大笠山(桂湖オートキャンプ場より往復)
- GPS
- 09:36
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 1,619m
- 下り
- 1,627m
コースタイム
- 山行
- 9:13
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 9:37
天候 | 晴れ☀️ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※ 桂湖オートキャンプ場から先は車両進入禁止。ゲートの手前にある駐車スペースに駐車 ※ トイレは、桂湖ビジターセンターを利用 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■桂湖オートキャンプ場〜前笈ヶ岳 桂湖オートキャンプ場上の駐車スペースからゲートの横を通って車道を進む。橋の手前をまっすぐ進むと吊り橋に達する。吊り橋を渡ると、梯子が連続し、鎖場が続く。その後は細尾根を進む。細尾根から1336m峰に向けて登りあげる。鏡岩の手前など急なザレ場があり、ロープがかけられている。登りでは不要だが、下り時は使用すると安心。所々両手両足を使って登る急登もある。鏡岩の上に登山道が崩壊しかかっている箇所があり、滑りやすいので注意。1336m峰からはしばらく平坦な道がある続く。前笈ヶ岳への取り付きから急坂を登る。前笈ヶ岳の山頂はメインの登山道からすこし入ったところにある。 ■前笈ヶ岳〜大笠山山頂 前笈ヶ岳からは1552m峰、アカモノの頂と登り降りが続くが、それ以外は平坦な道が続く。旧避難小屋を過ぎると、大笠山に向けて、急坂のロープ場や笹薮の急登が続く。300mほど登り返すと稜線に達する。分岐点を左に進み、避難小屋の先に山頂が現れる。 ※ 全体的に横に張り出した樹木が多く、足元ばかり見ていると頭をぶつけてしまうので注意。 |
その他周辺情報 | くろば温泉 ¥600 |
写真
感想
3日目のターゲットは大笠山。元々は2日目に登る予定でしたが、2日間天気が優れず、長丁場になるので、晴天確実な3日目に回しました。しかし、2日間の登山の後で、脚が耐えられるのか、不安を抱えながら、桂湖ビジターセンターで前泊しました。
翌朝4時に起き、準備を整えて、桂湖オートキャンプ場上の駐車スペースまで行くと、先行者2名がすでに出立したあとでした。空には満天の星で、天気は申し分ないようでした。心配していた足は、痛みもなく、やや重いためスピードが上がらないほか、歩きに支障はなさそうでした。
吊り橋を渡ると、いきなり梯子、鎖の連続でしたが、普通に進めば問題ありませんでした。むしろ、その後の細尾根やザレ場の登り(下り)の方が緊張しました。1336m峰までは急登も続き、辛抱のしどころ。前笈ヶ岳だと思ったら、まだ1336m峰で、愕然としました。足に疲れが残り、ゆっくりとしか歩けないため、足元を見つめながら歩いていると、何回も木に頭をぶつけてしまいました。ここの樹木は横に張り出して生育しているものが多く、これが頭付近にあると危ないし、足元にあるとなかなか歩きにくかったです。結局、前笈ヶ岳まで3時間もかかり、山頂にたどり着くのはいつになるのか心配になりました。
前笈ヶ岳から先は、アップダウンはあるものの、平坦な部分も多く、比較的順調に進めました。アカモノの頂からは、笈ヶ岳、大笠山、大門山などの眺望がよく、地図に記載をすべきだと思いました。避難小屋跡を過ぎると大笠山に向けて再び急坂が始まりました。登山道はアカモノの頂から予想していたのとは全く違う方向に進み、急坂のロープ場と笹薮の階段を登り終えると、山頂かと思いきや、縦走路との分岐点でした。
気を取り直して、矢印の方向に進むと、ようやく山頂に達しました。登山口から5時間かかりました。大笠山は、さすが深田久弥先生が、登っていたら100名山に入れたかった、と評価するだけのことはある風格のある山容でした。隣の笈ヶ岳も大笠山に負けない、格好よすぎる山でした。大笠山山頂からの眺望では、笈ヶ岳が圧倒的存在感を放っており、背後の白山はかすんで見えました。
今回大笠山を登ってみて、5月に登った女峰山を思い出しました。長い尾根を登った末に、ゴジラの背中のようなアップダウンが続き、登り詰めたところよりさらに奥に山頂がある。女峰山は自分でも意外に楽しんで登れたと思うけれど、大笠山には、打ちのめされました。ただ、意外に足へのダメージは少なく、歩き通せたことは、今後の登山への自信につながりそうです。
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