暴れ。
東京では激しい雷雨となったそうです。

8/27 19:25

大天荘のランプの喫茶室が最高過ぎました！

8/27 19:35

ランプの喫茶室
写真がうまく撮れず残念

8/27 19:36

ケーキ2種とロイヤルミルクティーとカフェオレ。
最高に美味しかった。
こんな場所でこんな美味しいケーキセット食べられるなんて幸せです！

8/28 4:22

2日目の朝ご飯
昨日の残りご飯にアマノフーズのちゃんちゃん汁のフリーズドライでおじやに。

8/28 4:57

早朝の大天荘。
前日の快晴から一転、ガスに包まれている。

8/28 5:19

肌寒い朝。
大天荘のホットティーで身体を内側から暖める。
テントの札を返却しにきただけだったけど、早朝から温かい物が飲めて嬉しい。
紙コップに巻かれたオリジナルの〇〇(なんて呼ぶっけ？)も素敵。

8/28 5:19

大天荘。朝から温かいコーヒーや紅茶が飲めます。
とてもありがたい。

この日の大天井岳の天気予報。
風は時々突風が吹いて、テントの撤収が大変だった。

この日と翌日の燕岳の天気予報。
晴れマークが消えてしまった。

8/28 5:26

大天荘内の天気予報。
てるてる坊主がかわいい。

8/28 5:49

いざ燕岳へ！

8/28 5:49

真っ白で何も見えない。

8/28 6:05

ガスの中を進みます。

8/28 6:17

槍ヶ岳方面との分岐

8/28 6:19

結構下ります
風が強いと怖い

8/28 6:26

風が強いと煽られて怖い
喜作レリーフ、もしかしたらこの下ったところを振り返るとあった可能性が？
今度来る事があれば確かめたい。
大天井側からはわかりにくかもしれません。

8/28 7:21

時折むこうがの景色が見えると嬉しい

8/28 7:21

だいぶ下がってきました
稜線から樹林帯になると風の当たり方が変わります

8/28 7:22

目的地は全く見えず。
しかし登り返しのキツさだけはわかりました

8/28 7:22

8/28 7:53

大下りの頭辺り

8/28 8:00

稜線に戻ってきました
燕岳〜

蛙岩の場所を確認
この辺りです

8/28 8:18

蛙岩？
どの辺りが蛙なのかあまりわからず…

8/28 8:19

この辺りは大きな岩があります

8/28 8:20

岩の間を抜けていきます。

8/28 8:39

唯一出会ったコマクサ

8/28 8:51

燕山荘、そして燕岳に続く道

8/28 9:58

9時には燕山荘に着いてしまった。
強風の大天井岳では一時間おきに目が覚めてしまったので、今夜は小屋泊に。
宿泊の手続きがまだできなかったので、燕山荘のサンルームで熱燗とおでんで冷えた身体をあたためる。
サンルームの外は真っ白。

見る度に変わる天気予報。
明日の天気から雨マークが消えた！
晴れる頃には下山してるのが残念。

8/28 10:13

My cameraたち。
今回の縦走に向けてカメラを軽量化しました。

8/28 11:47

大きな二段ベッドのような感じ？
三畳に敷布団3枚。
繁忙期はここでMax6名の方入るようです。
今回は二人で使わせてもらい、個室のような気分で素晴らしかった。

8/28 11:56

割と最近増築されたのでしょうか？
新築のような佇まい。
ここが山小屋だなんて…と驚きます。
自炊室が屋内にあるのも幸せ。

8/28 12:00

自炊場の利用は3〜21時
早朝から使えるのは嬉しい。
寝室とも隔離された場所なので、話し声などで睡眠中の方の邪魔にもならないのが嬉しいですね。

8/28 12:00

宿泊の人はここからもお水を頂けます。
別料金はかかりません。
貴重なお水、ありがたい事です。

8/28 12:00

鍋敷きも使えます。

8/28 12:42

お昼ご飯にカツカレー。
スプーンしかなくてカツ食べられるかな？と思いましたが全然大丈夫！
お肉がとってもやわらかくて、スプーンで切ることができました。

8/28 12:42

ビーフシチューはライス、サラダ付きです。

8/28 14:11

食後はダラダラと漫画を読みふけりました。
一度外に出て撮影するか、燕岳に登るか考えましたが、
真っ白で風も強く、顔に当たる雨が痛いくらいだったので数分で諦めました。

8/28 18:09

夕飯。
白米を炊き、フリーズドライのカレーライスです。
ご飯に対してルーが少ないと寂しいので、カレーのルーは一人二人前用意。

8/28 18:10

お湯を入れて…

8/28 18:10

かき混ぜます。
お湯は目分量。
少なめに入れて、固かったら足します。

8/28 18:12

アルミ鍋で2合炊飯。
たっぷり時間あったのに、米を水に浸けておくのを忘れてましたが、おなか空いたのでそのまま炊くことに。
中火で15分くらい炊いて、水がなくなったらひっくり返して7分くらい放置。

8/28 18:12

炊きたてのご飯は最高です！

8/28 18:14

野菜カレーとトマトカレー。だったかな？

8/28 18:15

外はまだ雨。そして真っ白。
本当はのんびり写真を撮ろうと思ったのに残念ですが、こんな素敵な燕山荘でのんびりできて、それもまたヨシ。

刻々と変わる天気予報。。。
また雨マークが出てきました＞＜
山の天気は本当にあてになりませんね。

8/29 3:10

午前3時10分。
ふと目が覚めると今まで真っ白だった窓の外から街の灯りが見えました！
空を見ると星が出てる！

8/29 3:48

三脚とカメラを持って燕山荘の表に出ました。
頑張って撮影したけど、軽量三脚は風に煽られ、何一つ鮮明ではない写真が撮れました。
燕岳が雲に覆われ、撮影は終了。

8/29 4:20

寝室に戻って三脚を使ってもう一度夜景を撮りました。
東の空が少しずつ明るくなってきてますが、雲も多い。

8/29 4:31

昨夜の残りご飯に柚子鶏のフリーズドライスープでおじや。

8/29 4:32

シークワーサーふりかけをプラス。
見た目はあれですが、美味しかったのでこれはリピ決定です！

また確認する天気予報。
雨確定で残念＞＜

8/29 4:51

食後、自炊場の外が少しずつ明るくなってきました。
ふと外に出ると雲海がすごい！
なんだこれは！
写真撮らなくては〜！と撮った写真。

8/29 5:20

ご来光、見られると思っていなかったので本当に嬉しかった！

8/29 5:20

辺り一面光に包まれ美しい。

8/29 5:24

重い雲も広がっているけれど、雲海も輝いています。

8/29 5:51

ご来光を拝んだ後、燕岳へ。
ガスに包まれていたので意気消沈だったけど、もしかしたら最初で最後かもしれないし、やはり登頂したい。

8/29 5:57

来ました！
ガスガスだけど、それでも嬉しい。
しかし、ゴミを残して行ったのは誰じゃ〜
写真を見る度に頭に来るので、他人のゴミだけど持って帰るべきだった。
テント泊装備で荷物が重かったので諦めてしまった。
この山行の一番の後悔。
ゴミのない写真を撮って、ゴミを持ち帰るべきだった。

8/29 6:01

燕岳山頂付近はこんな感じ

8/29 6:16

少しだけガスが晴れた

8/29 6:16

山が見えると嬉しい

8/29 6:16

8/29 6:16

8/29 7:10

燕山荘に戻ってきました。
下山の準備をして、楽しみにしていたケーキを食べます。

8/29 7:10

窓の外はやっぱり真っ白。
いつか見たいな、この先の景色。

8/29 7:13

山だし、やっぱりモンブラン！
コーヒーも美味しかった^^

8/29 7:48

やまおとこさんに挨拶して下山。
雨に濡れて？真っ黒。。。

8/29 7:48

ありがとう燕山荘。
雨でも楽しませてもらいました。
皆さんと同じように、私も上下レインウェアで下山。

8/29 7:50

8/29 7:51

8/29 7:51

8/29 8:15

8/29 8:16

8/29 8:16

8/29 8:17

8/29 8:28

合戦小屋
まだ9時前なのに開いてました！

8/29 8:29

食べられないと思っていたスイカ！
人生で一番美味しかった。

8/29 8:30

スイカモチーフがたくさんでかわいい！

8/29 8:31

合戦小屋とスイカ。

8/29 8:38

手を洗う水。

8/29 8:38

荷揚用ケーブル

8/29 8:38

お手洗いもあります

8/29 8:39

温泉めがけてガシガシ下山します

8/29 8:57

富士見ベンチ

8/29 9:12

登山道

8/29 9:18

8/29 9:23

第三ベンチ

8/29 9:25

さすが北アルプス三大急登

8/29 9:30

雲の様子を見ていたら

8/29 9:31

あっという間に一分くらいでガスに包まれました。
下山中は降ったり晴れたり。
高度が下がるとどんどん暑くなっていきました。

8/29 9:39

8/29 9:52

第二ベンチ

8/29 10:09

第一ベンチ

8/29 11:31

中房温泉に下山！
そしてお風呂〜！
ビール〜！

8/29 11:37

中房温泉は脱衣所を出たらいきなり露天風呂でした。
お湯の温度は、ややぬるめ。
シャンプー、リンス、ボディーソープがありました。
リンスは意外と？髪サラサラに。
ドライヤー二つあります。
山菜そばも美味しかったです。

撮影機器：

OLYMPUS PEN Lite E-PL5 オリンパス

iPhone 7 Apple

装備

個人装備

長袖シャツ メリノウール長袖 腹巻き コンパーチブルパンツ フリース ダウンジャケット ハーフパンツ 靴下 グローブ 折りたたみ傘 レインパンツ レインジャケット ゴアテックハット 靴 ザック 行動食 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 携帯 サングラス タオル ストック カメラ お手拭き 洗顔シート メリノウールタイツ

共同装備

米 フリーズドライ食品 クッカー ガス バーナー モンベルのアルパインボトル（水筒） 先割れスプーン 食器用ウェットティッシュ テント

備考

雨と汗で、レインジャケット、フリース、シャツ、メリノウール長袖、腹巻きが濡れてしまった。
着替えのミドルレイヤーを持っていなかったので、メリノウール長袖プラスダウンジャケットで燕山荘内で過ごし、これで十分な気がしたけど、じわじわ寒く、熱燗を飲んで暖を取るしかなかった^^;
ミドルレイヤー、軽くてコンパクトなものを今度は持っていきたい。

替えの靴下を持っていかなかったので、テントの中で少し足が寒かった。汗冷えかもしれない。靴下はそこまで濡れてなかったけど、乾いた靴下に取り替えたら違った気がする。

下山の合戦尾根が、とにかく降ったり晴れたり、下山するにしたがい暑くなってきて大変だった。
上では上下レインウェアでちょうど良かったけど。
今回レインスカートではなくレインパンツを持っていったのですが、レインスカートの方が涼しくて、すぐ取り外せてよかった気がする。
レインジャケットの中の服を合戦小屋辺りで一枚脱げばよかった。

感想

mimimimim

憧れのパノラマ銀座縦走、テント泊で行ってきました！
一ノ沢から上り、常念乗越→大天井岳（泊）→燕岳（泊）→中房温泉というルートです。
・体力に自信がない
・写真をゆっくり撮りたい
・焦りたくない
・最終日のバスの出発が早い（12:45発）けど中房温泉でお風呂と昼食を楽しみたい
という理由から
常念岳は眺めるだけにして、初日だけ8時間歩いて頑張り、後の二日間はのんびり…という行程で計画しました。

一日目は日頃の行いこんなに良かった？と思うくらいの快晴で、暑くて大変なくらいでした。
二日目、三日目はのんびり天空散歩をしながら焦らず写真を撮っても余裕でたどり着く…という予定でしたが、二日目は稜線の強風の洗礼を受け、必死で燕山荘にたどり着いてあとは小屋に引きこもって漫画を読んで過ごす事に^^;
三日目は温泉とビールをめがけて下山。


初めての縦走登山だったのですが、稜線歩きはもっと緩やかかと思っていましたが、登り返しのキツさを何度も感じました。
常念乗越〜大天井岳、遠くて結構ハード。
そして大天井岳〜燕岳も、距離は長くないけど大下りで、本当に大きく下り植生も変わるほど（100m?）。えーマジか〜？と思いながら下って登りました。
のんびり天空散歩なんてイメージとはかけ離れた雨と風の必死登山。

初日はテント泊でしたが、夜間の強風は、まるで箱に閉じ込められ皆から蹴られているような、いじめにあっている気分になるくらい一晩中テントがバタバタ。
一時間おきに目が覚め、テントが飛ばされるのではと心配になるくらい。
もう勘弁してください〜と風に懇願。

稜線のテント場は時折突風が吹き、運悪くそんなタイミングでテントを畳んでしまったので、二人がかりで大変な思いをしてテントを片付けました。
この時にポールは曲がり、テントを入れようと思ったゴミ袋は飛ばされてしまった。。。

二日目は安眠したい思いから、テント泊はやめて燕山荘に泊まりました。
同じようにテント泊装備の宿泊者が多く見られましたが、それでもテント泊する勇者もいたようです。
すごい！

雨なら写真撮れても、風が強いと動かないものしか写真に撮れないので撮影があまりできず残念でしたが、一番天気が良い日にたくさん歩いておいてよかったです。
燕山荘も素晴らしい山小屋なので、山小屋でダラダラできるなんて最高じゃないか！と気持ちを切り替え過ごしました。
家ではあんな、12時間もダラダラなんてできません。
お酒もつまみも色々あり、コーヒーもケーキも豊富。お金があればいくらでも食べて過ごせます。

下山時に通過する合戦小屋は時間的にまだ開いてないと思っていたのですが、8時半にはすでに開いていて今までで一番美味しいスイカを味わいました。

初めての合戦尾根は本当に長い急登で、これを登るのは大変だなぁ…と思いながら下山。
バスに乗る前に温泉とご飯を楽しむ時間を確保したくて、合戦小屋以外はノンストップで下山。
お風呂は貸し切り状態で、脱衣所を開けたらいきなり露天風呂で驚きました。
洗い場も露天です。
程よいお天気で寒くも暑くもなく、最高でした！
シャンプー、リンス、ボディーソープもあるので久しぶりに頭を洗えて嬉しい^^
お化粧水とかはありませんが、ドライヤーがあってよかった。

お昼は山菜そばとビール。
そばもまあまあ美味しかったです。
そして下山後のお風呂、ビールは最高ですね！

下山口に温泉がある登山にハマってしまいそうです。

雨にもふられましたが、それも含め楽しかったパノラマ銀座。
とにかく行くことができて、怪我なく無事下山できて、それだけでもう幸せです。