明神岳
長野県
amenaryusa
その他2人 
体力度について
- GPS
- 16:22
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 1,943m
- 下り
- 1,938m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 2:13
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 2:17
- 山行
- 9:10
- 休憩
- 5:01
- 合計
- 14:11
| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
タクシー 自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
前穂高岳までは一般登山道なので割愛です。 前穂高岳より明神岳方面に踏み跡があります。稜線を岳沢側にトラバースしながら進みました。バリルートのため浮き石に注意。稜線沿いに進むルートは未確認です。 奥明神沢手前の下りに後ろ向きでないと下りれない箇所がありました。 明神岳手前のピークは見た目は厳しそうですで、残置ロープがたくさんありますがフリーで登れます。下りは怖そうです。残置ロープは下りで使用したと思われます。 明神岳主峰は踏み跡明瞭でビクトリーロードの様相。頂上にはピークを示す物は何なくあっさりとしています。 2峰。核心部です。壁の右手に懸垂下降用のビレイポイントが確認できますが、とても登れそうにありません。左側に、ここしか登れませんポイントがあります。おなかがジャマのなりますがクリア。ハーケンが3か所打たれていますので。フリーで登りロープを出しました。 3峰。正面からは登れそうにありません。岳沢側に巻き道があり、はい松帯へ続いています。巻き道の途中、登れる箇所を登り3峰のピークへ。 4峰側の下りは後ろ向きでの箇所多しです。 4峰はさらっと通過。 5峰はザレを登り、岳沢側より岩場を登ると有名な残置ピッケルあり。 5峰の下りはやや不鮮明も下れる所を下ります。 南西尾根も侮れません。前半は痩せ尾根のトラロープが続きます。踏み跡を下ると天然クーラーの7番看板へ出ます。 |
写真
拍手
この時、後ろのパーティーで滑落事故がありました。
しばらく待機。
踏み跡明瞭、ビクトリーロードですね。
ピークには頂上を示す物はなくあっさりとしています。
後ろに2峰。
念のためロープを出しました。
3峰です。近くで見ると頭でっかちに見えます。直登は厳しそう。右に巻き道あります。巻き道がはい松帯に続くので横から登りピークへ。
この写真は5月に行った時のものです。
直登は厳しそう。右に巻き道あります。巻き道がはい松帯に続くので横から登りピークへ。
この写真は5月に行った時のものです。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
針金
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
|
|---|---|
| 共同装備 |
10?ロープ
|
感想
南西尾根からだと稜線泊りとなり、プラス水とロープの重いザックが不安で、
前穂高岳から下るルートにしました。
初日は岳沢までのお気楽山行。紅葉もきれいで癒されました。
到着が遅くテント場は満杯。自己責任で沢にお張りください、とのことで沢の中に好立地の場所を確保。
翌日、ヘッドランプスタートで前穂高岳へ向かう。頂上は多くの登山者でにぎわっていました。快晴無風の居心地のいい前穂のピークを後に明神岳へ。踏み跡が岳沢側についています。途中、奥又白からA沢を上がってきたパーティーとすれ違うも、明神ルートで、この日は数パーティーと合っただけの静かなコースです。
奥明神沢のコルの手前に後ろ向きでないと下りれない箇所あり、ここは他にルートがあったかも。
明神岳手前のピークは残置ロープベタベタで見た目も険しいが、ホールドがあるので登れます。ただ下りはフリーだと厳しそうです。
2峰の登り、見た目が垂直です。最初さえクリアすればホールド、ステップがあります。フリーで登り念のため、2回ロープを出しました。3峰は画像のコメント通り、右に巻いて横から登りました。4峰は稜線沿い。5峰も右から巻いて途中、上がれそうなところを適当に登り残置ピッケルへ。ここで後は下るだけなんですが、楽ではないです、気が抜けません。ガラ場、痩せ尾根、トラーロープが待っています。下りの南西尾根が核心部でした。
明神岳手前のピークを含め、主峰〜5峰まで6つのピークを越えてゆくこのルート、前穂の北尾根に似ています。それぞれのピークに特徴があり激しいアップダウンもなく歩いていて楽しいルートです。ただやはりバリルート、踏み跡はあっても安定感はなく浮石、落石には細心の注意が必要です。ご一緒のみなさん、ありがとうございました。
私達が明神岳手前のピークに到着直後に後続のパーティーの方が滑落しました。
一時間ほど前に歩いた、前穂高岳から20分くらいの場所だと思います。豆粒ほどにしか見えませんが同行の方の声は届き、少しやりとりはできました。
お困りの様子がうかがえましたが、自分の力量では、何もできず無力感を覚えました。下山後にニュースで亡くなられたと知りました。
ご冥福をお祈りします。
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