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Yamareco

記録ID: 1587785
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

てんくら「C」の剱岳チャレンジ

2018年09月16日(日) 〜 2018年09月17日(月)
 - 拍手
りゅうパパ その他4人
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
14:47
距離
25.1km
登り
2,764m
下り
2,748m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:59
休憩
1:10
合計
7:09
7:47
4
7:50
7:50
12
8:03
8:03
7
8:10
8:12
8
8:20
8:20
5
8:25
8:29
83
9:51
10:29
33
11:03
11:09
3
11:12
11:14
168
14:02
14:03
18
14:21
14:39
18
14:58
2日目
山行
5:11
休憩
4:29
合計
9:40
14:58
16
7:19
7:33
32
8:06
8:30
3
8:33
8:50
13
9:03
9:22
1
9:23
9:53
3
9:56
10:01
4
10:05
10:21
3
10:24
10:28
2
10:30
10:33
2
10:35
10:36
4
10:40
11:05
1
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11:28
11
11:38
11:50
6
11:56
12:00
36
12:36
12:50
10
13:01
13:37
19
13:56
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7
14:03
14:07
44
14:50
15:02
40
15:42
15:47
6
15:53
15:57
9
16:06
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17
16:23
16:24
13
16:37
16:37
9
16:46
天候 てんくら「C」の山はガスと霧雨、深夜から早朝にかけて時折強風の吹く、登山には不適な状況でした。しかし2日目の午前中から昼にかけて回復する方向との予報を信じ、剱岳アタックを決断。登攀中は晴れることはなかったものの概ね良好でした。ただ終始ガスがかかり眺望はほとんどなかったのが残念でした。
過去天気図(気象庁) 2018年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
三連休の中日でしたが、天気が悪いせいか登山客、観光客も少なくて、ケーブル立山駅最寄りの駐車場に余裕で停められました。
コース状況/
危険箇所等
終始ガスがかかり眺望はほとんど楽しめなかったですが、その代わりたくさんの雷鳥と会うことが出来ました。コースはよく整備されていますが、岩稜地帯では視界不良でコースペイントが確認しづらいこともあり、濡れた岩肌の滑りやすさとともに道迷いに注意が必要です。
その他周辺情報 下山後はいつもグリーンパーク吉峰で入浴します。JAFまたはモンベル会員は10%割引(610→550円)ですので、必ず会員証を持参しましょう。
予約できる山小屋
早朝のケーブル立山駅。イルミネーションの演出より青空がほしい!
2018年09月16日 05:36撮影 by  iPhone X, Apple
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9/16 5:36
早朝のケーブル立山駅。イルミネーションの演出より青空がほしい!
ケーブルカーを見ると立山に来たなぁ、と実感が湧いてきます。
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ケーブルカーを見ると立山に来たなぁ、と実感が湧いてきます。
今回ご一緒する山友の皆さん。張り切って出発です。
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今回ご一緒する山友の皆さん。張り切って出発です。
立山の美味しい水をたっぷり水筒に詰め込みます。おかげでザックが一気に重たくなります。
立山の美味しい水をたっぷり水筒に詰め込みます。おかげでザックが一気に重たくなります。
天気は悪くてもやっぱり山はワクワクします。
天気は悪くてもやっぱり山はワクワクします。
帰りにここ登るの嫌だなぁ、と言いながら淡々と石階段を下ります。
帰りにここ登るの嫌だなぁ、と言いながら淡々と石階段を下ります。
地獄谷はガスがかかって、ますます地獄っぽい。
地獄谷はガスがかかって、ますます地獄っぽい。
雷鳥沢のテント場が見えました。紅葉も始まっています。
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雷鳥沢のテント場が見えました。紅葉も始まっています。
テン泊は天気の良い時に楽しみたいです。
テン泊は天気の良い時に楽しみたいです。
雷鳥沢を渡り、いよいよ登山スタートです。
雷鳥沢を渡り、いよいよ登山スタートです。
季節の移ろいを感じながら歩きます。
季節の移ろいを感じながら歩きます。
剣沢の長い登りもようやく終わり、剱御前小屋に到着です。
剣沢の長い登りもようやく終わり、剱御前小屋に到着です。
剱御前と別山、剱岳の分岐。
剱御前と別山、剱岳の分岐。
剱沢のテント場は水が豊富でいいですね。
剱沢のテント場は水が豊富でいいですね。
山岳救助隊が詰める剱沢診療所。ここのお世話にならないよう気をつけて行ってきます。
山岳救助隊が詰める剱沢診療所。ここのお世話にならないよう気をつけて行ってきます。
堅牢な石壁に守られた剣沢小屋。風雪の厳しさを物語るようです。
2018年09月16日 11:07撮影 by  iPhone X, Apple
9/16 11:07
堅牢な石壁に守られた剣沢小屋。風雪の厳しさを物語るようです。
剣沢小屋(手前)と剣山荘が見えて、いよいよ剱岳の懐に来たことを実感します。
2018年09月16日 11:09撮影 by  iPhone X, Apple
9/16 11:09
剣沢小屋(手前)と剣山荘が見えて、いよいよ剱岳の懐に来たことを実感します。
天気が悪い分、時折姿を見せてくれる雷鳥。まるで道先案内人のように前を歩いてくれます。
2018年09月16日 11:31撮影 by  iPhone X, Apple
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9/16 11:31
天気が悪い分、時折姿を見せてくれる雷鳥。まるで道先案内人のように前を歩いてくれます。
今回は道中たくさんの雷鳥に出会いました。
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今回は道中たくさんの雷鳥に出会いました。
振り返れば剣沢小屋。
振り返れば剣沢小屋。
雨の中、景色も楽しめないので淡々と歩いた結果、思ったより早く剣山荘に到着。昼食を摂りながら天気の回復を待ちます。
2018年09月16日 11:44撮影 by  iPhone X, Apple
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9/16 11:44
雨の中、景色も楽しめないので淡々と歩いた結果、思ったより早く剣山荘に到着。昼食を摂りながら天気の回復を待ちます。
ボリュームたっぷりの牛丼1,000円也。こんな山奥で温かいものが食べられるだけ幸せです。
2018年09月16日 12:16撮影 by  iPhone X, Apple
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9/16 12:16
ボリュームたっぷりの牛丼1,000円也。こんな山奥で温かいものが食べられるだけ幸せです。
どうやら天気はさらに下り坂のようで、初日のアタックは断念。暇なので雨の合間を縫って一服剱まで往復1時間のお散歩を楽しみました。
2018年09月16日 14:12撮影 by  iPhone X, Apple
9/16 14:12
どうやら天気はさらに下り坂のようで、初日のアタックは断念。暇なので雨の合間を縫って一服剱まで往復1時間のお散歩を楽しみました。
夕食はトンカツです。明日のアタックに備えて、余分なお肉とともにしっかり蓄えます(笑)
2018年09月16日 17:02撮影 by  iPhone X, Apple
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9/16 17:02
夕食はトンカツです。明日のアタックに備えて、余分なお肉とともにしっかり蓄えます(笑)
昨夜から降り続いた雨も止み、意を決してアタック開始です。頑張ろう!
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昨夜から降り続いた雨も止み、意を決してアタック開始です。頑張ろう!
一服剱に取り付きます。
一服剱に取り付きます。
2番目の鎖場はサクサクと進みます。
2番目の鎖場はサクサクと進みます。
一服剱から剣山荘を振り返ります。こういう眺め大好きです。
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一服剱から剣山荘を振り返ります。こういう眺め大好きです。
前剱が目の前に立ちはだかります。山容がかっこいい。
前剱が目の前に立ちはだかります。山容がかっこいい。
一服剱から前剱への登り返し。なかなかキツそうです。
一服剱から前剱への登り返し。なかなかキツそうです。
前剱をどんどん登ります。
前剱をどんどん登ります。
振り返れば絶景。富山の街並みもチラリと見えて感動です。
2018年09月17日 08:02撮影 by  iPhone X, Apple
9/17 8:02
振り返れば絶景。富山の街並みもチラリと見えて感動です。
前剱に到着。ここからが本番です、
前剱に到着。ここからが本番です、
岩稜歩きも慣れてきた頃が一番危ないので慎重に。
岩稜歩きも慣れてきた頃が一番危ないので慎重に。
さていよいよ剱岳に取り付きます。登りと下りでルートが別れています。
さていよいよ剱岳に取り付きます。登りと下りでルートが別れています。
ガスで下が見えないのがいいんだか悪いんだか。
2018年09月17日 11:18撮影 by  iPhone X, Apple
9/17 11:18
ガスで下が見えないのがいいんだか悪いんだか。
ちょっと怖いけど勇気を出して橋を渡ります。
ちょっと怖いけど勇気を出して橋を渡ります。
7番目の鎖場、平蔵の頭。打ち込まれたペグを足掛かりによじ登ります。
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7番目の鎖場、平蔵の頭。打ち込まれたペグを足掛かりによじ登ります。
急斜面の鎖場を一歩一歩確実に登ります。
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急斜面の鎖場を一歩一歩確実に登ります。
登ったり下ったりしながら徐々に山頂に近づきます。
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登ったり下ったりしながら徐々に山頂に近づきます。

8番目の鎖場、平蔵のコル。岩を巻いて鎖を掴みます。みんな上手になりました。
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8番目の鎖場、平蔵のコル。岩を巻いて鎖を掴みます。みんな上手になりました。
あらためて写真で見ると怖いとこ歩いてますねーw
あらためて写真で見ると怖いとこ歩いてますねーw
だいぶ山頂に近づきました。この先に最後の難所、カニのタテバイが待ってます。
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だいぶ山頂に近づきました。この先に最後の難所、カニのタテバイが待ってます。
9番目の鎖場。いよいよカニのタテバイです。ほとんど垂直に感じる斜面をセルフビレイで安全確保しながら登ります。
9番目の鎖場。いよいよカニのタテバイです。ほとんど垂直に感じる斜面をセルフビレイで安全確保しながら登ります。
上から覗き込むと大したことないんですが(笑)
上から覗き込むと大したことないんですが(笑)
登っている時より写真で振り返る方が怖いです。
登っている時より写真で振り返る方が怖いです。
ついに山頂に辿り着きました。
2018年09月17日 10:04撮影 by  iPhone X, Apple
9/17 10:04
ついに山頂に辿り着きました。
剱岳に登りたい!という夢が叶って、感動のあまり泣き出す同行者。
2018年09月17日 10:06撮影 by  iPhone X, Apple
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9/17 10:06
剱岳に登りたい!という夢が叶って、感動のあまり泣き出す同行者。
対照的にやたら嬉しそうな人(私)w
2018年09月17日 10:08撮影 by  iPhone X, Apple
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9/17 10:08
対照的にやたら嬉しそうな人(私)w
剱岳山頂!全員無事に登り切りました!ここから再び厳しい下りルートを頑張っていきます。
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剱岳山頂!全員無事に登り切りました!ここから再び厳しい下りルートを頑張っていきます。
剱岳三角点。達成感もひとしおです。
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剱岳三角点。達成感もひとしおです。
ついにラスボス登場!10番目の鎖場、カニのヨコバイです。赤いマーキングを目印に足掛かりを確実に探ります。最初の一歩がちょっと不安です。
ついにラスボス登場!10番目の鎖場、カニのヨコバイです。赤いマーキングを目印に足掛かりを確実に探ります。最初の一歩がちょっと不安です。
最初の一歩がなかなか踏み出せない。
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最初の一歩がなかなか踏み出せない。
わずかな足掛かりと鎖を頼りに慎重に足を運びます。
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わずかな足掛かりと鎖を頼りに慎重に足を運びます。
一歩一歩、慎重に進みます。
2018年09月17日 10:49撮影 by  iPhone X, Apple
9/17 10:49
一歩一歩、慎重に進みます。
下りルートの長いハシゴです。滑りやすいので気をつけて下ります。
下りルートの長いハシゴです。滑りやすいので気をつけて下ります。
濡れたハシゴは滑りやすくスリリングです。
2018年09月17日 10:55撮影 by  iPhone X, Apple
9/17 10:55
濡れたハシゴは滑りやすくスリリングです。
鎖場をお互い声を掛け合いながら慎重に下ります。
2018年09月17日 10:59撮影 by  iPhone X, Apple
9/17 10:59
鎖場をお互い声を掛け合いながら慎重に下ります。
足運びを悩みながら慎重に下ります。(後略)
2018年09月17日 11:23撮影 by  iPhone X, Apple
9/17 11:23
足運びを悩みながら慎重に下ります。(後略)
無事下山完了。記念に雷鳥ステッカーを貰いました。17時の最終バスで帰ります。
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無事下山完了。記念に雷鳥ステッカーを貰いました。17時の最終バスで帰ります。

感想

今年こそ剱岳に登りたい!というお友達のリクエストで何ヶ月も前からスケジュールを組んでいたのですが、肝心の連休中はずっと不安定な天気予報となり、途中で引き返す覚悟で行ってきました。でも2日目の天気が一時的に回復し、下山時間ギリギリとなりましたがなんとか登頂に成功しました。おかげで剣山荘からの下山路はものすごいハイペースを強いられましたが、みんな最後まで頑張って充実の山行となりました。

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