秋の甲斐駒ヶ岳&仙丈ヶ岳ピークハント🍁



- GPS
- 24:22
- 距離
- 33.3km
- 登り
- 3,176m
- 下り
- 3,422m
コースタイム
- 山行
- 7:47
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 9:27
- 山行
- 4:39
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 6:29
天候 | 9月22日 甲斐駒ヶ岳 仙流荘到着時は晴れ。途中から雨がパラつく。 大平山荘より出発時はくもり。長衛小屋付近より雨。 仙水峠へ到着した頃、雨はやんでいたが風が強い(風速15m予報)。 風が強いと引き返したパーティもいたので、風が弱まるのを待ちながら登る。 駒津峰手前でまた雨。次第に風はおさまるものの、 山頂付近に近づくにつれてガスが強くなる。 残念ながら山頂に着いた頃はガスでしたが、仙水峠へ下山する頃には晴れ間が見られました。 9月23日 仙丈ヶ岳 昨晩は星も出ていました。大平山荘付近は朝から晴れ☀️ 大平山荘は8℃でした。 風もなく、文句ない晴れの1日。夜半は若干曇りがち。 9月24日 仙丈ヶ岳 馬の背ヒュッテ付近、早朝は雲が取れて星が見えた。 ご来光後、山頂付近は風が強かったけれど、下山後まで晴れ。 予報通り、午後になると山々はガスが立ち込めていた。 紅葉が始まっていました🍁 |
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過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
毎日あるぺん号の登山バス戸台口(仙流荘)行き、竹橋22時45分集合のバスに乗車、8,000円。 9月22日 仙流荘→大平山荘 5時到着の予定が早まり、4時に仙流荘に到着。 5時30分出発の南アルプス林道バスの出発が早まり、5時20分出発。 6時15分、大平山荘到着。手荷物料金込み、1,430円。 9月24日 歌宿→仙流荘 13時25分、歌宿発の南アルプス林道バスに乗車の予定が、臨時便に乗車することが出来たので12時50分頃乗車。13時40分頃、仙流荘へ到着。手荷物料金込み、1,040円。仙流荘からは仲間の車で帰宅。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
山と高原地図通り、以下に危険箇所あり。 甲斐駒ヶ岳 駒津峰より山頂までの砂礫の斜面。 雨が降ると、岩場地帯は滑りやすく登りづらい。 ※当初、双児山〜駒津峰ルートを予定していたが、山荘のご主人から台風21号の影響で倒木倒壊箇所多数と伺い、ルート変更しました。 歩きづらく、コースタイムより時間がかかるそうです。 ※水場とトイレ(有料)は仙水小屋と長衛小屋にあり。 仙丈ヶ岳 山頂より小仙丈ヶ岳までの砂礫の稜線。 風が強いと危険ですので注意して歩くこと。 丹渓新道ヘ向かう独標付近。 独標から先の林道は、恐らく台風21号の影響での倒木が多数ありますが通行は可能です。 歩きづらいので、コースタイムに余裕を持った行動を心がけるとよいです。 今年は例年の同時期に比べて沢の水量が多く感じました。 ※馬の背ヒュッテは水場とトイレあり。仙丈小屋は手前に水場が、小屋にトイレがありました。小屋の水場状況は不明です。 |
その他周辺情報 | 仙流荘 ●南アルプス林道バス始発バス停 ●宿泊、日帰り入浴あり 10時〜20時30分 https://www.ina-city-kankou.co.jp/senryuso/ 大平山荘 ●仙丈ヶ岳登山口付近 ●1泊2食 9,000円 http://ohdaira.sakura.ne.jp/ 馬の背ヒュッテ ●仙丈ヶ岳七合目付近 ●1泊2食 9,500円 http://www1.inacatv.ne.jp/umanose/ 高遠さくらホテル ●宿泊、日帰り入浴あり 大人 800円 小人 ¥500円 ご利用時間:午前10時30分〜午後8時最終受付 https://www.ina-city-kankou.co.jp/sakurahotel/ |
予約できる山小屋 |
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
サンダル
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
携帯トイレ
|
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共同装備 |
ガスカートリッジ
コンロ
調理器具
ファーストエイドキット
|
感想
15年前に働いた仙丈ヶ岳へ仲間を連れて行く登山計画。
2年前に仙丈ヶ岳を計画した時も甲斐駒ヶ岳をセットに登るつもりでしたが、
悪天候で登れなかったので、再度リベンジ。
1日目の甲斐駒ヶ岳はソロで入って、2日目、3日目の仙丈ヶ岳は仲間と合流しての登山でした。
天気予報を見ると、強風の予報だけれどそこまで天気が崩れなさそうだったので
甲斐駒ヶ岳登山を決行。
登り始めの林道の登山道は真っ暗で、仙水峠では風が強く、
駒津峰手前で引き返して来たパーティと何組か出会い、本当に山頂まで上がれるのかと何度も思った。
午後は天気が良くなる予報だったので、ご一緒したご夫婦とおしゃべりしながら、
駒津峰まで時間調整してゆっくり登る。
これが好転して、駒津峰まで到着すると、ガスはあるものの風が弱まったので
山頂まで上がることに。
結果、真っ白で周りの景色は何も見えなかったけれども、悪天候の中、
なんとか山頂まで来られたこと、念願の甲斐駒ヶ岳来られたことに達成感!
同じように天候を心配しながらご一緒させていただいた方と山の話を
たくさんおしゃべりしながら下山していると、だんだんと天候が良くなり、
見たかった周りの山々が見える。
青空が見えて、迫力の山々が見えた瞬間。忘れられません。
昔から大変お世話になっていた大平山荘にも念願の宿泊。
お客さんとワインを飲みながら山のお話をしたこと、小屋の方々と変わりゆく南アルプスについて話したこと、登山ルートについて話したこと。
晴れの甲斐駒ヶ岳も見たいし、他のルートへも行ってみたいと期待に夢が膨らむ。
ソロの醍醐味を味わえた素晴らしい1日でした。
2日目、昨日とはうって変わって快晴。
待てど暮らせどなかなか仲間がやって来ない。
昨日から携帯は圏外なので様子もわからず、だんだん心配になって来る。
ようやくみんなが到着して、聞けば大混雑で2時間もバスを待ったとのこと。
みんなが期待した晴れ間は南アルプスも賑やかな連休の予感。
仲間と合流して、紅葉が始まる素晴らしい景色を楽しみながら馬の背まで登った。
当初の天気予報では、3日目は天気が崩れる予報だったので、急遽、山頂に向かうことにした。
1日中晴れることも稀な山の天気で、山頂では360°パノラマの素晴らしい景色をみんなで見られて感激でした。
馬の背に戻ってみんなで宴会。私は前回の福島で買って来た日本酒を持参。
ソムリエの仲間が白ワインとウイスキーを持って来てくれて宴会は盛り上がった。
3日目の早朝、早起きすると星がたくさん出ていた。
今日のご来光はいける!
疲れた仲間は山頂へは行かないというし、二日酔いだけれどご来光へは行きたいと言った仲間と一緒にヘッデンをつけて暗闇の中、ご来光へ向けて出発。
2年前はソロで真っ暗な中を登ったことを思い出しながら、仲間とおしゃべりしながら登った。
小屋を出発したのがギリギリだったので、間に合うかな?と思ったけれど、急いでカメラをセッティングして既に到着していた人々と今か今かと日の出を待つ。
なんとか間に合って、素晴らしいご来光を見られた。
2日間も絶景の山頂で今回は運が良いな。
小仙丈ヶ岳へ向かう稜線の往復では雷鳥の親子にもたくさん出会えて可愛かった。
仲間の待つ馬の背の分岐まで急いで戻って合流してからは今回の核心部、丹渓新道。
馬の背の初代オーナーが切り開いた道を巡る山歩き。
バイト時代に独標までは行ったものの、その先は今回は初めてなので、台風の影響で歌宿まで降りられるかヒヤヒヤしたけれど、途中で登ってきたパーティと1組出会ったので下山を確信出来た。
昔見た景色を思い出しながら、奥深いこれぞ南アルプスという山深い静かな登山道をひたすら下る。
無事に歌宿まで下山することが出来た。
3日間、甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳の全く雰囲気の違う山々を1人で過ごす時間と仲間と過ごす時間。山好きな人と話しながら山を楽しむ時間というのは共通で、本当に楽しい時間。
2日間の仙丈ヶ岳では、天気も良く素晴らしい景色を仲間に見せることができたと思うと計画して良かった。そして、何度来ても、仙丈ヶ岳の雰囲気は落ち着く。
私自身も様々な思い出にも浸れたし、また新しい仙丈ヶ岳や甲斐駒ヶ岳の山の姿にも出会えて素晴らしい秋の山行でした。
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