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Yamareco

記録ID: 1587045
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

椹島から聖岳周回(聖岳東尾根)

2018年09月15日(土) 〜 2018年09月17日(月)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 静岡県
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
31:33
距離
22.6km
登り
2,397m
下り
2,392m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
12:55
休憩
0:14
合計
13:09
距離 12.4km 登り 2,066m 下り 911m
5:37
14
5:51
5:52
460
13:32
13:39
175
16:34
16:36
17
16:53
16:56
38
17:34
42
18:16
18:17
18
18:35
11
18:46
2日目
山行
5:30
休憩
0:37
合計
6:07
距離 10.2km 登り 330m 下り 1,476m
7:02
79
8:21
8:22
45
9:07
34
9:41
9:42
45
10:27
11:01
74
12:15
37
12:52
13
13:05
13:06
3
13:09
ゴール地点
天候 1日目:雨
2日目:曇り一時晴れのち霧雨
3日目:霧のち晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
畑薙第一ダム夏季臨時駐車場から椹島ロッヂ間は、東海フォレスト送迎バス往復利用
コース状況/
危険箇所等
写真のコメントと感想を参照願います。
その他周辺情報 下山後の温泉は、畑薙第一ダムから一番近い白樺荘を利用。(携帯圏外です)
初日は雨の予報なので、マイカーとバスの移動だけ。お昼過ぎには椹島に到着して、いきなり登山小屋泊まりです。
2018年09月15日 13:04撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/15 13:04
初日は雨の予報なので、マイカーとバスの移動だけ。お昼過ぎには椹島に到着して、いきなり登山小屋泊まりです。
建て付けの悪い扉。
2018年09月15日 13:27撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/15 13:27
建て付けの悪い扉。
小屋の中はこんな感じです。
当日の利用者は4パーティー7名でした。
携帯(docomo)は圏外でしたが、受付の周りでは無料wi-fiが入りました!
2018年09月15日 13:38撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/15 13:38
小屋の中はこんな感じです。
当日の利用者は4パーティー7名でした。
携帯(docomo)は圏外でしたが、受付の周りでは無料wi-fiが入りました!
寝るスペースを確保してから、早速ビールとワインでハッピータイムに突入。
途中で神社に明日からの山行の安全祈願をしたり、白簱史朗写真館を覗いたりした以外は、読書しながらダラダラと呑み続けて、19時にはシュラフに潜り込みました。
2018年09月15日 13:38撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/15 13:38
寝るスペースを確保してから、早速ビールとワインでハッピータイムに突入。
途中で神社に明日からの山行の安全祈願をしたり、白簱史朗写真館を覗いたりした以外は、読書しながらダラダラと呑み続けて、19時にはシュラフに潜り込みました。
明けて2日目の朝。
予報通りに未明に雨が上がったので、予定通りに出発します。
2018年09月16日 05:46撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/16 5:46
明けて2日目の朝。
予報通りに未明に雨が上がったので、予定通りに出発します。
南アルプスライブカメラ設置ポイント。
2018年09月16日 05:52撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/16 5:52
南アルプスライブカメラ設置ポイント。
雨は上がりましたが、赤石岳は望めません!
2018年09月16日 05:52撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/16 5:52
雨は上がりましたが、赤石岳は望めません!
林道を少し歩くと直ぐに東尾根の取り付き点。
2018年09月16日 06:06撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/16 6:06
林道を少し歩くと直ぐに東尾根の取り付き点。
目印の中電の28番標識をズーム。
2018年09月16日 06:07撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/16 6:07
目印の中電の28番標識をズーム。
途中で沢の渡渉も有りました。
2018年09月16日 06:25撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/16 6:25
途中で沢の渡渉も有りました。
沢の対岸(右岸)に赤テープとプレートが見えたので、渡渉後に近づいてみると保守道の様です。
2018年09月16日 06:30撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/16 6:30
沢の対岸(右岸)に赤テープとプレートが見えたので、渡渉後に近づいてみると保守道の様です。
目安の鉄塔が見えて来ました。
2018年09月16日 06:46撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/16 6:46
目安の鉄塔が見えて来ました。
森が濃くて遠くから見通せないので目標物としては使えませんでした。
2018年09月16日 06:48撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/16 6:48
森が濃くて遠くから見通せないので目標物としては使えませんでした。
今度は30番を目指して保守道を辿りトラバースしていきます。
2018年09月16日 06:50撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/16 6:50
今度は30番を目指して保守道を辿りトラバースしていきます。
崩壊地にはちゃんとワイヤーも張られていました。
2018年09月16日 06:57撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/16 6:57
崩壊地にはちゃんとワイヤーも張られていました。
途中で、今まで見たこともない位巨大な人の顔程もあるイグチが生えていました!
2018年09月16日 06:59撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/16 6:59
途中で、今まで見たこともない位巨大な人の顔程もあるイグチが生えていました!
再び沢越え。
2018年09月16日 07:12撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/16 7:12
再び沢越え。
何度もルートロスしながらも、
2018年09月16日 07:42撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/16 7:42
何度もルートロスしながらも、
GPSとにらめっこしながら踏み跡への復帰を繰り返します。
2018年09月16日 10:14撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/16 10:14
GPSとにらめっこしながら踏み跡への復帰を繰り返します。
やっと目指す尾根道に合流し、念願の青空ものぞいてきました!
2018年09月16日 10:14撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/16 10:14
やっと目指す尾根道に合流し、念願の青空ものぞいてきました!
何とか白蓬ノ頭に辿り着きました。
想定以上に時間が掛かり、既に日没までの到着が危ぶまれてきました。
2018年09月16日 13:34撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/16 13:34
何とか白蓬ノ頭に辿り着きました。
想定以上に時間が掛かり、既に日没までの到着が危ぶまれてきました。
残念ながら赤石岳のピークは雲の中でした。
2018年09月16日 13:34撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/16 13:34
残念ながら赤石岳のピークは雲の中でした。
山頂標柱は見当たりませんでしたが三角点は見つけました。
2018年09月16日 13:36撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/16 13:36
山頂標柱は見当たりませんでしたが三角点は見つけました。
再び高度を下げたコルの部分は平坦な広尾根です。
テープや赤ペンキが時々ありましたが、ガスに巻かれると道迷いし易そうです。
2018年09月16日 13:51撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/16 13:51
再び高度を下げたコルの部分は平坦な広尾根です。
テープや赤ペンキが時々ありましたが、ガスに巻かれると道迷いし易そうです。
稜線のハイマツ漕ぎに入ると、一気に雲行きが怪しくなって来ました。
2018年09月16日 14:22撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/16 14:22
稜線のハイマツ漕ぎに入ると、一気に雲行きが怪しくなって来ました。
風もかなり強くなって来ました。
ハイマツの向きに逆らって進むことになるので、かなり難儀します!
2018年09月16日 14:22撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/16 14:22
風もかなり強くなって来ました。
ハイマツの向きに逆らって進むことになるので、かなり難儀します!
残りの水分の残量も気になり出し小腹も空いて来たので、ドーピングも兼ねてここで一息つきました⁉
2018年09月16日 14:48撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/16 14:48
残りの水分の残量も気になり出し小腹も空いて来たので、ドーピングも兼ねてここで一息つきました⁉
やっとの事で、奥聖岳。
と言うことは、先程休憩した辺りが東聖岳かな?
2018年09月16日 16:35撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/16 16:35
やっとの事で、奥聖岳。
と言うことは、先程休憩した辺りが東聖岳かな?
倒れた標柱。
2018年09月16日 16:35撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/16 16:35
倒れた標柱。
もう一方の標柱から見返す。
既に強風と霧雨の世界で、写真だけ撮って直ぐに通過します。
2018年09月16日 16:37撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/16 16:37
もう一方の標柱から見返す。
既に強風と霧雨の世界で、写真だけ撮って直ぐに通過します。
聖岳も写真を撮って、
2018年09月16日 16:54撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/16 16:54
聖岳も写真を撮って、
即通過。
2018年09月16日 16:54撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/16 16:54
即通過。
小聖岳まで降りて来た所で一瞬の青空が覗きました!
この後は知れた登山道なので急いで下ったものの、聖平小屋到着は18:30になり、とっぷり日が暮れてしまいました。しかも小屋の発電機が故障との事で辺り一面真っ暗なのには驚きました!
2018年09月16日 17:34撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/16 17:34
小聖岳まで降りて来た所で一瞬の青空が覗きました!
この後は知れた登山道なので急いで下ったものの、聖平小屋到着は18:30になり、とっぷり日が暮れてしまいました。しかも小屋の発電機が故障との事で辺り一面真っ暗なのには驚きました!
明けて翌朝。
昨夜は遅着だったので少し遅めの起床・出発としました。
夜中の雨は上がったものの相変わらずガスの中を下山開始します。
2018年09月17日 06:59撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/17 6:59
明けて翌朝。
昨夜は遅着だったので少し遅めの起床・出発としました。
夜中の雨は上がったものの相変わらずガスの中を下山開始します。
雨が続いてキノコも元気です。
イキのいいベニテングタケ。
2018年09月17日 07:04撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/17 7:04
雨が続いてキノコも元気です。
イキのいいベニテングタケ。
ここが3つ目の橋なので、直接尾根の取り付きはこの辺りでしょうか。
確かに、橋を渡った先にそれらしい中途半端な踏み跡が樹林帯の中へと続いていました。
2018年09月17日 07:16撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/17 7:16
ここが3つ目の橋なので、直接尾根の取り付きはこの辺りでしょうか。
確かに、橋を渡った先にそれらしい中途半端な踏み跡が樹林帯の中へと続いていました。
展望台からの眺望。
2018年09月17日 08:17撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/17 8:17
展望台からの眺望。
青空が出てやっと気持ちの良い山歩きになってきました。
2018年09月17日 08:17撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/17 8:17
青空が出てやっと気持ちの良い山歩きになってきました。
聖沢吊橋のたもとの涼やかな場所で沢の流れを眺めながら、ランチパックにチーズと残りのワインでしばしマッタリ小休止♪
2018年09月17日 10:39撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/17 10:39
聖沢吊橋のたもとの涼やかな場所で沢の流れを眺めながら、ランチパックにチーズと残りのワインでしばしマッタリ小休止♪
だんだん高度を下げて気温が上がる中を汗をかきかき無事下山。
後は椹島まで小一時間の林道歩きです。
2018年09月17日 12:14撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/17 12:14
だんだん高度を下げて気温が上がる中を汗をかきかき無事下山。
後は椹島まで小一時間の林道歩きです。
発電所の吐水口からすごい勢いで流れ出していました。
2018年09月17日 12:46撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/17 12:46
発電所の吐水口からすごい勢いで流れ出していました。
ライブカメラのポイントの眺望は今日はバッチリです。
2018年09月17日 12:52撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/17 12:52
ライブカメラのポイントの眺望は今日はバッチリです。
神社に寄ってお礼参りも済ませて、無事下山。
2018年09月17日 13:05撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/17 13:05
神社に寄ってお礼参りも済ませて、無事下山。
撮影機器:

感想

 せっかくの三連休にもかかわらず天気予報が芳しく無いために間際まで行き先を色々模索する中で、比較的雨に当たる可能性が低そうと言う理由で最終的に南アルプスをチョイスしました。どうせならと言うことで、以前から気になっていた聖岳の東尾根を歩いてみました。
 初日の雨は何処に出掛けても避けられないとの判断で、初日はマイカーとバスでの移動だけにして、椹島の登山小屋に入って昼間から早々にハッピータイムでマッタリ過ごしました。
 翌朝には予報通りに雨も上がってくれたので、予定通りに東尾根に取り付きを開始しました。以外にも最初の内が一番踏み跡をロストし易くて白ノ頭への最終的な尾根道にたどり着くまでに予想外に時間が掛かってしまい、予備日を使ってビバークも考えましたが、ビバーク用の水を十分には持ってこなかったので、ヘッデン点けてでも聖平まで歩き通すことにしました。
 稜線に出てからは迷いそうな所は少なくなったものの、ハイマツの生えている向きが進行方向逆向きなので、腕力を使って掻き分けるか、足を使って踏み越えるかのいずれかの作業が必須となり相当に難儀しました。奥聖岳以降は一般登山道でスイスイ進めて何とか明るい内に小聖岳まで降りて無事に18:30頃には停電で真暗な聖平に辿り着くことが出来ました。受付の小屋番の方からは到着が遅くなった事で、東尾根は道迷いで大勢の方が亡くなっているので十分留意する様に諫められました。よくよくお聞きしてみると、私の場合とは逆の下りで利用される場合に一旦間違えたルートに入ってしまうと進退窮まる場合が多いそうです。今後にこのルートを計画されている方は十分にご注意ください。
 結果的に無事に下山出来たので、個人的には充実した楽しい山行となりました。

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