【63/100】黒部五郎岳〜飛越新道から1day〜

2018年09月23日(日) [日帰り]

• GPS: 17:07
• 距離: 35.5km
• 登り: 2,786m
• 下り: 2,784m

コースタイム

日帰り

• 山行: 15:00
• 休憩: 1:44
• 合計: 16:44

0:21 飛越新道登山口
1:42 1:43 飛越新道分岐
2:38 2:38 寺地山
3:18 3:27 北ノ俣避難小屋
4:48 4:54 神岡新道分岐
4:59 5:06 北ノ俣岳
5:34 5:35 赤木岳
6:11 6:11 中俣乗越
7:14 7:18 黒部五郎の肩
7:25 8:11 黒部五郎岳
9:07 9:08 西又山
9:28 9:36 黒部五郎小舎
11:16 11:25 黒部五郎の肩
12:23 12:23 中俣乗越
12:57 12:57 赤木岳
13:23 13:25 北ノ俣岳
13:31 13:31 神岡新道分岐
14:22 14:31 北ノ俣避難小屋
15:06 15:07 寺地山
15:54 15:54 飛越新道分岐
17:05 飛越新道登山口

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

飛越トンネル前無料駐車場へ。キャパは約30台。満車になる心配はなさそうです。

コース状況／危険箇所等

【飛越新道】
稜線に乗るまでひたすら長い。特に避難小屋を越えてから稜線までの区間は斜度も上がり路面がえぐれていて歩きづらい。また先日の台風の影響か、寺地山の前後では大量の倒木あり。倒れて間もないせいか葉が繁っていて通過に難儀する。飛越新道でおおよそ20本以上は登山道を塞ぐ形で倒れていた。泥濘は古いレインパンツと長靴で対策していたので気にならなかった。
【北ノ俣岳〜黒部五郎岳】
快適な稜線歩き。小さなアップダウンの繰り返しにつき、行きも帰りもコースタイムは同等と考えて。岩稜帯やザレ場では転倒、滑落に注意。
【黒部五郎岳〜黒部五郎小舎】
稜線コース、カールコースともにルートは判りやすく特に問題なし。

その他周辺情報

高山市北部の国府町にある宇津江四十八滝しぶきの湯 湯遊館がおすすめ。大人600円。休憩所、食事処併設。
http://www.48taki.com/hot_spring/index.html

写真

9/23 0:13

夜中0時過ぎ、飛越トンネル手前の駐車場からスタート！

9/23 0:14

北ノ俣まで6H。そこから黒部五郎まで3H。

9/23 0:15

泥んこ対策装備は万全です。

9/23 0:31

レッツゴー♪

9/23 0:38

月明かりが明るい。

9/23 0:53

寺地山まででも十分遠いです。

9/23 0:54

この間の台風の影響か倒木だらけ。こんなのまだ序の口です。

9/23 1:41

1:41神岡新道と合流。あっちの道はもっとひどいことになっていそうです。

9/23 2:23

鏡池平。何だか広々した雰囲気。

9/23 2:38

寺地山山頂に到着。2時間20分。長靴効果か、なかなかいいペースです。

9/23 3:09

うしろを振り返ると赤い月。

9/23 3:15

登山口から約3時間、避難小屋分岐に到着。

9/23 3:18

100mほど下りていくと暗闇に浮かぶ避難小屋。中を覗く勇気は、、、ありません。

9/23 3:24

避難小屋の軒下に長靴とレインパンツをデポして担いできた登山靴にチェンジ！シャキーン(｀・ω・´)

9/23 3:24

小屋の前にはドボドボ出てる沢水。これをアテにして担ぐ水を最小限にしてきました。まだほとんど消費していないので行きはスルーしましたが。

9/23 3:29

避難小屋過ぎてから稜線に乗るまでがすごーく長い！木道で歩きやすいのは初めだけです。

9/23 4:46

稜線に登り上げたところにあった、頭が丸くなってる三角点。

9/23 4:47

北ノ俣の稜線に乗っかると真正面に水晶のシルエットが見えました。

9/23 4:47

こっちは薬師のシルエット。

9/23 4:52

お槍さまも見えました。

9/23 4:53

北ノ俣ICから高速に乗る。。。と思ったら木道はすぐ終了でした。

9/23 5:00

5:00ちょうどに北ノ俣岳山頂。ここで薬師岳山荘から歩いてこられた男性とお会いしました。

9/23 5:02

少し空が明るくなってきました。

9/23 5:07

槍のシルエットがくっきり！

9/23 5:09

飛騨側は雲海に覆われていて、これもまた素晴らしい。

9/23 5:14

空の色がどんどん変わってきます。

9/23 5:26

薬師の向こうから劔立山も顔を出す。

9/23 5:44

笠、乗鞍、御嶽の三山揃い踏み！

9/23 5:44

ちょうど御来光が昇りそうなのが鷲羽岳の左隣のワリモ岳。

9/23 5:45

赤木岳のピークで御来光待ち。

9/23 5:48

キターー！ダイヤモンドワリモ岳！

9/23 5:50

モルゲン北ノ俣岳。

9/23 6:28

さあゴローちゃんに会いに行こう！

9/23 6:28

最後の大ボスは手強そうです。

9/23 6:48

三俣山荘〜鷲羽への登りを彷彿させる登りです。

9/23 7:12

最後はガレ場。ここから左へ巻いて肩経由が本来のルートですが、少しロストして山頂方面に直登してしまった。

9/23 7:19

山頂はすぐそこ！

9/23 7:27

7:27 来ました！百名山63座目の黒部五郎岳。感無量です。

9/23 7:27

美しい山並みをバックにガッツポーズ！

9/23 7:28

この看板は予習で何度も目にしてきました。

9/23 7:29

槍穂の稜線。大キレットの落ち込みが凄い。

9/23 7:29

カールの中。雄大すぎて画角に収まりません。

9/23 7:31

三等三角点、点名「黒部」標高2839.58m

9/23 7:31

タッチ♪

9/23 7:40

もう一枚撮って貰いました。

9/23 7:44

笠、乗鞍、御嶽山。グラデーションが素晴らしい。

9/23 7:44

飛騨方面の雲も晴れてきました。

9/23 8:02

パノラマで撮ってみました。

9/23 8:04

長い道のりで先を急ぐのに、景色が素晴らしすぎて山頂で40分も長居してしまった。

9/23 8:07

稜線コースから黒部五郎小舎を目指します。

9/23 8:12

カールに面する北壁はすごい絶壁で切れ落ちてます。

9/23 8:12

これから歩く稜線。マークを見落とさなければ大丈夫です。

9/23 8:13

徐々に高度を下げて行きます。

9/23 8:30

カールの中に見えるのは雷岩⚡⚡⚡

9/23 8:32

山頂方面を振り返る。

9/23 8:38

カールが綺麗に見えます。

9/23 8:52

チングルマの綿毛。

9/23 8:58

ゴローゴヤはあっちです。

9/23 9:09

ゴローゴヤへの荷揚げのヘリが飛んできました。

9/23 9:11

荷卸しして南の方へ飛び去っていきました。

9/23 9:19

やっと小屋が見えた！テン場には一張りだけ。

9/23 9:27

いいロケーションに建ってます。

9/23 9:28

ちょうどヘリで揚がってきた荷物を捌いたところでした。ここでお目当ての山バッジを購入。

9/23 9:38

小屋の隣には三俣蓮華岳への尾根が。これ登るの辛そうやなー。

9/23 9:45

そしてカールルートで肩へ戻ります。

9/23 10:18

これですよ！ザ・黒部五郎の光景。

9/23 10:19

パノラマじゃないと収まらない。

9/23 10:20

優美なカール。

9/23 10:20

青空をバックに稜線がくっきり！

9/23 10:31

長々とカール内を歩いて雷岩のところまで来ました。思ったよりも大きい！

9/23 10:44

肩に戻るには中央の九十九折れの急坂を登り返しです。キツー💦

9/23 10:44

さっき歩いてきた稜線。下から見ると険しい！

9/23 11:09

激坂にフーフー言いながらも何とか肩まで戻ってきました。

9/23 11:09

このカールを見ながらおにぎりを一つ頬張ってエネルギー補給。

9/23 12:59

北ノ俣への稜線を約2時間。そろそろ薬師岳も見納めだ。

9/23 12:59

こっちは赤牛岳。

9/23 13:23

13:23 北ノ俣岳山頂に戻ってきました。

9/23 13:24

おっと行きは見落としていた三等三角点。点名「北俣岳」標高2661.21m。こっちは岐阜県になるらしい。

9/23 13:24

タッチ♪

9/23 13:24

少し西の空が曇ってきました。

9/23 13:30

ハイウェーに戻ってきました。

9/23 13:31

さあこの天上世界もそろそろ見納め。飛越新道で下ります。

9/23 13:32

とりあえず避難小屋まで一気に下ります。すれ違った何組かの登山者の方は皆さん太郎平小屋を目指しておられました。折立から登った方が近いのに何ででしょう！？

9/23 14:14

避難小屋が近づくと木道が現れます。固定が外れてグラグラ揺れるものがあるのでご注意。

9/23 14:15

これがガキの田の池塘地帯。

9/23 14:20

避難小屋分岐。稜線から一時間位でした。

9/23 14:22

明るい中で見れば普通の小屋なんですけどねー。
ここでまた長靴とレインパンツ装着して給水も完了。

9/23 14:37

湿地帯の脇にリンドウのつぼみ。

9/23 14:45

派手にひっくり返った倒木。

9/23 14:56

こっちのリンドウは少し開いてます。

9/23 15:01

谷筋では局所的に霧が出てました。

9/23 15:06

15:06 寺地山に到着。あと二時間くらいかな。

9/23 15:06

寺地山の山頂にも頭の丸まった三角点。どこの管轄でしょうね。

9/23 15:06

とりあえずタッチ♪

9/23 15:16

やっぱり倒木半端ない！

9/23 15:29

こんなん暗い中でどうやって越えてきたんだろ？

17:05駐車場に帰着！まだ明るい。今年2番目のロング山行35kmも無事完結です。

9/23 23:29

これが黒部五郎小舎で購入した戦利品。600円。色合いが綺麗です。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough オリンパス

Galaxy S8 SCV36 au サムスン

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション ヘッドランプ 予備電池 GPS 携帯 時計 ツェルト カメラ

感想

tonzablow

久々の晴れ予報の週末。居ても立ってもいられなくて前々から狙っていた黒部五郎岳へ行ってきました。北アルプス最深部の山なので日帰りにこだわると新穂高か飛越新道になるのですが、新穂高からの小池新道はこの前歩いているので今回は飛越新道からにしました。日帰りピストンで黒五のピークだけ踏んでいるレコは沢山見掛けるのですが、黒部五郎小舎まで下りているレコは皆無なので少しオリジナルを入れてみました。おかげで欲しかったバッジも入手出来て一石二鳥でした！

コメント

にか

よく歩きますね(^^;)
とても真似出来ません35ｋｍとか…　そろそろこの標高終盤になり寂しいですね 　長靴便利でしょ私の地元では流行ってます耐油性が丈夫ですが冬は冷たくて履けません、荷物が重いと不利ですが！　お疲れ様でした

tonzablow

Re: よく歩きますね(^^;)
毎度ありがとうございます(^_^)b
この夏は週末の天気運に恵まれず、このままシーズン終わるのかとハラハラしていたので、ここぞとばかりにスクランブル発進してきました。
長靴は登山で初めて使いましたが足下の汚れを気にしなくていいのと、普段の靴より軽いのでサクサク登れました！下りは突起物を踏んづけると足の裏が痛いのが玉にキズでしたが。
これからは近場の山が中心になりそうです。
あ、でも浅間と御嶽山には昇っておかねば…

busan

快足ですね
はじめまして！
ロングお疲れ様でした
ぼくも飛越から黒部をずっと狙ってて、天気の関係などでなかなか行けてなくて、、、でも行ける日を考えながら参考にさせてもらいます
過去のレコも見させてもらうと、概ね同じようなペースで歩かれてる方ですのでかなり参考になります
ありがとうございます

ひとつ教えていただきたいのですが〜
飛越新道はみんな長靴持参してる方が結構多いのですが、沼みたいな状態になってるのでしょうか？ｗ
普通の登山靴＋ゲーターで行くと、痛い目に遭うような状態でしょうか？
お教えくださーい

tonzablow

Re: 快足ですね
busanさん、こんばんは！
コメントありがとうございます😄
飛越新道ですがよほど晴天続きでなければ泥対策はしていったほうがいいと思います。私の時はくるぶしまで沈む程度で済みましたが、歩いているうちに泥はねするのと倒木を乗り越えたりくぐったりするので太ももくらいまで泥まみれになりました。私はレインパンツを併せて履きましたが少なくとも長靴だと靴の汚れが全くストレスにならないのでよかったと思います。
これから日の長さも短くなるのでロングも難しくなりますが、どうぞお気をつけて！

busan

Re[2]: 快足ですね
ひゃー！！
そんな状態なんですね〜。笑笑
大変参考になりました！
ありがとうございます♫