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Yamareco

記録ID: 1625936
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ハイキング
奥武蔵

刈場坂峠から正丸尾根(正丸駅→刈場坂峠→正丸尾根→正丸峠→正丸駅)(奥武蔵スキー場とヤマノススメタペストリーの刈場坂峠)

2018年10月22日(月) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
13.3km
登り
894m
下り
891m

コースタイム

日帰り
山行
4:41
休憩
0:25
合計
5:06
8:34
72
9:46
9:46
25
高麗川源流の碑
10:11
10:25
10
10:35
10:35
19
10:54
10:54
29
11:23
11:23
24
11:47
11:58
4
大グミ
12:02
12:02
16
12:18
12:18
8
12:26
12:26
24
12:50
12:50
30
13:20
13:20
20
13:40
13:40
0
13:40
ゴール地点
天候の欄で書いた様に日曜日に行けなかったので取得した休暇なのであまり遠征は出来ません。でも近場だと紅葉は未だ。折角晴れているのなら晴れると気持ち良い場所と言う事で、ヤマノススメのタペストリーにもなった刈場坂峠を選びました。

刈場坂峠からは一度旧正丸峠から歩いた方向と逆に歩いてみる事にしました。
天候 快晴

昨日に続いて今日も登山日和の良い天気です。
昨日出かけたかったところなのですが、昨日は排水管清掃で家に居なくてはならず、青空を見上げながら歯ぎしりをしていました。この予定は事前に入っていたので、だったら翌月曜に休暇を取って行くぞと、本日の山行となりました。

暑くなく寒くなく、湿度も低い、こんな登山は一体いつ以来なのか思い出せません。
過去天気図(気象庁) 2018年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
行き
飯能発7:54の西武秩父行き。この7分前に飯能に到着したら既にかなりの長さの列がドア付近に出来ていました。でもまあ座るには問題ありません。4000系のボックスは着席定員多いですからね。

帰り
正丸発13:47の臨時飯能行き。
9/25から11/2までの平日の臨時列車だそうです。
正丸駅に張り出されていた紙によれば「秋の団体客・行楽輸送のため」なのだそうです。
4000系8両編成で来ました。
でも知名度が低いのでガラガラ。飯能までガラガラ。
日によっては団体予約が入っているのかもしれません。
私は前日にえきから時刻表の正丸駅の時刻を見たら臨時列車の記載があったので、これに乗るかもと計画に入れていました。
飯能からは5分の接続で急行へ。
コース状況/
危険箇所等
簡単にまとめようと言う割にはそれなりの距離があるので刈場坂峠迄は楽な道と言う事で、2年前の9/17に歩いた林道から高麗川源流経由の道にしました。

・正丸駅→刈場坂峠
先ずは国道299号線を20分歩きます。これが辛い。以前の記録でもそう書いてますが、やっぱり車がびゅんびゅん走る道を歩くのは辛い。
正丸トンネル手前から刈場坂林道です。舗装道路で、そこそこ斜度があります。これが長い。
高麗川源流からやっと山道。斜度はそんなにありませんが、今日は道が水の流れによって侵食を受けていてあるきにくい状態となっていました。


・刈場坂峠→虚空蔵峠
一旦樽見山に登ります。これは大した事ありません。そこから下って牛立久保で左に(南西に)折れます。暫くはなだらかで木々は茂っているものの見通せる斜面を下ります。
実はここは「奥武蔵スキー場」の第二ゲレンデだったのです。
ほどなくして樹林帯の中に入り、暫くはなだらかですが、辰目沢右岸尾根コースを右にわけてから急速に下って刈場坂林道に出ます。林道をちょっと歩くと虚空蔵峠です。

・虚空蔵峠→旧正丸峠
最初に登りがややありますが、その後は軽いアップダウンがとなります。但し今日は途中から道が台風か何かの影響で落ち枝や倒木で荒れて「こっちの筈だがこれで良いのだろうか」と思う程の道になりました。それでも斜度はそうありません。
問題はサッキョ峠からです。
以前正丸尾根を逆から来た時にこの斜面が滑り落ちそうで怖いと書いたとおりの斜度で、キツイ登りとなります。ロープがあって、これに頼りました。でも登りは怖くはないですね。
松茸山への道をわける大グミを過ぎたらすぐに旧正丸峠です。

・旧正丸峠→正丸峠
いきなり急坂を登ります。ここを頑張ると「川越山」と書かれたピークに到着します。
登山詳細図によるとそう書いてあるかもしれないが正丸山だとあります。
ここに到着したら本日のコースの登りの難所は終わりです。
なだらかに下って登って「正丸山」と書かれ・・・ていたピークに到着します。
道標が壊れてしまって読めません。
登山詳細図ではこっちが川越山だとあります。
その後は正丸峠迄下るだけ。

・正丸峠→正丸駅
歩いた事がある道と思い込んでいましたが始めてでした。
いきなり急激に高度を下げます。一応鉄製の丈夫そうな手すりがあるのでこれに頼れば下りられます。
そして下りきってからは沢下りです。ここは川が増水していたら歩くのは難しいかもしれません。まあまあ道筋ははっきりしているので踏み跡は間違えないとは思います。
最後に舗装道路となって、伊豆ヶ岳への登山口になっている馬頭観音の所へ出ます。
そこからは大蔵山林道を一路正丸駅へ。
その他周辺情報 トイレは刈場坂峠と正丸峠に。
平日は刈場坂峠に移動コーヒー店は来ないんですね。
正丸峠には茶屋があります。
8:34 気持ち良い晴天の下、正丸駅を出発。
但しこの先ずっと国道と一緒。
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8:34 気持ち良い晴天の下、正丸駅を出発。
但しこの先ずっと国道と一緒。
8:54 20分間我慢してやっと国道とお別れ。
実はトンネルの上に聳える山の上にこのあと暫くしてから行くのです。
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8:54 20分間我慢してやっと国道とお別れ。
実はトンネルの上に聳える山の上にこのあと暫くしてから行くのです。
8:56 正丸峠へ行く道ともお別れ。
思えばここからウネウネと登って正丸峠に行くんですね、この道は。
正丸トンネルが開通する前は大変だったなあ。
しかしここから刈場坂峠までも長いです。
8:56 正丸峠へ行く道ともお別れ。
思えばここからウネウネと登って正丸峠に行くんですね、この道は。
正丸トンネルが開通する前は大変だったなあ。
しかしここから刈場坂峠までも長いです。
9:46 50分に及ぶ林道歩きで高麗川源流の碑に到着。
ここから山道です。
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9:46 50分に及ぶ林道歩きで高麗川源流の碑に到着。
ここから山道です。
本日のこの山道。
流水の侵食を受けてガタガタに。
本日のこの山道。
流水の侵食を受けてガタガタに。
10:08 刈場坂峠手前で再び刈場坂林道に出ましたが、林道から登山道への道標が倒れて全く分からなくなっています。ご注意を。
10:08 刈場坂峠手前で再び刈場坂林道に出ましたが、林道から登山道への道標が倒れて全く分からなくなっています。ご注意を。
10:11 刈場坂峠に到着しました。
ヤマノススメタペストリーで五人がらいだぁスーツで立っている絵のモデルです。
そしてここから先の下の方が奥武蔵スキー場第一ゲレンデなのですが、全然分かりませんね、ここからだと。
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10:11 刈場坂峠に到着しました。
ヤマノススメタペストリーで五人がらいだぁスーツで立っている絵のモデルです。
そしてここから先の下の方が奥武蔵スキー場第一ゲレンデなのですが、全然分かりませんね、ここからだと。
だーれも居ない刈場坂峠。休日だとこんな風景は見られません。
水分を取ったり、はいふりカメラがつながらないかと苦心したりして結構滞在して、10:25に出発します。
だーれも居ない刈場坂峠。休日だとこんな風景は見られません。
水分を取ったり、はいふりカメラがつながらないかと苦心したりして結構滞在して、10:25に出発します。
10:35 牛立久保。ここから虚空蔵峠方面へ下ります。
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10:35 牛立久保。ここから虚空蔵峠方面へ下ります。
もう木が繁っていますが、今を去る80年から90年前にここはゲレンデだったのか!
もう木が繁っていますが、今を去る80年から90年前にここはゲレンデだったのか!
10:54 虚空蔵峠です。
あれ、計画より20分近くの遅れ。
この先、ベンチはずっと無いのでここで早めのお昼とも思ったけど、疲れてないし、お腹も空いてないのでサクサク進みます。
10:54 虚空蔵峠です。
あれ、計画より20分近くの遅れ。
この先、ベンチはずっと無いのでここで早めのお昼とも思ったけど、疲れてないし、お腹も空いてないのでサクサク進みます。
と思ったのですが、倒木。
一瞬「あれ?道は?」と思いました。
私は木を左の大きく迂回して行きました。
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と思ったのですが、倒木。
一瞬「あれ?道は?」と思いました。
私は木を左の大きく迂回して行きました。
あ、ベンチあった。まあいいや進もう。
あ、ベンチあった。まあいいや進もう。
11:21 ここが二時間半前に見上げた299号の正丸トンネルの真上辺りです。
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11:21 ここが二時間半前に見上げた299号の正丸トンネルの真上辺りです。
11:23 サッキョ峠に来ました。
ここまではいいんです。ここからが大変なんです。
11:23 サッキョ峠に来ました。
ここまではいいんです。ここからが大変なんです。
この先に延々と続く木段。木段と言うか、階段の役目になっていないのである意味では道が崩れるのを防いでいる砂防ダム。
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この先に延々と続く木段。木段と言うか、階段の役目になっていないのである意味では道が崩れるのを防いでいる砂防ダム。
11:43 20分かけて登りきって、ここが親不知と言うピークですか?
11:43 20分かけて登りきって、ここが親不知と言うピークですか?
11:47 松茸山との分岐の大グミ。
旧正丸峠は鞍部でちょっと暗い雰囲気があるので、割合明るいここでお昼にする事にしました。
11:47 松茸山との分岐の大グミ。
旧正丸峠は鞍部でちょっと暗い雰囲気があるので、割合明るいここでお昼にする事にしました。
あっちへ行くと松茸山だそうです。
何だか歩きやすそうですが、レコによると途中で歩くのが大変な斜面があるとかでやめました。
お昼を食べて11:58に出発します。
あっちへ行くと松茸山だそうです。
何だか歩きやすそうですが、レコによると途中で歩くのが大変な斜面があるとかでやめました。
お昼を食べて11:58に出発します。
12:02 旧正丸峠。
あ、今日は結構明るいぞ。日差しが良いんだな。
あと落葉したかな。
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12:02 旧正丸峠。
あ、今日は結構明るいぞ。日差しが良いんだな。
あと落葉したかな。
川越山(道標での)迄のキツイ登り。
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川越山(道標での)迄のキツイ登り。
12:18 川越山です。
三等三角点あり。
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12:18 川越山です。
三等三角点あり。
12:26 正丸山・・・・?
どうしてこんなに破壊されたんでしょうね。
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12:26 正丸山・・・・?
どうしてこんなに破壊されたんでしょうね。
今日は正丸峠に出る直前に西にある祠に寄ってみました。
帰り道にすれ違った人によると地図に「展望」とあったそうです。
これ、もっと祠に寄ったら展望あったのかな。
今日は正丸峠に出る直前に西にある祠に寄ってみました。
帰り道にすれ違った人によると地図に「展望」とあったそうです。
これ、もっと祠に寄ったら展望あったのかな。
12:50 正丸峠です。
祠の寄り道は大体往復10分です。
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12:50 正丸峠です。
祠の寄り道は大体往復10分です。
え?正丸駅への道はここを下りる?
真っ逆さまに?
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え?正丸駅への道はここを下りる?
真っ逆さまに?
下りきると沢筋の道です。
下りきると沢筋の道です。
橋、と言うか、砂防ダムになっちゃってる。
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橋、と言うか、砂防ダムになっちゃってる。
13:12 暫く車道を下ってから下りてきた道と合流。
多分あっちの方が歩きやすかったんじゃないかな。
13:12 暫く車道を下ってから下りてきた道と合流。
多分あっちの方が歩きやすかったんじゃないかな。
13:20 そして伊豆ヶ岳へ行く馬頭観音の登山口に来ました。
正丸峠は右から来たのです。
いつも「あああのまま舗装道路を行くと正丸峠かな」なんて思っていた場所です。
でもすぐに舗装道路じゃないです。
13:20 そして伊豆ヶ岳へ行く馬頭観音の登山口に来ました。
正丸峠は右から来たのです。
いつも「あああのまま舗装道路を行くと正丸峠かな」なんて思っていた場所です。
でもすぐに舗装道路じゃないです。
大蔵山林道を歩いていたら、林道を横切る猿の大群。
かなりの数が居て、襲われないかとちょっと怖かった。
猿からはどう防御したら良かったのだろう。
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大蔵山林道を歩いていたら、林道を横切る猿の大群。
かなりの数が居て、襲われないかとちょっと怖かった。
猿からはどう防御したら良かったのだろう。
13:40に正丸駅に到着して、13:47の臨時列車に乗ります。
上りも下りも4000系8両編成の交換と言う、なかなか壮観な眺め。
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13:40に正丸駅に到着して、13:47の臨時列車に乗ります。
上りも下りも4000系8両編成の交換と言う、なかなか壮観な眺め。

感想

いつもこんな気持ち良い晴天なら良いんですけどね。

奥武蔵スキー場があったとは、始めて知った時は驚きでした。あの刈場坂峠の近くにスキー場だなんて。
詳しい情報はこちらにありました。
http://medi-terra.net/yama/iroiro/idletalk05.html

引用しますと
「大蔵平は現在の正丸駅の僅かに下で、当時大型車両が入れる最奥の地点であった。そこから刈場坂(カバサカ)峠までの四粁を四十〜六十分掛けて徒歩で登った。」
いやいや、ちょっと待って。60分じゃ着かないですよ。今日私は97分かけて正丸駅から刈場坂峠に登りました。ヤマプラだと90分が標準タイムですが、登山詳細図だと110分です。しかもスキーをするのだから、積雪もある筈。どんだけ苦労してスキーに来てるんだ。昭和初期の人達の根性は凄い。

ともかくほんの少しながら今回は奥武蔵スキー場の第二ゲレンデの雰囲気を味わいました。味わったと言うか、風を感じた程度?w

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