西穂高岳。無念、3峰と2峰の間で時間切れ撤退
- GPS
- 05:55
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 874m
- 下り
- 895m
コースタイム
天候 | 晴れ。しかも微風のこの上ない天候 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
平日だったので、ロープウェイ駅の前の階段で待つ人は少なかった。時間に合わせて、クラブツーリズムの日本人団体が並び、玄関が開いた後に、台湾か中国の団体さんが来ました ロープウェイはJAFかモンベルカードの提示で割引 往復2900円が2600円に。6kg以上の荷物は、荷物券往復600円。合計3500円が3200円になった ちなみにロープウェイのドアが閉まる時のチャイムはファミマのドアが開く時と同じメロディーで笑いを誘う |
コース状況/ 危険箇所等 |
西穂高口から西穂山荘: ロープウェイを下車した階から、あるいは3Fの食堂奥から登山道に出られる。4Fの展望台に寄られることをお奨めする。素晴らしい眺めだ。登山口から西穂山荘までは、トレースがある。万一ない場合は、70−80センチの竹さおに赤テープが巻いてあるものが挿してあるので、目印にして進む 西穂山荘から丸山: 冬山初心者でも歩けるコース。アイゼンを初めて履く人は、ハイマツの頭や岩にひっかけないよう、足をしっかり上にあげて歩くこと 丸山から独標: それなりに雪山を経験した人以外は、安易に独標を目指すべきではない。最後の登りと独標山頂からの下りにてこずり、滑落の危険が伴う 独標からピラミッドピーク: 独標まで登ってこられたら、ピラミッドピークまでも到達できる可能性は高い。尾根を進む際に遭遇する狭所、高所に対する適応ができないときは引き返すことが望ましい ピラミッドピークから西穂山頂: トラバースや急登、急斜面の下りがあるので、アイゼンやピッケルをしっかり使うこと。下りは不安な場合は、クライムダウンする(ピラミッドピークや独標の下りも同じ) 大抵はトレースがついているケースが多いと思われるが、ない場合はルーファイに自信がなければ撤退するのが適切。ガスや強風の際も潔く諦めた方がいい。岩と雪のミックス、岩の露出個所もあるので、慎重に通過する |
その他周辺情報 | コンビニ: ない。松本側からは新島々までのコンビニで済ます。高山側からは丹生川村付近のコンビニで済ますこと 日帰り温泉: 今回は中崎山荘の日帰り温泉を利用。JAFカード提示で100円引き 中崎山荘 0578-89-2021 9:00〜18:00(受付17時まで)。源泉かけ流し。 登山指導センターのすぐ後ろ。「山荘」とあるが、宿泊はできない https://www.okuhida.or.jp/archives/3311 旅館などでも日帰り温泉を利用できる。露天風呂が多いが、露天風呂はせっけんやシャンプーは使えないところが多い。内風呂では使用可能。内風呂と露天風呂は別料金で、両方は入れないところが多い(最新情報はURLでご確認ください) なお、以下の日帰り温泉の中には冬期はやっていないところもあるかもしれない。私もよく利用する「ひがくの湯」は冬期休業中で利用できない 風穴の館 水明館 佳留萱山荘 0578-89-2801 8:00〜20:00 大人800円 女性露天風呂、混浴露天風呂 室内大浴場 すべて源泉掛け流し http://www.karukaya.co.jp/ja-jp/open-air-hot-spring 深山荘 0578-89-2031 8:00〜17:00、18:00〜22:00(内風呂は9:30〜15:00) 大人700円 男女別内風呂、男女別露天風呂、混浴露天風呂 源泉掛け流し http://shinzansou.com/rotenburo/ 新穂高の湯 0578-89-2458 8:00〜21:00 入浴料=300円程度(清掃協力金) すべて源泉掛け流し 石けんの使用は不可 http://www.okuhida.or.jp/roten_catalog 神宝乃湯 9時30分〜15時30分 ロープウェイの中間駅にある 大人600円 源泉かけ流し 石鹸類の使用は不可 http://shinhotaka-ropeway.jp/info03/ |
写真
感想
昨年3月に山頂を極めた雪の西穂。山頂には14時に到達。日帰り予定がロープウェイ最終便に間に合わず西穂山荘で1泊した。今年は日帰りしようと出かけたが、結果は3峰と2峰の間で時間切れ撤退。そのまま登り続けて山頂に立ち、今回も西穂山荘に泊まることも考えたが、山を下りて夕方には職場に戻って片付ける仕事があったので泣く泣く撤退
昨年は西穂山荘でアイゼンを装着したりして30分ものんびりしていたし、思うように体が動かなかったが、それでも14時には山頂に到達した。今年はのんびりせずひたすら登ったが、途中で断念。そのまま登っていれば昨年と同じような時間に山頂に立てただろうと思うが、昨年に比べて余裕がなかった
昨年より頑張ったつもりだったが、雪が少なく岩と雪のミックスの状態に加え、2日前の4月中旬の陽気で降った雨で雪質も悪く、岩はアイスのコーティングで登りづらかった。経験不足を露呈。もっと場数を踏まないと、こういうコンディションに対処できないことを痛感
ロープウェイ駅には最終便の45分前に着き、ラス前の便に乗った。45分粘って山頂を目指したとして最終便に間に合ったか?おそらく昨年同様、15−20分ぐらい超過でアウトだったろう。本当に悔しいが、これが今の私の実力と悟る
それにしても昨年は雪のコンディションに恵まれ、ビギナーズラックで山頂まで到達したが、今年は試練となった。雪のコンディションがここまで影響するのは岩稜の西穂ならではだろう。昨年とはずいぶん違ったルートを歩いた印象だ。トラバースが多かったし、雪がそれなりにあるときと比較すると随分と緊張を強いられたトラバースだった
そもそも日帰りにこだわる理由もない。年なのだから、小屋やテン泊をうまく利用して、時間をうまく使って山頂を極める山行にすればいい。今年は「がむしゃら」からスタイルを変えようと目標を立てたのに、まだ自分を変えることができていないということか
まぁ、無事に戻ってきたことで良しとして、次回は時間をかけてピークハントを楽しもう。敗北感ではなく達成感を味わえるような山行計画を立てよう
雪と岩とのミックスのところを歩くのは確かに気を使いますね。お疲れ様でした。
それでも、最高の晴天の中の雪山登山、ピークまで行けずとも笠ヶ岳などの景色は堪能できたのではないでしょうか。
私は月〜土まで出張で、最高の天気の日曜に山に行く気力が残っていませんでした。
今週土曜も出張ですし、なかなか雪山に行けなさそうです。
どこかで平日に休みをとって山に行きたいなと思っています。
安否は不明ですが、翌日の土曜に西穂山頂直下の急斜面で滑落した方がいたようです
無事を祈るばかりですが、自分もそうなっていたかもしれず、時間切れは天の守護だったかもしれません
元々は金曜に焼岳、土曜日に休養して、日曜に御嶽に出掛ける計画でしたが、行先を変更して西穂で悪戦苦闘したことで足や腕が痛く、土日は尾張の実家でのんびりしました
なかなかお忙しそうで大変ですね
平日に休みを取っていくのは最高です。特に谷川や、唐松、西穂など、ロープウェイを使うところは、土日は混みますからね。尾根もアリの行列みたいになってしまいますし・・
ぜひ静かに雪山歩きを楽しみ、下山後の温泉でリフレッシュしてください
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