鍋割に始まり鍋割に終わる 今年の山行

2018年12月30日(日) [日帰り]

• GPS: 07:34
• 距離: 25.9km
• 登り: 2,205m
• 下り: 2,223m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:13
• 休憩: 0:42
• 合計: 7:55

距離 25.9km 登り 2,221m 下り 2,223m

7:30 宇津茂の大きなしだれ桜
7:34 宇津茂公衆トイレ
7:56 寄大橋(水源林管理棟前ゲート)
8:05 後沢出合
8:10 宇津茂林道終点
8:43 8:44 釜場ノ平
8:49 8:51 寄コシバ沢
9:12 9:14 雨山峠
9:21 オツボ沢ノ頭
9:34 茅ノ木棚沢ノ頭
9:44 鉄砲沢ノ頭(オキブドーノ頭)
9:48 鍋割峠
9:59 オガラ沢分岐
10:04 10:31 鍋割山
10:31 鍋割山荘
10:31 10:32 鍋割山
10:43 鍋割山稜
10:46 小丸
10:52 小丸尾根分岐(二俣分岐・平二山)
10:59 大丸
11:05 金冷シ
11:17 塔ノ岳
11:34 日高
11:43 竜ヶ馬場休憩所
11:57 みやま山荘
11:59 丹沢山
12:05 みやま山荘
12:06 丹沢山
12:17 竜ヶ馬場
12:27 12:28 日高
12:45 尊仏山荘
12:51 12:53 塔ノ岳
13:07 木ノ又大日
13:14 13:17 新大日茶屋
13:21 書策新道分岐
13:25 政次郎ノ頭
13:31 13:32 行者ヶ岳
13:43 13:44 烏尾山
13:59 三ノ塔地蔵菩薩
14:03 14:06 三ノ塔
14:46 14:47 牛首
15:04 43号鉄塔
15:13 15:14 三ノ塔尾根道入口
15:29 大倉バス停

天候

晴れ 南側にやや雲多し

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路:
小田急小田原線 新松田駅 06:50着
富士急バス 寄行き 06:55発 07:20着

復路:
大倉から湯花楽・渋沢駅まで徒歩

コース状況／危険箇所等

寄〜雨山峠:
寄沢を登っていくコース。凍結箇所あり。

雨山峠〜鍋割山
痩せ尾根や花崗岩のザレ場に注意。

全般に登山道が霜で凍結しているので、陽当たりの良い場所は溶けてドロドロになります。岩場を通る前には靴裏の泥を落としてから通らないと、不意に滑って転ぶ危険があります。

その他周辺情報

湯花楽
http://www.yukaraku.com/hadano/
やや広めのスーパー銭湯って感じですね。

写真

12/30 7:30

鍋割山から始まった今年の山行。
色々と迷ったあげく、やはりここで締めることにしました。
ルートは行ってみたかった雨山峠経由で。

12/30 7:31

バス停から登山道の入口までのアプローチが長いですが、黙々と歩きます。

12/30 7:56

駐車場と林道のゲートを過ぎると、ようやく管理事務所にたどり着きます。

12/30 7:58

登山道はもう少し先。この辺は散策コースが充実してます。夏場はヒル天国でしょうが。。。

12/30 8:07

ようやく登山道に取付きます。
この時期のクマは何処に⁈

12/30 8:13

最初の渡渉箇所。

12/30 8:16

このコースは何度も渡渉しますが、案内板があるので注意していれば迷うことはないかと思います。

12/30 8:16

たぶん目の前の峠が鍋割峠。

12/30 8:21

なかなか楽しいルートです。

12/30 8:26

渡渉箇所にはおなじみの黄色の標識があります。

12/30 8:39

花崗岩の斜面が増えてきて、薙も増えてきます。
滑りやすい足元に要注意。

12/30 8:49

コシバ沢にも行ってみたかったのですが、調査不足のため今回は予定通り雨山峠に向かいます。

12/30 8:49

コシバ沢も魅力的なルートですね。

12/30 9:00

雨山峠に向かう道もそれなりに荒れています。
難所とまではいきませんが、雨天時はやめた方が良いルートですね。

12/30 9:02

雨山を見上げる。とんがった山もいいけど、まんまるの山もまた魅力的。
次回はコシバ沢から鍋割峠〜雨山〜檜岳方面に行ってみよう。

12/30 9:05

迷いそうなところには必ず黄色の標識あり。

12/30 9:08

雨山峠へ向かう細い沢筋は雨水？が凍りついていました。通過時は凍結箇所を見極めて足を置く必要があります。

12/30 9:10

雨山峠は目の前。
峠に出ると木々の間から世界遺産のあのお方を拝むことが出来ます。

12/30 9:12

雨山峠からはユーシン方面に行けますが、また次の機会に。

12/30 9:13

雨山峠には道迷い注意の看板もあります。

12/30 9:27

丹沢らしい花崗岩の痩せ尾根。

12/30 9:31

鍋割峠までの間は花崗岩のザレた斜面や痩せ尾根が続くので、結構気を遣います。

12/30 9:38

おなじみの鎖場は花崗岩の砂礫で滑るので、慎重に登ります。下りは特に注意ですね。

12/30 9:48

鍋割峠に到着。コシバ沢方面は一見下りやすそうに見えますが、下りに使うにはしっかりした事前調査が必要です。

12/30 9:51

檜洞丸〜臼ヶ岳〜蛭ヶ岳の主稜線。
こうしてみると檜洞丸は結構とんがってますね。

12/30 9:59

世界遺産のあのお方と南アルプスの稜線がくっきり！

12/30 10:00

赤石岳や荒川三山もすっかり雪景色

12/30 10:00

南アルプスの稜線を隠しているのは御正体山？

12/30 10:05

寄から山頂手前までは2人くらいしか会いませんでしたが、山頂はすでに人でいっぱい。

12/30 10:09

相模湾がくっきり。
丹沢の醍醐味は富士山と南アルプス、それに相模湾沿いの海岸線の景色。風もなく暖かい日差しで最高の登山日和です。気温の低さをあまり感じさせません。

12/30 10:20

今年の初山行は雪の鍋割山での鍋焼きうどんでした。
そして今年最後の山行はやはりコレ！

この後下山まで、全くお腹が空きませんでした。
恐るべし鍋焼きうどん効果！

12/30 10:46

そして大好きな鍋割山稜。
まだ葉が残っているうちに来たかった。。。

12/30 11:17

そして安定の人気の塔ノ岳。
そそくさと主脈の稜線を味わいに丹沢山方面に向かいます。

12/30 11:17

そしてみんなが大好きな塔ノ岳西側の絶景！

12/30 11:19

白峰三山には雲がかかってます。
写真だとわかりにくいですが、仙丈ケ岳や甲斐駒ケ岳、鳳凰三山も拝むことができました！

12/30 11:36

大好きな主脈の稜線を行きます。

12/30 12:06

丹沢山に到着！
そしてすぐに折り返し。。。

12/30 12:27

塔ノ岳〜丹沢山は片道2.5km超の道のりですが、アップダウンが少ないので距離を感じさせません。

12/30 12:52

この角度で見る愛鷹山塊は火山らしい山容ですね。

12/30 12:52

何度見ても飽きない絶景！

12/30 12:54

海側から雲がどんどん湧いてきます。
だんだん風も出てきました。

12/30 12:54

表尾根方面に向かいます。
この時間でもまだまだ登ってくる人が多いのは、みんな尊仏山荘・みやま山荘に泊まるから？

12/30 12:55

いつもは多摩川から丹沢の稜線を眺めていますが、今日は逆から。

12/30 12:59

こちらには伊豆大島がくっきり。
雲が低い！

12/30 13:04

春の山行では通れた痩せ尾根もかなり崩壊が進み、巻道経由になりました。

12/30 13:16

行者ヶ岳・鳥尾山・三ノ塔

12/30 13:31

行者ヶ岳の鎖場。
岩場も角が取れているので、靴の泥がついたままだと滑りやすいので要注意です。

12/30 13:44

三ノ塔と鳥尾山荘。
三角屋根が良い感じ。

12/30 14:04

遠望に筑波山と表筑波の稜線が。

12/30 14:04

大山と北尾根。次のターゲット。

12/30 14:04

江ノ島と三浦半島

12/30 14:04

尊仏山荘はかなり遠くなりました。

12/30 14:04

三ノ塔で世界遺産のあのお方とサヨナラします。
今日は本当に良い1日でした！

12/30 14:07

そして大倉方面に向かいます。
三ノ塔尾根はこれからが本番。

12/30 15:24

黙々と下って、ようやく吊り橋が眼下に。
写真はありませんが、市街地までの延長戦に突入します。

撮影機器：

iPhone 8 Apple

感想

はなたれ

2018年末の山行は西穂に決めていたのですが、今シーズン最強規模の寒波と冬型の気圧配置により、雪山をあきらめて近場で山納めすることにしました。

2018年から始めた本格的な登山はここ丹沢からでした。ステップアップしても怪我もなく無事に1年を終えられ、また初心に戻って来年の山行に向けて気を引き締めるつもりで、ここ丹沢に戻ってきました。

丹沢の風景は、年初の山行とはうってかわって好天に恵まれ、山納めにふさわしい最高の1日となりました。自分を育ててくれた丹沢に感謝の気持ちでいっぱいです。

拙い文章ですが、私の山行を見ていただいた方々、また山行計画にあたり山行記録をおおいに参考させていただきましたヤマレコユーザーの皆様には、心からお礼申し上げるとともに、今年1年、皆様が無事に過ごせるよう、心からお祈り申し上げます。

コメント

renswh

はじめまして！
当日、寄から鍋割山まで似たような時間帯で歩いていたみたいですね。
思わずご挨拶です。
コシバ沢で追いつかれかけたようですが、我々がコシバ沢経路に進んだので
結局鍋割山には先着したようです。
山頂ではお会いしていたかもしれませんね。

一年の〆にふさわしい青空でしたね。
またどこかでお会いしましたら宜しくお願いいたします。

はなたれ

Re: はじめまして！
renswhさんはじめまして！
コメントいただきましてありがとうございます！

コシバ沢を見上げた際にペアの登山者の方をチラリと見かけたのですが、renswhさん達だったのですね！
先行者についていけばもしかしたら行けるかも？という甘い考えも頭をよぎりましたが、やはり調査不足のルートを思いつきで行くのは良くないと考えを改めました。

丹沢をホームにされているんですね！
過去の山行記録を山行させていただきながら、メジャールート以外の魅力的なルートにも少しずつチャレンジしていきたいと思います。でも読図とルーファイ能力が未熟なので、バリルートはまだまだ控えたいと思います（ソロが多いので）。

また丹沢かどこかの山でお会い出来ることを楽しみにしてます！