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Yamareco

記録ID: 1678986
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

【探冬作戦】鞘口峠〜三頭山〜大寺山〜鹿倉山〜丹波山温泉【丙51.3】

2018年12月15日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
07:40
距離
24.1km
登り
2,018m
下り
1,934m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:05
休憩
0:36
合計
7:41
6:42
6:42
24
三頭山登山口方面分岐
7:22
7:22
15
三頭山登山口
7:37
7:37
37
奥多摩周遊道路
8:14
8:15
20
8:35
8:37
17
8:54
8:57
1
8:58
9:03
1
9:04
9:04
2
9:06
9:16
2
9:18
9:18
13
9:31
9:31
19
9:50
9:50
7
10:49
10:49
44
11:33
11:40
9
11:49
11:49
27
鴨沢方面分岐
12:47
12:54
12
13:06
13:06
28
13:34
13:35
26
14:01
14:01
14
14:15
丹波山温泉のめこい湯
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2018年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
奥多摩駅〜小河内神社バス停
コース状況/
危険箇所等
三頭山:どのアプローチも急傾斜の連続。中には危険な箇所も。
大寺山〜鹿倉山:落ち葉が多く道が不明瞭な箇所もあるが、尾根伝いに行けば良い。
鹿倉山〜丹波山:林業作業道を下れば良い。
その他周辺情報 丹波山温泉のめこい湯
今回は小河内神社から。
2018年12月15日 06:34撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 6:34
今回は小河内神社から。
麦山浮橋を渡って対岸へ。
2018年12月15日 06:36撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 6:36
麦山浮橋を渡って対岸へ。
滑りはしなかったが、霜付いているので要注意だろう。
2018年12月15日 06:38撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 6:38
滑りはしなかったが、霜付いているので要注意だろう。
湖岸の、やまのふるさと村遊歩道を歩く。
2018年12月15日 06:40撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 6:40
湖岸の、やまのふるさと村遊歩道を歩く。
倉戸山って結構際立っているんだな。
2018年12月15日 06:51撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 6:51
倉戸山って結構際立っているんだな。
頭隠して尻隠さず。二十匹くらいいたように思う。
2018年12月15日 07:03撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 7:03
頭隠して尻隠さず。二十匹くらいいたように思う。
山のふるさと村ビジターセンターの背後に鷹ノ巣山
2018年12月15日 07:06撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 7:06
山のふるさと村ビジターセンターの背後に鷹ノ巣山
キャンプ場の一番奥から入山する。
2018年12月15日 07:22撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 7:22
キャンプ場の一番奥から入山する。
増水時は渡渉不可の注意書きあり。
2018年12月15日 07:24撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 7:24
増水時は渡渉不可の注意書きあり。
苔生した道を歩いていく。
2018年12月15日 07:27撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 7:27
苔生した道を歩いていく。
崩壊跡も生々しい。
2018年12月15日 07:32撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 7:32
崩壊跡も生々しい。
堰堤も明らかに壊れている。
2018年12月15日 07:35撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 7:35
堰堤も明らかに壊れている。
奥多摩周遊道路を越えた後も、
2018年12月15日 07:37撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 7:37
奥多摩周遊道路を越えた後も、
沢の渡渉あり。
2018年12月15日 07:40撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 7:40
沢の渡渉あり。
サイグチ沢をどんどん詰めていく。
2018年12月15日 07:43撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 7:43
サイグチ沢をどんどん詰めていく。
んー、キロ表示の減るのが早いなと思っていたら、50mくらいしか歩いていないのに100m減った。
2018年12月15日 07:52撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 7:52
んー、キロ表示の減るのが早いなと思っていたら、50mくらいしか歩いていないのに100m減った。
本来期待していたものはこれだけ。
2018年12月15日 08:06撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 8:06
本来期待していたものはこれだけ。
都民の森近くだから整備されているのかと思ったら、ここにも崩壊の跡が。
2018年12月15日 08:08撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 8:08
都民の森近くだから整備されているのかと思ったら、ここにも崩壊の跡が。
振り返れば雲取に到る稜線
2018年12月15日 08:11撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 8:11
振り返れば雲取に到る稜線
鞘口峠
2018年12月15日 08:14撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 8:14
鞘口峠
この後、標高差300mを登っていく。
2018年12月15日 08:18撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 8:18
この後、標高差300mを登っていく。
今回は陽の当たるブナの路を歩く。
2018年12月15日 08:33撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 8:33
今回は陽の当たるブナの路を歩く。
見晴し小屋
2018年12月15日 08:35撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 8:35
見晴し小屋
木の枝が伸びてきているが、大岳〜馬頭刈山は遮られずに見ることができる。
2018年12月15日 08:36撮影 by  XQ2, FUJIFILM
1
12/15 8:36
木の枝が伸びてきているが、大岳〜馬頭刈山は遮られずに見ることができる。
三頭山東峰
2018年12月15日 08:54撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 8:54
三頭山東峰
東峰から南東方面は木の枝が伸びてきている。
2018年12月15日 08:55撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 8:55
東峰から南東方面は木の枝が伸びてきている。
御前山、大岳山、馬頭刈山
2018年12月15日 08:56撮影 by  XQ2, FUJIFILM
1
12/15 8:56
御前山、大岳山、馬頭刈山
中央峰
2018年12月15日 08:58撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 8:58
中央峰
中央峰の展望は上の方に開けている。
2018年12月15日 09:03撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 9:03
中央峰の展望は上の方に開けている。
西峰
2018年12月15日 09:06撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 9:06
西峰
西峰から富士山
2018年12月15日 09:07撮影 by  XQ2, FUJIFILM
1
12/15 9:07
西峰から富士山
北側には雲取山と石尾根
2018年12月15日 09:08撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 9:08
北側には雲取山と石尾根
鷹ノ巣山
2018年12月15日 09:08撮影 by  XQ2, FUJIFILM
1
12/15 9:08
鷹ノ巣山
雲取山
2018年12月15日 09:09撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 9:09
雲取山
山頂は霜がバリバリ。昼頃には泥濘と化すだろう。
2018年12月15日 09:11撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 9:11
山頂は霜がバリバリ。昼頃には泥濘と化すだろう。
御堂峠から奥多摩湖に下る。
2018年12月15日 09:18撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 9:18
御堂峠から奥多摩湖に下る。
谷間には僅かばかりの雪
2018年12月15日 09:20撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 9:20
谷間には僅かばかりの雪
ヌカザス尾根をガンガン下る。
2018年12月15日 09:29撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 9:29
ヌカザス尾根をガンガン下る。
鶴峠分岐
2018年12月15日 09:31撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 9:31
鶴峠分岐
トラロープのあるほどの急傾斜。今年の初めだったかに遭難したグループもここら辺で立ち往生したのだろう。
2018年12月15日 09:48撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 9:48
トラロープのあるほどの急傾斜。今年の初めだったかに遭難したグループもここら辺で立ち往生したのだろう。
ツネ泣き峠
2018年12月15日 09:50撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 9:50
ツネ泣き峠
尾根が痩せてきた。
2018年12月15日 09:53撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 9:53
尾根が痩せてきた。
日のあたる東側斜面
2018年12月15日 09:55撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 9:55
日のあたる東側斜面
西側斜面はさらに急な傾斜
2018年12月15日 09:55撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 9:55
西側斜面はさらに急な傾斜
糠指山
2018年12月15日 09:57撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 9:57
糠指山
これまた急傾斜のモロクボ尾根へ。
2018年12月15日 09:58撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 9:58
これまた急傾斜のモロクボ尾根へ。
ツネノ泣坂を降りきる。
2018年12月15日 10:01撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 10:01
ツネノ泣坂を降りきる。
暫くは道が落ち着く。
2018年12月15日 10:26撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 10:26
暫くは道が落ち着く。
深山橋が間近に見えてきた。
2018年12月15日 10:34撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 10:34
深山橋が間近に見えてきた。
落葉によるスリップに注意。
2018年12月15日 10:35撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 10:35
落葉によるスリップに注意。
三頭橋に下山。
2018年12月15日 10:44撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 10:44
三頭橋に下山。
深山橋
2018年12月15日 10:45撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 10:45
深山橋
蕎麦屋の脇を奥に進むと、
2018年12月15日 10:49撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 10:49
蕎麦屋の脇を奥に進むと、
大寺山への登山口がある。
2018年12月15日 10:51撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 10:51
大寺山への登山口がある。
奥多摩湖を後にする。
2018年12月15日 10:53撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 10:53
奥多摩湖を後にする。
こちらも傾斜は結構ある。
2018年12月15日 10:56撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 10:56
こちらも傾斜は結構ある。
三頭山と紅葉の残り
2018年12月15日 10:58撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 10:58
三頭山と紅葉の残り
開けた尾根に乗る。
2018年12月15日 11:13撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 11:13
開けた尾根に乗る。
都県境に位置する大寺山の仏舎利塔。近いように見えて意外と時間がかかった。
2018年12月15日 11:33撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 11:33
都県境に位置する大寺山の仏舎利塔。近いように見えて意外と時間がかかった。
大寺山から御前山と奥多摩湖
2018年12月15日 11:34撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 11:34
大寺山から御前山と奥多摩湖
枝打ち作業のおかげで陽気な陽だまり山歩を楽しめる。
2018年12月15日 11:45撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 11:45
枝打ち作業のおかげで陽気な陽だまり山歩を楽しめる。
大マトイ山。こうした標識に手書きで書いてあることがあるので見落とさないように注意だ。
2018年12月15日 12:16撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 12:16
大マトイ山。こうした標識に手書きで書いてあることがあるので見落とさないように注意だ。
大マトイ山を過ぎた辺りから林業作業道と交錯するようになる。
2018年12月15日 12:26撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 12:26
大マトイ山を過ぎた辺りから林業作業道と交錯するようになる。
間伐のおかげで北側の展望が開けている。
2018年12月15日 12:26撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 12:26
間伐のおかげで北側の展望が開けている。
白い樹幹が青空に映える。
2018年12月15日 12:31撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 12:31
白い樹幹が青空に映える。
雪は無かったが、氷はさすがに張っていた。
2018年12月15日 12:38撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 12:38
雪は無かったが、氷はさすがに張っていた。
鹿倉山山頂
2018年12月15日 12:47撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 12:47
鹿倉山山頂
山頂は木立の中にある。
2018年12月15日 12:54撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 12:54
山頂は木立の中にある。
シロヨシ山かな。道が無いように見えたが落葉に埋もれているだけのようだ。
2018年12月15日 13:06撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 13:06
シロヨシ山かな。道が無いように見えたが落葉に埋もれているだけのようだ。
林業作業道が伸びているおかげで歩きやすい。
2018年12月15日 13:10撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 13:10
林業作業道が伸びているおかげで歩きやすい。
遊歩道が歩きにくい時は林業作業道を歩いた方が良い。結局行先は同じなので。
2018年12月15日 13:16撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 13:16
遊歩道が歩きにくい時は林業作業道を歩いた方が良い。結局行先は同じなので。
ぶっ倒れていた標識を立て直し、林業作業道とお別れ。
2018年12月15日 13:18撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 13:18
ぶっ倒れていた標識を立て直し、林業作業道とお別れ。
木漏れ日の中を下る。
2018年12月15日 13:21撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 13:21
木漏れ日の中を下る。
林業作業道と再合流。
2018年12月15日 13:25撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 13:25
林業作業道と再合流。
丹波山峠
2018年12月15日 13:34撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 13:34
丹波山峠
明るい樹林帯歩きから暗い樹林帯歩きへ。この明暗の差も楽し。
2018年12月15日 13:36撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 13:36
明るい樹林帯歩きから暗い樹林帯歩きへ。この明暗の差も楽し。
沢と出合う。
2018年12月15日 13:48撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 13:48
沢と出合う。
こちらの沢でも、あちこちに崩壊の跡がある。
2018年12月15日 13:55撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 13:55
こちらの沢でも、あちこちに崩壊の跡がある。
対岸は大規模な崩壊でガレガレ。
2018年12月15日 13:57撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 13:57
対岸は大規模な崩壊でガレガレ。
”丹波山城(ローラー滑り台)”が見えてきた。
2018年12月15日 13:58撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 13:58
”丹波山城(ローラー滑り台)”が見えてきた。
下山。犬の鳴き声に迎えられる。
2018年12月15日 13:59撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 13:59
下山。犬の鳴き声に迎えられる。
まり子川にかかるまり子橋
2018年12月15日 14:01撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 14:01
まり子川にかかるまり子橋
視界が開け、丹波天平が飛び込んでくる。
2018年12月15日 14:08撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 14:08
視界が開け、丹波天平が飛び込んでくる。
のめこい湯に到着して山行完了。
2018年12月15日 14:15撮影 by  XQ2, FUJIFILM
12/15 14:15
のめこい湯に到着して山行完了。

感想

毎年、積雪数cm程度のヌルい雪山山行をやっているが、週の半ば、東京に結構な雨が降り、山の方には雪が降っただろうと、週末の山行予定地域を奥多摩に変更。合わせて東京近辺では希少な硫黄泉、丹波山温泉のめこい湯入浴を主目的とする。乾燥しがちな肌に潤いを。

【三頭山】
酔い覚ましには早朝発の山行が一番。というわけではないが、前夜に大量に摂取したカロリーを消費するには尋常ならざる活動が必要だ。
冬至も程近い真冬の朝の駅頭は日の出までまだ間があり、山を目指す数名の人影が蠢くのみ。私もそそくさとバスに乗り込む。数年前には体がたちまちのうちに寒さに蝕まれることもあったが、暖冬なのか、やはり寒さはそれほどでもない。着る物を1枚減らしてきたが、ナントカなりそうだ。
小河内神社バス停で下車し、麦山浮橋を渡って三頭山登山口へ。とは言ってもすぐに尾根に乗るのではなく、山のふるさと村から鞘口峠に迂回する。猿達の跳梁跋扈する山のふるさと村から湖底に沈んだ小河内村を偲びつつ、サイグチ沢を詰めていく。
目指すピークは同じなので、モロクボ尾根やヌカザス尾根を行くのと標高差もそれほど変わらないはずだが、沢が側にあるだけで大分疲労感が軽減されるような気がする。また、尾根筋と異なり、キロ標識が頻繁にあり、その数値がどんどん減っていくので、サクサク進んでいる感を得ることができる。そして、サイグチ沢コースは標高約1200mの鞘口峠で一旦上りきった感覚になるので、気持ちがリセットされ、延々上り詰めの尾根コースに比べてかなり楽に歩けるように思う。

【三頭山下山】
快晴の三頭山、私と同じバスで小河内神社に下車した男性は尾根筋から既に登頂したと思われ、山頂には西峰に女性が1人いるのみ。静かな朝のひと時を過ごす。
三頭山からの下山は尾根筋。今年の初めだったかに、学生グループだか外国人グループだかが遭難した所だ。ヌカザス尾根、モロクボ尾根ともに危険なほど急傾斜な箇所があり、これに積雪が加われば、下山はさらに困難だっただろう。それを南側ではなく北側に下山しようとしたのは何故なのか。
下りはかように慎重にくだらなければならないが、途中擦れ違った上りの人達も一様にしんどそうに歩いてくる。

【鹿倉山ハイキングコース】
三頭橋に降りて、対岸の蕎麦屋脇から大寺山へ。こちらも登り始めから結構な急登だ。三頭山を下る時からチラチラと見えていた大寺山の仏舎利塔は近くにあるように見えてなかなか近づかない。途中、尾根が痩せてきて心許なくなってきた頃にようやく到着。車が2台とまっており、車道も山頂まで通じているようだ。仏舎利塔からは東と北側の展望を若干得ることができる。
大寺山からは山梨県。林業が盛んな地域なのか、あちこち枝打ちや間伐がされていて心地良く歩くことができる。また、車も通れる林業作業道が併走しており、こちらの方が遊歩道よりも歩きやすい。遊歩道の方は落ち葉が大量に積もって道が不明瞭な所もあるくらいだ。大マトイ山がその好例で、道は無いみたいだが目立つピークなので踏んでおこうと足を伸ばしたら画像の標識があった次第。これ以外にもわざわざ遊歩道に誘導する案内板がある箇所がいくつかあるが、ショートカットになる道でなければ、林業作業道をそのまま歩いた方が良いように思われる。
鹿倉山の山頂からは、一部遊歩道でショートカットできるが、ほぼほぼ林業作業道に沿って下る。丹波山峠からは崩壊著しく、歩いている最中にも落石の音が聞こえる沢筋の道を下るので最後まで気を緩められないが、そこを抜ければ丹波山の集落と温泉はもうすぐだ。

【総括】
奥多摩のどこかの山荘、山小屋のレポートでは積雪9cmという話だったが、それも標高2000mくらいの地点の話か。標高1500m前後での雪山山行はまだまだだ。
そして、今回は温泉もメインに考えていたため、時間に余裕を見て御前山を計画から外したのだが、計画よりもバス1便分早く山行が完了してしまい、こんなことなら御前山も入れておけば良かったという気持ちも無いでは無い。しかしこれもまた結果論。実際に登るに厳しい御前山を入れていたら、最後までちゃんと歩けたかどうか。日の短い冬の季節には山行もほどほどに抑えるのが吉と言うべきで、今回は今回でうまくまとまった山行となった。
鹿倉山コースは結構良かったので、もう少し日が長くなってきたら、葉が茂って展望が無くなる前に御前山とセットで歩こうかな。

〜おしまい〜

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